今日 1月22日(土)は、所用があって朝からお出かけ。
行き先は富山県富山市だったのですが、38年前・大学4年生のとき以来の「真冬の富山」です。
40年以上前に私が学生生活を始めた頃。
その頃の、北陸三県における豪雪の順位は…
ダントツの第一位 福井県。
続いて第二位 富山県。
大きく離された第三位 石川県。
そんな印象を持っていました。
今回もその通り「石川に比べて富山は雪が多い」と感じました。
ただし以前の印象とは違い、富山市内の主要道路だけではなく、住宅街の生活道路を走っても、さらに消雪パイプのない道路を走っても、雪はまったくありません。
空き地や田んぼにはたくさんの雪が積もっていて、路肩にも雪が高く積まれていますが、路面は黒く乾いています。
脇道/小道を見てみても路面に雪はなく、隅々まで重機での除雪がしっかり行われている様子。
これは、富山市がきちんと除雪を行っているから…なんだと思います。
一方、我らが金沢市は…
そこに住んでいる方々が協力して除雪をしない限り、圧雪/氷のバーンがあってガタガタ、あるいは、その圧雪が溶けてグズグズ…という道路が彼方此方にあります。
金沢市には、「バス通りなどの主要地方道は除雪するけれど、生活道路はしない」…というポリシーでもあるかのような印象です。
「税金の使い方の違い」なのだと思いますが、富山市の「生活道路も綺麗に除雪されている」状態を見てしまうと、やっぱり羨ましいと感じます。
ただし金沢市でそれを実現するためには、「より多くの税金が必要になる」…という可能性もあります。
うーん、どちらがいいか断言するのは難しいですかね。
石川県/金沢市と富山県/富山市は、住んでいる方々の意識もあるかもしれませんが、首長・役所の重点方針等も若干違っているようです。
教育県・文化県である。
幸福度の順位が高い…などなど。
富山県/富山市は、色々な指標で「住み易い県」として知られていますね。
とはいえ、江戸の昔から縁が深く、現在では気軽に行き来できる「お隣さん」。
お互いに、
「夏は暑く冬は寒い、美味しいお米が収穫できる、海の幸が豊富、山の幸も豊富」…
など、よく似た特徴も持っています。
よく似ているけれど、やっぱり違う「気になるお隣さん」…
2022年は、そんな富山を巡るコースを取り入れて、お隣さんとの違いを楽しむライドを行ってみたいと思います。