ああ勘違い…その2

昨日は、4月25日(火)。

夕方から来客があり、トレーニングはお休みしました。

 

さて、先日の日曜日はチームじゅげむでのツーリングを行いました(「勧進帳ツーリング・ミニ…」)。

実はこのとき、久々にツーリングシーンの動画を撮影しようと思い、Gopro(今となっては5世代前の、ずいぶん古い「HERO7 Black」ですけど…)の準備をしていました。

 

棚の中からGopro、バッテリー、その他諸々…をまとめ入れているポーチを取り出し、まずは外していたバッテリーを入れて、1年ぶりにGoproを起動してみます。

 

「ピピッ」…

そんな音と共に、Goproが正常に起動します。

 

「おっ、よしよし。まともに動作するみたいだな」

 

バッテリーの残量をチェックすると、表示値は「83%」。

まあ、1年以上ずっと放置していたんだから、これはしょうがない。

私はバッテリーを合計12個持っているので(「Gopro 謎の現象&雑音の原因…その5と4」)、「こまめにバッテリーを交換すれば、まあ大丈夫だろう」と判断。

 

またGoproでは、録画データを保存するメディアは「マイクロSD」メモリー。

これも私は、128GBのメモリーを4個持っています。

(4個のメモリーは、バッテリー3個を「1セット」として「1セット」毎に「1メモリー」を対応させて使っています)

 

 

久々にメモリーを使うので「まずは初期化をしよう」と思い、Goproにメモリーを指してメディアの初期化を試みます。

 

メモリーを入れて、動画撮影のスタンバイ状態になっているGoproの画面を「上下」にスラッシュして「ユーザー設定」の画面を出します…

が、なんとその時点で「メディアなし」のメッセージが表示されてしまいます。

 

「えー、そんな訳ないじゃない」…

 

4個持っているすべてのメモリーで試しましたが、すべて同じ現象。

 

「うーん、メモリの電極が汚れたのか?」

そう思って、アルコール系の濡れティッシュでメモリの電極部分を拭き、再度試してみても現象は変わらず。

 

「あー、これはメモリー側の問題じゃないな」

「いよいよGoproのメモリ・スロット部分がイカれたのかな」…

 

そう判断して、その日の動画撮影は諦めました。

 

 

ツーリングから帰ってきて、あらためて壊れたGoproを眺めていました。

 

Gopro、買い替えるか?

今なら、以前投稿にも書いた通り、HERO11 Blackだよなぁ…(「どうするGopro!?…」)。 

 

そう思って、もう一度、手元にあるGoproの電源を入れて画面を「上下」にスラッシュしてみると…

 

なんと、「ユーザー設定」画面が表示されます。

 

「あれ?!」

 

「ユーザー設定」から「リセット → SDカードのリセット」を選ぶと…

ちゃんとメモリーの初期化を行うことができました。

 

 

「うーん…」

「あっ、そうか!」

 

 

どうやら、私が最初に行ったのは、「下から上」へのスラッシュ( ↑ )。

これは「ユーザー設定」を出すのではなく、録画や撮影した動画/写真を「見る」ための動作でした。

 

これに対し、「ユーザー設定」を表示させるのは、逆方向、「上から下」へのスラッシュ( ↓ )。

 

 

 

1年以上ぶりに触ったGopro。

あまりに久々過ぎて、私は画面をスラッシュする方向( ↑ / ↓ )を間違えていました。

 

 

ということで、壊れていないことが分かったGopro HERO7 Black。

これからもチームじゅげむでのツーリングや、ソロでのロングライド等で活躍してもらいます。

 

 

なんとも間抜けな、Gopro「ああ勘違い」…でした。

 

 

追伸

しかしGoproさん。

 

メッセージにある「メディアなし」との日本語表現。

これはいただけません。

 

この日本語表現をすると、私のように勘違する方がいても仕方ないと思いますよ。

 

 

英語の「media」は、日本語で言えば「媒体」。

一方、IT関連の用語としての「メモリー」を和風に表現すれば、「電子記憶媒体」と表記されることが通例です。

このため、「メディアなし」と表現されると、一般的には「媒体がない」=「メモリーがない」と連想すると思います。

 

今回は、「データーなし」が適切な日本語表現だったのではないでしょうかね…

ああ勘違い…

昨日は、4月24日(月)。

昨日もいつも通りローラーを行いました。

テンポ走 25分+5分でギブ…

 

ただし、今回からはまたケイデンスを上げ「ギア4段、ケイデンス80rpm、パワー180w~200w」を目処のテンポ走としてみました。

 

これで60分を走り切る…と思っていたのですが20分過ぎから前腿にきてしまい、25分経過時点でいったん5分間のクールダウンを挟みました。

5分間のクールダウン後、ケイデンスを80rpmに上げてテンポ走を再開。

しかし更に5分経過した時点で、再び前腿がグロッキー。

6分持たずにクールダウンとなりました。

 

ケイデンスを上げるには、まだちょっと早かったのかもしれません。

とは言え、そろそろ負荷を上げたトレーニングメニューにしないと、白山一周への準備もおぼつかない…そうも思います。

 

「60分間運動し続ける」の目標はクリアできませんでしたが、とりあえずケイデンス80rpmキープへのチャレンジとして、このローラーを続けていくことにしたいと思います。

 

 

さて、今回のローラートレーニングは、時間は短かったとはいえ少し負荷を上げました。

 

「どれどれ、心拍ゾーン/パワーゾーンはどうなったかな?」

 

…そう思って、ガーミンコネクトでその結果をチェックしてみると…

パワーゾーン
ゾーン1(回復走)のみ!

 

心拍ゾーンについては、まあ思った通りの結果です。

一方パワーゾーンの時間は、99%が「ゾーン1(回復走)」という結果。

 

「えー、そんな訳ないでしょ!」

 

あらためて、パワーゾーンを区切っている「出力ワット数」をよーく見てみると…

なんと、0w〜261wまでが「ゾーン1(回復走)」となっています。

 

「なんじゃ〜こりゃ!?」

 

さっそくガーミンコネクトの個人設定で「FTP」をチェックします。

すると、以前は「210w」だったはずのFTPが、なぜか「465w」に。

これだと、私の場合はPWR(パワーウェイトレシオ)が6.0w/kgを超えてしまいます…

 

「いやいや、私はUCIを走るプロじゃないですよ」

「なんでこうなったのかなぁ?」

 

ということで、前日のガーミンのログもチェックしてみました。

すると…

あー、ありましたね、原因らしきものが。

 

 

日曜日に行ったチームじゅげむのツーリングでの1シーン(「勧進帳ツーリング・ミニ…」)。

徳光PAからポケットパーク小川までは、お約束のスプリント区間。

ここを私は、久々に全力で走ってみました。

スプリントの記録

 

その際のMAX値は、「58.0km/h、148rpm、919w」と記録されています。

そして、ライド全体での各ゾーンの時間はつぎの通りでした。

パワーゾーン
区分がおかしくなった

 

「あー、やっぱり」

「このライドから、パワーゾーンがおかしくなっていたんだ…」

 

徳光から小川までのスプリント区間。

そこで記録した「瞬間最大風速」の値により、FTP値の設定が勝手に変わってしまった…

それが原因のようです。

 

すぐにFTPの設定を「210w」に戻して再設定。

つぎのライドからは、また「まとも」なログになるでしょう。

 

 

FTPの自動計算。

これについては、ガーミンも「勘違い」をすることがある…

それが分かりました。

 

今回、パワーゾーンの時間/区分にびっくりしましたが、

・勘違したガーミンの自動計算値を使ったり
・逆に「ユーザー設定」から自分自身でテキトウな値を設定する

のではなく、ガーミンを使って

・FTPテストを行う

…これが一番いい方法で正確でいいんでしょうね。

 

ただこのテスト、「とってもツラい…」ってことも良く聞きます。

 

 

FTPテスト。

やる?

やらない?

 

あー、どうしようかな…

勧進帳ツーリング・ミニ…

昨日は、4月23日(日)。

この日は、元々チームじゅげむでのライド予定日。

行き先は…

 

当初は、卯辰山へのお花見ライドとして計画。

しかし今年の桜は、例年よりも2週間ほど早く開花する状況。

4月も下旬になれば、すでに桜は散ってしまっている…

と言うことで行き先を大きく変更し、まずは「ほぼほぼフラット」の片山津方面に向けて走ってみることにしました。

 

朝9時にいつものJR野々市駅をスタートし、まずは美川方面に向かって走ります。

途中、徳光(スマートICのあるPA)の信号交差点から「お約束」のスプリントを行った後、まずは「ポケットパーク小川」で休憩。

ポケットパーク小川にて

 

今回参加のメンバーは上の写真左から、アイランドさん、私(しゅういち)、kit1002さん、kenshinさん、そして新たにメンバーに入ってくれたteeenshuさん。

お見送りには、なべちゃん、best岡田さんが来てくれました。

 

新メンバーのteeenshuさん。

スポーツサイクル・イシノさんにふらっと立ち寄り、ピナレロのRAZHAが気に入り、即決で購入されたそうな。

元々は野球少年で、大学/社会人になってからはピストバイク!に乗っていたそうです。

teeenshuさん、これからもよろしくお願いします。

 

 

ここまでは、追い風天国でメンバー全員が快走。

ここから片山津方面に向って再スタート。

そして、安宅の関でしばし休憩するついでにメンバー全員の体調を確認し、そこで行き先を再検討することにしました。

 

そして到着した安宅の関。

安宅の関
(強風で体が持っていかれそう…)

 

写真ではみんな元気そうです。

しかしこの日は、晴れているとはいえ気温は15℃ほど。

そこに海から強風が吹き付けるため、体感温度は10℃ほど。

”断熱材” をいっぱい仕込んでいる私でも、「寒い」と感じるほどでした。

 

それに加えて、ここまでは強風の「追い風天国」。

ということは、帰りは強風(恐怖…)の「向かい風地獄」。

それを考えると、先の片山津まで行くのはちょっと…

ということで、急遽行き先を変更。

 

ここから美川の手取川河口まで引き返し、

・手取川の堤防を「海からの追い風」に乗って上流の天狗橋まで走り、
・鶴来で昼食を食べてから
・「下り基調」の道を、JR野々市駅まで帰ってくる

…というルート設定にしました。

 

そうと決まれば、さっそくスタート。

ここまで来た道を手取川河口まで引き返します。

ところが…

 

思っていた以上に「向かい風地獄」が強烈。

これは、寄り道をしている余裕は無いかも…

ということで、私たちは更に計画を変更。

 

手取川河口に着いたら、

・そのまま手取川を渡って直進し
・JR美川駅少し先にある中華料理店「美美(みんみん)」でお昼べ、
・そのまま帰路に着く

ということにしました。

 

中華料理店「美美」までの間も、向かい風の地獄は続きます。

初ロードバイクのteeenshuさんも苦しそうでしたが、なんとかお店に到着。

冷たい強風に向かって走ることに疲れた体を、出来立ての中華料理で癒します。

激辛ラーメンとギョーザ

 

私は、冷えた体を暖めるため、激辛ラーメンをチョイス。

それにギョウザをプラスしてみました。

 

激辛…と言う言葉にビビりましたが、「激辛」と言うよりもやや辛味が強いな…という感じ。

それよりも、とても美味しい肉味噌で、「クセになりそう」…

そんな印象でした。

美美さん、ごちそうさまでした。

 

 

暖まった体で外に出ると、そこはやはり「地獄」。

冷たい向かい風の中を、JR野々市駅まで我慢の走り。

全員無事にJR野々市駅に帰りつきました。

 

 

今回のライドは、ルートの変更に次ぐ変更で、当初の目的地には行けませんでした。

しかし、ロードバイク初乗りの新メンバーを迎えての「安宅の関・勧進帳ツーリング・ミニ」が、無事終わってホッとしています。

 

どうか今回のライドが、teeenshuさんに良いイメージとして残ってほしい。

そう願います。

ブランニューデイ…

今日は、4月22日(土)。

昨日も今日も、トレーニングはお休み。

 

このところ、夕方から諸々の予定が入る/入っていることが多く、トレーニングを休みがちです。

昨日はとある会合がありました。

それはある組織の役員の会合なのですが、その役員の任期は3年。

今年はその役員の改選の年で、新たに選出された役員が会する最初の会合。

会合が終わり、そのままの流れで食事会に行きました。

 

場所は金沢の山側環状道路沿いにあるホテル。

会合…からの食事会

 

しっかり食べて/飲んでしまったため、体重を落としてきたことも元の木阿弥。

新しい仲間:ブランニューメンバーでの、素敵な1日:ブランニューデイ。

 

「ブランニューデイ」、素敵な1日。

そんなことも、まあ許される…

そう思いたいです。

 

 

さて、「ブランニュー」つながりで。

 

以前の投稿(「やるときはやる…」)で書きましたが、今日は新しい道の駅「蓮如の里 あわら」のオープン日。

チームじゅげむでのライドで寄る前に、ちょっと下見をしておきたい…

ということで、今日、妻と一緒に、ブランニューの道の駅の下見に行きました。

 

昼食を食べ、ちょっと一息ついてから、吉崎御坊に向け出発。

途中、安宅の関での小休憩を挟み、1時間強の後に吉崎に到着。

 

満車状態の駐車場でしたが、たまたまタイミング良くスペースが空き、私たちは中に誘導されました。

 

「俺たち、なんかツイてるんじゃない?」

 

 

肝心の道の駅。

かつて寂れたお土産屋さんだったところが新しい建物になっており、そこが道の駅でした。

中に入ると、そこはやっぱり「今どき」の道の駅。

地元で採れた農産物を含め、色々なお土産物がずらり。

妻はそれらのお土産物をゆっくり見て回りましたが、結局何も買わず建物を出ました。

 

そのかわり、道路を挟んだ向かい側にある公園のようなところには、生バンドのステージが繰り広げられています。

興味を惹かれた私たちは、そちらに行ってみることにしました。

 

写真はジャズの演奏シーンですが、その前には女性ボーカルによる歌も披露されていました。

 

バンドの構成は、サックス、トランペット、トロンボーン、ドラム、パーカッション、ベース、キーボード、そしてボーカル。

おそらくプロの方々ではなく、同好会/クラブのような感じ。

 

ビッグバンド…という訳ではなく規模は小さいですが、ひと通りは揃っています。

加えて、演奏や歌そのものは素人のレベルを超えており、妻も私も感心することしきり。

いやー、いいものを聞かせていただきました。

 

 

オープンした道の駅での、素敵な1日。

妻とのドライブデートは、ブランニューデイ(素敵な1日)になりました。

 

 

追伸:

演奏されていたバンドについて調べてみました。

その結果は…

 

芦原を中心に活動されている、「金津JAZZ倶楽部」というビッグバンドジャズの方々でした。

しかもそのメンバーは、皆さん音楽教室の講師をされていたり、学校で音楽関連の部活で顧問をされている方々のようです。

いやー、上手いハズです。

 

しかも、ホールを借りてのワンマン?(1バンド)のコンサートも毎年開いており、そこかしこのイベントにも招待されて演奏を行なっている模様。

うーん、もうこれは「プロ」ですね。

 

「おそらくプロの方々ではなく…」などと生意気なことを書いてしまったことをお詫びします。

失礼しました…

お父さんはつらいよ…

今日は、4月21日(金)。

 

昨日の投稿(「安全性と利便性…」)にも書きましたが、昨日の朝9時30分に予約した、金沢市役所でのマイナンバーカードの受け取りの件。

妻と私の分は受け取れましたが、一緒に予約していた長男(高校1年生)の分は、「免許証/パスポート等の写真付き本人の証明書がないのであれば、提示しているものでは不足」…とのことで、受け取ることができませんでした。

 

それなら…ということで、長男が学校から帰ってきた午後4時15分。

私は彼に向かって、以下を宣言します。

「すぐに金沢市役所に一緒に行って、マイナンバーカードを受け取ってくるぞ」

 

ところが長男はこれに抵抗。

そのときの、長男と私の会話。

 

長男:
今から?
ちょっと無理。

私:
どうして。

長男:
友だちと遊ぶ約束がある。
それに、俺は行かなくても受け取れるって言ってたじゃない。

私:
お前の写真付きの証明書、たとえば免許証、パスポート、生徒証がないから、手持ちの書類(保険証、こども医療証)だけではダメだった。
本人が行けば受け取れるから、一緒に行こう。

長男:
えー…
じゃあ、ちょっと待って。
友だちに「遊べなくなった」って連絡する。

私:
それは車に乗ってから連絡すればいい。
すぐに出かけないと、受け取り専用の受け付け窓口が閉まってしまう。

長男:


この会話の後、長男は車に乗ってくれました。

 

さっそく自宅を出発。

ところがすでに道路は渋滞し始めています。

私は普段からスピードは控えめの安全運転。

だからなのか、渋滞の中を一緒に走っている周囲の車から、私は割り込みの洗礼を浴びまくる状況。

少々イライラすることもありましたが、なんとか受け取りの窓口が閉まる前に金沢市役所に到着。

おかげさまで、無事、長男のマイナンバーカードを受け取ることができました。

 

一方の長男は、金沢市役所に向かう車の中では終始無言。

マイナンバーカードを受け取るときも、係の人には丁寧に話しているものの、私には、いっさい話をしません。

 

そして、無事受け取った帰りの車の中。

彼は重い口を開きます。

 

長男:
お父さんもお母さんも、俺には「何かあるなら事前に伝えなさい」っていうじゃない。
それは俺に言うだけじゃなく、自分でも守ってよ。

私:
あー、それはすまなかった。
でも、今日は、お父さんが代理で受け取れるように、事前に準備はしたんだ。
ただ、お父さんが準備したものでは足りなかった。
だから、急遽、本人のお前にも一緒に来てもらうことにしたんだ。

長男:
でもそれだって、しっかり調べれば事前にわかったかもしれないじゃないか。

私:
その通りだな。
悪かった。
でも、そのときに分かっていた範囲で、できる限りの準備をしていたことは分かってほしい。

長男:

私:
分かってくれるか?

長男:

 

最後に念押しで「分かってくれるか?」と言うと、ボソッと「分かった」との返事。

でも長男の顔には、「分かる訳ないだろ」と書いてありました…

 

 

私にすれば、長男にも(そして、金沢市役所にも…)

「理不尽なり!」

と叫びたい気持ちでいっぱい。

 

お前(長男)は、自分のこと/自分の都合で、お父さんやお母さんに突然色々なことを言ってくる。

でも今回のことを含めて、お父さんは「お前の為のこと」について伝えているのであって、それは決してお父さん自身のためのことじゃない。

そこを分かっているのか!

 

 

でも、そんなことを言っても始まらない。

ここは、長男には謝るしかないか。

 

あー、お父さんはつらいよ…

 

 

追伸

久々に退勤ラッシュに近い時間帯に、金沢市内の道路(国道157号線)を走りました。

しかしこの時間帯を走るドライバーさんのマナーは、まあ酷いもんですね。

 

ノーウィンカーでの左折、そして車線変更&割り込み。

路線バスの進路妨害、煽り運転。

小路からの出るときの一旦停止無視、そして完全な信号無視。

 

事故が起きないのは単なる偶然か、あるいは回りの車や人が「危ない」と思って一歩引いてくれたおかげ。

よく「〜の人は、マナーの悪い人が多い」…などと言ったりしますが、私が見た範囲では、酷い運転をドライバーは性別や年齢による有意差/傾向は無い印象でした。

老若男女を問わず、「他の車の迷惑を考えず、できれば周囲を出し抜いてでも我先に」…と言わんばかりに走っている人がいるのを見て、正直ゾッとしました。

 

 

ただそれも、「分からない訳じゃない」…という気もします。 

 

仮に、あなたは混んでいる道路を、毎日通勤/退勤で走っているとします。

最初の頃は、あなたも安全運転を心がけていました。

しかし、毎日の通勤/退勤の際に周囲から割り込まれることや無謀な運転され続けているとしたら、安全運転の意識が高かったあなたも、だんだんと「安全運転をしている者が割を食う」という感覚になり、結局は自分の運転も徐々にダメな方に流されていく…

 

そんなことが容易に想像できてしまいます。

 

 

さて、その状況を救うことができるのは何か?

 

うーん…

仏教的に言えば「慈悲の心」、キリスト教的には「他者への愛」。

やっぱり、自分が割を食うことを「甘んじて受け入れる心」なんでしょうか。

でも、それも理不尽です。

 

 

世の中、理不尽なことばかり…

救いが無いように聞こえますが、実はそれが答えなのかも。