今日は、9月9日(月)。
昨日 8日(日)は、午後3時半を回ってからでしたが、ちょっとしたライドに行きました。
本当は午後一番…というか、お昼前にライドをスタートして、
・白峰-勝山-R157で福井県に行き、
・そこから九頭竜川沿いを坂井市まで走って、
・今度はR364で山中-山代-粟津と石川県に帰ってくる
というルートを走るつもりでした。
ところが、9時半からお昼前までの時間に、予報にもなかった土砂降りの雨。
雨の中、そして濡れた路面を走るのは避けたかったので、とりあえず自宅でのんびり昼食。
それから、山を含めて空が晴れ、路面が乾くのを待つことしばし。
強い日差しが戻り、路面が十分乾いた午後3時半にライドスタートとなりました。
この日は、かつてよく走っていた手取川沿いの堤防を走ってみることにして、とりあえずR157で天狗橋に向かいました。
ところが、土砂降りの雨あがりが一転、午後からは外出する方々が増えたんでしょうか、R157は車の行列状態。
強い日差し、路面の熱を浴びてただでさえ暑いところに、赤信号で止まるたびに浴びる ”周囲の車が発する熱” にやられて、私は汗がダラダラ…
実は、
「天狗橋に着いたら、まず先端大でプチ・ヒルクライム。それから手取川に戻って、涼みながら走るか川沿いを走るか」…
と思っていました。
しかし、天狗橋の時点で、すでに私は暑さに嫌気がさしている状態。
先端大プチ・ヒルクライムは中止として、そのまま手取川沿いを走ることにしました。
しかし、
「あー、川沿いを走って涼める」…
と思った私が甘かった。
手取川沿いの堤防の道は、普段であれば上流から下流に向かって風が吹き、川の上を渡ってきた涼しい風を追い風として受けながら走ることができます。
しかし昨日の風は、川ではない側(後ろからではなく左)から、強くはないですが横風が吹く状態。
このため、体は強い日差しに焼けるだけで、涼しい風はゼロ。
ちなみに、上位区間でガーミンが記録した気温は、31〜35℃。
そりゃ暑いはずです…
とにかく私は暑さに嫌気がさし、先端大だけではなく、涼しくない手取川沿いも早めに切り上げて、早々に帰ることになりました。
ちなみに、手取川堤防では横から吹いていた ”涼しくない風” でしたが、帰り道では嬉しい ”追い風”。
ここでようやく気温/体温とも下降して30℃以下に…
この日は、帰り道の追い風天国でようやく救われた私でした。
子供のころから私は汗かきで、40代のころまでは、
「暑さには強い」
ことを自認していました。
しかし50代も半ばを過ぎてからは、暑い中で活動を続けていると、ボーッとしてくる訳ではないのですが、それがだんだん
「嫌になってくる」
ことことが増えてきました。
暑さで嫌になってきた…
その状態でも、肉体的には…つまり脱水やミネラルバランス等、筋力/体力としては、まだまだ運動/環境に耐えられたような気がします。
しかし、肉体的にではなく、メンタルとして嫌になってくる…というのは、
「若いころに比べると、脳が暑さに耐えられなくなってきた」…
ということなんでしょうか。
よく
「脳は暑さに弱い」
ということを見たり聞いたりします。
熱中症等はもちろんですが、その前段階でも、脳が熱を帯びてオーバーヒート状態になると、
・体がダルくなる
・呼吸/脈拍等が乱れてくる
・体温が上がってくる
などの体調の変化が現れる…と言われます。
しかし、体調に変化が現れるさらに前段階でも、
・やる気がなくなってくる
・嫌になってくる
等のメンタルの変化がある…ということを、私の体験からは感じます。
部活動などでは、生徒/選手が暑さで練習が嫌になったとしても、
「監督/コーチが怖いからやめられない」
ために、熱中症の事故が起こってしまうんでしょうね…
私の場合は、脳の耐性、”メンタルの変化” に対する耐性が弱ってきた…という印象です。
この耐性を上げるにはどうしたらいいのか?
ちょっと考えてみたいと思います。
追伸:
脳の耐性を上げていく。
その方法として最初に思い浮かぶのは
・水分補給を十分に行い
・暑い環境での運動を続けて
・その環境に慣れていく…
という内容です。
これは、おそらく一番効果の高い手段でしょう。
しかし、それは、辛くて苦しいトレーニング。
となると、その ”辛くて苦しいトレーニング” を行うことのモチベーションが、とても重要です。
”辛くて苦しいトレーニング” を行う目的はなんなのか?
それを行なってまで達成したい目標は何か?
これに尽きます。
私にとっての目的、達成したい目標は何か?
ここですよね。
うーん。
しかし、そんなもの、あるかな…
やっぱり私の場合は、
「レースに出場して全力を出し、満足する結果を残す」
こと…
なのかな。