ラブレター from 高山村…

今日は、8月25日(金)。

今日も寝坊をして、朝練はお休みにしました。

 

60歳を少し前にした頃から、私は夜の8〜9時という、まあまあ ”早め” に床に着くことが習慣になっています。

寝入ってから4〜5時間経った午前1時半頃に、必ず目を覚ましてしまいます。

以前であれば、そこから30分〜1時間ほどすればまた寝付くことができ、目覚ましをかけなくても、午前5時前には目が覚める…

そんな毎日でした。

 

しかしこの夏はあまりの暑さで体のリズムが狂っているのか、真夜中に目が覚めた後はなかなか寝付くことができなくなりました。

それでも目を瞑ってモゾモゾしているのですが、午前2時、3時、4時…と時間だけが過ぎていきます。

そのうちに寝入ってしまうのですが、そうやって目が覚めるのはだいたい6時前。

このところこのパターンが続いており、早朝に起きて活動することができなくなっています。

 

私は子供の頃からショートスリーパーで、保育園では昼寝をまったくしない、保育士の方々を悩ませる園児でした。

「寝なくてもいいから、お布団に入ってじっとしていてね」

先生方からそう言われていたことを、よく覚えています。

 

小学校に入ると、父母と一緒に寝ていた環境から自分一人で寝るように変わりました。

夜、布団に入るのは夜の9〜10時。

しかし布団に入ってからも、本を読んだりなんだかんだで、実際に寝るのは11〜12時。

そして朝起きるのは、母が朝の掃除を始める6時よりも少し早い…

そんな子供でした。

 

睡眠時間が短くて済むことは、20代・30代にプログラマーとして横浜で働いていたときにはとても助かりました。

しかし当時でも、昼夜逆転の勤務シフトで徹夜が1週間以上続いたり、月の残業時間が100時間を超える(まあ、この業界は超ブラックでしたから…)状況になると、孫悟空のように「輪っかで頭が締められている…」ような感じで、頭が痺れている感覚に襲われていました。

 

たとえショートスリーパーでも、その短い睡眠時間さえも確保できない状況には、やはり耐えられない…ということです。

 

 

目が覚める時間をコントロールするために、床に入る時間を遅らせることも試してみましたが、そうすると今度は眠くてしょうがなくなってきます。

しょうがないのでその時点で布団に入ると、今度は目が覚めて眠れない…

そんな感じで、ちょっと「寝る/起きる」ということに苦労する日々です。

 

 

そんな日々を過ごしている中、いよいよエントリーしていた「信州高山ヒルクライムチャレンジ」(「針で刺す…」)に関し、実行委員会からのお手紙が届きました。

 

9月2日(土)が選手受付、3日(日)がレース当日です。

 

コースの確認は、ガーミンコネクトでコースを作成してある程度把握できましたが(「コースの研究…」)、それに基づくトレーニングは全然できていません。

残っているのは、1週間とちょっと。

さすがに焦ってきました。

 

まあ、今の段階になってから焦っても、何もメリットはないか…

それなら、現状の力を出し切ることを精一杯やることにしましょう。

 

とにかく、残り1週間。

諦めずに頑張るぞ!

コースの研究…

今日は、7月15日(土)。

13日の未明から北陸地方を襲った大雨。

石川県においても至る所で被害があったらしく、我が家で取っている地方新聞の一面に被害状況の記事が載っていました。

 

昨年の2022年8月の大雨では、チームじゅげむメンバーとも良く走りに行くルート上の「中海」地区に大きな被害がありました。

今年は能登方面、および最近チームでのライドで行くことが多かった「津幡/河北潟」方面での被害が大きいようです。

被害に遭われたお宅の方々、本当に心からのお見舞いを申し上げます。

 

 

大雨による被害が発生しましたが、北陸地方では、その大雨もようやく治まってきました。

世の中では、今日から三連休の方々も多いと思います。

私もその中の一人です。

 

今日はとくに予定はありませんが、明日 16日(日)は、むぎーさんとの「羽咋温泉ライド」。

ガーミンコネクトで引いたルート(「大雨の影響…」)をむぎーさんと共有し、準備万端です。

 

そして明後日 17日(月)は「海の日」。

この日は、「ブルーベリーを見たい(食べたい…)」という妻を連れて、能登にドライブの予定を入れました。

こっちの方はとくにコース研究(詳細なルートの選択等)はなく、車載のナビに従って走る…という感じです。

ズボラですみません…

 

 

ところで、私は9月3日に開催される「信州高山ヒルクライムチャレンジ 2023」にエントリーしました(「針で刺す…」)。

大会ホームページからコースのプロフィールをチェックしてみると、ルート図の他に、

走行距離 20.5km
標高差  1,300m

という情報が記載されています。

しかし、勾配の具合が分からず、ちょっと不安がよぎります…

 

 

ということで、コース研究の一環として、該当コースをガーミンコネクトで作ってみました。

 

距離や上昇量など微妙に異なっていますが、そこはご愛嬌…

 

途中2箇所ほど、勾配が緩む(もしかして下っている?)ところがある以外は、ほぼ一定の勾配のように見えます。

そして、コース全体の平均勾配は「6.3%」。

 

このコースプロフィールをみると、

・前半を抑え気味にして後半の激坂に備える…

といった作戦云々よりも、アドレナリン効果を期待して「FTPチョイ超えで走り切る」という

・単純明快/気合いと根性戦法

が良さげに思えます。

 

 

似たようなプロフィールの道を近場で探し、一度走ってみようと思います。

針で刺す…

今日は、7月10日(月)。

6月末に、今年唯一エントリーしていたレース「若狭路レインボーヒルクライム」に参加してきました(「「虹」本番を完走」)。

それ以降、なんとなくやる気が起きなくなって、トレーニングもブログの更新もお休みしていました。

 

「これはイカン」

「あー、無為に時間が過ぎていく」

 

…そう思っていました。

 

 

ならばどうする?

 

 

やる気スイッチを押し、自分の魂のモチベーションを針で刺すためには…

そう、やはりレースに参加するしかない。

そう思い立ったところで探してみました、まだ参加者を募集しているヒルクライムレース。

 

そしてエントリーしました、「信州高山ヒルクライムチャレンジ 2023」!

 

このヒルクライムレースは、長野県上高井郡高山村で開催されるるものです。

コースプロフィールは「距離 20.5km、標高差 1,300m」。

ゴール地点の笠岳は標高 1,900m。

なんとなく富士ヒルのプロフィールに近い印象を受けます。

 

  

さあ、これでトレーニング、そして「食事&アルコールの制限」から逃げることはできなくなりました。

さて、私のやる気を「針で刺す」ことは、効果を表すでしょうか。

乞う、ご期待です。

 

 

追伸

針で刺す。

英語で言うと「Sting」。

 

ご存知の方も多いと思いますが、そう、ミュージシャンの「スティング」。

今、私は、スティングの「NOTHING LIKE THE SUN」を聴きながら、このブログを書いています。

 

このアルバムでは、日本のビールのコマーシャルで使われた「WE’LL BE TOGETHER」が、日本では一番聴かれていた曲かもしれません。

私のお気に入りは「FRAGILE(フラジャイル:脆い…)」。

 

えっ、私のやる気も「脆い」かも?

うーん、そうかもなぁ…

試練は続く…

今日は、6月27日(火)。

深夜〜未明に降った雨も夜明けの時間には上がり、朝練に行こうと思えば行ける…

 

しかし、日曜日のヒルクライムレースに加え、月曜日の昨日の夕方からは、盛大に茂っていたサツマイモ畑の草刈りをしたためか、ガーミン先生からは「オーバーリーチ:負荷を落としましょう」とのお知らせ。

 

今回はガーミン先生に従って、朝練はお休みしました。

今週の天気予報は雨続きではありますが、朝練を行う際は先端大や俵町/医王山等のヒルクライムではなく、朝の空気をのんびり楽しむライドに留めておきたいと思います。

 

 

さて、先の日曜日は「若狭路レインボーヒルクライム」に行ってきました(「「虹」本番を完走」)。

そのときのスピード/パワー等のデータは以下の通りでした。

 

最大心拍数 191bpm、最高ケイデンス 145rpm、最大パワー 527wなど、普段のトレーニングでは、「なかなか、そこまで追い込めない」…という数値となっています。

 

あわせて心拍とパワーの各ゾーンの時間分布も見てみました。

 

心拍の「ゾーン5:177bpmオーバー」と「ゾーン4:158~176bpm」を足した時間は「36:03」。

ヒルクライム全体の時間が「43:14」であることから、全体の83%は「心臓、頑張った!」という状態。

これは、まあ、「よくやった」…と言っていいように思います。

 

 

これに対して出力パワーについては…

 

私は、選手集合で一番乗りだったことから、A区間のスタートはフロントロー(1列目)。

このため、スタート後数分間は、300wオーバーで先頭を引いていました。

そのことは、パワーの「ゾーン7」のデータから確認できます。

 

しかし、これに「ゾーン6:240~299w」と「ゾーン5:210~239w」を足した時間は「28:31」。

この時間は、ヒルクライム全体時間のわずか66%。

明らかに「持久力が足りない」ということが分かってしまいます。

 

 

私は、今後もヒルクライムを中心にレースに参加するつもりです。

なので、もちろん持久力の向上を目指したトレーニングは続けていくつもりです。

具体的には、いわゆる「機能的作業閾値パワー(FTP)」の向上を図る…ことになるでしょうか。

 

しかし、そう簡単にFTPは向上しない…というのが現実。

「FTPの向上が、現実的には難しい」としても、なんとかPWR(パワーウエイトレシオ)を向上させて戦闘力を高めていく必要があります。

となると、体重を減らす、つまり「さらに減量する」必要がある…という結論になります。

 

 

レースへの参加を志す限り、私の「食事&アルコールの制限」という試練は続きます…

「虹」本番を完走

今日は、6月26日(月)。

2023年も半年が過ぎようとしています。

この5月には新型コロナが第5類になり、世の中でも様々なイベントが、徐々に制限なく開催されています。

 

そんな2023年6月25日(日)、私としては4年ぶりのレースとなる「若狭路レインボーヒルクライム」に参加してきました。

 

先日の投稿でも書きましたが(「近づいてきた「虹」…」)、「若狭路レインボーヒルクライム」は、競技区間AとBの2つのヒルクライムコースを走り、その合計タイムで順位を競います。

どちらの区間も5km未満の比較的短いコースですが、体重が増え、かつトレーニングが不足している現在の私にとってみると、ちょっと厳しいかも…という感じです。

「年代別の上位 1/3」に入ることを目標にしていましたが、さて、結果はどうだったでしょうか… 

 

当日の天気は快晴。

 

朝5時に会場に入って車を停め、バイクを下ろして身支度をします。

 

4年ぶりとなる今回のレース。

以前であれば、私から妻に「一緒にレースに行ってみる?(応援に来る?)」と聞いても、「行かない…」との答えが返って来るだけでした。

しかしどういう風の吹き回しか、今回は妻から「一緒に行きたい」との申し出がありました。

なので前日の選手受付から始まり、道の駅での車中泊…云々と、久々に24時間妻と行動を共にする二日間となりました。

 

 

身支度/バイクの準備が終わると、いつものストレッチをして、体をほぐします。

体をほぐしたら、バイクに乗って周辺を軽く流してウォーミングアップ。

軽くインターバルを行って、とりあえず心拍を一度上げてから会場に戻りましたが、その時点で6時10分過ぎ。

すでに選手集合の時間となっています。

私もすぐに集合場所に行きます。

 

しかし、参加ライダーの方々は、集合場所周辺には居るものの、まだ誰も「クラス別の列」には並ぼうとせず仲間と談笑を続けています。

主催者の方々が、「選手の方々は、6時半までに整列をお願いしま〜す!」とアナウンスをしていますが、選手はじっと動かない…

そんな沈黙を破り、6時15分、選手全体の1番目として、私がクラスE(60歳以上)の列に並びます。

すると、それがきっかけになったのか、以降続々と選手の方々が列に並び始めます。

 

最初に列に並んだのが私なので、なんと、クラスEの先頭は私。

 

このため、スタートでもフロントロー(1列目)に並ぶことになりました。

 

6時45分を過ぎた頃から、クラス別にスタート場所に移動。

 

そして、スタートゲートに着いたクラスから順々に、レースをスタートします。

私も、自分たちのクラスのスタート時間が来るのを待ちます。

自分の前のクラス(50歳代)のスタート

 

そして、いよいよレースがスタート。

 

レースの内容ですが、正直言って良い結果ではありませんでした。

 

スタート直後は先頭を走りました。

しかし、他の(本当に速い…)方々が、なかなか前に出てくれません。

しょうがなく300wオーバーで私が先頭を走り続けましたが、「このままでは、自分の足が終わってしまう」…

ということで、パワーを250w程度に落とし後続の方に「抜いて行ってください」と声をかけます。

すると、すごい速度差で抜いていく5名ほどの方々。

正直なところ、「あー、ちょっと付いていけるスピードじゃないな」…と思いました。

 

そんなこんなで、A区間は250wキープを意識して走ることができましたが、トレーニング不足は隠しようがなくタレてくるのが早い印象。

加えてB区間では、そもそも最初から250wを出すことが難しく、200wを維持するのが精一杯。

非常に悔しいのですが、結果的には惨敗…という内容でした。

 

それでもB区間、最後のゴール手前にある急カーブの上り坂は残った力を出し切ってスプリントすることができ、そのおかげかスッキリした気持ちでレースを終えることができました。

 

 

2本走ったリザルトですが、

 競技区間A: 20:11:54 10位
 競技区間B: 23:02:39 11位

でした。合計では、

 A+B 合計: 43:13:93 クラス11位

という結果でした。

 

クラスEの参加者は32名であり、残念ながら目標としていた「クラス 1/3」に入ることはできませんでした。

B区間で頑張れなかったことの後悔があり、

「苦しいときこそ、もうちょっとの頑張りが大切」…

ということを、あらためて思い知ったレースとなりました。

この結果は非常に悔しいのですが、現時点での”ハート”を含めた自分の実力を確認することができたのは良かったと思っています。

 

 

妻が一緒に来てくれたこともあり、結果は別として満足した土曜日/日曜日となりました。

妻も「楽しかった」ようで一安心です。

これで、この先にエントリーするレース等も、妻の理解を得やすいハズ。

もしかすると、一緒にツーリングに行ってみたいと言い出すかも?!

 

いやいや、先走ったことを考えると後が怖い。

トレーニングと同じように、じっくり、地道に進めていくことにしましょう…