どんな結果が…

週初めの月曜日は恒例の筋トレで、バイクトレーニングはお休みです。

 

さて、明日から始まる今週のバイクトレーニングは、ちょっと変わった嗜好で行おうと思います。

火曜日から始まるトレーニングですが、最近は、
 火曜日:LSD
 水曜日:インターバル
 木曜日:LSD
 金曜日:テンポ走
 土曜日:LSD
 日曜日:チームじゅげむでの実走
     (冬はローラー大作戦)
という順番で行ってきました。

これを、今週はLSDを挟んだインターバルを中心に、
 火曜日:インターバル
     →チネリ+(シロッコ/ボーラ)
 水曜日:LSD
 木曜日:インターバル
     →フォーカス+(シロッコ/ボーラ)
 金曜日:LSD
 土曜日:インターバル
     →ピナレロ+(シロッコ/ボーラ)
 日曜日:ローラー大作戦?
という感じで行こうと思います。

「ピナレロ vs フォーカス vs チネリ」の比較対決ですが、春になるまで待ちきれない…というのが正直なところです。

なので、冬の間にできることとして、各バイク/ホイールを使ってローラーでのインターバルを行い、そのときに記録したデータに基づいて性能差を考察をしてみる…という内容です。

 

建物の中(納屋)で、しかもローラーでデータを取得するので、風の影響や車重の影響はなく、単純にフレームの構造/剛性と、ホイールの転がり抵抗/慣性モーメント?による性能差が数値にあらわれるハズだ…との想定です。

タイヤはすべてコンチネンタルのGP5000なので、空気圧を一定にすれば、タイヤそのもの影響はないと考えていいはずです。

しかし、フレーム単体になると、もしかすると「性能差」というよりも、乗り手の「感覚/好き嫌い」が大きく影響するかもしれませんが…

 

どんなデータが取得できて、どんな結果が得られるのか、これがまったく分かりません。
それが逆に面白くて、今からワクワクしています。

 

ただ、「1フレーム × 2ホイール」でデータ取りをするので、1分半の全力走を、一日で都合6回行うことになります。
そこは気が重いです。

うーん、いいトレーニングになると思って、精一杯頑張りますか…

縁と盤

今日もトレーニングはお休みです。

 

さて、私はフォーカスの次にレース用のロードバイクを購入する機会があれば、「リム(縁)ではなくディスク(盤)を選びたい」と、周りのみんなに言ってきました。

これは、2019年のヒルクライムレースで「下山/ダウンヒルの地獄」を経験したためでした。

 

2019年、私はリムブレーキのフォーカスに乗り、初めてヒルクライムレースに出場しました。
しかしこの年のレースは、お天気には恵まれませんでした。

4月の伊吹山ヒルクライムは、短縮コースではなくフルコースで行われましたが、路肩にはまだ雪が残っているうえに途中からは冷たい雨まで降ってきました。
午前のOPEN(一般)のレースが終わり、午後からはJBCF登録選手によるレースが予定されていましたが、雨と霧でコースコンディションが悪くなってしまい、レース開催は危険と判断され急遽中止になったほどです。

2019 伊吹山ゴール地点 雨&霧で視界不良

 

また、7月の富士ヒルは、前日の選手受付までは快晴だったにもかかわらず、レース当日は朝から冷たい雨が降ってしまい、雨は最後まで止みませんでした。

2019 富士ヒル 快晴の選手受付(前日)
2019 富士ヒル 冷たい雨のスタートゲート

無事ゴールしても5合目駐車場の気温は10℃を切っており、凍えて震えるほどでした。

2019 富士ヒル ゴール駐車場 気温10℃以下…

 

伊吹山も富士ヒルも、雨でずぶ濡れ&ヘロヘロでゴールしています。
ゴールした後は、すぐに預けた荷物を受け取り着替えをしようと思っていたのですが、雨宿りをしながら着替えられる場所はなく、着替えは諦めて濡れたジャージの上からカッパを羽織り下山の列に並んでいます。
並んでもすぐに下山できる訳ではなく、少々待ってからになるのですが、その間も気温の低さと濡れたジャージの相乗効果で、手足の指先も含めて体がどんどん冷えて行きます。
やっと自分たちの下山の順番が来たと思っても、雨や霧で視界が悪い中、登るよりは短いとはいえ相応の時間をかけての下山となります。

 

この伊吹山や富士ヒルの「冷たい雨の中での下山/ダウンヒル」は、相当に厳しい状況になりました。

視界が悪いだけではなく、ペダリングをしない状態で風を切って走っているため、だんだんと寒さで手が悴みブレーキを握る握力がなくなってきます。
下ハンも持ってみましたが、手が悴んでくると、そもそも「力を入れて握ること」ができなくなってきます。
「アー」、「ウー」などど声を出して、気合を入れてブレーキを握ってみたりもしますが、気合を入れても雨のリムブレーキはそれほど効きません。

悴んだ手で頑張ってブレーキを握ってみる…
でも、思ったようにスピードが落とせない…
風を切って走っているので、さらに凍えてくる…
そんな状態でした。
(ブレーキは効かないんですが、その割にシューだけはどんどん減るんですよね、これが…)

このときに、レース用のロードバイクを購入する機会があれば、次はリムではなく、軽く握るだけで効く油圧ディスクにすることに決心した…ハズでした。

 

しかし、あーら不思議。
私のところにきたピナレロの神様(DOGMA F12)を見ると、ブレーキはやっぱりリム(縁)。

 

雨が降り寒さで凍えた下山/ダウンヒルでは文字通り地獄を味わいましたが、地獄の沙汰もカネ次第(使い方、間違えてますかね…)、ダウンヒルの地獄より妻の追求が恐ろしく、ディスカウント対象で割安だった縁(リム)のフレームを選んでいます。

 

2021年に59歳を迎える今、私に残されたロードバイク人生は長くはありません。
レース用のロードバイクを買う機会 = 盤(ディスク)を選ぶチャンスは、もう無いかもしれません。

ちょっと、(ウソ、とっても…)残念です。

元カノ 復縁状況…

今日もまだ仕事をしており、昨日に引き続きトレーニングはお休みです。

今週は、月曜日の筋トレをドタキャンして以降、まったくトレーニングができていません。

明日も仕事が長引きそうで、もう、今週は諦めて休養することにしました。

 

さて、そんな中でもスポーツサイクル・イシノさんに行く時間はあり、元カノ(ドッグ入りしたウィリエール)の状況を聞いてきました。

やはり年内に復縁する(手元に来る)のは難しそうです。

 

とりあえず、すべてのパーツが外されていて、段ボールの箱にまとめられていました。

フレームは、再塗装のために既に大阪の専門のお店に送ってありました。
なので、フレームは戻ってくるのを待っている状況です。

取り付けるコンポ、カンパニョーロ ケンタウルはほとんど届いていましたが、レバーがまだ届いていないとのこと。
(やっぱりカンパ。シマノなら、もうすべて揃っていたでしょうね…)

ホイールのVISION TRIMAX 30は、すでにありました。

 

再塗装をお願いした大阪のお店は、綺麗で丁寧な仕事をしてくれることで有名なのだそうですが、いつ仕上がるのか分からないそうです。
ヤキモキするのも楽しみの一つかもしれませんが、イシノさんからそのお店に、納期について確認してもらうことにしました。

カンパのレバーは、まあ、待つしかないんですね、きっと…

 

想定通りの状況ではありますが、やっぱり早く手元にほしいというのが正直な気持ちです。
まあ、すぐに手元に届いても、雪が降っていて外では乗れないですが…

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その4(サスペンド?)

今日はLSDを1時間です。

LSD 1時間

途中、長男がきて少々話をしたので、一旦止まっています。
(アスリートでも無い良い大人の父親がローラーで走っている姿を見て、息子は何を思う…)

 

さて、ピナレロ vs フォーカス vs チネリの比較対決ですが、外を実走するチャンスがいよいよ無くなってきそうです。

というのも、今週の天気予報は週末を含めて雨ばかり。
そして来週になると、Yahooの天気予報には「雪だるま」マークがずらり。
いよいよ北陸の冬本番、雪が降るようです。

雪が降ってもいきなり平野で積雪が何cm…となることはないと思いますが、ロードバイクで走るルートは山沿いが多いため、平野部で雪がチラついたりミゾレが降っているのであれば、山沿いは最低でもうっすらシャーベット…そうなると、もうロードバイクでは走れません。
とうとう冬ごもり、あるいはローラー台でのトレーニング・オンリーの季節が来そうです。

 

比較対決は来春までサスペンドとして、しばらくはローラーでのトレーニングに勤しみますか…

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その3(予行演習?)

今日はトレーニングではなく、チネリ/フォーカス/ピナレロの3台をトランポして、データログを取得するポイントで、実走してみました。

しかし、データログ取得の予行演習で終わってしまいました。

また、フォーカス(11-32T)とピナレロ(11-30T)のスプロケの丁数が一致していないため、単純な比較はできないことが分かりました。

 

まず、コースは以下のようになっています。

データ取得 予定コース

長いストレートの後にプチ・ヒルクライムがあり、ライドのデータログを取得するには絶好ののポイントです。

橋の近くにある駐車場に車を停め、そこからスタートします。

ピナレロ,フォーカス,チネリをトランポ

 

まず、チネリで1本ウォームアップとしてコースを走った後に、本番のデータ取得をするつもりでしたが、ウォームアップとしてヒルクライムをしただけで、もうギブアップでした…

なので、今回は予行演習として、とりあえずコースを試走するだけにしています。

 

まず、チネリでウォームアップをしました。

チネリ ウォームアップのみ

これは、ウォームアップのみなので、スルーします…

 

つぎにフォーカスです。

フォーカス 最高速到達

チネリのウォームアップでもうダルダルになってしまったので、ストレートでの最高速&スピード維持のみになりました。

スタートから1分48秒後、38.5km/h、95rpm程度で巡航しているところから660Wで踏み始め、10秒後に最高速47.5km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは105rpm程度でほぼ一定となっていますが、最高速を記録した10秒後の出力ワット数は533Wであり、スピードが乗るにつれて127W減少しています。

 

そしてピナレロです。

ピナレロ 最高速到達

スタートから1分47秒後、38.9km/h、100rpm程度で巡航しているところから654Wで踏み始め、15秒後に最高速50km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは110程度ですが、フォーカスに比べて小さい増減/振動を繰り返していることが目立ちます。
ケイデンスの増減/振動に合わせて出力ワット数も変化していますが、最高速を記録した15秒後の出力ワット数は471W(184W減少)であり、フォーカスと同様、スピードが乗るにつれて減少する傾向を示しています。

 

一番足が疲れている時点でピナレロに乗ることになりましたが、それでもピナレロが最速でした。
足に感じる感覚としても、ピナレロは「軽くて速い」という印象です。

フォーカス/ピナレロとも、加速前の巡航速度と出力ワット数はほぼ同じです。
しかし、ケイデンスはピナレロが10rpmほど高く、加速している最中のケイデンスもピナレロが10rpmほど高い数値となっています。
また、加速中、ピナレロはケイデンスが一瞬低下してしまったようで、それをまた上げるために時間を浪費しているようにも見えます。

 

絶対値としての速度を単純に比較するのであればエアロ効果の高い形状が有利であり、フレームの強度、およびホイールの材質・特性は、最高速そのものには、あまり影響しないかもしれません。

また、加速時におけるバイクの性能を評価するのであれば、ギア比(私の場合はスプロケの丁数)を統一しないと、単純に比較はできないとも思えます。

 

予行演習の結果から、フォーカスには、今のゾンダ(11-32T)ではなく、チネリのシロッコ(11-30T)を装着した上で、あらためてテストの本番を行うことにしました。

その時こそ、ボーラとシロッコをピナレロとフォーカスに交代で装着して、データを取得します。