今日は、9月27日(土)。
昨日 26日(金)は、ペースを上げていくテンポ走を43分でした。

前回は70rpmからスタートして、10分刻みで5rpmずつアップしていく方法としました。
その方法が要因となって、右股関節&膝に痛みや違和感が出たような気がしています。
このため今回は65rpmからスタートし、20分刻みで5rpmずつアップすることに変更しています。
本当は、最後の80rpm/160wメドの20分を完遂し、都合60分のテンポ走にするつもりでした。
ところが、40分経過の少し手前で急激にお股の痛みが発生。
サドルに座る位置を変えるなどして、しばらくはそのまま走っていました…
しかし、どれだけサドルに座り直しても、あるいはサイクルパンツをちょっと引っ張って股間に当たる部分を変えるなどしてみても、お股の痛みは強まるばかり。
とうとう我慢ができなくなり、43分経過時点でクールダウンとなりました。
不思議なのですが、クールダウンとしてケイデンス/パワーを落としたとたん、なぜか引いていくお股の痛み。
クールダウンにした時点でケージからボトルを取って水を飲み、上体を起こした姿勢でのペダリングになる…
などなど、クールダウン前後での変化は、色々あります。
しかし、それがお股の痛みを和らげるキラーコンテンツになっているのかどうか、自分でも疑問を感じます。
もしかすると、
「苦しくなってきた、ローラー嫌だ〜」
という精神的な影響が、体に変化を及ぼしているんでしょうかね…
お股に痛みが出て、思っていた時間よりも短くなりましたが、心拍/パワーの各ゾーンは、まあ、そんなもん。

スタートのケイデンスを5rpm低くしたため、全体的に下のゾーンに移っていますが、悪くはないと思っています。
皆さんもそうだと思いますが、平日は実走/ロングライドに出ることが難しいもの。
なので私の場合は、時間は短くても平日にもローラーに乗って走ることで、基礎的な体力を維持することにしています。
以前の私は、エントリーしたヒルクライムレースでの成績向上を目指してのローラートレーニングを行っていました。
このため、トレーニングメニューには、インターバル、あるいは200w程度の出力で1時間以上走る内容なども取り入れていました。
しかし現在では、ヒルクライムレースに出ることは考えていません。
このためローラーに乗る目的も、週末のライド、あるいはたまにエントリーするグランフォンドを楽しく走るための ”基礎的な体力維持” に変わってきました。
ローラーに乗る目的は以前とは変わっていますが、それでも
「トレーニングをする」
という気持ちには共通するものがあります。
またローラーが終わった後の達成感も、以前ほどではないとはいえ、やっぱり有ります。
ただし…
還暦を過ぎて、私も今年は63歳。
体の痛みや体力の低下を実感したこともあり、レースを諦めて枯れた心境になった…
これは、誰にもある当然のことです。
しかしなぜか、それが
「自分に負けている」…
そんな風に感じてしまう自分がいたりします。
無理をして古傷を悪化させることはすべきではありませんが、
「もうちょっと、レースにエントリーしたい」…
というのが本音。
だたそれなら、もう少し負荷の高いトレーニングをしないといけない…
これも事実です。
やらずに後悔…
よりも、やって後悔。
たぶん、結論はそうなります。
それでも、
「レース、もう少しやる? それとも、やめておく?」…
この狭間で、私は、もうしばらく揺れ動くことになりそうです。