Exakt 本当に Exact? 再び…

今日は、9月29日(金)。

お天気は快晴で、気温もお昼には30℃近くまで上昇しているようで、暑さがぶり返しています。

暑い中ではありますが、お昼休みの時間を利用して、明日のライドに使用するフォーカスのパワーメーターの設定を行なってみました。

 

フォーカスに取り付けたパワーメーターは、現時点で取り付け先が無くなっていた、ペダル型の「ルック SRM Exakt」(「早朝走行会」)です。

 

「ルック SRM Exakt」は、当初ウィリエールに付けていました。

しかしこのペダル型パワーメーターは、取り付け時点の注意事項(ペダル軸の取り付け角度の設定)がシビアで、少しでも角度がずれてしまうと、表示されるパワーがゼロになってしまいます。

このため、パワーとして表示される値がおかしくなる都度、取り付け角度をチェックする作業を繰り返す必要がありました。

それが面倒になってしまい、使用頻度の高いウィリエールには、同じペダル型ですが取り扱いが神経質ではない「ファベーロ・アシオマ」を付けることにしました。

ただし「ファベーロ・アシオマ」にも欠点があって、クリートを外しにくく、注意しないと立ちゴケをするリスクがあります(「クリートの違い」)。

これは、クリートを外す際には、つま先側に足を押し付けながら外すことで、何とか対処しています。

 

帯に短し襷に長し…

世の中、なかなかうまく行きませんね。

 

 

さて。

「パワーメーターを取り付けて、ガーミンにセンサーを認識させないと」…

ということで、まずはボツにしていた「ガーミン Edge520」を取り出し、それに諸々のセンサーを認識させます。

そして、パワーメーターのペダルを取り付けてそれをEdge520に認識させる…までは順調に進みました。

 

ところが、ウィリエールで経験したケースと同様、パワー値が「ゼロ」と表示され、まったくパワーが計測できません。

 

えーっ、ちゃんと治具を使って正しい角度で取り付けたんだけどなぁ…

色々試してみても、パワー値が計測されない現象は変わらず。

 

 

うーん、今回は、原因がまったく分からない。

もしかして、内部のセンサーが壊れたか?…

 

そう思いながら、治具の「六角レンチ」部分の受けの箇所をチェックしていると、何やら意味ありげな青色のマークを発見。

 

六角レンチを受ける「六角形の穴」には6つの頂点がありますが、なぜかそのうちの1つの頂点にだけ青いマークがついています。

 

もしかして、マークの付いている頂点と、その対角にある頂点を結ぶ線を、クランクの軸に合わせて取り付けないといけないのか?…

 

パワーメーターの取り扱い説明書には、とくにそんな記載はありません。

「治具を六角形の穴に差し込み、取っ手をクランク軸に合わせる」…

そう書かれているのみです。

つまり、治具をクランクの軸に合わせても、60°、あるいは120°(240°、そして300°もありますけど…)ずれることもあり得ます。

  

しかし、「モノは試し」と言いますよね…

 

 

半信半疑でしたが、写真のように、マークのある頂点をクランクの軸に合わせてみました。

するとなんと、しっかりパワー値が表示されるじゃないですか!

 

 

Exakt は、本当に Exact ?

その結論は…

 

確かに Exact でした。

しかし、取り扱い説明書での記載内容が不足しています。

以前、ウィリエールでパワー値が表示されたのは、おそらく、たまたまマークのある頂点がクランクの軸に合ったから(1/3の確率で、上手く角度が調整できます、きっと…)。

 

今後は治具の角度ではなく、マークの位置をチェックして取り付けることにします。

 

 

とにかく、フォーカスの設定/調整は、ガーミンを含めてすべて完了。

よし、これで明日は大丈夫!

 

そう思って、Edge520の電源を切ろうとしてボタンを押し込んだら…

なんと、「グニャッ」という手応えと共に、電源ボタンの箇所のゴムが破れてしまいました。

 

あーっ…

 

フォーカスと同様、Edge520も再使用しようと思いましたが、寿命のようです。

明日のライドで、本当にお役御免とします。

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