今日は、9月11日(水)。
昨日 10日(火)も、夕方から諸々用事がありトレーニングはお休みしました。
トレーニングはお休みしましたが、それで
「罪悪感を感じることはやめておこう」
と思います。
正直に言えば、休んでしまうと
「サボってしまった」
…という思いを抱いてしまうのは間違いありません。
ただ、休んだことに罪悪感を感じて、それをずっと心に溜め続けてしまうと、そのうちに自転車に乗ること自体が楽しめなくなってしまう…
そんなことを考えるようになりました。
50代のころ、私は、ほぼ毎日ローラーでのトレーニングを行っていました。
そのころの ”トレーニングの貯金” があるからこそ、60歳を超えて ”トレーニングを休みがち” になったた今でも、ある程度ロードバイクに楽しく乗れているのは間違いありません。
ただ、その当時の私は、年間4つほどのヒルクライムレースに出場しており、かつそれぞれのレースでは(”参加することに意義がある” のではなく…)”年代別での上位 1/3 に入る” ことを目標にしていました。
このため、ある程度高負荷のトレーニングを比較的高頻度で行うことについてもモチベーションを持って行うことができており、ヒルクライムのタイムを縮めるための新たなトレーニングメニューも積極的に取り入れていました。
しかし、ここ最近はいろいろな事情が重なることで、そもそもレースを含めて ”一人で遠征する” こと自体が難しくなってきました。
以前であれば、レースやライドなど泊まりを伴う遠征があっても、私の都合にあわせたスケジュール調整が、私の都合/判断で行うことができました。
しかし60歳を超えたあたりで、より優先順位の高いことが発生。
このため現状では、私だけの都合/判断でスケジュールを調整することは、ほぼできません。
そんなこともあり、”レースで結果を残す” ことを目標にしたトレーニングは、私にとってみると、すでに現実的ではなくなっています。
となると、
「楽しくライドするために、最低限必要な体力を維持する」…
それがトレーニングの目的になります。
そのために必要なトレーニングは、
「現状のフィットネスレベルを維持する」
というレベル/内容になるでしょうか…
現在の私は、トレーニングの目的が、”レースで結果を残す” という前提ではなくなりました。
とはいえ、それでも私は、自転車で走る際には
「少しでも自転車で速く/遠くまで走りたい」
と思っていますし、
「ライド中のヒルクライムコースも楽しみたい」
と思っています。
その前提であれば、レースで結果を残すために行う
「高負荷のトレーニングを高頻度で行う」
のではなくても、
「現状維持よりも ”少し負荷の高い” トレーニングを、定期的に行う」
ことは必要になりそうです。
そうなると、このトレーニングは、
・シーズンが終わったから
・レースが終わったからから
・現役ではなくなったから…
という理由で止める/行わなくて良くなる…というものではありません。
→ 行わなくて良くなる…どころか、この先5年、もしかすると10年以上、あるいは生きている限り(一生…ですね)、そのトレーニングは続くことになるかもしれません。
その、ずっと続く ”トレーニングの日々” を、少しでも長持ちさせるためにはどうしたらいいか?…
やはり義務感からではなく、嫌にならない程度として、少し緩く考えておく方が良い…
現時点の私は、そんな風に思い至りました。
来週になったら、また違う風に思っているかもしれません。
考えは変わるかもしれませんが、上記、とりあえず最近考えていることを書いてみました。
追伸
むぎーさんは、トレーニングの目的として
「自分の心を鍛えたい」
…と考えていることでした(「モチベーションの源泉…」)。
その目的/考え方は、私にも理解はできます。
しかし、そこまでストイックに極めようとすると、私の場合は、
「トレーニングが続かない状況になると、義務感や罪悪感から自分の心が折れてしまう」…
そんな気もします。
ただこれ、逆に私が周囲の人に求めてしまっていたことがあったかも…
数年前のことですが、チームのメンバーを誘い、毎週土曜日の朝5時から朝練を行っていたことがありました。
朝練といっても、これはレースに出ている方々が行っているような、
・ローテーションを行いながらの高速トレイン走行
・ヒルクライム等のハードなコースでのアタック合戦
というものではなく、ツーリングの際にライドそのものを楽しめるよう、基礎的な持久力をつけることを目的としたもので、その内容は
・ほぼフラットな周回コースを
・一定のペースで1時間走り続ける
・ペースは、最終的には30km/hを目処に
(↑まあ、これはオマケ…)
というものでした。
しかし、徐々に朝練に参加するメンバーがいなくなり、現在は行っていません。
これなどは、私が勝手に
「求められている/行った方が良い」
と思い込んでいただけで、周囲の方々にとってみると、
「義務感を感じるのみ」
のイベントだったかもしれません。
あー、反省です…
たかが、ロードバイク。
楽しみ方は人それぞれ…これを肝に銘じておかないといけない。
そう感じています。