捨てる神あれば…

今日 6月22日(火)は、やらなければならない作業が立て込んでいたので、トレーニングはお休みしました。

昨日は久々に、なべチャン、1722 YSEさんと一緒に、再開した「いしかわ総合スポーツセンター」に行って筋トレを行いました。

そのおかげで、今日は腕・胸・背中の筋肉に、若干の筋肉痛/張りがあります。

 

筋肉痛があるということは、その部分の筋肉組織が太くなっている…ということでもあります。

筋トレで上半身を鍛えることは、ロードバイク/ヒルクライムにも効果があると思うので、月曜日の筋トレは続けていきたいと思います。

 

さて、先週日曜日のチームじゅげむでの医王山ヒルクライムでは、出し切る/魂を見せる走りを展開した ツイテル ツイテルさん。

ところが、ある程度の距離をライドすると、「大切なところ」がとても痛くなってしまうそうです…

それは大変! ということで、医王山からの帰り道にスポーツサイクル・イシノさんに寄り、あらためてポジション等をチェックしてもらいました。

その結果は…

 

サドルの高さは問題ないようですが、サドルの形状、およびステムの長さに問題があったようです。

ツイテル ツイテルさん カレラ・ニトロ

このサドル、前側がやや膨らんでおり、そこが大切なところを圧迫してしまう…ようです。

それと、ステムがツイテル ツイテルさんには短か過ぎる(50mmほど?)ため、姿勢が窮屈になっているとのことで、もう少し長くしてみる方が良い…との判断でした。

 

うーん、サドルとステム、買う?

どうする….と考えていて、あっ!と思いついたのが、フォーカスから外したパーツ。

 

実は私がフォーカスで立ちゴケした際、サドルの裏側(レールをホールドする箇所)を壊してしまったのですが、そこを補修して使っていたサドルがありました。
(今は、もう使っていませんが…)

破損箇所を補修

 

また、フォーカスは、長女用に設定変更する目的でステムを短いものに交換したのですが、その際、元々使っていたステム(90mm)を外しており、それが余っています。

外したステム 90mm

 

どちらも、そのままでは捨てられる運命。

 

ただ、捨てる神あれば拾う神あり。

ホワイトで統一されたカレラ・ニトロにはマッチしないかもしれませんが、とりあえず、ツイテル ツイテルさん、これらを使ってくれる…とのことです。

 

余ったパーツの有効活用。

これも、ロードバイクの楽しみの一つかもしれませんね。

お昼休みの洗車

昨日 6月20日(日)はピナレロに乗って医王山のヒルクライムに行きましたが、小雨に降られて少々汚れてしまいました。

小雨に降られた汚れもそうですが、その前からチェーンのオイル汚れも目立ってきていたこともあったので、お昼休みにピナレロの洗車を行いました。

 

まずは、汚れている箇所/状態をチェック。

雨降り路面からの跳ね上げ
チェーン周りも汚れが酷い…

シートポスト、チェーンステー、フロントフォークなど、やはり跳ね上げの汚れがあります。

また、チェーンやスプロケは、オイルの汚れで黒くなってきています。

 

さっそく洗車に取り掛かりますが、まず前後のホイールを外して、車体を整備スタンドにセットします。

このとき、スプロケ代わりのダミーハブもセットします。

整備スタンド
ダミーハブ

 

スタンド&ダミーハブ 装着

上の写真の状態で洗車していきますが、実は、これがとっても洗車しやすいんです。

 

まず、立ったまま作業ができるので、体への負担が減ります。

そして、ホイールを外しているので、タイヤが邪魔で洗いにくい…ということがなくなり、作業性が向上します。

 

さて、バイクがセットできたら、まずチェーンオイルの汚れを洗います。

専用クリーナーを容器に取り出し、それをブラシにつけながらゴシゴシ擦ったら、しばらく放置します。

Drivetrain cleaner

すると、オイルの汚れがポタポタと落ちていきます。

これがすごいんですよね。

オイルの汚れがポタポタと…
スプロケも同様

2019年までは、(ロードバイクを保管するときの)普通のスタンドにセットした状態で洗車をしていました。

また、オイルの汚れは、パーツクリーナーをスプレーする方法でクリーニングしていました。

 

もちろん、これでも洗車はできますが、ロードバイクが目線の高さにないため、すべての作業をしゃがんで(あるいは、かがんで)行う必要があります。

それと、パーツクリーナーはジャンボ缶でも200円ほどで、コスパとしてはとても良いのですが、スプレーしたときに汚れが飛び散らないようにするのが大変です(私は、パーツクリーナーをスプレーする際には、その反対側にウエスを当てていました)。

 

皆さんも経験があると思いますが、しゃがんでいると足・腰が疲れてきます。

そのうえ、シートステー/チェーンステー/フロントフォーク等の裏、BBの後ろ、ブレーキシューなど、タイヤ&ホイールが干渉する箇所が洗いにくい状態です。

また、オイルの汚れについては、ウエスを当てても、どうしてもホイールやフレームに汚れが飛んでしまいます。

だんだんと手が真っ黒になってくる…ということもあり、あまり嬉しい作業ではありません。

 

ところが、整備スタンド、ダミーハブ、チェーンクリーナーを導入してからは、これが一変。

立ったままで作業ができますし、邪魔になるホイールを外しているので、どこでも楽々手が届きます。

整備スタンドの「バイクのフレームをセットしている部分」が水平方向に回転するので、自分がバイクの周りの移動する必要はなく、スタンドを回転させるだけでバイクのすべての箇所が洗えます。

オイルの汚れについても、クリーナーを付けてブラシで擦れば、あとは水で流すだけで綺麗になる…と、まさに目から鱗。

本当にびっくりしました。

 

専用クリーナーを使ってブラシで擦ったあとは、5分ほど待って水で流します。

頑固なオイルの汚れはこれで落ちます。

それから車体全体の洗車です。

 

私は、車体の洗車には台所用中性洗剤を使っています。

車体は中性洗剤

オートバイに乗っていた頃、友達の間では「洗車するならマ○レ○ン」と言っていました。

当時でも、目的ごとに専用のクリーナーキット等は売られていたのですが、私は台所用の中性洗剤(それと、使い古しの歯ブラシ)で済ませていました。

ロードバイクになった今でも、まあ、変わっていないですね…

 

バケツに水を張り、そこに中性洗剤を入れ、泡立ててから全体を洗います。

全体を丁寧に洗う

 

全体を丁寧に洗ったら、水で洗剤/泡を洗い流します。

ウエスで水分を拭いてから、残った水滴をエアーで吹き飛ばします。

エアガンでブロー

 

洗車が終わったら、整備スタンドからフレームを降ろし、ホイールを付けてチェーンに給油します。

チェーンオイル

チェーンへの給油は一コマごとに、一滴ずつ給油していきます。

以前はスプレー缶のオイルを使って、チェーンをクルクル回しながらプシュー…というやり方だったのですが、ヒルクライムレースを意識するようになった2018年からは、このチェーンオイルで、一コマずつ…の方法です。

 

小まめにチェーンのクリーニング&給油するのであれば、おそらくどんなオイル/方法でも、問題はないと思います。

ただ、なんとなくですが、このオイル/給油方法は良いような気がします、私は…

 

さて、洗車後の状態は…

跳ね上げなし
給油したチェーン&スプロケ ピカピカ
綺麗になったピナレロ

とても綺麗になりました。

最後に、すべてのギアにストレスなく変速できるかをチェックして、作業終了です。

これでまた、気持ちよくライドに行けます。

 

洗車の道具やホースを取り出したり、途中経過を写真に撮ったりと、少々モタモタしていたため、すべての作業に小一時間かかりました。

 

洗車中に、なべチャンが近くを通ったようで、差し入れのフルーツサンドを頂きました。

なべチャン、ありがとう。

  

これで今日のお昼休みは終了。

たいへん有意義なお昼休みでした。

 

追伸

以下、私が使っている道具類です。

ご参考まで。

 

 

 

 

 

出し切る

今日 6月20日(日)は、チームじゅげむでの「もりの里から医王山 がっつりヒルクライム・ライド」でした。

もりの里→俵町→医王山→湯涌温泉

 

参加メンバーは、なべチャン(ピナレロ)、1722 YSEさん(ビアンキ)、ツイテル ツイテルさん(カレラ)、kenshinさん(ピナレロ)、しゅういち(ピナレロ)の5人(5台)でした。

 

この中で、1722 YSEさん & ツイテル ツイテルさんは、医王山ヒルクライム初体験だったのですが、見事、出し切って医王山を制覇しました。

二人とも、勾配がキツくなる通称「イワナ坂」では、魂を見せるライドを展開。

いやー、さすがです。

 

ちょっと雨模様だったこともあり、その先の夕霧峠は遠慮して、医王山制覇のあとはイッキのダウンヒルで湯涌温泉まで行きます。

少し時間があったので、総湯近くにある「白鷺の足湯」まで歩き、足湯でまったりします。

湯涌温泉 白鷺の足湯
足湯 気持ちイイです…

 

足湯を満喫すればちょうど良い時間。

さっそく湯涌温泉での目的地、カフェ レンテさんでフルーツサンドを頂きます。

店内 クールなジャズのBGM
そして フルーツサンドを堪能

 

金沢の奥座敷、湯涌温泉で頂くフルーツサンド。

とても美味しかったです。

カフェ レンテさん、ありがとうございました。

 

カフェ レンテさんでのフルーツサンドを堪能したら、あとは帰るだけ。

帰りがてらスポーツサイクル・イシノさんに寄り、なべチャンのハンドル周りの設定/不具合をチェック。

 

自宅に帰ってからは、なべチャンと二人で、久々に美川の中華料理「美美」さんでランチを頂くことにしました。

中華料理 美美

五目炒飯、酢豚、餃子。

私としてはテッパンの料理を注文。

(なべチャンは、五目炒飯ではなくキムチ炒飯を選択)

久々の美美さん、美味しかったです。

 

今日のライドは、がっつりヒルクライム…と銘打ってスタートしましたが、足湯、スイーツ、ライド後の満腹ランチもあり、なんとも楽しい内容でした。

 

1722 YSEさん、そしてツイテル ツイテルさん。

医王山のヒルクライムはどうだったでしょうか。

今回は雨まじりの空模様だったので、さらに奥にある「夕霧峠」は遠慮しました。

しかし、つぎに天気が良いときにチャレンジする機会があれば、そのときこそ「夕霧峠」の制覇を目指してオールアウト、出し切って行きましょう!

極楽浄土

今日 6月19日(土)は、111歳の天寿を全うした祖母の四十九日の法要でした。

 

今日は、金沢は夜明け前からの強い雨。

ごく近しい親族の方々に集まってもらい、自宅の小さな仏壇(伝統的な仏壇ではなく家具調の仏壇)と、お骨を置いている小テーブルの前で、お坊さんにお経をあげてもらいました。

ただ、強い雨が降っていることもあり、その時点での親族全員での納骨は諦めました。

雨が上がってから、息子と二人でお墓に行き、納骨を済ませました。

 

さて、法要のお経が終わりお坊さんが帰ってから、姪(姉の次女)の次女である小学2年生のKちゃんから、つぎの質問がありました。

 

「おじちゃん、どうして四十九日って、お参りするの?」

 

うーん、それは…

「さっきまでいた、お坊さんに聞いてほしかった」…とも言えないので、つぎのような話をしてみました。

 

私: 人が死ぬと、死んだ日から始めて、7日ごとにお参りをします。

Kちゃん: えー、私はお参りに来てないよ。

私: そうだね。その7日ごとのお参りは、おじちゃんの家族だけでやった。

Kちゃん: そうなんだ。

私: それは、7週間続くんだよ。

Kちゃん: けっこう長いね。

Kちゃん: そして、最後の7週間目はみんなでお参りして、お骨をお墓に入れます。

Kちゃん: ふーん。

私: Kちゃん、九九って習った?

Kちゃん: うん、習った。

私: 7日ごとに7週間。九九で「しち・しち」は?

Kちゃん: しじゅうく!

私: そう。だから「四十九日」はお骨をお墓に入れるお参りなんだ。

Kちゃん: そうか、分かった!

 

仏教的な意味はともかく、日数の意味は分かってもらえたようです。

 

亡くなって四十九日目。

その日には裁きを受けて、許された人のみが極楽浄土に行くそうです。

 

111歳の天寿を全うした祖母には、約束された極楽浄土。

一方の私といえば、煩悩全開。

迷ってばかりで、悟りを開いて明鏡止水…といった心境には程遠い毎日です。

ただ私自身は、煩悩/迷いの真っ只中で、格好悪いかもしれませんが「精一杯もがく」ことにも意味があると思っています。

 

悟った自分を周囲に見せたい…そんなときもあります。

しかし、悟ってもいないのに、変に格好をつけて悟った「ふり」をしてしまっては、「迷う/悩むという経験を通し、自分を成長させるチャンスを失うかもしれない」と感じます。

ただ、自分でも「みっともない、格好悪い、心が狭いなぁ」…と思うときがありますね、正直に言えば。

 

今、格好悪く「もがいている」私を見ている子供たち。

子供たちが大人になったときに、格好悪かった私を思い出してどう思うか。

私自身の成長ではなく、「子供たちがどう思うか」の方が重要…なのかもしれないですね。

 

ロードバイクに乗っていても、かつて、オートバイに乗っていたときも、なぜか他の人との競い合いに強い興味を持ってしまう。

そんな風に、悟りの境地には遠い私。

極楽浄土というよりも、もうしばらくは修羅の道を行くしかないようです。

経験したからこそ…

今日 6月18日(金)は夕方まで打ち合わせがあったため、トレーニングはお休みしました。

 

最近、打ち合わせでトレーニングをお休みすることが増えてきました。

夜にトレーニングを行うのはちょっとつらい…と感じるので、早朝にトレーニング時間をシフトすることも考えてみようかなと思ったりします。

ヒルクライムなどのレース当日では早朝4起きが当たり前なので、朝のトレーニングも悪くありません。

ちょっと、本気で考えてみます。

 

さて、なべチャンと自転車について語っている際に、こんな話がありました。

 

最近、自分もローラーでのトレーニングを行っている。

ローラーのトレーニングはやっていても面白くないし、正直言って、途中で止めたくなることも多い。

ただ、「ロードバイクで速く走れるようになりたい!」という想いがモチベーションとなって、嫌なトレーニングも続けられている。

 

トレーニングを続けるためのモチベーション。

それ、大事ですよね。

 

私も、初めてヒルクライムレースに出場した2019年、その年の初レース「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」での大惨敗を経験したからこそ、トレーニングの中身を工夫するようになりました。

また、自分のその時点の実力を把握して、それに合わせ序盤/中盤/終盤のペースを考慮してレース本番を走る…それが大切であることも思い知りました。

これらは、大惨敗の経験がなければ分からなかったと思います。

 

単なる趣味のロードバイク、ヒルクライムではありますが、それでも失敗したくないですし、本音を言えば、悔しい思いはしたくありません。

しかし、自分自身の経験として失敗したり悔しい思いをしないと分からないこともいっぱいある….

まもなく59歳になる私ですが、この歳になっても、本当にそう思います。

 

この先、どんどん失敗や悔しい思いを重ね、まだまだ成長して行きたいと思っています。

 

追伸

2004年ごろに購入し、15年以上使ったコーヒーメーカー。

そのポットの蓋のパッキンが経年劣化して、さすがに使えなくなってしまいました。

コーヒーを注ぐと、注ぎ口を開けていなくても、ボタボタと溢れる感じです。

 

あー、こりゃーだめだな…と思いましたが、愛着のあるコーヒーメーカーだったので、不具合のあるポットだけを新たに購入し、コーヒーメーカーとしては使い続けることにしました。

 

さて、そのポットですが、古いもの、新たに買ったものを比較してみると、

外観はそれほど違わない…

外観上は、それほど違いがあるようには見えません。

(まあ見えない箇所には、キズや凹みがいっぱいありますが…)

 

しかし、蓋を外して裏返すと…

違いが明確に…

パッキンにコーヒーが染み込んで、色が変わっています。

また、写真では分かりませんが、もうパッキンに柔軟性がなくなっています。

 

ポットの中も…

ステンレスにもコーヒーの色が…

きちんと洗っていたのですが、ステンレスにもコーヒーの色が染み付いて取れなくなっています。

 

長く使い込んだコーヒーメーカーのポット。

これも長く使った経験があるからこその愛着。

 

長く役立ってくれてありがとう。

新たに購入したポットも、また、長く使い続けるつもりです。