昨日 8月15日(月)は、77回目の終戦記念日。
以前の投稿にも書きましたが(「建国記念の日に…」)、私の祖父は第二次世界大戦で戦病死をしています。
このため、亡くなった祖母は、終戦記念日になると必ず金沢の石川護国神社に出かけ、戦没者追悼の式典に出席していました。
私の親族でいうと、亡くなった母の実家にも、過去の戦争で亡くなった大叔父がいます。
その大叔父には、母の実家の墓とは別に、大叔父のために建てられた大きな墓/慰霊碑(かつて学校にあった忠魂碑のミニ版?)が、母の実家近くの県道脇、田んぼに囲まれたところに建立されていました。
お盆(旧盆)の墓参りでは、墓地の墓とは別に、その大きな墓にもお参りをすることが習慣になっています。
その県道脇の大きな墓。
住宅地の開発が進み、移設されてはいますが、墓参りの際には今でもお参りしています。
家族での墓参りは一昨日済ませました。
「あー、そういえば、仏壇はまだお参りしてなかった」
…ということで、昨日の朝一番で、仏壇に手を合わせました。
そのときに、かつての我が家での「終戦記念日」の風景を思い出しました。
私は、戦争を体験した方から、戦中/戦後の話を直接聞くことができた世代です。
しかし私の子供たちは、戦争を体験した方の話は直接聞いたことがない…
もちろん子供たちも、「日本は戦争を行い、たくさんの人が亡くなり、国が荒れ果て、そして負けた」ことを知っています。
しかしそれは、教科書に書いてある「歴史」の一つであり、リアリティーを持って感じている訳ではない…という印象です。
教科書に書かれている歴史としての「終戦記念日」。
平和を願う私としては、単なる歴史ではない「リアル」な戦中/戦後の話も、子供たちに聞かせたい…そう思いました。
さて、「リアル」つながりで…
思い出して朝一番に仏壇をお参りし、その他、諸々のやらないといけないことを片付けた「終戦記念日」の午後。
ポッと時間が空きました。
妻を外に誘ってみましたが、午前中にあった諸々で、すでに体を動かすことが億劫になった様子。
それなら…
ということで、手元に届いたイデオム2(「あらためて”小さな世界”…その4」)に乗り、ボッチで天狗橋まで行ってみることにしました。
先日の大雨で手取川は氾濫寸前になりました。
ライドの定番ルートに含まれる天狗橋は、その手取川にかかっている橋です。
橋や周辺の河川敷の様子を確認する…ということで出かけています。
いやー、ナメてました、ミニベロ。
頑張って走っても、やはりスピードは出ません。
ピナレロやウィリエールでは、ダウンヒルのときを除いて、ギアをトップ(1段)にすることは滅多にありません。
が、イデオム2では、スピードを乗せたいときは常にトップ。
しかもフラペ。
結構きました…
天狗橋に着いて河川敷を見ると、キャンプ/バーベキューをされている方々が大勢います。
すでに河川敷は、利用できる状況になっているようです。
しかし、川の流れは…
水量が多め、しかも茶色く濁っています。
山では、大雨で崩れた箇所等の復旧追いつかず、まだまだ影響が残っているんだろうなぁ…
それを思い知りました。
帰りは、若干の下り勾配に乗せて35km/hでの走行。
ただ、走っているときはいいのですが、止まるとムッとした熱気が襲ってきます。
なので、信号で止まると汗がダラダラ…
家に着いてすぐにシャワーを浴びます。
夕食まで時間はありましたが、先に失礼してシュワっとしました。
舐めてはいけない、「リアル”小さな世界”」。
今後の改造が楽しみです。
追伸
昨日はお仕事だった、kit1002さん。
仕事から帰り、夜10時半に「私も行っときます」…とのLINEアリ。
kit1002さん。
お仕事、お疲れさまでした。
つぎは一緒に「リアル”小さな世界”」のライドに行きましょう。
あっ、なべちゃん、そしてkenshinさんもね!