昨日は、5月2日(火)。
この日は、むぎーさんと一緒に丹後半島一周(タンイチ)を行いました。
午前3時、レジアスエースにピナレロを積んで自宅を出発。
燃料を満タンにしてから、むぎーさんをピックアップします。
そして、北陸道→舞鶴若狭道→京都縦貫道と走り繋ぎ、7:30に宮津到着。
タンイチスタートは8:00となりました。
むぎーさんの先導により、いよいよタンイチのスタートです。
事前に「獲得標高は1,000m程度」と教えてもらっていましたが、私はコースそのものをまったく理解していませんでした。
そこにいきなり現れる籠峠の攻撃。
長い上り区間が続き、かつ勾配が10%を超える区間もちらほら…
「えー、今回のライドはこの先どんなことになるんだろう」
…そんなことを思い、私はビビってしまいました。
籠峠の頂上で待っていてくれたむぎーさん。
お待たせしました。
3年前の2020年、体重が71kgほどの私(「復活の日々…その2」)なら、むぎーさんにつ付いて行くことができたかもしれませんが、そこから6〜7kgほど重くなり、トレーニングもサボってしまった現在の私では、付いて行くのは無理でした…
「籠峠」を越えた時点で、むぎーさんから以下の情報。
今回のライドでの峠越えは10個。
前半、「海岸線に出るまで」は山の中を走る。
海岸線に出てもアップダウンはあるけど、籠峠を越えれば以降はそれほどでもない。
なるほど。
それを聞いて、ビビること半分、ホッとすること半分…の情けない私。
長い上りの峠があれば、峠を越えた先には長い下りがある。
その長い下りの区間で、削られた足も少しは復活。
海岸線を目指して、どんどん走って行きます。
今回は観光もしたい…ということで、海岸線に出て絶景ポイントに来たら、思い出したようにパシャパシャと写真撮影。
そして、無事タンイチゴールとなりました。
丹後半島を走った感想としては、「日本海側の半島だなー」というもの。
走っている雰囲気が、よく走りに行っている能登半島にどことなく似ている印象を受けます。
一方で、やはり知名度は全国区の丹後半島。
能登半島とは異なり道路を走っている人/ロードバイク、観光地に来ている人等は、丹後半島の方が多いと感じました。
それと、伊根の舟屋が並んでいる街の小さなお店でお昼を頂いたのですが、そのお店に来店された方々は、私たち2人の他は、フィリピンからの方々が4人、台湾からの方々が2人。
なんとも国際色豊かな店内で、三色丼を美味しく頂きました。
新型コロナも感染症の5類になることが目前。
インバウンドが戻りつつあることを実感する三食丼でした。
それと、国際色豊かなお店の店主(オーナー)の方が、お客さんを迎える時は、フィリピンからの方々には流暢な英語で受け答え。
更に台湾からの方々のときは、最初は英語で受け答えをしていましたが、相手の方が台湾から来たことが分かってからは中国語で挨拶をしていました。
小さなお店と侮っていた私は、反省しきり。
「井根は、国際的な観光地なんだなぁ」…
それが強く印象に残りました。
ただ、タンイチで最も印象に残ったのは…
残念ですが、私たちとすれ違ったり追い越していく「京都」ナンバーの運転マナーの悪さが一番でした。
直進する私たちの目の前を抜け、鼻先を掠めて右折する対向車。
追い越して行く際に、「わざと」…と感じるように幅寄せをしてくる車。
直進する私たちに急ブレーキをかけさせ、脇道から左折合流してくる車。
そんなことが何度も重なり、残念で悲しい気持ちが一番の印象になってしまいました。
なんとも言えない気分を引きずっていましたが、宮津駅脇にある温泉に入り、モヤモヤを洗い流してサッパリすれば気分もスッキリ。
最後はうまく気分転換を図ることができ、タンイチのライドを終えました。
むぎーさん。
あなたの先導で助かりました。
ありがとう。
再びヒルクライムにチャレンジできるように、今後、私は体重管理に精進したいと思います。