伊・米の力対決

今日 4月14日(水)も、LSD→テンポを60分です。

ただし、バイクは、久々にチネリを使ってみました。

LSD→テンポ 60分
Z4が44% 昨日(ウィリエール)の倍…

ウィリエールからチネリに乗り換えてローラーで走ってみると、同じギア(クランクはアウター、スプロケは5段目)でも、チネリの方がペダルが重い(出力ワット数が高い)ような気がします。

 

さっそく、昨日と今日のガーミンのログデータを比較してみます。

昨日 ウィリエール
 平均速度    34.1km/h
 平均パワー   164W
 平均心拍    143bpm
 平均ケイデンス 82rpm

今日 チネリ
 平均速度    33.5km/h
 平均パワー   179W
 平均心拍    149bpm
 平均ケイデンス 80rpm

上記をみると、平均速度/ケイデンスの違いは5%未満であり、まあ、誤差の範囲だと思われます。

これに対し、平均パワーはチネリの方が8.4%高い数値です。
この違いは誤差の範囲を超えている/有意の差だと考えられます。

 

うーん、駆動系でウィリエールとチネリの違うところは…と考えてみると、まずコンポの違いが思い当たります。

そのコンポですが、ウィリエールとチネリではメーカーそのものが異なっていて、それぞれ以下のようになっています。

 

ウィリエール カンパニョーロ・ポテンザ
 クランク: 50-34T
 スプロケ: 11-29T
 (11-12-13-14-15-17-19-21-23-26-29)

 →残念ですがPOTENZAは既に生産終了です…

 

チネリ スラム・フォース
 クランク: 50-34T
 スプロケ: 11-28T
 (11-12-13-14-15-16-17-19-22-25-28)

 

 

トレーニングで使っているギアは、ウィリエール/チネリのいずれでも、クランクはアウター(50T)、スプロケは5段目(15T)で統一しています。
なので、ギア比としては変わりません。

コンポ以外では、ローラー/負荷設定は、同じエリート e-Motionの「+1」。
タイヤについても同じGP5000で、空気圧も「フロント7.0bar/リア8.0bar」で統一。

ということは…

 

クランク/プーリー/チェーンなど、駆動系の滑らかさ(回転抵抗の少なさ)でいうと、カンパニョーロ・ポテンザの方が「滑らかに回る(回転抵抗が少ない→パワーロスが少ない)」…のかもしれません。

 

「ポテンザ」は、イタリア語で「力(ちから)」を意味します。
「フォース」も、英語での意味は「力(ちから)」。 

伊(イタリア・カンパニヨーロ)と、米(アメリカ・スラム)の「力」対決は、どうやら伊の「力」が勝った…ようですね。

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