タダより高いものはない…

今日は、10月8日(火)。

トレーニングだけではなく、ブログをサボっている日々もちょっと長くなってしまいました…

 

とは言っても、この間に何もしていなかった訳ではなく、チョコチョコと色々やっていました。

今日は、それについて書いてみたいと思います。

 

まずは10月の5日(土)。

ポチっていたスマート3本ローラー ”エリート ネロ”(「新たな試み…」)が、手元に届きました。

 

さっそく開梱してみると…

 

あー、なんだかすぐには使えないような雰囲気がプンプン…

という訳で、この日は ”エリート ネロ” の他にも、買い出し/妻のタクシーサービスなど色々やることがあったので、ネロの組み立て/セッティング等の作業は翌日に回しました。

 

そして6日(日)。

朝食後、すぐに納屋に行って ”エリート ネロ” の組み立て/セッティングを…

と思ったのですが、この日のお天気は久々の晴れ。

汚れたまま放置していたウィリエールとピナレロを洗うチャンス到来…

・ウィリエールは、9月のツール・ド・のとでメタメタに
・ピナレロは、8月の山中・福井ツーリングでドロドロに

ということで、汚れたまま放置していたロードバイクの洗車を優先しました。

 

綺麗になったウィリエールとピナレロ。

フレーム等の汚れはもちろん、チェーンもピカピカになりました。

 

 

そして、ネロを導入することに伴い、これまで使っていた3本ローラー ”エリート e-Motion” が不要になります。

このため、汗や埃でドロドロになっていた ”e-Motion”も、ついでに洗うことにしました。

 

ところが、これを洗っている最中に、4本ある ”前後の揺れを制御するダンバーのゴム” のうちの2本が、

「ブチッ!」

と切れてしまいました。

 

このトラブルは、2019年にも発生しています(「補修部品が…」)。

このときは、まだ補修部品として純正のダンパーゴムが手配でき、それで修理ができました。

しかし現時点では、すでにそのダンパーゴムは生産終了しており、入手できません。

 

残っている2本もヒビ割れ箇所が多数あり、時をおかずに切れる可能性が大きいと思われます。

さて、どうする…

 

色々考えてみましたが、ホームセンターで同じ太さ(5φ)のゴム紐8mを購入し、それを利用してダンパーゴム4本すべてを代用品に交換することにしました。

 

作成した代用品を本体に付けてみたところ、これが非常にいい具合。

これで元通り3本ローラーとして、何の問題もなく使用することができます。

 

…と、あっさり書いていますが、これが試行錯誤の連続。

まずは、

・ホームセンターで該当のゴム紐が入手できるか

の確認が必要でした。 

ホームセンターで売っていたとしても、

・紐状のゴムをどうやって繋いでダンパーの”輪の状態”にするか
・新たな”ダンパー”の自然長はどの程度が良いのか
・新たなダンパーをどうやって本体に留めるか

など、検討/解決しないといけない問題も多数。

これらを検討して実施/調整するだけで、実は疲労困憊の私でした…

 

 

色々試行錯誤の結果、古いローラー ”e-Motion” の修理が無事終了。

その時点で、疲れ果ててしまった私は、ここでお昼休みとしました。

 

お昼休みを挟んで、ようやくエリート ネロの組み立て&セッティングに着手。

 

しかし、これも一筋縄ではいきません。

箱から出して、まずは説明書を読みますが、組み立て&セッティング方法についてはまったく記載がありません。

しょうがないので、見た目/外観から判断しながら、トライ&エラーで組み立てにチャレンジ。

とりあえず組み立てができたのでフォーカスを載せてみると、フォーカスのホイールベースが長く、ローラーのドラムの間隔を伸ばす必要がありました。

しかし、この間隔の調整方法が分からない…

本体を色々触ってみても分かりませんでしたが、本体をひっくり返したとろで、裏面にあったホイールベースの調整部分が判明。

ここでやっと設定が終わり、本体の電源オンに辿り着きました…

 

 

本体の組み立てが終わったら、つぎはそれを使える状態にする必要があります。

これには、本体と連動したアプリが必要。

そのアプリとしてはズイフトが有名ですが、エリートの純正アプリ”my e-Training” というものもあったりします。

ちょっと迷いましたが、まずは純正アプリでローラーの基本的な動作を確認することにしました。

ということで、純正アプリをダウンロード。

 

私は以前にも、負荷を自動調整してくれるローラーとして、グロータックの ”GT-Roller F3.2” を使ったことがありました(「GT-Roller F3.2」)。

このアプリは、難しいセッティングを行う必要はなく、スマホにインストールさえすればすぐに利用することができました。

また、トレーニングメニューも色々あり、自分で作成したgpsデータ等をインポートさせて ”バーチャルライド”を行うことも、すぐにできました(「バーチャル伊吹山ヒルクライム 準備完了!」)。

 

「エリート ネロでも同じだろう」…

そう思っていたのですが、これがまったく別物。

スマホにアプリのインストールを行う必要があることは同じですが、まずは

・ログインアカウントの登録

が求められました。

 

「えー」

 

洗車、旧ローラーでのトラブル&修理等があったことで、上記時点で私のHPはゼロ。

この日はここで終了となりました。

 

そして、いよいよ7日(月)。

この日私は、朝一番から健康診断の予定。

7時過ぎには家を出て、健康診断を受ける金沢病院に向かいます。

”生活習慣病予防検診(胃カメラあり)” を受診して家に帰ってきたのが11時。

妻が作ってくれたお昼ご飯(うどん)を食べて少し休憩してから、前日の続き、”エリート ネロ” を使うためのアプリのセッティングに取り掛かりました。

 

まずはアプリにログインするためのアカウント登録を行い、引き続き

・ネロのシリアル番号
・自分のプロフィール
・パワーセンサー/ケイデンスセンサー

等の基本データ等の設定/登録します。

 

それらが終わり、

「さて、トレーニングメニューを起動してみるか」

 

ところが、そのメニューを起動しようとすると

「それは有料会員のみが使える機能です」

とのメッセージが表示され、使えません…

 

「えーっ…あっ、でも”アプリ利用については1年間無料の特典付き”って書いてあったな」

 

ということで、同梱されているものをあらためてチェック。

すると、有料のトレーニングメニューが1年間無料で使えるクーポン券が、ちゃんとありました。

 

「そうだよねー!」

ということで、エリートのサイトで、クーポン登録&アクティベートを実施。

それらの作業が正常に終了し、あらためてアプリにログインします。

そして、おもむろにトレーニングメニューを起動してみたのですが…

 

クーポンが正しく登録&アクティベートされているにも関わらず、

「それは有料会員のみが使える機能です」

とのメッセージが、やっぱり表示されてしまいます。

 

「何でー」…

うーん、なぜ?

 

もう一度、ポチった製品をアマゾンのサイトで見てみると…

なんと、ポチったときには記載されていた、

「アプリ利用が1年間無料」

の宣伝文句が消えているじゃないですか!

「あー、エリート ネロって新発売から随分経っているから、無料サービスの期間が終わってしまっていたんだな、きっと」…

 

どうやら、ここまで行ってきた努力は無駄になってしまったようです。

色々ありましたが、エリート純正アプリの利用は断念。

しょうがないので、すぐにズイフトを使うことに、方針に切り替えます。

 

今回の得た教訓。

「無料のサービスが利用できるし、お得だよね」

そう感じるかもしれないが、返って手間を取って時間がかかったり、すでに使えなかったりすることもある。

 

 

昔から言われている通り

「タダより高いものはない」

…でした。

 

あー、疲れた。

 

 

追伸

エリートの純正アプリですが、ネロ本体のファームウエアの更新等は、これがないと実施できません。

さすがにこの作業は、無料で使える機能になっていました。

しかし、実際に実施してみると、エラーになってしまったんですよね。

これも、理由が分かりませんでした。

 

それから、純正アプリに認識させる各種センサーですが、

・パワーメーター
 (ルック SRM Exakt)
・ケイデンスセンサー
 (ガーミン)

は、フォーカス装着のセンサーが正しく認識されました。

しかし

・心拍センサー
 (ガーミンウォッチ)

は、残念ながら認識されませんでした。

胸に付けるベルト方式のものじゃないと認識されないのかもしれません。

これも残念です。

 

「エリートの純正アプリ、使えないなぁ」…

そんな印象でした。

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