衝撃の内容…

昨日は、4月27日(木)。

 

この日は長男の16回目の誕生日。

朝は、妻がお赤飯を炊いて家族全員でお祝い。

なので妻が作ってくれたお弁当も、ご飯は「お赤飯」でした。

 

我が家は全員お赤飯好き。

誰かの誕生日には、妻が必ずお赤飯を炊いてくれます。

すでに亡くなっている私の母も、何かにつけてお赤飯を作り、家族の諸々を祝ってくれました。

 

なお、妻は「炊飯器で炊く」派で、うるち米も混ぜてふっくら炊き上げます。

これに対し、母は「セイロで蒸す」派で、100%もち米のしっかりした歯応えのもの。

どちらにしても、お赤飯は好きですね。

 

長男の誕生日のお祝いとして、夕飯はホームパーティーでもするか…と思っていました。

しかしなんとこの日は、夕方から地域の町会連合会の打ち合わせが開催されるようで、出席依頼が届きました。

 

「えー、私はもう、町会長じゃないんですけど」…

 

まずは、ここが「衝撃」の第一弾。

とはいえ行かないわけにも行かず、うしろ髪をひかれる思いでホームパーティは「欠席」。

トレーニングも、またまたお休みとなりました。

 

 

さて、その打ち合わせの内容ですが、実は私たちが所属している町会連合会は、全体がまとまって「あるシステム」の導入を推進しています。

昨日はそのシステム導入プロジェクトの検討会。

該当の「あるシステム」は、「紙で行なっていた回覧版等を、スマホ/PC等を利用して電子化できること」等の特徴を持っており、町内会/自治会など地域全体における情報共有全般のICT化を図るシステムです。

 

私が住んでいる町内会は会員世帯数が400世帯を超えており、班数も20班となっています。

このため、回覧物や配布物があるとそれはもう大変。

班ごとへの仕分けや、班長さん宅へ届けることなど、準備作業だけでもひと仕事です。

これらが電子化されれば役員の作業負荷が大きく軽減されることから、昨年度、私は上記システムの導入検討プロジェクトに参加し、積極的な推進を提言していました。

積極推進派だったとは言え、今年度私は町会長から退いたので、プロジェクトに再び呼ばれることはないと思っていました。

しかし何かの報いなのか、前述の通り参加依頼のお知らせが届きました。

 

「えー、何だか不公平な気がしますけど」…

 

 

プロジェクトの打ち合わせに出席して色々議論をしている真っ只中、私の携帯が「ブーッ、ブーッ」と振動します。

画面をみると、次女から電話がかかっているようです。

 

「珍しいな、何だろう?」

 

もしかすると、「ホームパーティのために、早く帰ってきて」というお願いか!?

そんなことを思いながら携帯に出てみると…

 

「車に乗って交差点で停まっていたら、後ろから衝突された」

…とのこと。

これが「衝撃」の第二弾でした。

 

 

追突された場所は、100○ボ○ト側から国道8号線に出る交差点の右折レーン上とのこと。

ここの交差点は、左から「左折/直進、右折、右折」と3本のレーンがあるのですが、次女は真ん中の「右折レーン」で信号待ち停車中。

そこに「急に後ろから衝突された」…という状況だったようです。

 

電話での次女と私の会話は、こんな感じでした。

 

次女:
停まっていたら、追突された。

私:
体は大丈夫か?
すぐに警察に連絡して、現場検証をしてもらいなさい。

次女:
ちょっと痛いけど大丈夫。
警察にはもう連絡した。

私:
一人で大丈夫か?

次女:
友だちも一緒にいるから大丈夫。

私:
そうか、分かった。

 

次女には、事故の相手の連絡先も確認するように伝え、とりあえず電話を切りました。

その後すぐに打ち合わせに戻りましたが、心がザワザワしてどこか落ち着かない感じ。

とはいえ検討すべき内容は残っているので、それらを片付けてから急いで帰宅。

 

家に着いたら、すぐに次女に詳しい話を聞こうと思っていたら、次女の車がない。

 

「あれ、まだ事情聴取が続いているのかな?」

 

そう思って家に入り、妻に聞いてみると…

 

妻:
元々行く予定だったお風呂(スーパー銭湯)に、友だちとそのまま行ったみたい

私:

 

これが最後、「衝撃」の第三弾でした。

 

 

ちなみに、次女が乗っていた車はこんな感じに…

bB 後がヘコむ…

 

あーあ。

大破/木っ端微塵…ではないですが、やはり大きくヘコんでいます。

中古で買ったとはいえ、綺麗な状態のbBを見つけることができて、次女も喜んで乗っていたのに…

 

今日の朝になっても、次女は、「まだ首と肩がちょっと痛い」と言っていました。

なので、朝一番で医者に行くように言っています。

 

 

昨日は「衝撃」3連発の日でした。

Youtube等の投稿動画で見る「衝撃」は興味があって見たりしますが、自分の身の回りには要らないですね。

「衝撃」はもういいので、以降は平穏な毎日が訪れてほしいです。

ブランニューデイ…

今日は、4月22日(土)。

昨日も今日も、トレーニングはお休み。

 

このところ、夕方から諸々の予定が入る/入っていることが多く、トレーニングを休みがちです。

昨日はとある会合がありました。

それはある組織の役員の会合なのですが、その役員の任期は3年。

今年はその役員の改選の年で、新たに選出された役員が会する最初の会合。

会合が終わり、そのままの流れで食事会に行きました。

 

場所は金沢の山側環状道路沿いにあるホテル。

会合…からの食事会

 

しっかり食べて/飲んでしまったため、体重を落としてきたことも元の木阿弥。

新しい仲間:ブランニューメンバーでの、素敵な1日:ブランニューデイ。

 

「ブランニューデイ」、素敵な1日。

そんなことも、まあ許される…

そう思いたいです。

 

 

さて、「ブランニュー」つながりで。

 

以前の投稿(「やるときはやる…」)で書きましたが、今日は新しい道の駅「蓮如の里 あわら」のオープン日。

チームじゅげむでのライドで寄る前に、ちょっと下見をしておきたい…

ということで、今日、妻と一緒に、ブランニューの道の駅の下見に行きました。

 

昼食を食べ、ちょっと一息ついてから、吉崎御坊に向け出発。

途中、安宅の関での小休憩を挟み、1時間強の後に吉崎に到着。

 

満車状態の駐車場でしたが、たまたまタイミング良くスペースが空き、私たちは中に誘導されました。

 

「俺たち、なんかツイてるんじゃない?」

 

 

肝心の道の駅。

かつて寂れたお土産屋さんだったところが新しい建物になっており、そこが道の駅でした。

中に入ると、そこはやっぱり「今どき」の道の駅。

地元で採れた農産物を含め、色々なお土産物がずらり。

妻はそれらのお土産物をゆっくり見て回りましたが、結局何も買わず建物を出ました。

 

そのかわり、道路を挟んだ向かい側にある公園のようなところには、生バンドのステージが繰り広げられています。

興味を惹かれた私たちは、そちらに行ってみることにしました。

 

写真はジャズの演奏シーンですが、その前には女性ボーカルによる歌も披露されていました。

 

バンドの構成は、サックス、トランペット、トロンボーン、ドラム、パーカッション、ベース、キーボード、そしてボーカル。

おそらくプロの方々ではなく、同好会/クラブのような感じ。

 

ビッグバンド…という訳ではなく規模は小さいですが、ひと通りは揃っています。

加えて、演奏や歌そのものは素人のレベルを超えており、妻も私も感心することしきり。

いやー、いいものを聞かせていただきました。

 

 

オープンした道の駅での、素敵な1日。

妻とのドライブデートは、ブランニューデイ(素敵な1日)になりました。

 

 

追伸:

演奏されていたバンドについて調べてみました。

その結果は…

 

芦原を中心に活動されている、「金津JAZZ倶楽部」というビッグバンドジャズの方々でした。

しかもそのメンバーは、皆さん音楽教室の講師をされていたり、学校で音楽関連の部活で顧問をされている方々のようです。

いやー、上手いハズです。

 

しかも、ホールを借りてのワンマン?(1バンド)のコンサートも毎年開いており、そこかしこのイベントにも招待されて演奏を行なっている模様。

うーん、もうこれは「プロ」ですね。

 

「おそらくプロの方々ではなく…」などと生意気なことを書いてしまったことをお詫びします。

失礼しました…

お父さんはつらいよ…

今日は、4月21日(金)。

 

昨日の投稿(「安全性と利便性…」)にも書きましたが、昨日の朝9時30分に予約した、金沢市役所でのマイナンバーカードの受け取りの件。

妻と私の分は受け取れましたが、一緒に予約していた長男(高校1年生)の分は、「免許証/パスポート等の写真付き本人の証明書がないのであれば、提示しているものでは不足」…とのことで、受け取ることができませんでした。

 

それなら…ということで、長男が学校から帰ってきた午後4時15分。

私は彼に向かって、以下を宣言します。

「すぐに金沢市役所に一緒に行って、マイナンバーカードを受け取ってくるぞ」

 

ところが長男はこれに抵抗。

そのときの、長男と私の会話。

 

長男:
今から?
ちょっと無理。

私:
どうして。

長男:
友だちと遊ぶ約束がある。
それに、俺は行かなくても受け取れるって言ってたじゃない。

私:
お前の写真付きの証明書、たとえば免許証、パスポート、生徒証がないから、手持ちの書類(保険証、こども医療証)だけではダメだった。
本人が行けば受け取れるから、一緒に行こう。

長男:
えー…
じゃあ、ちょっと待って。
友だちに「遊べなくなった」って連絡する。

私:
それは車に乗ってから連絡すればいい。
すぐに出かけないと、受け取り専用の受け付け窓口が閉まってしまう。

長男:


この会話の後、長男は車に乗ってくれました。

 

さっそく自宅を出発。

ところがすでに道路は渋滞し始めています。

私は普段からスピードは控えめの安全運転。

だからなのか、渋滞の中を一緒に走っている周囲の車から、私は割り込みの洗礼を浴びまくる状況。

少々イライラすることもありましたが、なんとか受け取りの窓口が閉まる前に金沢市役所に到着。

おかげさまで、無事、長男のマイナンバーカードを受け取ることができました。

 

一方の長男は、金沢市役所に向かう車の中では終始無言。

マイナンバーカードを受け取るときも、係の人には丁寧に話しているものの、私には、いっさい話をしません。

 

そして、無事受け取った帰りの車の中。

彼は重い口を開きます。

 

長男:
お父さんもお母さんも、俺には「何かあるなら事前に伝えなさい」っていうじゃない。
それは俺に言うだけじゃなく、自分でも守ってよ。

私:
あー、それはすまなかった。
でも、今日は、お父さんが代理で受け取れるように、事前に準備はしたんだ。
ただ、お父さんが準備したものでは足りなかった。
だから、急遽、本人のお前にも一緒に来てもらうことにしたんだ。

長男:
でもそれだって、しっかり調べれば事前にわかったかもしれないじゃないか。

私:
その通りだな。
悪かった。
でも、そのときに分かっていた範囲で、できる限りの準備をしていたことは分かってほしい。

長男:

私:
分かってくれるか?

長男:

 

最後に念押しで「分かってくれるか?」と言うと、ボソッと「分かった」との返事。

でも長男の顔には、「分かる訳ないだろ」と書いてありました…

 

 

私にすれば、長男にも(そして、金沢市役所にも…)

「理不尽なり!」

と叫びたい気持ちでいっぱい。

 

お前(長男)は、自分のこと/自分の都合で、お父さんやお母さんに突然色々なことを言ってくる。

でも今回のことを含めて、お父さんは「お前の為のこと」について伝えているのであって、それは決してお父さん自身のためのことじゃない。

そこを分かっているのか!

 

 

でも、そんなことを言っても始まらない。

ここは、長男には謝るしかないか。

 

あー、お父さんはつらいよ…

 

 

追伸

久々に退勤ラッシュに近い時間帯に、金沢市内の道路(国道157号線)を走りました。

しかしこの時間帯を走るドライバーさんのマナーは、まあ酷いもんですね。

 

ノーウィンカーでの左折、そして車線変更&割り込み。

路線バスの進路妨害、煽り運転。

小路からの出るときの一旦停止無視、そして完全な信号無視。

 

事故が起きないのは単なる偶然か、あるいは回りの車や人が「危ない」と思って一歩引いてくれたおかげ。

よく「〜の人は、マナーの悪い人が多い」…などと言ったりしますが、私が見た範囲では、酷い運転をドライバーは性別や年齢による有意差/傾向は無い印象でした。

老若男女を問わず、「他の車の迷惑を考えず、できれば周囲を出し抜いてでも我先に」…と言わんばかりに走っている人がいるのを見て、正直ゾッとしました。

 

 

ただそれも、「分からない訳じゃない」…という気もします。 

 

仮に、あなたは混んでいる道路を、毎日通勤/退勤で走っているとします。

最初の頃は、あなたも安全運転を心がけていました。

しかし、毎日の通勤/退勤の際に周囲から割り込まれることや無謀な運転され続けているとしたら、安全運転の意識が高かったあなたも、だんだんと「安全運転をしている者が割を食う」という感覚になり、結局は自分の運転も徐々にダメな方に流されていく…

 

そんなことが容易に想像できてしまいます。

 

 

さて、その状況を救うことができるのは何か?

 

うーん…

仏教的に言えば「慈悲の心」、キリスト教的には「他者への愛」。

やっぱり、自分が割を食うことを「甘んじて受け入れる心」なんでしょうか。

でも、それも理不尽です。

 

 

世の中、理不尽なことばかり…

救いが無いように聞こえますが、実はそれが答えなのかも。

安全性と利便性…

今日は、4月20日(木)。

昨日は夕方から少々作業が入ってしまいトレーニングはお休みしました。

 

このところ体重が減少傾向にあったのですが、昨日はトレーニングを休んだため、今朝の体重は0.2kgの増加。

 

「あー、そうなるよね」

「まあ、今日は2日分を取り戻すためにローラーを頑張るぞ!」

 

そう思っていましたが…

 

 

実は今日、朝から妻と2人で金沢市役所に行っていました。

目的は、己(おのれ)の番号札…「マイナンバーカード」を受け取るためです。

 

予約の時間は、9時30分。

レジアスエースに乗って一緒に金沢市役所に行き、まずは地下駐車場に駐車。

そのまま市役所本庁舎の1階に行くと、目的の受け付け&待機場所が目の前。

 

案内に立っている方から、「マイナンバーカードの受け取りですか?」と聞かれ、「はい」と答えると、さらに「予約されていますか?」との質問。

「9時30分の予約です」

と答えると、待ち時間なし、そのまま受け付けの席へ案内されました。

 

あらためて辺りを見回すと、待機場所に並べられているパイプ椅子に座って待っている方は…ゼロ!

その状況を見て、ちょっと聞いてみます。

 

「あのー、予約しなくても、すぐに受け取りができるんですか?」

「はい、今週から空いている状態です。ただし、11人待ちとはなっていますが…」

 

私が予約したときは、今週分は空きがなく、どの時間もいっぱい…という状態でした。

どうやら、予約したけど予約通りに来ない方がたくさんいる…

そんな状況のようです。

 

 

超スムーズに手続きが進み、2人で十分もかからずにマイナンバーカードを受け取ることができました。

 

それだけなら話はおしまいで、「2日分のトレーニングを取り返す」ことはできます。

しかしこの話には、続きがあったんです…

 

 

実は9時45分からは、長男(高校1年生)も予約していました。

しかし、この時間息子は学校に行っています。

代理として父親である私が受け取ることにして、その旨を受け付けの方に伝えました。

 

ところが、

「残念ですが本人が来られない場合は、健康保険証の他に、顔写真のある本人証明、たとえばパスポート、学生証等が必要です」

…とおっしゃいます。

 

「いや、今、本人は学校に行っています。それに高校に入ったばかりで、生徒証はまだ交付されていません。なので、保険証と医療費の受給者証(こども医療証)を持ってきました。これで、免許証等がない場合に必要な『2種類の証明書』になりますよね?」

 

これに対し、

「あ、その受給者証は中学生のときのもので、期限が切れていますね。なので該当しません。お手数ですが、今日の夕方、学校が終わってからでも、本人がここに来るようにしてください」…

ということでした。

 

 

えー、そうなるんですか?

 

安全性(セキュリティ)を高くすると、利便性が損なわれる…

それは世の常ですが、保護者/親である私が代理で来ているのに、ちょっと厳し過ぎないですかね?

 

 

まあ、愚痴や文句を言っても対応は変わりません。

学校から帰ったら、私が長男を市役所に連れていくことにしました。

 

という訳で、今日もトレーニングできないことが確定。

「しょうがない、こんな日もある」…と思うことにします。

 

 

いやいや、決して喜んではいないですよ、ハイ…

衝撃の「あ・え・で」…その3

昨日は、4月14日(金)。

午後、ある人が事務所に来て、夕方から一緒にスポーツサイクル・イシノさんに行きました。

実はその人、昨日の午後に病院を退院してきたばかり。

さて、その「ある人」とは…

 

なんと、チームじゅげむの「なべちゃん」。

 

 

ここから先は、衝撃の事実です。

 

なべちゃん本人の了解を得て、ブログに掲載することにしました。

なべちゃん自身、「同じ状況の方の参考になれば嬉しい」と考えています。

 

 

実はなべちゃん。

去る4月1日(土)の深夜…というか2日(日)の未明、自宅で寝(やす)んでいたところ『急性心筋梗塞』を発症し、救急車で救急搬送されました。

しかも救急車に乗った途端に意識を失い、そのまま心室細動/心室頻拍等、いわゆる「心停止状態」になったとのこと。

ただし、救急隊員の方がすぐに除細動から心肺蘇生を行い、その処置のおかげで息を吹き返したそうです。

 

「えーっ」…

私は衝撃を受けました。

 

 

しかもそれを知ったのは、4月2日に送信された「なべちゃん本人」からのLINE…

 

 

LINEはつぎの通りでした。

 

まずはグループLINEに送信がありました。

 

お疲れさまです。

昨日、心筋梗塞で入院しました。

3週間〜4週間かかるそうなので、しばらくイベントはキャンセルいたします。

 

 

続けて、私個人に以下の送信がありました。

  

自分は覚えていないのですが、救急車で一回心臓が止まって死んでいるそうです。

AEDで蘇生されました。

町内会にAEDの設置を訴えてきましたが、まさか使う方ではなく、使われる方になるとは…

 

本人は、いつもの軽い感じ(「www 」と草を生やしそうな感じ)で、「さあツッ込んでください」というノリで書いています。

でも、内容が重すぎてツッ込めませんでした…

 

 

救急搬送されたなべちゃん。

検査/心臓カテーテル手術から集中治療室(ICU)に入り、数時間の経過観察の後に一般病棟に移ったそうです

そして、その時点ですぐにLINEを送信してくれました。

 

LINEを受け取った後で本人から電話があり、直接当日の状況を教えてくれました。

 

その日は焼肉を食べに行き、夜10時ごろに寝た。

しかし、胸が痛くなり途中から眠れなくなった。

痛みは強く、脂汗、吐き気など、これまで経験したことのない体の状態になった。

自分でも、「これはすぐに病院で処置してもらわないとマズい」…と感じたので、妻を起こして救急車を呼んでもらった。

苦しみのたうち回っていたが、仕事を休むことになるだろう…と思ったので、週明けの仕事の段取りなどをLINEで連絡した。

そうしているうちに救急車が来たので、自分で乗り込んだ。

救急車に乗りベッド(ストレッチャー)に横になった途端、ホッとしたのか意識が無くなった。

意識が戻ると、妻が涙を流しているのが見えた。

そして、救急隊員が自分に対して心臓マッサージ(胸骨圧迫)/人工呼吸(バッグマスク)の心肺蘇生を行っているのが分かった。

ここで初めて、自分の置かれている状況を理解した。

 

いやー、「救急病棟24時」のドキュメンタリーそのもの…という感じです。

 

 

急性心筋梗塞を発症した患者さんの場合、心臓の筋肉に血液(酸素)が行き渡らない時間があったはずで、普通であれば「心臓の筋肉の一定程度がもう動かなくなる」…というダメージが残るそうです。

このため、どの程度ダメージを受けているか(何パーセントの心臓の筋肉が動かなくなったか)を確認したうで、そのダメージを前提とした治療/リハビリを行う必要があるとのこと。

一旦心停止となったなべちゃんのようなケースでは、通常20パーセント程度のダメージがあってもおかしくはないようです。

このためなべちゃんも、当初は担当医から、経過観察期間等を含めて4週間程度の入院が必要になる…と伝えられています。

 

しかし実際に検査をしてみると、なべちゃんのケースに限っては、心臓の筋肉へのダメージはなんと「0(ゼロ)パーセント」。

この検査結果には担当医の方も驚かれたとのこと。

「実は検査が失敗したのではないか」…ということで同じ検査を2度受けたそうですが、2度目の検査でも、やはり結果は「0(ゼロ)パーセント」。

という訳で、2回の検査を経て「ダメージ無し」ということが確認されています。

 

 

今回の件、なべちゃんには3つの奇跡が重なっています。

 

まずは、「これ以上遅くなるとマズい」…という状況になる前に救急車を呼び、そして到着していたこと。

つぎに、心停止した時点で、すぐにAEDと心肺蘇生の措置を受けることができたこと。

そして最後は、心臓の筋肉にダメージが無かったこと。

 

この3つの奇跡のおかげで、早め(普通の半分=2週間)で退院することができました。

 

退院に際し、なべちゃんは担当医や栄養指導の方々から、

・節制した食事
・心拍数120bpmまでに抑えた軽い運動

を続けるように言われたとこのと。

 

 

「軽い運動」については、なべちゃんならお手のもの。

ミニベロでのポタリング、自宅でのローラー、あるいは歩いて。

それであれば、私もお供できます。

 

そして「節制した食事」。

これはもう、本人の「我慢」しかありません。

ただこれについても、私がお付き合いしましょう!

→私も、ヒルクライムレースに向けて体重を絞る必要がありますから…

 

 

 

一度心停止はしましたが、AED(あ・え・で)で復活。

リハビリは、ミニベロ、ローラー、そして歩いて(あ・え・で)。

 

 

なべちゃん。

すぐにロードバイクで全力走行…とは行きませんが、数年のスパンで考えれば、じゅうぶん体は元に戻ります。

焦らず慌てずじっくりリハビリ/食事への注意を続け、また楽しいロードバイクライフを取り戻しましょう。

 

私も喜んでお付き合いをしますよ!