キャンプへの誘い

今日は5月31日(火)。

いよいよ5月も終わり。

 

天気がよく、しかも暑くもなく寒くもない。

そんな天気が続く5月は、ロードバイクでのツーリングに最適な季節です。

 

そんな5月を、右脹脛(ふくらはぎ)の肉離れでスタートした私。

そのおかげでこの5月は、まったくロードバイクに乗ることができませんでした。

 

最初の頃は、肉離れをした脹脛の筋肉全体が腫れ、足首から下も浮腫んでいました。

歩くにも、杖を突かないと難しい状態でしたが、1ヶ月が過ぎた今日は、筋肉のはれ/足全体の浮腫みもほぼ治ってきました。

脹脛の腫れが引いた
浮腫みも治ってきた

 

脹脛の肉離れをした箇所をさすってみると、その部分だけは、まだ筋肉が硬い状態のままとなっており、押したり揉んだりすると痛みがあります。

普通に歩く、あるいは軽くストレッチをして脹脛を伸ばす…等の動作をすると、それだけで「脹脛の硬い部分〜アキレス腱」にかけて、痛みを感じます。

 

トレーニングを再開するには、もう少し安静に過ごす必要がある…と判断し、6月の第一週まではトレーニングは休むことにしました。

 

ツーリングに行けずトレーニングもできない5月でしたが、その代わりとして、

 ・簡易業務用無線(登録局)の開設
 ・KTELのヘッドセット動作確認
 ・新しいライドシーンの開拓

など、ライドできないからこそ取り組むことができたこともありました。

 

6月にはトレーニングを再開し、リハビリとして「軽いコーヒーライド」を取り入れるなどして、少しずつ脹脛の回復を図っていきたいと考えています。

 

 

そうそう、4月28日の投稿「あらためて”小さな世界”…その2」で述べていますが、チームじゅげむの”小さな世界” は、いよいよ本格始動の気配アリです。

 

すでにミニベロをお持ちのkit1002さん&kenshinさんに続き、なべちゃん、そして私も、色々画策中です。

 

ちょっと考えてみましたが、ミニベロでの「コーヒーライド」なんて、リハビリには最高です。

空気の良い近場の河川敷までライドし、そこで淹れるコーヒーを楽しむ。

 

それを楽しんだら、つぎは近場のキャンプ場での「リハビリ・キャンプライド」でしょうか!?

 

キャンプライド、いいですねー。

子供たちが保育園/小学生/中学生だった頃に行った「能登一周キャンプツーリング」を思い出します。

 

ただし、リハビリなので、ハードなライドはNG。

軽い内容にしたいので、近場での一泊キャンプです。

 

行き先としては、そうですね…

 ・医王山キャンプ場
 ・吉野谷オートキャンプ場
 ・手取川河川敷 ← 一番手軽かな…

あたりでしょうか。

 

チームじゅげむの皆さん。

近場でのキャンプライド、どうでしょうかね!

迷子の迷子の…

ここ暫くは、右脹脛(ふくらはぎ)の肉離れの治療を優先することとして、トレーニングを控えています。

 

その右脹脛の状態ですが、ここに来て、ようやく筋肉の腫れが引き始めました。

ようやく腫れが引き始めた

 

腫れが引き始めた…とはいえ、脹脛を伸ばすと痛むことには変わりはなく、まだ普通に歩くことはできません。

また、内出血した血が足首より下に溜まっているようで、足首の違和感や足首あたりから下のむくみも取れていません。

 

それでも、脹脛そのものの腫れは引いてきており、この調子でいけば来週末には普通に歩くことができるようになるかもしれない…と、ちょっと希望が持てるようになってきました。

 

腫れが引いてくれれば、スイミングなど足に負荷のかからないものに限定して…とはなりますが、まずは心肺機能の回復を目的としたトレーニングから再開したと思います。

 

 

 

さて、話は変わって。

 

先日、チームじゅげむでの山中温泉方面ライドでは、私はサポートカーとしてレジアスエースで参加しました。

 

しかしこのとき、メンバー間で、行き先/走行ルート等の認識合わせがしっかりできていなかったことから、私のサポートカーを含め、途中で3つのグループに分かれてしまうことになりました。

 

「はぐれてしまったとしても、スマホがあれば連絡を取ることができる」…

そう思われがちですが、実際のところ、ライド中にバックポケットにスマホを入れていると、コールされていることになかなか気づきません。

 

 

迷子の迷子の子猫ちゃん。

その「迷子の子猫ちゃん」を救う方法はニャいか…

 

 

ということで、ロードバイクでのライド中に、はぐれてしまったメンバーとコミュニケーションを取る方法を考えてみました。

 

 

かつてオートバイでツーリングをしているとき、私たちはアマチュア無線を使ってコミュニケーションを取り合っていました。

 

むぎーさんも私も、アマチュア無線の免許は取得しており、コールサインも持っています。

 

私は一番レベルの低い「4級」ですが、なんでも凝り性のむぎーさんは、なんと「2級」です。

「3級」からはモールス信号の聞き取りテストがあり、「2級」では、そのスピードが速くなります。

なので、むぎーさんはモールスの勉強もしていましたね。

 

でも、モールスなんて、今更使うことある!?

 

それぞれが使っていた無線機(ハンディー・トランシーバー)。

むぎーさんは八重洲無線(スタンダード)のC470(430MHz)。

私はケンウッドのTH-G71(144/430MHz)。

 

「あー、それ、確かまだ保管してあったはず」。

 

我が家は数年前に引っ越しましたが、その際に、私の荷物は、かなり処分しました。

ただ、無線関係のものは処分せず、どこかに補完したような記憶があります。

 

ということで、棚の奥を探してみると…

はい、ありました。

物置の棚、その一番下の収納ケースに入れてあるのを発見。

 

さっそくそのトランシーバーを引っ張り出し、10数年ぶりに充電してみます。

しかし…

 

付属のバッテリーは、古いNi-Cd(ニッカド)のもの。

すでに寿命がきているらしく、どれだけ充電しても電気を溜めることはできませんでした。

ケンウッド TH-71G 使用不能だった…

 

それに、たとえこのトランシーバーが使える状態だったとしても、チームメンバー全員に「アマチュア無線の免許を取り、トランシーバーを購入してね」…というのも、申し訳ない気がします。

 

免許取得&トランシーバー購入…

そういう負担が無い方法として、以前、kit1002さんが見つけてくれた「BONX GRIP」というものがあります。

 

これは、スマホのアプリ(パケット通信を利用)、それとブルートゥースで接続する耳掛けタイプのヘッドセットだけで運用できるもので、非常に手軽に始められることが魅了です。

ただしネット上のレポートを見ていると、風切り音については課題があるようです。

 

どうやら、走行速度が20km/h程度なら、風切り音も気にならないようです。

しかしそれ以上のスピードを出すと、だんだんと風切り音が酷くなり、音声が聞き取りにくくなるとのこと。

それと、時々、相手に声が聞こえるまで5秒程度のタイムラグが発生する…とも書かれていました。

 

 

うーん、そうなると…

 

今もそうだと思いますが、その頃からオートバイのツーリングで無線を利用しているほとんどの人たちは、「KTEK(ケーテル)」というメーカーのヘッドセット(マイク/スピーカー)をヘルメットに仕込んで、それを使っていました。

 
このヘッドセット、マイク自体に風切り音対策の回路が仕込まれていて、それが「非常に高性能である」と評判のものです。

私たちが使ってみた実感としても、高速道路を走っているようなスピードではない限り風切り音が入ることはなく、クリアーな音声でコミュニケーションを取ることができました。

 

白バイ隊が使っている無線用ヘッドセットはKTELである…というのは、知る人ぞ知る、とても有名な話です。

 

 

やはり実用面を重視すれば、「KTELのヘッドセットを利用したトランシーバー」の一択でしょうか…

 

 

とはいえ、アマチュア無線では免許を取得等の負担がメンバーにかかってしまうため、不都合です。

  

何かいい方法はないか…

と考えていましたが、いいものがありました。

 

そう、「簡易業務用無線」です。

 

 

簡易業務用無線には「免許局」と「登録局」があります。

前者の「免許局」は、法人(団体)としての申請しかできず、その団体に所属している人だけ、かつその団体の本来の「業務」用途でしか使えません。

しかし後者の「登録局」であれば個人でも申請できレンタルもOKです。

しかも、レジャー等の用途で使っても問題ありません。

 

つまり、ロードバイクでのライドはもちろん、キャンプやドライブ、あるいは町内会でのお祭り等、さまざまなイベントで利用できることになります。

 

うーん、これですね…

 

 

 

前述の通り、かつて私が使っていたアマチュア無線のトランシーバーは、棚の奥に保管してありました。

ただ、残念ながらバッテリーの寿命がきていたため、既に使用不可になっていました。

 

「もしかして」…

 

ということで、ついでにそれ以外の場所、たとえば納屋の奥の方を探してみました。

そうすると、やっぱり上記のトランシーバー以外にも、車載用の無線機/アンテナ/マイク/ケーブル類など、無線関係の道具が、その他にもいっぱい保管してありました。

ただ、使っていた「KTEL」のヘッドセットだけは、それらの場所からは見つかりませんでした。

 

ヘルメットは確かに捨てたけど、「KTEL」のヘッドセットは捨てずに取っておいたんじゃないかなぁ…

 

 

「KTEL」、もうちょっと探してみようと思います。

R416チェックのはずが…

今日 4月17日(日)は、チームじゅげむでの医王山/湯涌ライド…のはずでしたが、参加者全員の体調が悪化してしまい、結局、私だけの「ぼっちライド」となりました。

 

「それなら」…

R157で福井県の勝山に向かい、そこからはR416の大日峠経由で石川県に戻ってくるルートを走り、R416の道路がどんな状況かチェックしてこよう。

もし、まだ雪がいっぱいでだめそうなら、R416の少し海側のR364の山中温泉経由のルートを走ってみよう…

 

そんな感じで、朝7時過ぎに走り出しました。

あれ!? ルートが違うじゃない…

 

ところが…

 

吉野谷に差し掛かったところで、ステム部分で固定している携帯が鳴り出します。

脇に停まって電話に出ると、今年、私がリーダーを務めている「ある団体」に関するトラブル絡みの内容。

色々説明をしても、電話口の方に納得いただくことができず、ようやく折り合える内容で合意できたのは、電話に出てから30分後。

 

もう、一気にモチベーション・ダウン…

 

電話を切ってライドを再開し、まずは最初の休憩ポイント 道の駅 瀬女 に向かいましたが、そんなときに限って、古傷の右膝が痛み出します。

 

9時になり、道の駅 瀬女に到着。

痛い右膝をさすりながら、パン2個と缶コーヒーを購入。

 

休憩を終えれば、ここから白峰を経由して谷峠を越え福井県・勝山に向かう…はずだったのですが、今日はここで引き返すことにしました。

 

 

気力が尽きると、一気に古傷が痛くなる…

つまり「心と体は一体」。

 

煩悩にまみれた、私の「今日の教訓」でした。

 

 

追伸

道の駅 瀬女で休憩をしていると、もう一人、ロードバイクの方が休憩にこられました。

 

「どこまで行かれるですか?」と聞いてみると、「勝山からR416経由で引き返し、走れる状態かどうかチェックに行ってくるつもりです」とおっしゃいます。

 

恥ずかしくて、「えー、奇遇ですね。 私も同じです」…とは言えませんでした。

 

 

「膝が痛み出したので、私はこれで帰ります」。

思いっきり負けた気分。

 

このうっぷん はらさで おくべきか…

 

つぎの機会には、逃さずR416のチェックを実施します。

春爛漫 お花見ライド

今日 4月10日(日)は、チームじゅげむでのお花見ライドを行いました。

参加者は、なべちゃん(ピナレロ)、kit1002さん(コルナゴ)、kenshinさん(ルック)、しゅういち(ピナレロ)の4人/4台でした。

天狗橋 満開の桜

うーん、シーズン初ライドのせいか、みんな表情が固いですね。

つぎからは、もうちょっと柔らかくいきますか…

 

さて、いつものJR野々市駅を7時過ぎに出発。

そこから、天狗橋→先端大H.C.→軽海→鳥越→鶴来と、恒例の「軽海・黒ごまきなこアイス(大)コース」を走ります。

いつもの軽海コース

 

ちなみに、今日の最高気温の予想は25℃オーバー。

スタート直前まで、ウインドブレーカーを着ていくかどうか迷っていましたが、「私は、きっと暑くなる」…と予想し、私だけ「半袖/半ズボン・オンリー」です。

しかし、今日はこれがベストチョイスでした。

 

天狗橋での記念撮影を終え先端大プチH.C.を登れば、あとは下り基調でどんどん走ります。

アッと言う間に軽海に到着し、各々が黒ごまきなこアイスを注文します。

私は、当然「大」を選択。

それに加えて、トチ餅も買ってみました。

黒ごまきなこアイス(大)&トチ餅

 

この軽海では、金沢では名が知れているロードバイクチーム「プ○○スロード」の軍団と遭遇。

ただし、軍団の方々は、休憩など取ることなくR360を鳥越方面に登って行きます。

 

そんな中で5名の方々(そのうち一名は女性の方)が、私たちと同じところに自転車をとめて休憩する模様。

そのバイクは、ホワイトのフォーカス(ディスクブレーキモデル)など、比較的新しいモデルで、すべてSPD-SLのビンディングペダル装備。

 

アイス&トチ餅を食べていると、フォーカスに乗った方が気さくに声をかけてくれました。

そこから話に花が咲いたのですが、乗っておられる方々は、どうみても私たちの先輩の印象。

失礼ながらお歳を伺うと、なんと、「78歳、74歳、70歳、64歳…」とのこと。

しかも、70歳代の方々は、皆さん能登島トライアスロンに出場されているとのこと。

 

お話からすると、トライアスロン歴はもう10年に及ぶような印象。

「最後の10kmのランは歩くのもアリ。それでも、毎年、完走できるのが嬉しい」とおっしゃっていました。

 

素晴らしい、感服です!

いやー、私も負けてはいられません。

 

先輩方を見送って、そこから鳥越→鶴来へと走り繋いで、今日の目的のランチのお店、「崖の上サーカス」さんにゴー。

崖の上サーカスさん

 

食べたのは「あい崖カレー(大盛り)」。

あい崖カレー(大盛り)

 

チキンカレーとグリーンカレーが半々になっているカレーです。

いやー、美味しく頂きました。

「崖の上サーカス」さん、ご馳走さまでした。

 

 

ランチを食べたら、あとは帰るだけ。

その帰り道も、満開の桜並木を見ながら、暖かい…というよりも、既に真夏日と思えるほどのお日様の中を、気持ちよく走ってきました。

 

春爛漫を満喫した、チームじゅげむでのお花見ライド。

満開の桜並木、先輩方の楽しいお話、そして美味しいランチと、大満足の1日になりました。

 

追伸

撮影する動画のアングルを変えてみたい…という試みの一つとして、以下のグッズを導入してみました。

Ulamzi GP-16
セットの内容
装着状態

 

これ、着脱が手軽で、非常に便利です。

しかし今日、実際に使ってみた印象では、イマイチ。

 

首からぶら下げてジャージの下に忍ばせている、マウント装着用のベース(バックボードと呼ぶそうです)。

磁力が強いので、ジャージの生地の間を滑ったり、カメラが落ちそうになったりすることはありません。

しかし、そのベースと胸の間がしっかり繋がっていないので、ジャージ(生地)の「ピッチリ具合」だけでは、ベースが跳ねるのを抑え切れません。

このため、さすがのGoproでも、ライド中のブレ補正ができず、画面がグラグラ揺れてしまいます。

 

撮影するアングルが高くなるので、ライドシーンとしてはより好ましいのですが、画面がグラグラするのは頂けません。

うーん、何か工夫が必要です。

 

さて、どうしようかな…

 

 

追伸

随分遅れましたが、2023年5月28日、撮影した動画を公開しました。

公開した動画はこれです

 

確かに画面はグラグラしますが、思ったほどではありません。

Goproの手ぶれ補正機能、恐るべし…

 

興味のある方は、ぜひご覧ください。

「ガッパ」ではないお花見ライド

今日 4月9日(土)は、早朝から金沢では有名なヒルクライムコースの夕霧峠に行くつもりでした。

しかし…

 

夕霧峠のずいぶん手前、金沢大学角間キャンパス脇のショート・ヒルクライムコースを上り、俵町交差点に着いた時点で、「今日はこのくらいにしておいてやる」…

夕霧峠…の手前でギブ

 

…という訳で、そこから田上→舘町→石引→寺町という経路で帰ることにしました。

 

ちょっと負けた気分になりましたが、途中、満開の桜の花を見ることができるところがたくさんあり、「あー、今日、走って良かったなー」と思えるライドになりました。

金沢大学角間キャンパス脇
横川交差点脇 伏見川沿い

 

 

ここ金沢の桜も、いよいよ満開を迎えました。

今週末は気温も暖かく、お花見にはベストタイミングです。

 

 

今日のライドは、たまたまピナレロではなくウィリエールに乗りましたが、これは良い選択だったかもしれません。

 

金沢弁で、自分が周りからどう見られているか等を気にせず、必死に一所懸命になっている様子を指して、「ガッパになっとる」などと言ったりします。

戦闘力マックスのピナレロに乗っていると、実際の速度が遅くても「自分のすべてを出し切る姿勢」が求められているような気がするので、「ガッパ」になって走ってしまいます。

しかしウィリエールではそんなことはなく、「ガッパ」にならなくてもなんとなく許せる…そんな気がします。

(今日もそのおかげで、途中でバイクを止め、満開の桜を何度も写真に撮ることが出来ました)

  

これは、それぞれのバイクに乗ったときにバイク/フレームから受ける印象やフィーリング…ではなく、私のそれぞれのバイクに対する「勝手なイメージ」に基づいているのだと思います。

(だって、ウィリエールだって全力で速く走れますし、ロングライドにも行けますからね)

でも、そんな「勝手に抱いているイメージ」にあわせて走り方を変えてみるのも面白いし、ちょっと大切な気もします。

 

 

さあ、明日はチームじゅげむでのライド。

バイクは、もちろんピナレロ。

明日は、「ガッパ」になって走ってみますか。