パワーメーターの精度比較(ファベーロ編→成功)

今日 6月3日(木)は、パワーメーターをファベーロ・アシオマ(Favero Assioma UNO)に交換して、インターバルを行いました。

ファベーロでのインターバル
トレーニング効果 VO2 MAX

4iiiiのときと同じようにインターバルをしているつもりですが、トレーニング効果は4iiiiのときは「閾値」だったものが、ファベーロでは「VO2 MAX」になりました。

これって、どういうことなんですかね?

 

「閾値」となっていた4iiiiのときと、「VO2 MAX」となったファベーロの今日のデータを比べると、ほとんど同じ傾向のように見えますが、若干、今日の方が心拍ゾーン5の時間帯が長いかもしれません。

最大酸素摂取量を増やすには、今日の方が効果のあるトレーニングだった…ということだと理解しておきます。

  

さて、ガーミンコネクトで今日のトレーニングデータを見て「おっ」と思ったことがあります。

ペダルタイプのファベーロ・アシオマを使うと、4iiiiにはなかった「サイクリングダイナミクス」という項目が選択できるようになっていました。

 

それを選択すると…

サイクリング ダイナミクス

なんと、ペダリングのピークパワーのクランク角度が表示されていました。

私の持っているファベーロはシングルモデル(Favero Assioma UNO)なので、左側だけした表示されません。

それでも、非常に参考になります。

 

私の場合は、ピークは「 開始:52.03° 、終了:112.5°」。

理想としている「開始:0°、終了:90°」とはいきませんが、まあ、ピークは理想に近いのかな…という印象を持ちました。

ただ、下死点を過ぎても、踏んでいるらしいです。

いやー、ダメですねぇ….

 

ペダルタイプのパワーメーターって、こんなことも分かるんですね。

初めて知りました。

 

クリート脱着の感触は良く無いですが、ファベーロ、侮れないです。

 

 

パワーメーターの精度比較(Favero 失敗編)

今日 5月24日(月)は、ペダルをファベーロ・アシオマ(Favero Assioma UNO)に交換して、ファベーロでのデータ取得を行う…はずでした。

しかし、途中で止めています。

Faveroでのインターバル 途中で中止
校正を忘れていた…

 

まず、今日のインターバルを行う前に、昨日実施した4iiiiでのインターバルは、ギア選択を間違っていたことが判明し、基準データにならないことが分かりました。

そこで、かなりガッカリしたのですが、それでも気を取り直してペダルをファベーロに交換し、インターバルを始めています。

ところが、今日の2セット目の途中、パワーセンサーでファベーロを追加した後、パワーメーターの校正を行わなかったことに気づいてしまいました。

その時点でトレーニングを中止し、クールダウンにしています…

 

あらためて、初めの4iiiiからインターバルでのデータ取得をやり直す必要がありますが、それに合わせて、データ取得のやり方も変えることにしました。

昨日までは、毎日インターバルを行うことで、早くすべてのパワーメーターでのデータを揃えたい…と考えていましたが、昨日・今日と連続でインターバルを行なってみると、今日のインターバル・全力走は、「本当の全力走ができていない」…ことが、自分で分かりました。

 

昨日・今日のトレーニングログをガーミンコネクトでチェックしてみましたが、昨日のトレーニングにおけるTSS(トレーニング・ストレス・スコア)は150を超えていません。

昨日のインターバル TSS=116.4

 

昨日のTSSが150未満であれば、翌日の今日には疲労は回復している…ハズです。

しかし、今日のインターバルでの全力走では、ケイデンスは130rpmには届いていません。

昨日のインターバルが失敗だった…というショックも影響しているかもしないですけど…

 

毎日インターバルを行うことは、能力向上のトレーニングにはいいかもしれませんが、「パワーメーター比較データを取得するためのインターバル」という趣旨を考えると、データ取得のあいだにLSD等の回復走をはさみ、一日おきにインターバルを行う方がいいと判断しました。

 

明日はペダルを元に戻した上でLSDを行い、あさってから仕切り直します。

パワーメーターの精度比較(4iiii-基準値編→ダメでした)

今日 5月23日(日)は、昨日の投稿では「この先一週間は、まず自分の体と心をインターバルトレーニングに慣らす」と書きましたが、今日、インターバルを行なってみたところ、まあまあ、まずまずのトレーニングになりました。

なので、今日のインターバルから、いよいよ、私が所有しているパワーメーターの精度/バラつきのチェックを行う目的でのデータ取得を行うことにしました。

→24日(月)追記
昨日のインターバルは、途中でギア選択を間違えていることが判明しました。
このため、4iiiiでの基準データの取得は、あらためてやり直す必要があります。
あー、ガッカリ…

 

4iiiiでのインターバル

 

心拍ゾーンを見ると、なかなか良いトレーニンになっているような気がします。

今後、ペダルを交換することで、ペダルタイプの異なるパワーメーターを使ったデータ取得を行っていきます。

 

先の投稿でも触れた通り、「パワーメーター以外の条件」は以下で統一することにしました。

■計測方法
三本ローラーでのインターバル
 エリート e-Motion
 (負荷は「ゼロ、1、2」の「1」)

■使用するバイク
ピナレロ DOGMA F12
  ホイール カンパ BORA WTO 45
  タイヤ  コンチ GP5000 25C
       (F:7.0bar R:8.0bar)
  コンポ  シマノ DURA-ACE(R9100)
    クランク 170mm 50-34T
    スプロケ 11-30T

■トレーニング方法
インターバル
 クランク アウター(50T)のみ
 スプロケ
   アップ/ダウン 5段(15T)
   全力走     3段(13T)
   テンポ走    4段(14T)
 内容
   アップ  16.5分
   ┌全力走  1.5分
   │ダウン  1.0分
   └テンポ 20.0分
   (上記を3セット)
   ダウン  16.0分

■使用するパワーメーター
(1)4iiii PRECISION FC-R9100
(2)Favero Assioma UNO
(3)GARMIN RALLY RK 100
(4)LOOK SRM Exakt Single

上記で条件を統一し、今日は、比較のベースとなる基準データ取得として(1)4iiiiのパワーメーターを使用したインターバルを行いました。
(ちなみに、データの取得はEdge 830 を使っています)

4iiiiの梱包箱 & 外しているDURA-ACEの左クランク

 

さて、明日からは、頑張ってインターバルトレーニングを行い、各パワーメーターによるデータ取得に励みます。

 

追伸

私の現在のレース本番用バイクは「ピナレロ DOGMA F12」ですが、それ以前は、今は長女に譲った「フォーカス IZALCO MAX」でした。

フォーカスのコンポはULTEGLAですが、そのフォーカスに付けた4iiiiのパワーメーターが、私が導入した初めてのパワーメーターです。

 

また、私が所有しているチネリ VIGOLLERI ROADのコンポはスラム FORCEですが、以前はシマノ ULTEGLAで、そのチネリにも4iiiiのパワーメーターを導入していました。

 

ピナレロ、フォーカス、チネリに導入した4iiiiのパワーメーターついては、フレーム/ホイールの違いによるパワーロスの度合いを計測しています。

 

上記、フレーム/ホイールの違いによる計測では、3つの異なる4iiiiを使ったデータ計測を行いましたが、「それぞれの4iiiiのパワーメーターの値のバラつき(個体差)が、5%未満である」ことが確認できています。

フレーム対決 CASE3 ピナレロ(結論回)

 

また、同じ条件でのピナレロとフォーカスのローラートレーニングでも、4iiiiのデータ値の違いは5%未満であることが確認できています。

 

求不得苦(「義経」関連)その5

 

その結果として、私は、「4iiiiは個体差の少ない、非常に信頼のおけるパワーメーターである」との印象を受けています。

 

4iiii (フォーアイ) – Dura-Ace FC-R9100 パワーメーター (左)

 

 

4iiii (フォーアイ) – Ultegra FC-R8000 パワーメーター (左)

パワーメーターの精度(準備編) その2

今日 5月22日(土)は、パワーメーターの精度/バラつきを確認するために、まずは比較基準となるデータを取得する目的で、基本のインターバルトレーニングを行うつもりでした。

しかし…

久々のインターバル 途中でギブアップ…
久々の高負荷 心が折れた…

 

久々のインターバルトレーニングだったので、私の体…というよりも気持ちが持たず、2セット目の途中でギブアップしてしまいました。

この先の一週間ほどは、パワーメーターの精度云々よりも、まずインターバルトレーニングを続けることにして、私の体と心をインターバルに耐えられるようにすることが先決でした。

 

今年、私はヒルクライムレース/大会にはエントリーしておらず、ツーリングやポタリングでプチ・ヒルクライムを楽しむ程度です。
このため、LSDやテンポ走は行ってきましたが、苦しいインターバルトレーニングは行なっていませんでした。

 

しかし、ヒルクライムの大会/レースで良いタイムを出すには、やはり苦しいトレーニングを行なって持久力はもちろん、メンタルを鍛えておくことも必要です。

しかし私は、ちょっと気を抜くとすぐに楽をしてしまい、苦しいときに頑張れる心が減っていくんですよね…

うーん、ちょっと考えさせられました。

 

さて、パワーメーターの精度/バラつきの比較ですが、以下の要領で行いたいと思っています。

■計測方法
三本ローラーでのインターバルでデータを取得する。
使用する三本ローラーは、エリート e-Motion。
(なお、負荷設定は「ゼロ、1、2」の「1」)

■使用するバイク
ピナレロ DOGMA F12
 ホイール カンパ BORA WTO 45
 タイヤ  コンチ GP5000 C25
      (F:7.0bar R:8.0bar)
 コンポ  シマノ DURA-ACE
  クランク 170mm 50-34T
  スプロケ 11-30T

■インターバルの内容
 アップ   16.5分(60rpm)
 ┌全力走   1.5分(130〜110rpm)
 │ダウン   1.0 分(50rpm)
 └テンポ走 20.0分(85rpm)
 (これを3セット)
 ダウン   16.0分(50rpm)

 なお選択するギアは以下の通り。
 フロント:アウター(50T)のみ
 スプロケ:
  アップ/ダウン 5段(15T)
  全力走     3段(13T)
  テンポ走    4段(14T)

■比較パワーメーター
(1)4iiii PRECISION FC-R9100
 ↑ これを比較の基準データとする
   そして以下を相互に比較する
(2)Favero Assioma UNO
(3)GARMIN RALLY RK 100
(4)LOOK SRM Exakt Single

 

さて、どんな結果になりますか…

 

追伸

注文していた(4)の「LOOK SRM Exakt Single」が届きました。

LOOK SRM Exakt 梱包箱
箱を開くと…うーん、カッコイイ…

 

 

 

4iiiiとガーミンは電池を入れるタイプなのですが、ExaktはFaveroと同じで充電するタイプです。

さっそく充電をしてみます。

充電すると赤いランプが点灯し、充電が完了すると色が緑に変わりました。

充電中 右側のペダルに…
充電 完了

ただ、このExakt、他と同様に片側だけセンサーが組み込まれているモデルを注文しているのですが、Faveroやガーミンと違い、左側ではなく右側のペダルにセンサーが組み込まれています。

 

私の場合、右足と左足のバランスは、恐らく「50:50」では無いと思います。

極端に違うことはないとは思いますが、他のパワーメーターと比較する際には、左右の違いも頭に入れておく必要がありそうです。

 

いよいよ役者が揃いました。

私の体と心をインターバルに鳴らしてから、頑張って、各パワーメーターのデータ取得→精度の検証と進めます。

RALLY RK 100 具合よし

今日 5月11日(火)は、昨日に引き続き、LSDを60分です。

LSD 60分

 

このLSDを行う直前、実はペダルタイプのパワーメーターを、ファベーロ・アシオマから、ガーミン・ラリーに変更しました。

ガーミン ラリー RK 100 
交換しました…

 

 

 

さっそく、ガーミン・ラリーでの、クリートの脱着の具合をチェックしてみます。

その結果は…

 

もう、ルック純正のペダルと比べてもまったく遜色はなく、非常に具合が良いという感想です。

もうこれは、圧倒的にガーミンの勝ち、ファベーロの負けです。

 

それに加えて、ローラーでの走行時にクランクを踏んだときの軽さは、なぜか、ガーミンの方が軽い感触です。

 

さすがに、ペダルを交換しただけで、クランクが軽くなるのは考えづらい…と思ってはみたものの、自分の足の感触では「ガーミンの方が軽い」…と感じます。

 

それを検証するため、昨日と今日のLSD60分のデータを比べてみます。

すると、以下のような違いがありました。

  

      昨日   今日
平均速度  29.7km/h 31.9km/h
平均パワー 152W   135W
パワー
 ゾーン3  60%  36%
 ゾーン2  25%  38%

 

比較した結果を言葉で述べると、以下で表現されます。

 

昨日に比べ、今日は…

・平均速度はほぼ同じだが、平均パワーは少なくて済んだ

・パワーゾーン3の時間は減って、パワーゾーン2の時間が増えた。
(パワーは少なくなった)

ペダルが軽くなったのは、数値からみて事実のようです。

 

ガーミン・ラリーに変更した方がパワーロスが少ないことは事実です。

しかし、ファベーロ・アシオマをウィリエールに付けた際には、とくにパワーロスは感じなかったので、ペダルそのものには、問題はないはずです…

えー、そんなことあるかな….と考えているうちに、ちょっと思い当たることがありました。

 

実は、スラムのクランクは、ペダルの取り付け箇所が少し窪んでいて、そのままペダルを取り付けると、微妙に取り付け箇所が擦れ、摩擦による抵抗が生じる可能性があります。

それを防ぐために、各種ペダルには、シマノやカンパでは使わなくて良い「ワッシャ」が同梱されていたりします。

ガーミン・ラリーでは、そのワッシャを使いましたが、ファベーロ・アシオマでは、ワッシを使っていなかったことに、今、気がつきました。

 

あらためて、ファベーロ・アシオマの取説をチェックしてみると…

やっぱりワッシャは必要だった…

やっぱりワッシャを入れる必要がある…と書かれています。

 

これまで、チネリのコンポ「スラム・フォース」はパワーロスがある…と書いてきましたが、これは間違っていたのかもしれません。

 

明日、チネリのスラム・フォースのクランクに、ワッシャを使ってファベーロ・アシオマを装着し、その状態で、あらためてLSDのデータを取得して、再度データを比較してみたいと思います。

 

追伸

ナベちゃんが、サイクルスタンドを持ってきてくれました。

チネリを掛けてみた…

 

このスタンド、なんとナベちゃんのDIY。

2×4材でのDIYとは思えない仕上がりで、しかもステイン塗装済み。

なかなか、かっこいいです!

新型コロナがおさまり、チームじゅげむとしてのライドができるようになれば、このスタンドは大活躍です。

 

ナベちゃん、ありがとう!