追いかけて 追いかけて…

今日は、10月7日(土)。

昨日の6日(金)はフォーカスでのローラートレーニングを、そして今日は朝5時(少し過ぎ…)から朝練を行いました。

6日(金)のローラー

 

そして 7日(土)の朝練

 

朝練の集合時間は、朝の5時。

実は私は、その時間に少々遅刻してしまいました。

遅れて集合場所に行っても誰もいない…

なので、朝練は私だけでの ”ボッチライド” だと思っていました。

 

ところが、kit1002さんが先行して走っていました!

それに気が付かなかった私。

 

いやー、kit1002さん、すみませんでした。

 

 

さて、早いもので、10月ももう一週間が過ぎました。

チームじゅげむとしてエントリーした、11月3日(金)開催の「スズカ8時間エンデューロ」まで、いよいよ一ヶ月を切りました(「エンデューロ エントリー完了!」)。

 

今回のエンデューロは、チームじゅげむとしての初参戦。

まずは「参加することに意義がある」のですが、自分としてはその時点の自分の力を「出し切る」ことが目標です。

ただ、(怪我や病気のリスクは慎重に判断する必要がありますが…)、苦しいとき/辛いときに、自分に負けずに「出し切る」ことは、自分にとってはなかなか難しいことです。

 

身体的あるいは精神的に追い込まれたときこそ、自分を奮い立たせてペダルを踏む…

そんな、映画やアニメのヒーローのような強いメンタルを持っていればいいのですが、私にはそれができません。

 

その私が、ロードバイクのレースで「出し切る」ことができるようになるためには、それ相応の練習/トレーニングが必要です。

→たとえば、ある程度追い込んだ後で、そこから更に全力走を行うような練習/トレーニングです。

事実、ローラーでインターバルのトレーニングを行うようになってから、ヒルクライムレースでも粘って走れるようになりました。

 

しかしその手の練習は、私にとっては、とても苦しい/辛いのが本音。

なので、なかなかやる気にならない…というのが正直なところです。

本当なら、そこから変えていかないと…ですよね。

 

 

「練習でできないことは、本番でもできない」。

これは、私がサッカーをしていたときに、顧問の先生が良く言っていた言葉です。

 

スポーツをしていると、本番にめっぽう強い人がいらっしゃいます。

才能があり、鋼のメンタルをお持ちの方なんでしょうね。

とても羨ましいと思います。

 

しかし過去を振り返ると、私は、サッカーの試合やオートバイでのサーキット走行、あるいは人前で何かの発表をするときなど、練習ではいい線行っていても本番になるとからっきしダメ…ということがほとんどでした。

 

サッカーの話で言えば、私のポジションは、今風に言えば、「3-3-4」の4人いるDFの右インサイドでした。

右インサイドDFの私は、他の3人に比べてやや引き気味で、たとえば

・オフサイドトラップのラインコントロール
・前にいる3人のDFのカバー
・最終のDFとして相手にシュートを打たせない

…等の役目を持っていました(当時は、そのポジションをスウィーパーと呼んでしました)。

 

その役目をきちんと果たすためには、守備や攻撃の連携に関する練習がとても大切です。

ただ、連携の練習なので、DFは相当に走り回らないといけないです。

しかもその練習中は、自分がボールにタッチするチャンスが必ずある…という訳でもありません。

加えて、シュート練習のように自分の技術を試してみたりできる ”ちょっとした遊び” の要素もありません。

このため、私はその練習に面白みを感じていませんでした。

とくに、FWにシュートを打たせないようにするために、相手を追いかけてしつこく守備をする練習を繰り返していると、(FWは、「部活の中で一番足が速い」ヤツだったりするので…)相手よりも自分の方が先に体が苦しくなってきます。

そうなると、集中力も途切れがちに…

 

疲れて足が止まりそうになったときこそ、もう一歩前に出る/足を出す。

そのためには、練習で同じ状況を経験しておくことが重要です。

しかし当時の私は、それが理解できず、サボってチンタラしたり、誤魔化すために笑ったり…

すると、すかさず先生から叱咤激励の声が飛んでくる…ということもしばしば。

 

ところが、生意気にも、そのとき私は心の中で、

「いや違う。本番になってアドレナリンが出れば、集中力が増して体は動く」…

と反発していました。

とはいえ現実は厳しく、試合は連戦連敗。

あと一歩が出ない私は、なかなか成長ができませんでした。

 

 

最上級生となって甘えられる先輩がいなくなり、かつ顧問の先生があまり部活動に来なくなって初めて、私は本気で「勝ちたい」と思い始め、練習の意味/内容の濃さを考えるようになりました。

 

「ちょっと遅かったな」…

 

当時を振り返って、今はそう感じます。

 

 

疲れて苦しい/辛いときこそ、粘って「力を出し切る」。

そのためには、面白くない、苦しくて辛い練習/トレーニングを地道に積み重ねていく必要がある。

それが、試合やレースの本番で活きる。

今、私はそう信じています。

 

 

追いかけて 追いかけて

すがりつきたいの

あの人が逃げてゆく スズカのコースを…

(毎度の感想ですが、これ、分かる人、いるかなぁ…)

 

 

スズカのエンデューロ本番まで1ヶ月弱。

この期間を有効に活用して、メンタルの強化を含めて頑張っていきたいと思います。

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