その代わりに…その2

昨日は、5月7日(日)。

長かった連休も、いよいよ最終日です。

ガーミン先生から飛び出す「もっとトレーニングをせよ!」…という叱咤激励。

それに応えて、この日も早朝から朝練に行くつもりでした。

しかし、未明から降る無情の雨。

 

「あー、残念」…

 

以前の私であれば、雨に負けてそのまま寝ていたでしょう。

しかし、ガーミン先生からのお言葉に奮起した私は、これまでとちょっと違います。

早朝5時から、久々にローラーを行ってみました。

 

内容はテンポ走を30分と短いものですが、ケイデンス80rpmを維持した内容。

まずまずだと思っています。

 

ところで…

ガーミン・エッジは、走行中のデータに基づいてFTP値を自動計算/更新することができます。

私はこの機能を「オン」に設定して使っていました。

しかし、エッジ830ではFTP値が誤って計算されるときがあるようで、このところ「瞬間最大風速」…的な出力パワー値により、「異常に高いFTP値が設定される」という現象に悩まされていました(「ああ勘違い…」)。

 

というのも、誤って異常に高い数値が値FTPとして計算/設定されてしまうと、「異常に高い値」を前提にしてパワーゾーンが区分され、それに伴って走行データ中は「ほとんどゾーン1」として記録される…ということが発生します。

このため、トレーニングステータスが非常に低くなってしまう…という状況にもなっていました。

 

これへの対処として、FTP関連を「リセット」ボタンによりリセットし、あわせて自動計算も「オフ」に変更しました。

ちなみに、リセットしたことでFTP値はデフォルトの「200w」に戻っています。

 

今回のローラートレーニングでは、パワーゾーンの時間は「妥当なゾーン/時間」として記録されました。

 

これはこれで良かった…と思っています。

 

パワーゾーンの区分/時間が妥当な線で評価されたので、ガーミン先生もようやく私の努力を認めてくれました。

トレーニングステータスもようやく「プロダクティブ」になり、「その調子!」と褒めてくれました…

 

「あー、良かった」…

 

 

ただし、パワーゾーンがブレるのを防ぐために、FTP値の自動計算機能を「オフ」にした代償として、今後FTP値が自動的に更新されることはありません。

 

「その代わりに」…ですが、正確なFTP値を設定するためには、定期的に「FTPテスト」を行う必要が発生してきます。

 

これ、確定であり、避けようがありません。

便利ないようでいて不便なFTPの自動計算。

その自動計算の誤りを防ぐための代償としては、ちょっとイタイ…

それが本音です。

その代わりに…

昨日は、5月6日(土)。

当初の予定では、7日(日)にサツマイモの苗を植えることにしていたので、その前日となるこの日は畑の畝立て等、サツマイモの準備作業をする予定でした。

しかし、注文していたサツマイモの苗4種類(五郎島金時、紅あずま、安納芋、紅はるか)が「7日には揃わない」…との連絡が入り万事休す。

土日の天気予報が雨になっていることもあり、サツマイモの苗植えは一週間延期することにしました。

 

一週間待っても、「すべての種類の苗が揃うかどうかは分からない」との報告もありました。

石川県の独自ブランドである「五郎島金時」なら手に入るそうですが、「それ以外は難しいかも」…という状況のようです。

まあそうなったら、すべて「五郎島金時」を植えることにするだけです。

 

ただし、サツマイモ有志の会、とくに女性陣には「五郎島金時」よりも「安納芋」の人気が高く、

「えー、ゴロウだけ… なんとかならないの?」

…と言われるんです。

 

私はネッチョリ系の「安納芋」よりも、ホクホクの「ゴロウ」が大好きなんですけどね…

 

さて、サツマイモ関連の作業で体力を使う予定だった土日でしたが、そこに突然ぽっかり空いたスケジュール。

 

「ならば、その代わりにライドをしよう!」

 

ということで、雨がまだ降らない午前中を使ってミニベロでのポタリングに行ってきました。

 

コースは、まず金沢港クルーズターミナルに行き、そこから内灘まで進みます。

そこで折り返すのですが、同じ道では面白くない。

一本山側にある「海側環状道路」を使って戻ることにしました。

 

 

海側に一番近い道路を順調に走り、金沢港クルーズターミナルに到着。

 

「大きな旅客船が停泊していないかな」…

そんな期待も虚しく、この日は停泊している船はゼロ。

催事場所にもキッチンカーなどはなく、中古車が展示されているだけ。

少々残念な気持ちで、ターミナルをバックに写真を撮ったらすぐに出発します。

 

そこから内灘までは、追い風天国に乗って快調そのもの。

しかし…

 

内灘で右折し、海側環状道路の直江交差点に向かう時点で、風がやや向かい風に…

そして、海側環状道路を戻り方向に進み始めた途端に、全身に浴びる向かい風の嵐。

ミニベロでのポタリングのつもりが、まあまあのトレーニングライドとなりました。

 

もっともそのおかげで、トレーニングステータスは「キープ」に変化。

ガーミン先生も、この努力を少しは認めてくれたようです。

 

 

 

 

元々はサツマイモ苗植えの準備を行うはずでしたが、思わぬことで延期に決定。

「その代わりに」行ったミニベロでのライド。

ポタリングのつもりが、風の影響でおかげで「トレーニング」に変身。

しかし体には良い影響を与えることができ、結果オーライのライドとなりました。

 

 

 

「その代わり」つながりで…

 

5月のハルヒルはDNSが確定しました(「復活の日々…その3」)。

「その代わり」として、白山一周(時計回り)を考えていましたが、やはりヒルクライムレースには出場したい…

ということで、この後エントリーできるヒルクライムレースに参加することにしました。

 

ただし調べてみると、6月のフジヒルはすでにエントリーが締め切られていました。

となると、7月、8月が候補となります。

 

私が知っているものでは…

7月であれば、佐渡、そして甘利山。

8月には、私も参加したことがある乗鞍。

 

それ以外にもどんなレースがあるのか、ちょっと調べてみますかね…

FTPテスト失敗の巻…

昨日は、4月26日(水)。

 

先日の投稿で書いたように(「ああ勘違い…」)、私は、自分のFTP値がどの程度なのか分かっていません。

なので、ガーミンコネクトの「ユーザー設定」から、適当な値として、これまでずっと「210w」を設定してきました。

 

2020年12月当時は「ギア4段、ケイデンス90rpm、パワー200w」を目処としてのローラーを60分程度は行うことができていた(「1丁の違い」)ので、おそらくこの程度はあったハズ…

そう考えて、この値をずっと設定し続けてきていました。

 

しかし、現時点での私の正確なFTP値は「分からない」というのが正直なところ。

 

「ならば、FTPテストを行なってみよう」

 

ということで、今回は「ガーミン Edge830」に搭載されている機能を使用してFTPテストを行なってみることにしました。

しかし…

FTPテスト 失敗…

 

結論から言うと、FTPテストは失敗してしまいました。

 

 

ガーミンの機能を使ったFTPテストは、ウォームアップを含めて徐々にパワーを上げていく7つのステップで構成されていました。

 

ガーミンでの画面操作の流れは以下の通りです。

まず初期画面から左下のメニューを選択し、
つぎに「マイデータ」を選択し、
画面を下にスクロールして、
表示された「FTP」項目を選択して、
さらに「FTPテスト」を選択し、
最後に「テストスタート」を選択する…

 

「テストスタート」を選択してガーミン本体下部右側にある「開始」ボタン」を押すと、いよいよFTPテストが始まります。

 

また、「FTPテスト」の測定ステップは以下の内容でした。

 

1ステップ:ウォームアップ
(自分でガーミン本体下部左側の「ラップ」ボタンを押すと、ウォームアップは終了します)

2ステップ:4分間 170w〜190w

3ステップ:4 分間 190w〜210w

4ステップ:4分間 210w〜230w

5ステップ:4分間 230w〜250w

6ステップ:3分間 245w〜265w

7ステップ:2分間 265w〜285w

 

メニューを見るだけでも、後半がハードそうでちょっとビビってしまいます…

 

 

最初は順調だったのですが、5ステップの終わり頃から苦しくなり、パワーが安定しなくなってきました。

そして6ステップ目では、20秒ほど経過した時点でパワーが出せず「ペダルを回しているだけ」…になってしまいました。

この「足がついていかなくなった」6ステップ目の時点で、ガーミンの停止ボタンを押しFTPテストそのものを中止しました。

 

実はFTPテスト中、ガーミンの画面には

・指定の出力パワー値
・今現在のパワー値
・そのステップの残り時間

が表示されるだけ。

その他、ケイデンス/心拍数等の値はいっさい表示されません。

せめてケイデンスが表示されれば、もう少しパワーを安定させることができると思うんですけど…

 

いやー、ちょっと弱りました。

  

 

ネットで色々調べてみると…

どうやらFTPテストのウォームアップでは、測定を正確に行うために一旦「インターバル(全力走)」を行い、レスト後にあらためてFTPの計測を行うようです。

ガーミンの1ステップ目にある「ウォームアップ」では、上記のような指示はありませんでしたので、私はいつものようにゆったり目のケイデンスで、文字通り体を温めるだけしか行いませんでした。

 

それと、ログをチェックすると、4ステップ目ではすでにケイデンスが90rpmをオーバーしていたようです。

そのまま5ステップ目で高ケイデンスにするよりも、その時点でギアを「3段」に変え、ケイデンスを少し落とした方が良かったもしれません。

 

 

今回のFTPテストは失敗しましたが、とりあえず、ガーミンで「FTPテスト」を行う際の要領は分かりました。

近いうちに、あらためて今回の「FTPテスト」、再チャレンジしてみたいと思います。

 

 

追伸

久々に全力走をある程度の時間行ったので、昨年肉離れを起こしたところがさすがに痛みます。

風呂上がりに、痛い箇所(右のふくらはぎ)を揉んでいると、妻からつぎの質問が…

 

妻:
痛いの?

私:
うん、ちょっとね。
自分の今の能力/パワーを測るために、久々に全力走をしてみたら、去年肉離れしたところがちょっと痛いんだ。

妻:
もう無理が効かなくなっているのよ。
パワーなんてどうでもいいじゃない。
能力が低くても、運動さえ続けていればいいじゃないの?

私:

 

 

まあその通りですが、それだと何か物足りないんですよ。

そこ、分かってもらえるかなぁ…

ああ勘違い…

昨日は、4月24日(月)。

昨日もいつも通りローラーを行いました。

テンポ走 25分+5分でギブ…

 

ただし、今回からはまたケイデンスを上げ「ギア4段、ケイデンス80rpm、パワー180w~200w」を目処のテンポ走としてみました。

 

これで60分を走り切る…と思っていたのですが20分過ぎから前腿にきてしまい、25分経過時点でいったん5分間のクールダウンを挟みました。

5分間のクールダウン後、ケイデンスを80rpmに上げてテンポ走を再開。

しかし更に5分経過した時点で、再び前腿がグロッキー。

6分持たずにクールダウンとなりました。

 

ケイデンスを上げるには、まだちょっと早かったのかもしれません。

とは言え、そろそろ負荷を上げたトレーニングメニューにしないと、白山一周への準備もおぼつかない…そうも思います。

 

「60分間運動し続ける」の目標はクリアできませんでしたが、とりあえずケイデンス80rpmキープへのチャレンジとして、このローラーを続けていくことにしたいと思います。

 

 

さて、今回のローラートレーニングは、時間は短かったとはいえ少し負荷を上げました。

 

「どれどれ、心拍ゾーン/パワーゾーンはどうなったかな?」

 

…そう思って、ガーミンコネクトでその結果をチェックしてみると…

パワーゾーン
ゾーン1(回復走)のみ!

 

心拍ゾーンについては、まあ思った通りの結果です。

一方パワーゾーンの時間は、99%が「ゾーン1(回復走)」という結果。

 

「えー、そんな訳ないでしょ!」

 

あらためて、パワーゾーンを区切っている「出力ワット数」をよーく見てみると…

なんと、0w〜261wまでが「ゾーン1(回復走)」となっています。

 

「なんじゃ〜こりゃ!?」

 

さっそくガーミンコネクトの個人設定で「FTP」をチェックします。

すると、以前は「210w」だったはずのFTPが、なぜか「465w」に。

これだと、私の場合はPWR(パワーウェイトレシオ)が6.0w/kgを超えてしまいます…

 

「いやいや、私はUCIを走るプロじゃないですよ」

「なんでこうなったのかなぁ?」

 

ということで、前日のガーミンのログもチェックしてみました。

すると…

あー、ありましたね、原因らしきものが。

 

 

日曜日に行ったチームじゅげむのツーリングでの1シーン(「勧進帳ツーリング・ミニ…」)。

徳光PAからポケットパーク小川までは、お約束のスプリント区間。

ここを私は、久々に全力で走ってみました。

スプリントの記録

 

その際のMAX値は、「58.0km/h、148rpm、919w」と記録されています。

そして、ライド全体での各ゾーンの時間はつぎの通りでした。

パワーゾーン
区分がおかしくなった

 

「あー、やっぱり」

「このライドから、パワーゾーンがおかしくなっていたんだ…」

 

徳光から小川までのスプリント区間。

そこで記録した「瞬間最大風速」の値により、FTP値の設定が勝手に変わってしまった…

それが原因のようです。

 

すぐにFTPの設定を「210w」に戻して再設定。

つぎのライドからは、また「まとも」なログになるでしょう。

 

 

FTPの自動計算。

これについては、ガーミンも「勘違い」をすることがある…

それが分かりました。

 

今回、パワーゾーンの時間/区分にびっくりしましたが、

・勘違したガーミンの自動計算値を使ったり
・逆に「ユーザー設定」から自分自身でテキトウな値を設定する

のではなく、ガーミンを使って

・FTPテストを行う

…これが一番いい方法で正確でいいんでしょうね。

 

ただこのテスト、「とってもツラい…」ってことも良く聞きます。

 

 

FTPテスト。

やる?

やらない?

 

あー、どうしようかな…

復活の日々…その3

昨日は、4月19日(火)。

この日も「ギア4段、ケイデンス75rpm、パワー160w~190w」目処のローラーを60分行いました。

テンポ走 60分

 

今回、前回(一昨日の投稿「復活の日々…その2」)とまったく同じ内容のローラー(ギア4/75rpm/160w~190wで60分)を行っています。

しかしなぜか、今回の方がキツくて足が重い印象。

 

パワーゾーンの時間を比較してみると、どちらも「パワーゾーン4(ハード):8%、パワーゾーン3(テンポ):65~66%」と同じ。

 

「でも、今回の方がキツいということは、今回の心拍数が高かったのか?」

 

そう思って心拍数を比較してみましたが、その結果にびっくり。

なんと今回の方が、心拍ゾーン4(ハード)の時間が3分以上短くなっています。

 

同じ運動をしているのに、心拍数が低くて苦しい?!

 

 

ははー、なるほど。

今回は、前回の疲れが抜け切っていなかったんですね、きっと…

 

ケイデンスを5rpm上げたことで、体への負荷が少し増えました。

その増えた負荷にまだ体が慣れておらず、前回の疲れが抜け切っていなかった…

きっとそういうことだと思います。

「疲れが抜け切っていなかったため心拍数が上がらず、その結果苦しくなった」

そう考えれば、この現象/結果は納得できます。

 

 

次回のローラーでは、キツさ/足の重さに注意してみます。

もし次回も「キツい/足が重い」と感じるようなら、メニューをLSDにスイッチすることも考えてみます。

 

 

さて、エントリーしたハルヒルのDNSが決定となりました。

楽しみにしていたハルヒル&浜松遠征。

その「失った楽しさ」を、ぜひとも「復活」させたい…

ということで、2021年に行った「白山一周」(「白山一周…しました!」)に、再度チャレンジすることを思い付きました。

 

そのときの動画は、「白山一周の動画公開」、「白山一周ライド 8倍速・ノーカット動画…公開」で公開しています。

興味のある方はどうぞ。

 

 

ただし、今回は前回と反対の「時計回り」でライドすることとして計画。

白山一周(時計回り)

 

まず医王山を越えて、さらに人喰谷を越えて五箇山方面。

ひるがの高原から白鳥を抜けて九頭竜、大野、勝山と進みます。

そして谷トンネルから白峰を抜けて帰ってきます。

 

走行距離 271.7km、獲得標高4,770m。

まあまあのチャレンジです。

 

前回はこの逆の「反時計回り」。

医王山と人喰谷の2つの峠越えが終盤に控えていたため、非常にキツいルート設定だったように思います。

 

今回は「時計回り」としているため、この2つの峠越えは序盤で片付けることができます。

終盤の白峰を越えれば、あとは下り基調。

「楽なコース」ではないですが、前回よりもマシ…のような気がします。

 

 

白山一周で楽しみも「復活」。

うーん、我ながらいいアイディア。

 

誰か、一緒に行きませんか?

(むぎーさん、どうですかね…)