家庭内パンデミック…その3

今日は、9月8日(金)。

先週2日(土)に長男が発症して以降、我が家では次々と新型コロナの感染者が増え、今週の6日(水)に長女が発症した時点で、私以外の4人が感染となりました(「主夫の友…」)。

 

最初の感染者、第1号の長男が感染してから、今日で一週間。

最後に感染した第4号の長女も含め、おかげさまで4人とも熱は下がりました。

 

しかし、第1号の長男を含め全員に「咳、喉の痛み」が残っています。

とくに第3号の妻は咳の症状、そして第4号の長女は喉の痛みの症状が、それぞれひどい状態のままです。

本来であれば、長男は今日から学校に行く予定でしたが、咳と喉の痛みが治らないためもう一日お休みをいただくことにしました。

 

昨年の夏に私自身が新型コロナに感染したケース(「新型コロナの症状…」)では、発熱後3日経った時点で峠を過ぎました。

それに比べると、今回家族が感染した新型コロナは、呼吸器系の症状が5日経っても治っておらず、やや長引いている印象を受けます。

同じ型の新型コロナに感染しても人によって症状は様々なので決めつけることはできませんが、昨年私が感染した新型コロナとは違う型なのかな…という気もします。

 

次女と妻は2度目の感染ですが、前回の感染と今回を比較すると、

・次女 症状は同じだが今回は期間が長い
・妻  今回の方が症状が重く期間も長い

という状況です。

まあ、今回ケースは、家族が接種したワクチンによる抗体の有効性が落ちてきたということも考えられるので、一概に「型が違う」ことが理由とも言えないかも。

 

このあたりは、毎年インフルエンザのワクチン接種をしても冬になると流行するのと同じように、今後は、新型コロナについても毎年ワクチン接種と流行を繰り返すのかも知れませんね。

 

 

さて、先週最初に長男が発症して以降、家庭内で感染が広がることを防ぐために、家族全員が手洗い/うがい等を行うことはもちろん、感染者の隔離などの感染症対策を行なっていました。

しかし家庭でできる範囲では、完全に感染者を隔離することは現実的には難しい面があり、その結果次々と家族に感染が広まってしまいました。

 

そのような状況であるにもかかわらず、どうして私だけ感染しなかったのでしょうか?

 

感染しているけれど「症状が出ないだけ」ということもあり得ます。

そうだとしても、なぜ私だけ症状が出ないのかという疑問は残りますが…

 

 

普通に考えれば、つぎのようなことが理由として考えられます。

 

「私だけ抗体を持っていた可能性が高い」

 

 

では、なぜ私だけ抗体を持っていたのか?

うーん、これはちょっと分かりません。

私は家族の誰よりも、熱こそ出ませんが軽い鼻風邪を引くことが多いため、「他の家族に比べて、私の免疫力が高いという訳ではない」…と思っています。

 

だとすると、「軽い鼻風邪」をいっぱい引いておけば、新型コロナには感染しにくい、あるいは軽く済むのか?

いやー、そんなことも聞いたことはありません。

 

ただ単純に感染のタイミングがずれて、私以外の4人の症状が治ったら、私にも症状が出る。

それだけなのかも。

 

 

もしそうだとすると…

うーん、考えただけで恐ろしいです。

主夫の友…

今日は、9月6日(水)。

昨日の5日(火)時点で、我が家では新型コロナの家庭内パンデミックが発生し、5人中3人が感染が判明しました(「家庭内パンデミック…その2」)。

そして今朝、残る2人のうちの一人、長女の発熱が判明。

今朝になって検査キットで確認してみると、これまたくっきり「陽性」の判定。

 

長女の感染判明により、我が家の感染状況は以下の通りとなりました。

・長男 2日(土)朝 発症
・次女 4日(月)朝 発症
・妻  5日(火)朝 発症
・長女 6日(水)朝 発症

 

我が家は今日の時点で、5人中4人= 80%が新型コロナに感染してしまいました。

ということは、家族の中で無症状なのは私一人だけ。

唯一の無症状者である私は、4日(月)の朝から主夫の生活を送っています。

まあ、当然ですね。

(「そんな自慢らしいこと、言わなくて良いわよ」…との声が聞こえそうです)

 

「私の場合は」…ですが、主夫の生活の中で一番頭を悩ますのが三度の食事。

世の女性陣に怒られそうですが、男は…もとい、私は、料理は作れたとしても、それは酒の肴に偏っており、しかもレパートリーが極端に少ないのが本当のところ。

その数少ない「酒の肴」を、体に良いと思えるように薄味にしてみたり、マンネリにならないように食材をアレンジしてみたり…と、自分なりに工夫を試みます。

 

この3日間で作ってきた食事の内容を、ちょっと思い出してみると…

・4日(月)
この日は仕事をしながらだったので、昼/夜はそのまま食べられるものを買いました。
朝 ご飯、味噌汁(豆腐、小松菜)
昼 パン屋さんで買った惣菜パン
夜 ご飯、スーパーで買った惣菜

・5日(火)
この日から「主夫の生活」本番です。
朝 ご飯、味噌汁(豆腐、小松菜)、サラダ(ミニトマト)
昼 トースト、コストコのソーセージ焼き、炒めたタマネギ
夜 ご飯、鶏肉&豚肉トマトソース煮、サラダ(サニーレタス/キュウリ/ミニトマト)

・6日(水)
夜は予定です…
朝 トースト、味噌汁(小松菜、ネギ、油揚げ)、目玉焼き、サラダ(サニーレタス/ミニトマト)
昼 インスタントラーメン
夜 ご飯、ポトフ(タマネギ、ニンジン、ソーセージ)、サラダ(キャベツ/キュウリ/ミニトマト)

 

ここまでの夕食のおかずは、すべて私が作れる「スパイスで作るカレー」のレシピを応用したもの。

それも、そろそろネタが尽きてきましたので、これ以降はまた別のレシピで考えてみます。

食材として冷蔵庫にはシャケの片身がありますので、明日は「チャンチャン焼き」を応用した魚料理にしてみますか。

 

 

夕食を作り終えたら、それらを茶碗/お椀/皿/ボウルに盛り付け、それらをお盆に載せてそれぞれの部屋に届けます。

届け終えたら、台所に戻って使った鍋やフライパンを洗って片付けます。

それらが終わってから、私は一人テーブルに座って夕食をいただきます。

 

その際の「主夫の友」は…

そう、シュワシュワ&グビグビ。

ビール、そしてウィスキーの水割り/炭酸割りと共に、ゆっくり夕食を頂きます。

 

来週末に迫った「ツール・ド・のと」があるため体重の増加が気になりますが、信州高山ヒルクライムを諦め、かつ慣れない家事をやっている今週ぐらいは、「主夫の友」を楽しみたい…

それが正直なところです。

 

でも、やっぱり「甘い!」…

ですかね。

家庭内パンデミック…その2

今日は、9月5日(火)。

 

土曜日の朝に長男、週が明けた昨日(月曜日)の朝に次女が新型コロナに感染。

そして昨日の午後には、妻にも微熱の症状が発生(「家庭内パンデミック…」)。

 

「もうこれで収束に向かってほしい…」

 

 

その願いも虚しく、今朝6時時点で妻の体温を測ると「38.5℃」。

すぐに検査キットで検査すると、これまたくっきり「陽性」を提示。

 

 

「やっぱり、そうでしたか」…

 

 

我が家の感染状況を時系列に整理すると、

・長男 2日(土)朝 発症
・次女 4日(月)朝 発症
・妻  5日(火)朝 発症

となり、5人中3人が次々と新型コロナに感染しました。

 

現時点で無症状なのは、長女と私の2人だけ。

つまり、”人口” の60%に感染が広まっていることになります。

すごい数値ですよね、これ。

 

こうなると、これ以上感染を広げないためには「隔離」が大切です。

長男と次女は自分の部屋、そして妻は寝室で、それぞれ隔離…というか籠ってもらっています。

長女は無症状ですが、これ以上家族に感染が広がることは防ぎたいので、彼女にも自分の部屋で過ごしてもらうことにしました。

 

(私と妻の)寝室には妻が籠っているので、家の中では、私だけがリビングでポツンと一人ぼっちで過ごすことになります。

 

「ポツンと一人ぼっち」…と言っても、暇な時間を持て余すような状況ではありません。

家事は私が行うことになるので、

・食事の準備
・食事の配膳
・洗濯機での洗濯
・ざっとした掃除
・洗濯の物干し&取り込み
・買い出し

等々を行う必要があります。

これはこれで、忙しい…というか、気ぜわしいです。

 

 

一方仕事について。

今週キャンセルした打ち合わせ等の再スケジュールをどうするか、それについては現時点、良い案が浮かんでいません。

「さて、どうしたもんかな…」と思っています。

 

しかし、まずは家族の体調回復が先決。

「今週は家事を行う」ことに専念します。

 

ご迷惑をかけた方々には申し訳ありませんが、まずは家の状況を優先させていただきます。

ごめんなさい。

 

 

追伸

仕事もそうですが、来週の「ツール・ド・のと」も気になります。

 

あっ、そうだ。

妻の体調が回復してきたら家事を分担してもらい、2時間ほど、私の時間(ローラーでのトレーニング)をもらおうかな。

 

でも、妻が発症した瞬間からそんな事を言っていると、怒られそう。

うーん、やっぱりダメ…ですよね。

家庭内パンデミック…

今日は、9月4日(月)。

一昨日の2日(土)に、長男が新型コロナに感染していることが分かり、エントリーしていた信州高山ヒルクライムはDNSとなりました(「信州高山 DNS…」)。

 

その長男ですが、土曜日までの体温は上がっても38.5℃。

喉の痛みと軽い咳はありますが、「ツラいけど体を起こすことはできる」…という状態でした。

しかし明けて日曜日の朝7時半の時点で、体温は39.5℃に上昇。

「ツラくて起きることもイヤ」…という状態に変わってしまい、急遽、新聞をチェックして当番医を受診することに。

 

ただ、受診はしてもらいましたが、実態は、ほぼ駐車場の車の中で待っているだけ。

まず、駐車場に着いたことを連絡すると、先生が車に来てくれるまで20分ほど待ちました。

先生からは「自分で検査キットで検査した結果が陽性なら、もうそれで確定です」と告げられました。

そして窓越しに長男の喉をチェックし、「喉は大したことはないです。5日分の解熱剤を出しますから、それを飲んで安静にしていてください」という診断結果を伝えられました。

それから、解熱剤が処方されるのを待ちます。

 

駐車場に着いて、診察を受け、処方された解熱剤を受け取り診察料を支払う。

この間にかかった時間は、約1時間。

その1時間の間にも、10分ほどの間隔で途切れることなく駐車場に車がやって来て、先生がその車に来て診察をして…という状況でした。

いやー、金沢は間違いなく新型コロナのパンデミックが発生していますね。

そして個人の開業医を含めて医療現場/発熱外来の対応は、きっとパンクしている…と感じました。

 

長男の薬を受け取り、受診した当番医から帰ってくると、今度は次女から「喉が痛くて、熱っぽい」との報告が…

 

「なにっ…」

 

すぐに体温をチェックすると「37.7℃」。

買い置きの検査キットで検査すると、クッキリ「陽性」。

 

「ありゃー」

 

ただ次女はそれほどツラくないようなので、当番医の受診には行かず、市販の解熱剤を飲んで自分の部屋で安静にしていることにしました。

 

 

長男に続いて、次女も感染していることが判明し、そして迎えた今日 月曜日の朝。

今度は妻が軽く咳をしています。

熱を測ると「37.0℃」。

 

 

「えーっ」

 

とりあえず医者に電話をしてみると…

 

「今の時点では、感染していても検査には出ないでしょう。とりあえず安静にして様子を見てください。もし熱が37.5℃を超えるようなら、あらためて連絡してください」…

 

念の為、妻も寝室で自主隔離することにしました。

 

 

妻が新型コロナに感染しているかどうかは、現時点では不明です。

しかし、金沢でのパンデミック同様、家庭内でパンデミックが起きても不思議はありません。

とりあえず、今週いっぱい、我が家は不要不急の外出を避けることにします。

 

 

とはいえ、私自身は極めて元気。

発熱、喉の痛み、咳等の症状はまったくありません。

私のような感染者の同居家族は、たとえ「まったくの無症状」であったとしても、安全なことを言えば、不要不急の外出は避けた方が良いことは間違いありません。

その判断に基づいて、私は今週一週間分、すべてのスケジュールをキャンセルしました。

 

ただ、ご迷惑をかけてしまった方も一人や二人ではありません。

それを考えると、「無症状なんだから、約束済みのスケジュールを優先しても良かったのかな」と思うことも無い訳じゃない…

それも正直なところです。

 

 

5類に格下げとなった現時点では、上記は「個人の判断」に委ねられており、それが尊重される…ということになっています。

ということは、「判断した結果の良し悪しによって、個人が非難されることは無い」という建前なのでしょう。

 

しかし、この建前通りになるかどうか、うーん、微妙ですよね。

コンプラを厳しく言われる昨今、「リスクヘッジ、危機管理の判断が甘い」と言われかねない…そう感じます。

 

このあたり、皆さんがどう思っているか、ちょっと聞いてみたいところです。

信州高山 DNS…

今日は、9月2日(土)。

エントリーしていた「信州高山ヒルクライムチャレンジ 2023」の選手受付の日。

朝10時には、妻も一緒に自宅を出発する予定でした。

ところが…

 

朝7時半。

私と妻は朝食を済ませます。

そして、それぞれ身支度&荷造りを行います。

 

身支度&荷造りが終わったら、妻は洗濯や掃除等の家事に取り掛かります。

一方私は、納屋に行ってレジアスエースの荷室を整理。

引き続き、ロードバイク(ピナレロ)、ヘルメット、シューズ、サイコン、Gopro、そしてエアーポンプ等の各種ギアを揃え、それを荷室に積み込みます。

それから、選手受付の場所、日帰り温泉や車中泊ができるスポット等をネットでチェックし、それらの場所やルートを確認。

確認した内容を印刷して、レースの案内状と一緒にクリアファイルにまとめておきます。

まとめたクリアファイルをレジアスエースに積んで、そのままガソリンスタンドへ。

燃料を満タンにして、自宅に帰ってきたのが9時。

玄関前にレジアスエースを横付けして、妻と私の荷物を積み込みます。

そして、これら一連の準備がすべて完了したのが9時15分。

 

「さあ、いつでも出発できる」…

と思ったそのタイミングで、妻から以下の報告が入りました。

 

「○○(長男の名前)、喉が痛いみたい」

「えっ…」

 

長男の部屋に行き、熱を測ると「38.5℃」。

買い置きの検査キットを使って、新型コロナかどうかをチェック。

長男の鼻を ”グリグリ” して、10分ほど待った9時35分。

検査キットは、薄っすら…でしたが「陽性」の判定を提示。

 

この瞬間、私の「信州高山ヒルクライムチャレンジ 2023」DNSが決定しました。

 

 

5類に格下げとなった現時点では、新型コロナであっても「濃厚接触者」としての扱いはありません。

なので、たとえ家族が感染した場合であっても、同居している者に自宅待機の義務はありません。

とはいえ、数日経たないと私の体調に影響がないか(他の人に移してしまう可能性がないか)は分からない…

ということで、日曜日の夕方ごろまでは、不要不急の外出は避けて自宅で過ごすことにしました。

  

うーん、ちょっと(いや、正直に言うと、「ちょっと」よりも「もうちょっと」…)残念です。

 

 

これで、今年エントリー済みのレースは、11月3日の「スズカ8時間エンデューロ」を残すのみとなりました。

あっ、レースじゃないですけど、9月16日の「ツール・ド・のと」もありました。

こうなれば、残る2つのイベントに全力を尽くすことにしたいと思います。

 

 

ただし今日は、お昼から私一人の残念会としてビールを飲むことにします。

(「ちょっと」よりも「もうちょっと」…)がっかりしたことに免じて、その程度はお許しください。