本気で自転車!?

昨日は、kit1002さんからのリクエストで、ローラー練習会を行いました。

三本ローラー 練習場所

kit1002さんは、自分のライトウェイのグラベルロードを持ってきてくれました。
…が、ホイールベースがやや広いkit1002さんのライトウェイに合わせて、私の使っている三本ローラー(エリート e-Motion)の前後のローラーの間隔を調整しようとしたところ、前側のローラーを留めている六角ボルトが汗で錆び付いてしまい、調整ができませんでした…

六角ボルト 錆びて回せず…

困った挙句、せっかくライトウェイを持ってきてもらいましたが、私が普段使っているチネリに乗ってもらうことにしました(kit1002さん、ゴメンなさい…)。

 

kit1002さんは、自宅リビング、しかもテレビ前の特等席にスピンバイクを置いているそうです。
そして、奥様を含めたご家族4人全員が、ほぼ毎日、30分程度スピンバイクに乗ることが日課になっているとのこと。
使用頻度がとても高いこともあり、そのスピンバイクのクランクが少々ガタついてきたそうで、ガタついてきたスピンバイクの対策案の一つ(リプレース)として、ローラー台に興味を持たれたとのことでした。

 

さて、さっそくローラーに乗ってもらいます。

最初こそ、ローラーの右側にあるタイヤラックに掴まっていないとペダルを回すことができませんでしたが、さすがkit1002さん、ものの10分もするとラックから手を離し、両手でチネリのハンドルを握って走ることができるようになりました。
ご家族全員が三本ローラーに乗るとは思えないですが、kit1002さん本人は三本ローラーが気に入った様子でした。

実のところ、スピンバイクのクランクのガタつきはkit1002さん以外の3人は全然気にしていない…そうなので、スピンバイクはそのままにして「ローラー台を別途導入する」ことに、方針を変更したようです(さっすがー)。

また、エリートの三本ローラーに乗った後、グロータックの固定ローラーにも乗ってもらいました。
両方を乗り比べてみて、kit1002さんは「三本ローラーの方が実際に走っている感覚に近いので、これなら飽きずに続けられそう」との感想を持たれたようです。

三本ローラーのトレーニング仲間が増えるんだ、嬉しいな…と思っていたのですが、しばらくしてkit1002さんから、「本気で自転車する気になったら、三本ローラーの導入を検討します」とのコメントが届きました…

 

「えー!…kit1002さん、ミニベロ、グラベルロード、スピンバイクを間髪入れずに連続導入したんですよね。私から見れば、もう十分、”本気で自転車”してますけど…」

 

kit1002さんの本気って、どんだけ〜!

ローラー練習会

今日はLSDを1時間です。

LSD 1時間

昨日と同じように、1段重いギア(15T→14T)でのLSDです。

LSDでも、昨日のテンポ走と同じように、心拍ゾーンは以前と異なっています。

 

今日、12月12日のLSDでは心拍ゾーン4(無酸素・持久力向上)が40%をしめています。

今日のLSD 心拍ゾーン

これに比べ、以前の12月10日のLSDでは心拍ゾーン4はほとんどありません。

12月10日 心拍ゾーン

 

これも、このトレーニングを続けて下のグラフに近づくことを目標にしたいと思います。

 

さて、明日はkit1002さんのリクエストで、ローラー2つを使ったローラーでの練習会を予定しています。

使用するローラーは、エリートのe-MotionとグロータックのGT-Roller F3.2の2台です。

GT-Rollerの負荷をコントロールするスマホアプリには、最近走りに行っているプチ・ヒルクライムのコースをGPXデータにして読み込ませました。

明日は、このアプリでタイムトライアルでもしてみれば面白いかも…と思っています。

 

追伸:

トレーニングについていろいろ書いていますが、これからOKDさんと一緒に飲むことにしています。

せっかくのトレーニング効果も台無しですが、たまには良いですよね。
(本当に「たまに」なのか…というツッコミがありそうです…)

1丁の違い

今日はテンポ走を50分でした。

テンポ走 50分

今日から、ギアを1段重くしています。

ローラーで使用しているチネリは、クランクはコンパクトで50-34T、スプロケは11-30Tです。

トレーニングでは、ローラーの負荷は3段階あるうちの真ん中、クランクはアウターです。
スプロケはトップを1段とすると、これまでは、
・アップ/ダウン 6段(17T)
・LSD/テンポ 5段(15T)
・全力 4段(14T)
でした。

それを、今日からは1段ずつ重くして
・アップ/ダウン 5段(15T)
・LSD/テンポ 4段(14T)
・全力 3段(13T)
で行います。

今日のテンポ走は4段(14T)で、これまでの5段(15T)とギアの丁数(歯車の数)にして1つしか違いません。
これでケイデンス90rpm程度で走ると、以前は37km/hほどだったものが、40km/hほどになります。

丁数としてはたった1丁、スピードでは数km/hの違いしかありませんが、足に感じる負荷の違いは、ぜんぜん”少し”ではありません。

 

心拍ゾーンで見ると、以前はゾーン5(最大強度)の時間がありませんでした。

以前(12月4日)のテンポ走 心拍ゾーン

 

これが、今日のトレーニングでは以下となっています。

今日のテンポ走 心拍ゾーン

ゾーン5が30%程度ありました。

 

今日は右膝に違和感が出てしまい50分でクールダウンとしましたが、このギア/負荷でのトレーニングに慣れ、以前通り心拍ゾーン5が無くなることを目標にしようかな…と思っています。

その先には、来年のヒルクライム大会でのタイム向上が待っていると信じます!
(マシン・ドーピングだけではダメですよね、やっぱり…)

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その4(サスペンド?)

今日はLSDを1時間です。

LSD 1時間

途中、長男がきて少々話をしたので、一旦止まっています。
(アスリートでも無い良い大人の父親がローラーで走っている姿を見て、息子は何を思う…)

 

さて、ピナレロ vs フォーカス vs チネリの比較対決ですが、外を実走するチャンスがいよいよ無くなってきそうです。

というのも、今週の天気予報は週末を含めて雨ばかり。
そして来週になると、Yahooの天気予報には「雪だるま」マークがずらり。
いよいよ北陸の冬本番、雪が降るようです。

雪が降ってもいきなり平野で積雪が何cm…となることはないと思いますが、ロードバイクで走るルートは山沿いが多いため、平野部で雪がチラついたりミゾレが降っているのであれば、山沿いは最低でもうっすらシャーベット…そうなると、もうロードバイクでは走れません。
とうとう冬ごもり、あるいはローラー台でのトレーニング・オンリーの季節が来そうです。

 

比較対決は来春までサスペンドとして、しばらくはローラーでのトレーニングに勤しみますか…

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その3(予行演習?)

今日はトレーニングではなく、チネリ/フォーカス/ピナレロの3台をトランポして、データログを取得するポイントで、実走してみました。

しかし、データログ取得の予行演習で終わってしまいました。

また、フォーカス(11-32T)とピナレロ(11-30T)のスプロケの丁数が一致していないため、単純な比較はできないことが分かりました。

 

まず、コースは以下のようになっています。

データ取得 予定コース

長いストレートの後にプチ・ヒルクライムがあり、ライドのデータログを取得するには絶好ののポイントです。

橋の近くにある駐車場に車を停め、そこからスタートします。

ピナレロ,フォーカス,チネリをトランポ

 

まず、チネリで1本ウォームアップとしてコースを走った後に、本番のデータ取得をするつもりでしたが、ウォームアップとしてヒルクライムをしただけで、もうギブアップでした…

なので、今回は予行演習として、とりあえずコースを試走するだけにしています。

 

まず、チネリでウォームアップをしました。

チネリ ウォームアップのみ

これは、ウォームアップのみなので、スルーします…

 

つぎにフォーカスです。

フォーカス 最高速到達

チネリのウォームアップでもうダルダルになってしまったので、ストレートでの最高速&スピード維持のみになりました。

スタートから1分48秒後、38.5km/h、95rpm程度で巡航しているところから660Wで踏み始め、10秒後に最高速47.5km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは105rpm程度でほぼ一定となっていますが、最高速を記録した10秒後の出力ワット数は533Wであり、スピードが乗るにつれて127W減少しています。

 

そしてピナレロです。

ピナレロ 最高速到達

スタートから1分47秒後、38.9km/h、100rpm程度で巡航しているところから654Wで踏み始め、15秒後に最高速50km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは110程度ですが、フォーカスに比べて小さい増減/振動を繰り返していることが目立ちます。
ケイデンスの増減/振動に合わせて出力ワット数も変化していますが、最高速を記録した15秒後の出力ワット数は471W(184W減少)であり、フォーカスと同様、スピードが乗るにつれて減少する傾向を示しています。

 

一番足が疲れている時点でピナレロに乗ることになりましたが、それでもピナレロが最速でした。
足に感じる感覚としても、ピナレロは「軽くて速い」という印象です。

フォーカス/ピナレロとも、加速前の巡航速度と出力ワット数はほぼ同じです。
しかし、ケイデンスはピナレロが10rpmほど高く、加速している最中のケイデンスもピナレロが10rpmほど高い数値となっています。
また、加速中、ピナレロはケイデンスが一瞬低下してしまったようで、それをまた上げるために時間を浪費しているようにも見えます。

 

絶対値としての速度を単純に比較するのであればエアロ効果の高い形状が有利であり、フレームの強度、およびホイールの材質・特性は、最高速そのものには、あまり影響しないかもしれません。

また、加速時におけるバイクの性能を評価するのであれば、ギア比(私の場合はスプロケの丁数)を統一しないと、単純に比較はできないとも思えます。

 

予行演習の結果から、フォーカスには、今のゾンダ(11-32T)ではなく、チネリのシロッコ(11-30T)を装着した上で、あらためてテストの本番を行うことにしました。

その時こそ、ボーラとシロッコをピナレロとフォーカスに交代で装着して、データを取得します。