まずベルトから

昨日、整形外科の診察を受けた結果を(ちゃんと医者の診察を受けたアリバイを示しながら…)、妻と長男に報告しました。

少なくとも、今週金曜日まではトレーニングは控えることを妻に約束し、養生を優先することにしています。

 

その右脇腹の状態ですが、先週の日曜日にローラーから落車し、最初に脇腹を打ったときに比べると、今週月曜日のストレッチでそこがまた痛くなっただけ…の今回の方が、少し回復が早いように思います。
(すでに痛みが引き始め、ある程度の動きなら問題なくできるようになっています)

とはいえ、ここで先を急いでしまうと、また痛みがぶり返してしまうかもしれません。

今週金曜日までは大人しくしてようと思います。

 

さて、1月27日の投稿「補修部品が…」では、私が使っている三本ローラー、エリート e-Motionのダンパー(ローラー台をフローティングさせているシリコンゴム)を注文したところ、すでにその部品は販売終了となっていたことをお伝えしました。

お気に入り エリート e-Motion

ダンパーについては、市販のシリコンゴムで代用したいと思っており、現在、ホームセンター等で物色中です。

ただ、シリコンの丸ゴム/透明なものは、どこのホームセンターでも扱っていないようで、ちょっと困っています。

もう少し探して、それでも見つけられないときは、同じ径(5Φ)の黒のシリコンゴムで代用しようと考えています。

ただそれだと、ダンパーに傷や亀裂が入ったことが分からないので、交換時期が判断しにくいんですよね…

 

もう少し、色々考えてみたいと思います。

 

多少課題もありますが、ダンパーについては、もうすぐ交換できる目処が立つと思います。

 

一方、ダンパーもそうなのですが、ローラーのベルトについても、買ってからそのまま使い続けており、もう5年になっています。

 

ベルトを押して、張りを確認してみると、明らかにベルトが伸びて張りが弱くなっていることが分かります。

ネット等では、ベルトが伸び切ったときの症状として「前ローラーが空回りする」などの症状が出ると報告されていますが、その症状は、まだ私の三本ローラーでは現れていません。

ただ、いつそうなるとも限らない…とも思います。

 

この際、予防措置として、まずベルトを交換してしまうことにしました。

 

実は、1月末にスポーツサイクル・イシノさんでエリートの三本ローラー用ベルトを注文してあり、それが届きました。

エリート 三本ローラー用ベルト

このベルト、実はエリートのすべての三本ローラーで共通なのだそうです。

なので、ずいぶん古いモデルの私のe-Motionでも、まだ交換/補修用として使えます。

 

ということで、さっそく交換していきます。

しかし、ローラー自体をどうやって外すのか、これが分かりません。

古いローラーだからなのか、それともユーザー数が少ないのか、ネットでググっても情報がヒットせず、結局、ローラーの外し方は分かりませんでした。

しょうがないので、実物を観察しながら、行き当たりばったりで作業を進めます。

 

まず、フロントのローラー部分を眺めてみます。

前ローラー部

上部2本のヘキサのボルトを外すと、プラスチックのカバーが外せそうです。

カバーを外してしまえば、ローラーの軸が確認できるかも…ということで、まずこれを外してみます。

まず、ここで障害がありました。

ヘキサの穴がサビで詰まっていて、レンチが入りませんでした。

ネジ溝のゴミを取り除くスクレイパーなどを使って詰まっているサビを取り除き、何とか回しました。

 

しかし、ボルトを外すだけではちょっとグラグラする程度で、カバーは外れません。

脱輪のストッパーがありますが、それが横からビスで留められていました。

このビスの頭もサビていて、プラスドライバー用の溝が埋まってしまっています。

そのまま回すとナメそうなので、これもスクレイパーでサビを落としてから作業します。

 

サビを落としてストッパーを外してみると…

ようやくカバーを外すことができました。

前ローラー カバー外しに成功

…ローラーの軸がモロに見えます。

どうやら、この方法でビンゴのようです。

 

後ろのローラーのカバーは、ヘキサのボルトだけで外れました。

後ろローラー カバー外しに成功

 

これで前後ローラーの軸の左側を外すことができそうです。

左側だけを外せば、そのままベルトも外せそうなので、ベルトを外してみます。

古いベルトを外す

うまく外れました。

 

ずいぶん伸びていて張りがなかったためか、何の手応えもありませんでした。

参考に、外した古いベルトを、袋から出した新しいベルトと比べてみます。

新旧のベルトを比べると…

内側が新品のベルトで、外側が古いベルトです。

古い方は伸びているため、長さが全然違います。

いやー、ダメですよね、これは…

 

最後に新しいベルトをローラーにかけて、外したカバーを元に戻し、ベルトの交換作業は完了です。

ベルト交換 完了

新しいベルトは張りが強く、ローラーにかけるときは、ちょっと力が要りました…が、うまくいきました。

 

ついでに、ボルト、ビス、プレート等のサビも、ある程度落としておきました。

ベルト交換をしたので、ダンパーさえリフレッシュできれば、このローラーは、まだまだ使えます。

 

さてつぎは、すでに入手できないダンパーの交換。

これも、シリコンゴムを代用することで目処が立っています。

ダンパーの交換作業についても、報告していきます。

 

追伸:

こうやってローラー台のことを投稿していると、早く走りたい…という気持ちが高まります

早く右脇腹の痛みが引いて、ローラーに乗ってトレーニングをしたいものです。

ヒビは入っていない…

昨日のストレッチで、あらためて痛めてしまった右脇腹。

朝食のときに、妻と長男から「絶対に医者に行って診てもらうように」と厳命されました…

 

先日の右目(ものもらい)の経緯もあり、今回は大人しく、言われた通りに整形外科に行き診察を受けました。

その結果は…

 

骨は異常なし

アバラ骨には異常はありませんでした。

 

診察の際に、先生からは以下のように言われています。

 

一番下のアバラ骨、それが後ろ側に回り込んでいるあたりが痛むようですね。

しかし、骨には異常はありません。

 

そのあたりは色々な筋肉が集まっています。
ちょっとした動作/運動のたびに、痛い箇所も含め、筋肉は常に動いています。
なので、仮に痛みが引いてきたとしても、傷ついた筋肉が元通りに治っているとは言えません。

ストレッチで音がした理由は明確には分かりませんが、「傷ついて内出血し癒着していた筋肉が、離れたときの音」…なのかもしれないですね。

まあ、傷ついた筋肉を元に戻す必要があるので、痛みが引いても、もう一週間はトレーニングは休むようにしてください。

 

それと、その辺りのアバラ骨はヒビが入るだけでも非常に痛いです。
そうなったら、大人の男の人でも、まともに起き上がることは難しいと思います。
今回は、レントゲンで異常は見当たらないし、起きて歩けているので、痛みの原因は骨ではないでしょう。

安静にしていれば湿布や薬も不要です。

 

あー、これで一安心です。

アバラ骨同様、これで、妻/長男との絆にもヒビが入らず過ごせます。

 

追伸:

診ていただいた院長先生、ざっくばらんな方で面白かったです。

 

院長先生:「…湿布や薬も要らないと思います…けど、要ります?」

私:「あー、なら要らないです」

院長先生:「そうそう、それがいい。気休めだから、所詮(笑」

心の声:(院長さんが、そんなこと、ハッキリ言っていいんですか…)

 

私:「レントゲンの写真、スマホで撮っていいですか?」

院長先生:「あー、良いですよ…でも、なんで?」

私:「えーっと、妻とかに見せるので…」

院長先生 「ふーん、ちゃんと医者に診てもらったっていうアリバイなんですね(爆」
(同席している看護師さんも微笑…)

心の声:(うっ、図星です…)

 

ちょっとカッコ悪かったけど、笑ってもらえて救われました…

元の木阿弥…

先週のローラーからの落車以降、トレーニングはしばらくお休みをしていました。

 

今日は月曜なので、本当は筋トレをする日です。

しかし、右脇腹に負荷をかけるとまだ少し痛みを感じるため、筋トレはお休みしてゆっくりローラーをすることにしました…

久々にゆっくりローラー…

 

ところが…

ローラーに乗る前、私はいつも、まずストレッチをします。

今日もとくに意識せず、いつも通りにストレッチを始めました。

ストレッチといっても特別なことはなく、まず首を回し、続いて上半身全体を右に大きく倒して左側をストレッチします。

つぎに反対側、上半身を左に大きく倒して右側をストレッチ….した瞬間、落車で打った右脇腹のアバラ骨から「ボキッ」という音と共に激痛が…

うーん、くっ付きかけていたアバラ骨が、また逝ってしまいました。

 

アバラ骨を治すために1週間トレーニングを休んだはずが、これでは元の木阿弥です。

あまりに自分に腹が立ったので意地を張ってしまい、痛いのを我慢してローラーに乗りましたが、40分で痛みがMAX、都合1時間でギブアップでした。

我ながら、バカですよね…

ある日突然…

スポーツをしている方であれば、「ある日突然、体のキレがいい状態になる。しかし、その理由は明確には分からない」ことを経験したことがあると思います。

私はかつて、サッカーをしていた頃、普通の練習日に限って、突然「キレと集中力がある」…そのような経験をしました。 

ヒルクライムでも、「体のキレと集中力」のある状態でレース本番を迎えることができれば、もしかすると良い成績を納めることができるかもしれません。

しかしサッカー同様、そうなったことはありません。

 

まあ、ヒルクライムの大会では、前日は長い距離をトランポしないといけないうえに、当日は未明に指定の駐車場に車を入れ、早朝から荷物を預け整列して、さらにスタートまで長い時間待たされる…というのが普通です。
参加者は全員同じ条件なのですが、これでは体調が良くなる訳はない…ですよね。

 

ローラーのトレーニングをしていても、ある日突然、調子のいいときがあったりします。

何がよかったのか、やはり理由は分かりません。

 

2021年、このようなコンディショニングについては、ネットや書籍等の情報も参考にした上で、良いと思ったことを実際に試してみたいと思っています。

ある日突然…ではなく、ある程度、計画/予定を立てて体調を上向ける工夫できたら良いい、そう考えてのことです。

 

今年、私は満59歳。

もう、野放図で体調が上向くことはなく、それではレースで良い結果を得ることもできない…そう思います。

コンディショニング、ちょっと頑張ってみます。

ただ、色々な誘惑に打ち勝てるか、それが心配です…

 

追伸:

「突然」つながりでひとつ。

1969年にリリースされたトワ・エ・モアのシングル・デビュー曲、「ある日突然」。

当時、小学1年生だった私ですが、以下の歌詞は覚えています。

 

ある日突然 二人黙るの
あんなにおしゃべりしていたけれど
いつかそんな時が来ると
私には分かっていたの

 

当時の私は、この部分を聞いて「これは、仲良しだった二人が、そうじゃなくなるんだな」と理解して「お別れの歌」というイメージを持ったのでしょう、この歳になるまで、男女の別れの歌だと思い込んでいました。

しかし昨日、なんとは無しにYouTubeでトワ・エ・モアを検索し、この歌を約50年ぶりに聞いてみると…なんとビックリ、「愛の目覚め」とでも表現するべき歌でした。

 

ある日じっと見つめ合うのよ
二人は互いの瞳の奥を
そこに何があるか
急に知りたくて
お互いを見る

ある日そっと近寄る二人
二人を隔てた壁を越えるの
そして二人すぐに知るの
探してた愛があるのよ

ある日突然愛し合うのよ
ただの友達がその時変わる
いつか知らず胸の中で
育ってた二人の愛

 

3番目の歌詞に、心を鷲掴みにされます。

「〜二人を隔てた壁を越えるの…」

4番目の歌詞も、これまた素晴らしい。

「〜ただの友達がその時変わる…」

 

うーん、小学1年生に理解できなくても無理はないですね…

 

ただの友達。
しかし、いつしか恋心を抱く。
突然黙り込む二人。
そして見つめ合い、近づいて、愛し合う。

とてもストレートな内容であり、愛の讃歌と言ってもいいほどだと思います。
しかし、落ち着いたメロディーと、トワ・エ・モアというソフトな歌声のデュオが歌っていたためか、そんな印象はまったく感じていませんでした。

現在の私であれば、「だからこそ、壊れる愛もある」…と突っ込んだりすることもできますが、小学1年生当時の私は、この曲の世界観は、まったく理解できていませんでした。

皆さんはご存知でしたかね…

 

約50年の思い込み。

これも「ある日突然」目からウロコ。

いやー、私にとっては衝撃でした…

大きな違い…その2

金沢では未明から雪がチラついたため、辺り一面、うっすら雪が積もりました。

朝一番 うっすらの雪

全体的な雪かきは必要ないですが、歩いたときに滑って転ぶのを防ぐために、自宅裏・納屋に向かう通路だけ軽く雪かきをしています。

軽い雪かきでしたが、右脇腹・腰は、やはり痛みます。

痛みますが、なんだか痛みは急激に軽くなっているような気もします。

もしかすると、軽いローラーであれば、明日にもできるかもしれない…そう感じました。

 

そんな中、浜松のむぎーさんからLINEの連絡が入り、むぎーさんとfuuさんは、朝から浜名湖周辺をライドしているそうです。

浜松支部 むぎーさん & fuuさん
お日様の光が眩しい…

昨年の12月19日の投稿「大きな違い…」で書いたように、むぎーさんからのLINEは、冬真っ盛りの金沢に対し、快晴の下、楽しいライドの報告。

この時期、外を実走できるのは、こちらではちょっと考えられないですね…

 

浜松も寒いそうですが、見ての通りの快晴。

帰りには温泉に入って行くとのこと。

うーん、羨ましい…

 

狭いようでいて、広い日本。

同じ季節ではありますが、雪景色&鉛色の空で路面も凍結していることろがある一方、快晴でロードバイクで走れるところもあります。

この気候の違いは、やっぱり大きいと思います。

 

気候の違いは、その地方の人たちの文化・気質にも影響すると言われます。

金沢に住んでいると、金沢の文化や生活している人たちの考え方には、北陸の気候が影響しているんだろうな…ということを、やっぱり感じてしまいます。

 

私は社会人になって横浜で就職しましたが、そのときに、金沢生まれの自分と、横浜生まれの同僚たちとでは、考え方が違っている…ということを、よく感じました。

どちらかといえば、アピール下手で消極的な自分に対し、自分のことを上手くアピールして何事にも積極的な同僚たち。

Uターンで金沢に戻った当初は、周りの人たちからは、かつて自分が同僚たちに感じていたような印象に変わったと言われましたが、自分では、私はやっぱり金沢の人間だな…と思うことがたくさんあります。

 

ただ、違うこということは悪いことではなく、それが特徴/特色であるとも言えるはずです。

ロードバイクの違いを愉しむのと同様に、今年はただ走るだけではなく、地域ごとの特徴/特色を感じられるツーリングなども計画してみたいと思います。

 

追伸:

最近、来客の際にお出しするコーヒーのお供として、チョコレートを用意しています。

このチョコレート、カカオ成分の比率の違う色々なバリエーションが販売されていて、その違いを味わうことができます。

チョコレート カカオ成分のバリエーション多数

 

昔からあるアルファベットチョコレート。

それに加えて、カカオ成分が72%、86%、95%のもの。

それらをあわせると、都合4種類。

お客様には、この4種類を1セットとしてお出ししており、甘さ(苦さ?)の違いを楽しんでもらっています。

 

それぞれの種類ごとの、重量、エネルギー、カカオポリフェノールの含有量は、つぎの通りとなっています。

アルファベット 5.2g 30kcal  40mg
CACAO 72%  5.0g 28kcal 127mg
CACAO 86%  5.0g 29kcal 147mg
CACAO 95%  5.0g 31kcal 174mg

いやー、CACAO 95%のカカオポリフェノール、ダントツです。

ただ、食べるとすごく苦いんですんよね、これが…

 

甘さ(苦さ?)の違いを考えて、どの順番で味わうか。

それを考えるのも楽しいかな…そう思っています。