2021年の締め

昨日 12月30日(木)は朝5時半に起床。

そのまま6時に納屋に行き、そこから18時半までずっと餅つき…の一日でした。

 

朝6時の状態は以下。

セッティング前

 

この状態から、各種機材をセッティングして餅つきができるようにします。

セッティング後

セッティングが終わったらすぐにバーナー 2台に点火して、寸胴でお湯を沸かし始めます。

お湯が沸いたらもち米をセイロで蒸し、蒸し上がったら餅つきの開始です。

上記の写真は、まだもち米が蒸し上がっておらず、それを待っています。

→ おっと、ツイテル ツイテルさん & なべちゃんが座っていますね。

 

午前中には、チームじゅげむメンバー他用として8回(8臼)の餅つき。

午後になると、自宅および親戚用として15回(15臼)の餅つき。

都合23回と大量の餅をついたので、もうヘロヘロです。

ちなみに、餅つきは「臼と杵」ではなく、ぐるぐる回って捏ねるタイプの機械を使っています。

それでも、餅つきの最中はてんてこ舞いだったので、写真を撮る余裕がありませんでした…

 

午前中はチームじゅげむメンバーが手伝ってくれたので順調に作業が進み、とても助かりました。

ただ、午後からは私の家族だけ。

あー、ちょっと心配だなぁ…

と思っていましたが、そんなことはありませんでした…

 

 

いざ、家族だけでの餅つきが始まると、

 

私が言わなくても、子供たちは、丸餅を作るときの分担を決め、手際よく作業を進めます。

また、妻の指示がなくても、手隙の時間に出来上がったのし餅を切り分けてくれます。

最後は、各種機材の水洗い、清掃、撤収を、積極的に手伝ってくれました。

 

今まで、私は子供たちについて、「辛い作業を嫌がって避ける傾向があり、家族として協力/一致団結することが難しい。結局は、辛い作業は私だけでやることになるんだよなぁ」…と感じていました。

しかしそれは、私の先入観に基づいた思い込みだったようです。

 

それから、今回子供たちが積極的に協力してくれたのは、「子供たちが成長し、分別のある大人になってきた証拠だ」と思っていました。

しかし、夕食前に、それを妻に話したところ、妻からはこんな返事が…

 

違いますよ。
今までも、子供たちはちゃんと見ています。
以前から、子供たちは、口では文句を言っても、頑張っているお父さんを「助けたい/協力したい」と思っていたんです。
それを、癇癪を起こして怒っていたのは、あなたなんですからね。

 

…ちょっとギョッとしました。

 

今まで子供たちを心から信頼していなかった「父としての私自身」。

そこについては、本当に反省。

「もっと、子供たちを信頼しないといけない」と、あらためて感じました。

 

片付け/つき上がったお餅の配達を家族で手分けして行い、すべてを終えて夕食を食べ始めたのは19時。

その夕食ですが、家族全員で近くの焼肉屋さん「とらや」さんに行って、美味しいお肉をタップリ。

反省した私も心から癒されて、たっぷり楽しみました。

みんな、ありがとう。

 

餅つきなどのイベントは、準備から始まって最後の後片付けまで、すべての工程に手間がかかるため、大変な思いをします。

しかし、だからこそ、それを家族・仲間でやる意味/価値があると感じています。

 

2021年の締めとして、我が家での餅つきのイベントを通して、私は、子供たちに対する姿勢を見直すことができました。

そして、それを気付かせてくれた餅つきのイベントを、「自分の体が動かなくなるまで続ける」…と、あらためて思いました。

 

 

さて、今日は12月31日(金)の大晦日。

2021年の締めとして、チームじゅげむを振り返ってみると…

 

まず、新しいメンバーがチームじゅげむに参加してくれました。

2021年は、best岡田さん(ネスト)、1722 YSEさん(ビアンキ)、ツイテル ツイテルさん(カレラ)が参加してくれました。

 

そして、新しいバイクの導入もありました。

コルナゴ(kit1002さん)、LOOK(kenshinさん)が、ブランニューのバイクとしてお目見えしています。

 

人数が増え、バイクを刷新するメンバーも出てきた…ということで、2021年は、チームじゅげむとしても、色々考えることがありました。

たとえば、ポタリングベースでのライドにするか、それともヒルクライムやロングライドなどガッツリ走るライドとするか…

このあたり、走行距離、獲得標高に関し、どの辺をターゲットにしてライドルートを設定するかについては、色々考えることの多い一年でした。

 

また、各々のメンバーの都合を合わせることも難しかったので、あらかじめライドルートを提示して、「調整さん」で出席の◯×を確認することも、新たな取り組みとして始めてみました。

さらに、ライドルートの提示も「ざっくりした言葉/地名での説明」から、「Google Mapの共有」に変え、さらに「relive を使った3Dでの視覚的提示」に変えてみる…など、色々試行錯誤を繰り返しています。

 

メンバー、バイク、ライドルートの設定、都合の合わせ方、ルート共有方法…etc

2021年のチームじゅげむは、とどまることを知らずどんどん変化をしてきました。

変化が多かったこともあり、堅苦しく考えず、いいと思ったものは発展させ、だめだと思ったものは躊躇なく変更。

 

ボブ・ディランじゃ無いですが、「Like a rolling stone」…これです。

 

2021年の締めとして。

新型コロナなど色々な制約はありましたが、だからこそできた活動もありました。

工夫あり、失敗あり。

とても中身の濃い一年だったように感じています。

 

ちょっとまずいルート設定、無理強いとも受け取れるライドの案内にも付き合ってくれたメンバー各位。

今年一年、本当にありがとうございました。

そして、来年もよろしくお願いします!

 

追伸

2021年の締め…

「締め」とは言っても体は締まっておらず、緩みっぱなし。

 

正月三が日が過ぎたら頑張ります!

(という意気込みだけはありますから…マジで)

準備完了…

昨日 12月28日(火)は会社の御用納め。

仕掛かりのものを片付けて、大掃除(という名の小掃除)をして今年はおしまいとなりました。

 

やはり28日が年内の最終営業日だったスポーツサイクル・イシノさんに行くと、今年2021年にライドで出かけた先、来年2022年にライドで行きたいところの話で盛り上がりました。

 

今年、チームじゅげむでは、「走行距離 100km、獲得標高 800m 」程度の、トランポ前提の温泉ライドを行いました。

温泉ライド、最高でした。

来年のチームじゅげむでは、「走行距離 150km、獲得標高 1,000m」程度の、トランポ/遠征の温泉・極楽ライドを行いたいものです。

「極楽」が付くということは…そう、日帰りではなく、一泊です。.

みなさん、どんなものでしょうか…

 

さて、明日は、私の親戚に配るため、そしてチームじゅげむの希望者(ほか少々の方)の楽しみのための「餅つき大会」を予定しています。

 

餅つき大会のために購入した餅米は、1.5kg(1升)の袋を35個(35升)!

普通の米(うるち米 4升)を合わせて使う餅もつくため、使うお米は都合39升。

餅をつく回数(臼数)も多く、なんとビックリ 21回(21臼)。

 

これだけの臼数の餅をつくので、その準備も大わらわ。

今日は朝8時からほぼ全力で取り組み、夜の6時半でようやく準備完了となりました。

餅つき 準備完了!

 

さあ、明日は朝4時起き。

簡易タープを張り、灯油バーナー 2台に火をつけて寸胴なべでお湯を沸かし、お湯が沸騰しだい4段のセイロで餅米を蒸します。

 

できれば7時前から餅つきを開始したいと思っていますが、さて、段取り通りうまく行きますかどうか…

 

その結果については、あらためて報告したいと思います。

峠を越えた…

昨日 12月27日(月)もトレーニングはお休みしました。

 

恐れていた雪はそれほど積もることはありませんでした。

 

念の為、朝4時半に起きて外の様子を確認。

「あー、これなら大丈夫」

安心して二度寝をしました…

 

ちなみに、朝8時の状態は以下の通り。

家の前の道路
家の後ろ(納屋の前)の道路

まあ、これなら除雪をしなくでも、人も車も通行に支障はないですね。

 

この雪は峠を越えたようです。

このまま静かに年末・年始を迎えられるといいのですが、うーん、どうなるでしょうか…

 

さて、雪の峠は越えたようですが、2021年のライドではどんな峠越えがあったでしょうか。

 

定番の先端大プチ・ヒルクライム…からの国道360号線。

国道360号線 道の駅「一向一揆の里」

 

もりの里、そして俵町・医王山からの夕霧峠。

夕霧峠

 

トランポ&能登・氷見方面温泉ライド 3連発。

その1 輪島温泉ライド・木の浦海岸
その2 和倉温泉ライド・能登島大橋
その3 羽咋温泉ライド・高岡 二上山

 

鳥越から酷道416号線 & 先端大・逆登り、川北温泉ライド。

大日川ダム

 

ソロライドでの白山一周。

九頭竜ダム

 

これらどれもが、「挑戦・激走」という言葉がふさわしい峠越え・ライドだったと思います。

 

そんなライドを一緒に経験できた、チームじゅげむ。

チームじゅげむ オールスター・キャスト

そのメンバー全員に感謝です。

 

ライドの動画、もう一回見てみようかな…

久々の運動…

昨日 12月26日(日)、金沢は今シーズン初めての積雪となりました。

私も昨日の朝は5時に起きて、さっそく除雪を行いました。

おかげで、今日は筋肉痛で始まっています…

 

昨日の除雪ですが、まずは家の前の道路。

家の前の道路

手前左側の道路から三叉路の交差点、そして右側のお宅の前から奥側に向けての直線道路を除雪します。

 

そして家の後ろ、納屋の前の道路。

家の後ろ(納屋の前)の道路

手前から奥に向けての直線道路(交差点まで)、および手前左側の納屋前を除雪します。

 

この面積を、人力(1馬力)で除雪するのはかなりの重労働。

そこで頼りになる相棒は…

小型除雪機 FUJII SA708M

これです。

 

この小型除雪機は、亡くなった父が、おそらく15年ほど前(もうちょっとかな… → 18年前だそうです!)に購入したものです。

車庫に保管していたので外装は綺麗なままですが、ガソリンタンクがサビだらけ。そして、そのサビがホース・キャブに詰まってしまいエンジンがかからない状態に…

昨年2020年の大雪ではこれを使えませんでしたが、今年はガソリンタンク、キャブ、ホースを交換してバッチリ。

期待通りの大活躍をしてくれました。

 

ただこの除雪機は、やっぱり小型。

自分自身の重さがない(軽い)ため、ローター部分に当たる雪の量が増えてくると、雪の上っ面を削るだけになってしまいます。

このため、腕、腰を使って、先端部分を下に押し付けながら前に進む必要があるんですが、この「下に押し付ける」作業が、レバーを握っている腕、足、腰に来るんですね…

 

昨年はこの小型除雪機が故障で使えなかったため、修理中の代替機として、以下の大型除雪機を借し出してもらいました。

昨年借りた大型除雪機

いやー、こうして写真を見るだけで迫力を感じます。

見た目の迫力通り、馬力・除雪できる量、音などは、確かに「大型」。

それに、自分の重さで突き進んでくれるため下に押し付ける必要はないし、大柄なのに小回りも効く。

「とても使い勝手が良かったんだな…」と、あらためて認識をしました。

 

 

手持ちの小型除雪機の活躍だけではなく、妻と長男、そしてご近所さん総出のご協力もあって、写真の通り、道路は綺麗な状態になりました。

私も、久々の運動、そして筋肉痛を楽しみました。

 

 

さて、明日の朝にかけて、北陸は引き続き積雪があるとの予報。

平野部でも、多いところでは更に30cmほど積もるとのこと。

えーっ…

 

運動不足の解消にはなりますが、雪はもういいです…

善人・悪人…

昨日 12月24日(金)も、トレーニング/軽い運動はお休みです。

 

ちなみに、昨日はクリスマス・イブ。

夕方からはホームパーティの準備で、妻と一緒に買い出しに行っています。

 

購入したものは、次女が通っている調理師専門学校に頼んでいたオードブルを2種類。

シャンパン & ワイン。

フランスパン & チーズ。

イブのホーム・パーティ

 

いやー、美味しく頂きました。

 

写真のオードブルですが、さすが調理師専門学校で作ったもの。

スーパーの「揚げ物/惣菜の詰め合わせ」といったオードブルとはまったく異なります。

次女も含め、生徒さんたちが自分たちで考え/作った内容で、とってもおしゃれで味もバッチリです。

 

一方、シャンパン/ワインはどちらも行きつけのスーパーで買った比較的お安いもの。

それでも、我が家にとっては十分。

こちらも堪能しました。

 

ちなみに、未成年の長男はシャンメリーですよ、もちろん。

 

 

キリスト教徒ではない我が家でもパーティを行っていますが、そもそもクリスマスは、キリスト教の新約聖書(福音書)、「ベツレヘムの馬小屋で、処女マリアから、イエスが生まれた」…という内容に基づいています。

 

これには、「唯一絶対の神、神の子としてのイエス、精霊」、この三つが不可分で一つであるという考え方(「三位一体」と呼ばれています)にもつながっていて、これらを「信じるか、信じないか」は、それこそキリスト教の教義に関するとても微妙な問題だと認識しています。

なので、その点については深くは触れません。

 

「処女の女性が懐妊/出産する」ということは、科学的・合理的に考えれば、まあ、あり得ません。

ただキリスト教ではそれが教義の一部となっているため、「信じるか、信じないか、それはあなた次第」…ということになります。

 

旧約聖書の「創世記」には、天地創造の話もあります。

どんな宗教にもある「世界/国が生まれる物語=神話」として、それを理解することはできますが、それが科学的・合理的に「正しい」とは、やはり考えていません。

 

 

キリスト教に限らず、どの宗教にも教義/教えがあり、それぞれがユニークな存在です。

しかし、ここ最近の投稿で触れている「ヨブ記」については、それに近い内容が(キリスト教ではない)仏教・浄土真宗の経典にもあります。

それは「仏説無量寿経」そして「歎異抄」です。

 

阿弥陀仏は、本質的には悪人でしかないすべての人=「衆生」を救済すると説いているそうです。

また、歎異抄の「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」という文言は有名です。

 

阿弥陀経では、もともとが「悪人」である人は、阿弥陀仏の力によってのみ救済されると説いています。

なので、「善い行いをして、救われよう」とすることは、阿弥陀仏の救済の力を疑うことになる…そう考えられているようです。

→ この考え方は、ヨブ記においてサタン(検事)が神に対して行う告発、「ヨブは、神からの恵み=ご利益…をあてにして善い行いをしているだけだ」という内容に、かなり近い気がします。

 

また、「善い/悪い」という判断も、それぞれの人の勝手な基準に基づいていて、阿弥陀仏の視点から見て正しい訳ではない…ということのようです。

→ この概念も、ヨブ記において、「ヨブの考えは 到底 神には及ばず、自分が正しいとするのは思い上がりだ」としていることに、やはり近い気がします。

 

私の勝手な印象ですが、「歎異抄」と「ヨブ記」は、救いや善悪の考え方に何か通じるものがあるように感じます。

 

 

生きているすべての人には煩悩/欲がある。

なので、人はみな完全な善人ではあり得ず、何某か悪い行いを行っている=悪人である。

(もちろん私も、悪人の一人です)

 

それでも、その時々の全力を尽くし、一所懸命に生きよう。

 

これが、今年のクリスマス・イブに、私が思ったことでした。

 

 

追伸

サンタです。

クリスマス・イブの深夜、というか、クリスマスの未明 2:30。

サンタは、準備していたプレゼントを、家族全員の枕元に、そっと配ることができました。

 

ただし、長女はまだ起きていて部屋の電気がついたまま…

「早く寝なさい」という言葉をかけて電気を消し、そのときに分からないようにプレゼントを置いてきたつもり。

 

朝起きると、家族からは「お父さん、プレゼントありがとう」と言われます。

 

「いや、サンタさんだから…」

 

もう、サンタの役目も終わり…ですかね。