お義兄さんのロードバイク

2020年5月21日投稿の追伸に、お義兄さんのロードバイクを仕立てるために手頃な中古フレームを物色中と書きました。

先日、いつもお世話になっているスポーツサイクル・イシノ様に行って、そのことを話していると、トレックのエモンダALR5に乗っていて、もうじきラピエールのフレームを購入してパーツを移植される方とお店で一緒になり、その方からエモンダALRのフレーム等を安く譲っていただけることになりました。

そして昨日、そのエモンダALRのフレームで組んだロードバイクが納車となりました。

トレック エモンダALR5ベース

いやー、なかなかカッコいいロードバイクになりました。

譲っていただいたのは、エモンダALRのフレーム、シマノ105の前後ブレーキ(ラピエールのフレームには付けることができないそうで、ちょっと得した気分…)、エモンダALRの純正ホイール(BONTRAGER TLR)、シートポスト、ハンドル(いずれもBONTRAGER)でした。

これに、シマノ・ティアグラのクランク(50-34T)/スプロケ(11-32T)/STIレバー、ペダル(LOOK)、サドル(R.e.med)、タイヤ(コンチネンタルGP5000)、ボトルケージ(Cannibal XC)バーテープ(DEDA ELEMENTI)、スピードメーター(キャットアイ)を新品で装着しました。
→お義兄さんがいきなりヒルクライムに行くことはないかもしれませんが、クランク/スプロケは、私の趣味でヒルクライム仕様としています。

高価なパーツで組んだものではありませんが、これで十分に楽しめるロードバイクになったと思います。
私も、アルミフレームのロードバイクには乗ったことがないので、どんな乗り味なのかとても興味があります。
お義兄さんに渡す前に、ちょっとその辺りを乗ってみたいくらいです(明日の朝、朝食前に、ちょっと道の駅まで走ってみましょうかね…)。

このロードバイクで、いつかお義兄さん、あるいは姪の旦那さんの方々とも、一緒に走る機会があれば嬉しい、そう思います。

 

追伸

最近、トレーニング・ブログを休み気味でしたが、その間、大型二種(旅客用大型バス)運転免許の取得を優先していました。

二種免許を取得するためには、自動車学校での実技の検定試験の他に、自動車学校と免許センターの両方で学科の試験(ペーパーテスト)を受ける必要があり、しかもその試験では90点以上を取る必要があります。
自動車学校からは学科のテキストの他に、練習問題もいただくことができ、自宅ではその練習問題を繰り返し解いて、試験の対策をしていました。
問題自体は、皆さんも経験したことがあるでしょうが、必ず、細かい数値や日本語の表現がややこしい「引っ掛け問題」があり、私は、よくそれに引っ掛かってしまいまいます。
(「そんな問題、二種免許の試験に本当に必要?」…と思うような内容もありますが、まあ、しょうがないですよね…)
また、休校により一ヶ月程度の遅れがあったので、それを取り戻すために、実技講習も連続したコマを予約していました。
そして、いよいよ4日(木)が卒業検定となり、まずは無事に自動車学校を卒業できました。

自動車学校を卒業した翌日の5日(金曜日、昨日ですね)には、さっそく金沢市蚊爪町にある石川県免許センターに行って本番の試験を受験し、おかげさまで、ようやく大型二種免許を取得することができました。

免許証 大型二種を取得

色々な免許を取得/限定解除した割には、なんだか記載がアッサリしています…

 

ちなみに、現時点、免許の種類は全部で15種類あって、免許証の種類欄のマスの並びはつぎのようになっています。

大型、中型、準中型、普通、大特、大自二、普自二
小特、原付、大二、中二、普二、大特二、引・引二

私が免許を取得した当時は、「大型、普通、大型特殊、自動二輪、小型特殊、原付、けん引、大型二種、普通二種、大型特殊二種、けん引二種」の、11種類だったと思います。
そこから、自動二輪が大型自動二輪と普通自動二輪に分かれ、また大型が大型と中型に分かれ、それまでの普通が中型(8t限定)に組み入れられました。
さらに、少し前に「準中型」が追加されたことで免許の種類がマスの数を超える状況になってしまい、けん引とけん引二種が同じマスになっています…(笑

ただ、この免許の種類をすべて取得している、いわゆる「フルビッター」がいらっしゃるそうです。
いやー、すごいですね…感心してしまいます。

 

私は、一番最初は、昭和56年8月に、当時の「普通一種」免許を取得しました。
それから、その年、昭和56年10月に、当時の「自動二輪(中型限定)」免許を取得し、翌昭和57年8月に自動二輪の「限定解除」をしています。

 

今の免許制度では大型自動二輪という別の種類で、しかもそれは自動車学校でも取得することができますが、当時、大型自動二輪に乗るには、まず中型限定の自動二輪免許を取得した上で、その限定解除が必要でした。
しかも限定解除は、石川県免許センター(その当時は、現在の金沢市「蚊爪(かがつめ)」ではなく「観音堂(かんのんどう)」にありました…)の試験コースでしか行われておらず、合格率の低い、とても厳しい試験でした。
ただ、試験に合格すると免許証の裏に「自動二輪については限定解除」というスタンプが押してもらえ、それがオートバイ乗りとしての一種のステータスであり、憧れでした。

 

免許制度の変更で、普通一種は中型(8t限定)になり、自動二輪は大型自動二輪になりました。
その後に、私はまず中型の8tの限定を解除しており、それに続いて、今回の大型二種取得となっています。

中型については、私が中型の限定を解除したあとで、さらに、中型と準中型に別れました。
いやー、複雑で分かりにくいですよね…

 

ところで、私の免許証には、日付の点で少々おかしなところがあります。
免許の取得日は、二・小・原(私の場合は二輪が該当)欄も、他(私の場合は普通一種が該当)欄も、同じ「昭和59年8月6日」と記載されています。
だた、よーく見ると免許証の番号は「5181」となっています。
これは、免許の取得場所が石川県(51)であり、最初に免許を取得したのは1981年(81)、つまり昭和56年であることを意味しています。

えーっ、なぜ…
分かる人には分かると思いますが、昭和59年8月当時、私は人生で初めての免許更新を忘れていました。
このため、昭和59年の8月2日までに免許の更新ができず、当時、失効後一ヶ月間の特例として認められていた「免許の再取得」という手続きを行いました。
この「再取得」というのは、再発行ではなく、あらためて免許を取り直すという処理になるそうで、そのために当時持っていた免許のすべての取得日(自動二輪と普通一種)が、再取得手続きを行った「昭和59年8月6日」という同じ日付になっています(ただし、違反の記録が辿れなくなるのはまずいとの判断があるらしく、免許証の番号はそのまま引き継がれています…なんかモヤっとしますね)。

 

→追加情報をいただきました。
免許を再取得/再発行したときは、全部で12桁ある免許証番号の最終桁だけが、1upするそうです。
最初は「ゼロ」ですが、再取得をすると1upして「1」。
なるほど、確かに私の免許証番号の最終桁は「1」です。

 

昭和59年〜60年当時、その免許証をチェックされるシーン(検問での免許証拝見、速度取り締まり違反で×××…など)では、取得日が記載されたそのままだと初心者マークが要ると誤解されてしまう可能性があります。
このためでしょうか、免許証の裏には「再取得であり、初回免許取得日は〜。このため初心者マーク不要」とのスタンプ&手書きの記載がされていました。

いやー、自動二輪の限定解除もそうですが、昭和の時代が漂う処置ですよね。

 

フルビッターにはなれませんが、私も、つぎは「けん引」の免許でも取得してみますかね。

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