ちょっと大人…

昨日 4月8日(木)は、一昨日に引き続き「気持ちいい汗をかくローラー」予定でした。

しかし、次女から、「就職&一人暮らしをする準備として、夕方から、家電一式を見に(買いに)行きたい」という依頼があり、トレーニングはお休みとしました。

 

次女が就職するのはホテルに併設されているレストラン/カフェです。

ホテルやレストランは夏前にオープンする予定なのですが、そこで料理人(もちろん、まずは見習い)として働きます。

 

そのホテルは、金沢から少し離れた里山の、廃校になった小学校を利用したものです。

廃校になっている小学校の近くには、鉱山跡やスキー場等の観光資源はあるのですが宿はなく、周辺では初めての宿泊施設となるそうです。

ホテルの1階がレストラン/カフェとなり、そこが職場です。

また、レストランで提供される料理は、ジビエを含め地元で取れる食材を使ったものとするとのことで、私としても興味津々。

ツーリングで近くに行ったときには、ぜひレストラン/カフェに寄ってみたいと思っています。

 

ただ、世間で言われているように、料理人として働く環境はそれなりに厳しいようで、朝食担当の早番シフト/夕食担当の遅番シフトがあり、早朝の出勤や深夜の勤務も回ってくるとのこと。

そのような背景から、金沢の自宅から通うのではなく、勤務先に近いアパートで一人暮らしをすることにしたようです。

 

 

さて、夕方になり、次女は8万円が入った封筒を握りしめて、私と共に、家電量販店「100満○○ト」に行きます。

すると、さすがシーズンですね、単身者用の家電がズラリと並べてあります。

しばらく見ていると、「春の新生活 応援キャンペーン」というノボリが目につきます。

 

いくつか物色していると、「キャンペーンのセット」というものがあるようで、

 ・8万円未満で3点セット
  →冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ

 ・6万円未満で2点セット
  →冷蔵庫、洗濯機
 ・同価格帯で特別5点セットもある
  → + 電子レンジ、炊飯器、掃除機

があることを発見。

 

次女としては、まず冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを揃えたい…とのこと。

そこで、それらの性能(冷蔵庫は冷蔵庫と冷凍庫の容量、洗濯機なら洗濯量と時間、電子レンジならワット数)をチェック。

それらを比較してコスパを検討するのかな…と思っていると、すべて写真に収めるや否や「ケー○デ○キに行こう!」。

 

100満○○トを出て、その足でケー○デ○キに行ってみます。

すると、やはり同じように、店内には「新生活 応援キャンペーン」のノボリがあります。

すぐにノボリの近くにあるキャンペーンのセット品をチェックすると、6万円未満で、2点セットではなく3点セットがあります。

 

さっそく撮影した写真を見ながら、100満○○トの3点セットと、ケー○デ○キの3点セットの性能を比較してみると、ケー○デ○キのものは、価格は安いけれども、性能は同等以上であることを確認。
(ただし、メーカーは違っていて、100満○○トはハ○セ○ス、ケー○デ○キはハ○ア○ルでした)

次女はこれに満足して、「この3点セット(ホワイト)にします」と店員の方に伝えました。

 

ところが店員の方が「あのー、申し訳ありませんが、在庫を確認してみます」とおっしゃいます。

どうやら、店頭に飾ってある「ホワイト」のモデルは在庫が切れているようで、別の色の「ピンク」ならあるかも…ということのようです。

うーん、その色、次女は好きじゃないかも…

 

在庫を調べてきた店員さんから、以下のご報告。

「やはりピンクなら在庫はあるのですが、ホワイトだと納期は5月になってしまいます。ただ、電子レンジについてはホワイトの在庫があるので、それをお渡しできます」

 

次女は少々考えていましたが、つぎのように決断。

「ならピンクでいいです。でも、電子レンジはホワイトで…」

 

店員さんからは、「ありがとうございます。そのかわり、もう少し値引きさせていただきますね」との話がありました。

 

次女は自分でお金を払うつもりだったのですが、「そのお金は、今後必要になったときのために、とっておきなさい」ということで、父親として私が支払いました。

ちょっと甘いような気もしますが、まあ、就職&一人暮らしをする次女への、父親としてのエール…ですかね。

 

 

次女の、初めての一人暮らし。

せっかく家具や家電を買うのであれば、色やデザインへのこだわりもあるに違いないと思います。

しかし彼女は、現実を見て判断し、妥協しました。

大したことではありませんが、父親の私からみても「大人の判断だな」…と感じます。

 

そういう点では、次女は妻よりも大人かも。

あっ、ここだけの話ですからね…

 

昨日は、次女の「ちょっと大人」な面を見ました。

父親としては、彼女の成長を見たようで、嬉しいような、でも少し寂しいような…

なんとなく、ちょっと複雑な気分でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です