今日 5月13日(木)も、チネリでのLSDを60分です。
今日は、チネリのパワーメーターを、ガーミン・ラリーから、ファベーロ・アシオマに戻して行っています。
今回は、ちゃんとファベーロのペダルに同梱されていたワッシャ(片側に2枚ずつ)を入れて、ペダルを付けました。
ワッシャありのファベーロ・アシオマのペダルでLSDを行うと、ワッシャを入れなかったときに比べると、確かにクランクは軽くなったように思います。
しかし、ガーミン・ラリーを付けていたときに比べると、やはり、若干重いような気がします。
これも数値で比較してみましょう。
平均速度 平均パワー
ファベーロ・ワッシャなし 29.7km/h 152W
ガーミン・ワッシャあり 31.9km/h 135W
ファベーロ・ワッシャあり 30.2km/h 145W
確かに、ファベーロのペダルにワッシャを入れると、パワーロスは減少しました。
しかし、それでも、ガーミンで計測/表示された数値よりも、ファベーロの数値が高い(パワーロスが大きい)結果を示しています。
ガーミンとファベーロの精度が、通常考えられる誤差の範囲(5%未満)だと想定すると、ワッシャありのファベーロの平均パワーが140Wであれば、パワーロスに関しては同じ…と判断してもいいかもしれません。
しかし、実測値は145W。
やはりファベーロのペダルの方がロスが大きいのかもしれません。
スラムのクランクによるパワーロスと、ファベーロのペダルによるパワーロス。
その両方が加算されて、チネリ(スラム)は、ピナレロ(シマノ)、ウィリエール(カンパ)と比べると、パワーロスが大きく感じられるのかもしれません。
ワッシャの効果はありましたが、それでもパワーロスは、ガーミンに比べると大きいようです。
クリートの脱着、そしてペダルの回転によるパワーロス。
私個人が独断で行ったテスト/評価の結果にしたがって判断すれば、ペダルタイプのパワーメーターに関しては、「ガーミン・ラリーの勝ち、ファベーロ・アシオマの負け」となりました。
つぎは、ローラーでのトレーニングではなく、実際のツーリングシーンで使ってみた際の比較など、行なって見たいと思います。