ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その3(予行演習?)

今日はトレーニングではなく、チネリ/フォーカス/ピナレロの3台をトランポして、データログを取得するポイントで、実走してみました。

しかし、データログ取得の予行演習で終わってしまいました。

また、フォーカス(11-32T)とピナレロ(11-30T)のスプロケの丁数が一致していないため、単純な比較はできないことが分かりました。

 

まず、コースは以下のようになっています。

データ取得 予定コース

長いストレートの後にプチ・ヒルクライムがあり、ライドのデータログを取得するには絶好ののポイントです。

橋の近くにある駐車場に車を停め、そこからスタートします。

ピナレロ,フォーカス,チネリをトランポ

 

まず、チネリで1本ウォームアップとしてコースを走った後に、本番のデータ取得をするつもりでしたが、ウォームアップとしてヒルクライムをしただけで、もうギブアップでした…

なので、今回は予行演習として、とりあえずコースを試走するだけにしています。

 

まず、チネリでウォームアップをしました。

チネリ ウォームアップのみ

これは、ウォームアップのみなので、スルーします…

 

つぎにフォーカスです。

フォーカス 最高速到達

チネリのウォームアップでもうダルダルになってしまったので、ストレートでの最高速&スピード維持のみになりました。

スタートから1分48秒後、38.5km/h、95rpm程度で巡航しているところから660Wで踏み始め、10秒後に最高速47.5km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは105rpm程度でほぼ一定となっていますが、最高速を記録した10秒後の出力ワット数は533Wであり、スピードが乗るにつれて127W減少しています。

 

そしてピナレロです。

ピナレロ 最高速到達

スタートから1分47秒後、38.9km/h、100rpm程度で巡航しているところから654Wで踏み始め、15秒後に最高速50km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは110程度ですが、フォーカスに比べて小さい増減/振動を繰り返していることが目立ちます。
ケイデンスの増減/振動に合わせて出力ワット数も変化していますが、最高速を記録した15秒後の出力ワット数は471W(184W減少)であり、フォーカスと同様、スピードが乗るにつれて減少する傾向を示しています。

 

一番足が疲れている時点でピナレロに乗ることになりましたが、それでもピナレロが最速でした。
足に感じる感覚としても、ピナレロは「軽くて速い」という印象です。

フォーカス/ピナレロとも、加速前の巡航速度と出力ワット数はほぼ同じです。
しかし、ケイデンスはピナレロが10rpmほど高く、加速している最中のケイデンスもピナレロが10rpmほど高い数値となっています。
また、加速中、ピナレロはケイデンスが一瞬低下してしまったようで、それをまた上げるために時間を浪費しているようにも見えます。

 

絶対値としての速度を単純に比較するのであればエアロ効果の高い形状が有利であり、フレームの強度、およびホイールの材質・特性は、最高速そのものには、あまり影響しないかもしれません。

また、加速時におけるバイクの性能を評価するのであれば、ギア比(私の場合はスプロケの丁数)を統一しないと、単純に比較はできないとも思えます。

 

予行演習の結果から、フォーカスには、今のゾンダ(11-32T)ではなく、チネリのシロッコ(11-30T)を装着した上で、あらためてテストの本番を行うことにしました。

その時こそ、ボーラとシロッコをピナレロとフォーカスに交代で装着して、データを取得します。

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