負荷MAXの再来…

今日は、6月30日(金)。

今週はずっと雨の予報が続いていますが、日中はなぜか晴れることが続いています。

そんな中でしたが昨晩から今朝の未明にかけてはしっかり雨が降ってしまい、早朝に起きて外をチェックすると路面には水たまりもある状況。

 

「これでは、ライドには行けないよね」…

 

ということで、久々のローラーとなりました。

 

「さて、かる〜くいってみますか」…

そう思ってローラーで走り出すと、ペダルがヤケに重い。

 

「あっ、そうか。ちょっと前に、ローラーの負荷設定をMAXにしたんだった」…

(「負荷はマックス…」)

 

軽いテンポ走を行う計画でしたが、思わぬ「負荷設定 MAX」に遭遇したことで頭の中が真っ白に。

真っ白になった頭で思いついたのが、

「どうせ負荷MAXの再来があったんだ。それなら軽めのインターバルでもやってみよう」

というもの。

 

さっそく、ウォームアップ後に、

・パワー 200~250w 5分
・パワー 100w程度 5分

これを6セット行ってクールダウンとするか…と決めました。

 

「よし、スタート!」

 

しかし….

実施できたのは、たった3セット。

これには、自分ながら愕然としました。

 

2020年には、ローラーの負荷MAXで250w維持のテンポ走60分を実施できていました(「負荷MAXのテンポ走 60分を完遂」)。

しかし、現時点では、その状態には及びもつきません。

新型コロナの影響等によりレースへ出場せず、またそれを言い訳にしての「本気のトレーニングを行ってこなかった」…という3年間のブランクは、やっぱり大きかった…

それを思い知りました。

 

心拍とパワーのゾーンも以下の通りで、「パワーが出せていない割に、心拍が上がっている…」という感じになっています。

 

 

ガーミン先生は「プロダクティブ:低負荷の有酸素運動が不足」と言ってきます。

確かに負荷のバランスを考えてトレーニングメニューを考えた方が良いのでしょう。

しかし、私自身の現在の心情は、「高負荷のトレーニングを行って、持久力/FTPを向上させたい」…と思ってしまいます。

 

 

さて、どうする。

ここは、ガーミン先生のアドバイスに従っておく?

それとも、自分のやりたいようにやる?

 

ちょっと考えてみます…

孫悟空…

今日は、6月29日(木)。

この日は、早朝ライドとしていつもの「野々市→天狗橋→手取川→美川→御経塚」コースを走ってきました。

 

ヒルクライムを含めた、ある程度負荷をかけたライドをしたいと思っていましたが、結局「ほぼほぼフラット」コースのライドとなっています。

 

今週の天気予報は、ずっと雨が続いています。

ところが、週の前半で言うと、夜は確かに雨が降っていますが、日中は、天気予報とは逆に「お日様ガンガン、厳しい暑さ」になってしまう不思議な天気。

 

そんな「よく分からないお天気」の中、今朝は4時に目が覚めてしまった私。

雨が止んでいることに気がついて、すかさずカーテンの隙間から路面をチェックします。

 

「おっ、乾いてる!」

 

ということで、押し入れからサイクルジャージ/パンツを取り出してライドの準備を始めます。

ところが、その物音に気づいて妻が目を覚ましてしまいました。

 

妻:
走りに行くの?

私:
うん、ちょっとね。

妻:
道路は乾いてる?山の方は雨かもよ。

私:
路面は乾いている。山には行かないよ…

 

 

本当のことを言えば、俵町から医王山方面、あるいは先端大から軽海(R360)方面、つまり山の方に行こうと思っていましたが、それが妻に”読まれている”ような感じで、ちょっとドギマギ。

結局、天狗橋・手取川の「フラットコース」に行くことに変更しました。

 

 

以前の妻であれば、自分の考えや不安に思っていることを、自分が思っているまま私に伝えてくることが多く、その結果「〜してほしくない」、「〜はやめて」という注文が多かったように思います。

しかし最近は、こちらの考えを読み、上手く私をコントロールしているような印象。

 

たとえば…

昨日/一昨日の午後からは、妻と一緒にサツマイモ畑の草刈りを行いました。

また、二日間かけて刈り取った草は、金沢市の戸室神保埋立場に運びました。

 

この作業は日差しの厳しい中で行ったことから、思わず、

「あー、こんな作業が終わった後は、晩酌でビールをグイッと飲みたいな〜」…

と言いました。

 

以前の妻であれば、

「えー、減量中なんでしょ。平日は飲まないって誓ったんじゃなかったの」…

と言いそうな場面です。

 

しかしこのときは、

「いいじゃない。今日ぐらい飲めば」…

そう言うんです。

 

ちょっと、ドキッとしました。

 

 

「飲むな」と言われると飲みたくなり、「飲め」と言われると飲みたくなくなる。

そんな、なんとも天邪鬼な私の性格。

それを知っている妻の作戦勝ち…と言えるのかもしれませんが、結局、草刈りの後は飲まずに済んでおり、今日現在も「食事/アルコールの制限」は継続中です。

 

 

三蔵法師の手のひらの上で転がされている孫悟空。

それと同じように、妻の手のひらの上で転がされている私。

そんな感じなのかもしれませんね…

試練は続く…

今日は、6月27日(火)。

深夜〜未明に降った雨も夜明けの時間には上がり、朝練に行こうと思えば行ける…

 

しかし、日曜日のヒルクライムレースに加え、月曜日の昨日の夕方からは、盛大に茂っていたサツマイモ畑の草刈りをしたためか、ガーミン先生からは「オーバーリーチ:負荷を落としましょう」とのお知らせ。

 

今回はガーミン先生に従って、朝練はお休みしました。

今週の天気予報は雨続きではありますが、朝練を行う際は先端大や俵町/医王山等のヒルクライムではなく、朝の空気をのんびり楽しむライドに留めておきたいと思います。

 

 

さて、先の日曜日は「若狭路レインボーヒルクライム」に行ってきました(「「虹」本番を完走」)。

そのときのスピード/パワー等のデータは以下の通りでした。

 

最大心拍数 191bpm、最高ケイデンス 145rpm、最大パワー 527wなど、普段のトレーニングでは、「なかなか、そこまで追い込めない」…という数値となっています。

 

あわせて心拍とパワーの各ゾーンの時間分布も見てみました。

 

心拍の「ゾーン5:177bpmオーバー」と「ゾーン4:158~176bpm」を足した時間は「36:03」。

ヒルクライム全体の時間が「43:14」であることから、全体の83%は「心臓、頑張った!」という状態。

これは、まあ、「よくやった」…と言っていいように思います。

 

 

これに対して出力パワーについては…

 

私は、選手集合で一番乗りだったことから、A区間のスタートはフロントロー(1列目)。

このため、スタート後数分間は、300wオーバーで先頭を引いていました。

そのことは、パワーの「ゾーン7」のデータから確認できます。

 

しかし、これに「ゾーン6:240~299w」と「ゾーン5:210~239w」を足した時間は「28:31」。

この時間は、ヒルクライム全体時間のわずか66%。

明らかに「持久力が足りない」ということが分かってしまいます。

 

 

私は、今後もヒルクライムを中心にレースに参加するつもりです。

なので、もちろん持久力の向上を目指したトレーニングは続けていくつもりです。

具体的には、いわゆる「機能的作業閾値パワー(FTP)」の向上を図る…ことになるでしょうか。

 

しかし、そう簡単にFTPは向上しない…というのが現実。

「FTPの向上が、現実的には難しい」としても、なんとかPWR(パワーウエイトレシオ)を向上させて戦闘力を高めていく必要があります。

となると、体重を減らす、つまり「さらに減量する」必要がある…という結論になります。

 

 

レースへの参加を志す限り、私の「食事&アルコールの制限」という試練は続きます…

「虹」本番を完走

今日は、6月26日(月)。

2023年も半年が過ぎようとしています。

この5月には新型コロナが第5類になり、世の中でも様々なイベントが、徐々に制限なく開催されています。

 

そんな2023年6月25日(日)、私としては4年ぶりのレースとなる「若狭路レインボーヒルクライム」に参加してきました。

 

先日の投稿でも書きましたが(「近づいてきた「虹」…」)、「若狭路レインボーヒルクライム」は、競技区間AとBの2つのヒルクライムコースを走り、その合計タイムで順位を競います。

どちらの区間も5km未満の比較的短いコースですが、体重が増え、かつトレーニングが不足している現在の私にとってみると、ちょっと厳しいかも…という感じです。

「年代別の上位 1/3」に入ることを目標にしていましたが、さて、結果はどうだったでしょうか… 

 

当日の天気は快晴。

 

朝5時に会場に入って車を停め、バイクを下ろして身支度をします。

 

4年ぶりとなる今回のレース。

以前であれば、私から妻に「一緒にレースに行ってみる?(応援に来る?)」と聞いても、「行かない…」との答えが返って来るだけでした。

しかしどういう風の吹き回しか、今回は妻から「一緒に行きたい」との申し出がありました。

なので前日の選手受付から始まり、道の駅での車中泊…云々と、久々に24時間妻と行動を共にする二日間となりました。

 

 

身支度/バイクの準備が終わると、いつものストレッチをして、体をほぐします。

体をほぐしたら、バイクに乗って周辺を軽く流してウォーミングアップ。

軽くインターバルを行って、とりあえず心拍を一度上げてから会場に戻りましたが、その時点で6時10分過ぎ。

すでに選手集合の時間となっています。

私もすぐに集合場所に行きます。

 

しかし、参加ライダーの方々は、集合場所周辺には居るものの、まだ誰も「クラス別の列」には並ぼうとせず仲間と談笑を続けています。

主催者の方々が、「選手の方々は、6時半までに整列をお願いしま〜す!」とアナウンスをしていますが、選手はじっと動かない…

そんな沈黙を破り、6時15分、選手全体の1番目として、私がクラスE(60歳以上)の列に並びます。

すると、それがきっかけになったのか、以降続々と選手の方々が列に並び始めます。

 

最初に列に並んだのが私なので、なんと、クラスEの先頭は私。

 

このため、スタートでもフロントロー(1列目)に並ぶことになりました。

 

6時45分を過ぎた頃から、クラス別にスタート場所に移動。

 

そして、スタートゲートに着いたクラスから順々に、レースをスタートします。

私も、自分たちのクラスのスタート時間が来るのを待ちます。

自分の前のクラス(50歳代)のスタート

 

そして、いよいよレースがスタート。

 

レースの内容ですが、正直言って良い結果ではありませんでした。

 

スタート直後は先頭を走りました。

しかし、他の(本当に速い…)方々が、なかなか前に出てくれません。

しょうがなく300wオーバーで私が先頭を走り続けましたが、「このままでは、自分の足が終わってしまう」…

ということで、パワーを250w程度に落とし後続の方に「抜いて行ってください」と声をかけます。

すると、すごい速度差で抜いていく5名ほどの方々。

正直なところ、「あー、ちょっと付いていけるスピードじゃないな」…と思いました。

 

そんなこんなで、A区間は250wキープを意識して走ることができましたが、トレーニング不足は隠しようがなくタレてくるのが早い印象。

加えてB区間では、そもそも最初から250wを出すことが難しく、200wを維持するのが精一杯。

非常に悔しいのですが、結果的には惨敗…という内容でした。

 

それでもB区間、最後のゴール手前にある急カーブの上り坂は残った力を出し切ってスプリントすることができ、そのおかげかスッキリした気持ちでレースを終えることができました。

 

 

2本走ったリザルトですが、

 競技区間A: 20:11:54 10位
 競技区間B: 23:02:39 11位

でした。合計では、

 A+B 合計: 43:13:93 クラス11位

という結果でした。

 

クラスEの参加者は32名であり、残念ながら目標としていた「クラス 1/3」に入ることはできませんでした。

B区間で頑張れなかったことの後悔があり、

「苦しいときこそ、もうちょっとの頑張りが大切」…

ということを、あらためて思い知ったレースとなりました。

この結果は非常に悔しいのですが、現時点での”ハート”を含めた自分の実力を確認することができたのは良かったと思っています。

 

 

妻が一緒に来てくれたこともあり、結果は別として満足した土曜日/日曜日となりました。

妻も「楽しかった」ようで一安心です。

これで、この先にエントリーするレース等も、妻の理解を得やすいハズ。

もしかすると、一緒にツーリングに行ってみたいと言い出すかも?!

 

いやいや、先走ったことを考えると後が怖い。

トレーニングと同じように、じっくり、地道に進めていくことにしましょう…

虹への足慣らし…その2

今日は、6月21日(水)。

今日も朝5時スタートで、「若狭路レインボーヒルクライム」に向けた足慣らしとして、「もりの里 Vドラッグ〜俵町交差点」のプチ・ヒルクライムを行いました。

 

肝心の「Vドラッグ〜俵町」区間のスペックは、

 距離   4.12km
 獲得標高 174m
 平均斜度 4.2%

となっており、この日私が走ったこの区間タイムは、

 タイム  14:11

でした。

 

この区間の私のベストタイムは、2021年4月3日にを走った際の「13:18」。

今回よりも1分ほど短いタイムでした。

このときは戦闘力MAXのピナレロで走っていますが、今日はウィリエール。

今、ピナレロで走るとどれほどのタイムになるのか…

そこにも、ちょっと興味があります。

 

ちなみに、「若狭路レインボーヒルクライム」のスペックは、「Vドラッグ〜俵町」よりもハード(「近づいてきた「虹」…」)。

なので、おそらく今回のタイムよりも時間がかかるでしょう。

 

 

少々厳しいような気もしますが、本番の目標タイムを「16分」に仮設定して、レースでのペースを考えてみようと思います。