サイクルキャリアの罠…

今日は、4月19日(金)。

先日投稿でお伝えした通り、ロードバイク6台をトランポするために、アメリカ製のサイクルキャリアを購入しました(「しまなみ街道 再び…」)。

 

これです。

 

このサイクルキャリアは、2インチのヒッチメンバー(受け側)に、サイクルキャリアのベースを差し込んで使うものです。

 

これが、サイクルキャリアのベース ↓

 

トランポに使用するキャンピングカーには、この2インチのヒッチメンバー(受け側)が装備されています。

ところが、キャンピングカーのヒッチメンバーに開いている穴が、標準的な位置/大きさとは異なることが判明。

 

キャンピングカー側のヒッチメンバー(受け側)の穴の位置

 

これに対して、サイクルキャリアのベース側の穴は…

 

キャンピングカー側(受け側)の穴の方が奥側(サイクルキャリア側の穴が手前側)で「位置ズレています。

しかもキャンピングカー側の穴径が小さいんです。

このため、ヒッチメンバーのサイズは「2インチ」で両方とも同じなので

・サイクルキャリアのベースをキャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に入れることはできますが
・穴の位置/径が合わないので、ボルトを差し込んでナットで固定することがでない…

という状態になってしまいます。

 

えー、どうしたらいいの…

 

 

とりあえず、いつもお世話になっているご近所の自動車屋さんに、キャンピングカーとサイクルキャリアを持ち込んで相談をしてみました。

すると、キャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に、新たに「標準的な位置/径」の穴を開けてくれるとのこと。

さっそく作業をしてもらいました。

 

その作業により開いた穴がこれ ↓。

 

標準的な2インチのヒッチメンバーの位置/径に合わせ、手前側に大きな「新しい穴」ができました。

この穴を使えば、サイクルキャリアベースをキャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に入れ、その状態で固定用のボルトを差し込んでナットで固定することができます。

 

ヒッチメンバー(受け側)にサイクルキャリアベースを入れて、ボルト/ナットで固定した状態がこれです。

 

サイクルキャリアのベースが固定できたので、一気にキャリアを組み立てます。

(と言っても、ここまで1時間以上の時間がかかりました…)

 

うーん、素晴らしい…

 

ただ、限られた幅の中で自転車6台を積む必要があるため、このサイクルキャリアでは、ハンドル幅よりも狭い間隔で、それぞれの自転車を搭載するようになっています。

間隔を詰めるために、自転車のハンドルは少し切った状態で搭載するのですが、これが微妙な位置。

ハンドル周りが、隣の自転車を搭載するときの邪魔にならないか、ちょっと心配になりました。

 

心配なら、やってみるしかありません。

手持ちの自転車は、MTB 1台、ミニベロ 1台、ロードバイク 3台ですが、それら5台すべてが搭載できるか実際に試してみることにしました。

すると… 

 

「あー、だめだ」…

心配した通り、手持ちの5台でさえ搭載することはできませんでした。

 

このサイクルキャリアは、ハンドルを搭載用の部品に引っ掛けることで自転車を固定するようになっています。

この際、「ドロップハンドル」のロードバイクでは、STIレバーやブラケットが隣の「搭載用の部品」に干渉してしまい、そこにロードバイクが乗せられなくなってしまいます。

(梱包箱の写真にある通り「バーハンドル」のクロスバイクやMTBであれば、干渉することなく搭載できるのでしょうね…)

 

言葉で説明しても分かりにくいですね。

では写真で。

こんな感じで、ハンドル、STIレバー/ブラケットが、隣にある「ハンドルを引っ掛けて搭載するための部品」に干渉してしまいます…

 

このサイクルキャリアはアメリカ製。

うーん…アメリカって、確かにMTBのイメージが強いです。

 

アメリカにも、スペシャライズド、トレック、キャノンデールなど、今をときめく有名メーカーがあります。

とはいえ、アメリカはヨーロッパと違って、ロードバイクはそれほどメジャーじゃないのかな…

 

 

このままではせっかく購入したサイクルキャリアが無駄になります。

うーん、どうする…

 

 

サイクルキャリアの罠。

一つ目の罠「ヒッチメンバーの穴の位置/径」については解決。

しかし新たな「ロードバイクのハンドル干渉」という罠が出現。

この二つ目の罠は、ちょっと解決が厄介そうです。

さて、どうしますかね…

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