股擦れ予防の工夫

今日 8月25日(水)は、股擦れで皮膚がむけている部分が、炎症にはなっていませんがまだ治っていないので、ローラーでのトレーニングはお休みとしました。

「それならランを3km」と(本当に!)思ったのですが、これも雨が降ってしまい、止むなく中止…

ということで、今日は完全休養日にすることにしました。

 

 

さて、このところ私が悩まされている「股擦れ」の予防について、ちょっと考えてみたいと思います。

 

ロードバイクに乗り始めた当初、私はサドルが合わずに「股間が痛い」という思いをしたことはあります。

しかし、自分に合うサドルを見つけて以降は、ツーリングで100km以上走るようになっても、私は実走では、股擦れになったことはありません。

しかし、ローラーでのトレーニングを行うようになってからは、ちょっと状況は変わってきました。

 

ローラーでは、実走よりも時間/負荷等を短く/低くして走ったとしても、サイクルパンツのパッド(縫い目の凸部分?)が擦れ、そこが痛くなってしまう…ということを、私は何度も経験しています。

 

この点をちょっと考えてみると…

実走は、ローラーに較べて、
(1)サドルから降りる機会がある
(2)座る位置/姿勢を変える頻度が高い
(3)風を受けるため あまり汗はかかない
   (パッドに染み込むほどではない)

などの違いがあるように思います。

この中で、特に(3)の汗がパッドに染み込むかどうか…の違いによって、「股擦れが起きる/起きない」かどうかが、大きく違ってくると感じます。

 

乾いたタオルと湿ったタオル。

それを、それぞれ手で擦ったときの摩擦を考えると、やっぱり「湿ったタオル」の方が摩擦が大きいですよね。

これは、サイクルパンツのパッドも同じはずです。

 

ということは、股擦れが起きる経緯としては、
・パッド(の凸部分?)が乾いている間は、皮膚と擦れるときの摩擦は小さい
・しかしローラーでは、汗は滴るほどかいてしまう
・その汗がパッドに吸収され湿っていって
・湿ったパッドは皮膚との摩擦が大きくなり
・それが原因で股擦れが起きる
…という感じではないでしょうか。

 

ネットを検索すると、ワセリンやクリームを塗ることで、股擦れの防止ができる…と報告されている内容を、よく目にします。

確かに、ワセリンやクリームを塗った箇所が汗などで「濡れる」ことがなければ、皮膚との摩擦が大幅に軽減され、股擦れは起きにくくなると思います。

 

しかし、私は、
・ローラーで滴るほどの汗をかくと
・パッドに汗が染み込んで
・それにつれてワセリンやクリームが流され
・それにつれて摩擦が大きくなっていき
・最後には股擦れが起きてしまう
…ということを経験しています。

 

私の経験に基けば、ローラー(で滴るほどの汗をかく…)を前提に考えると、ワセリンやクリームではなく、
・かいた汗が溜まらない(皮膚はサラサラ)
・かいた汗が染み込まない(素材が湿らない)
の特徴を持つサイクルパンツを使うことで、股擦れは防ぐことができるような気がします。
(もっと言うと、「それでしか防げない」…ような気もします)

 

上記特徴を持つサイクルパンツ(もしかすると、サイクル用でないトレーニング用のパンツかも…)が無いか、ちょっと探してみようと思います。

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