違和感はありますが…

今日は、1月10日(日)。

金沢は、以下のような雪景色で夜が明けました。

 

しかし、現時点での積雪は5cm未満。

このまま雪が積もることがなければ、除雪作業は要らない感じです。

 

気温が氷点下にまで下がっていたためか、道路の雪はシャーベット状ではなくサラサラ雪の状態をキープしていました。

ただし、車が走りタイヤにより踏み締められた箇所は、サラサラ雪から ”固い圧雪” に変わります。

そしてもっと車が走り続け、固い圧雪をさらにタイヤが踏み締め続けると、圧雪だった路面は ”ツルツル・テカテカ” にチェンジ。

圧雪路では効果バツグンのスタッドレスタイヤですが、この ”ツルツル・テカテカ” 路面では、スタッドレスタイヤであっても、ブレーキ&アクセルあるいは脇道への右左折でハンドルを切るごとにスリップが発生。

ドライバーが ”ドキッ” とすることもしばしば。

そんなことから、通る車は全体的にノロノロ運転が続き、通勤時の大渋滞が発生…

そんな状況が毎年発生しています。

 

 

天気予報によると、今回の寒波/雪は、金沢では今日 の正午がピークとのこと。

「このまま、あまり雪が積もることなく過ぎてくれ」…

そう祈りながら、もうしばらく警戒をしておくことにします。

 

 

さて、一昨日8日(水)は、エアロバイクへペダル型パワーメーター ”ルック SRM Exakt” を導入しましたが(「準備/熟考の日々…」)、昨日 9日(木)は、導入したパワーメーターのペダル軸の角度を再調整してみました。

 

少し右回転にズレていた軸を、クランクのセンターに合わせて止め直してから、あらためて動作テストを行います。

 

まず、ペダル軸の角度調整。

…なのですが、本当に微妙な角度しか動かしていません。

(というか、前とほとんど一緒で変わっていないというツッコミもありそうな感じ…)

 

とはいえ、ちゃんとペダル軸角度の再調整を行ってから、メーカー提供の専用スマホアプリを起動。

パワーメーターの校正を行って、いよいよ計測データー値をチェックしてみました。

 

万全を期すために、今回は裸足ではなく、サイクルシューズを履いてテストを行います。

 

準備万端整えてからの動作テスト。

その結果は以下の通りでした。

ちなみに、エアロバイクの負荷設定は ”2” に設定しています。

 

最初は、ケイデンス 80rpm で走ってみました。

その際の出力パワーは 130w ほど。

 

 

つぎに、ケイデンス 70rpm で走ってみました。

その際の出力パワーは、110w ほど。

 

 

「うーん、やっぱり足の感覚と比べて、ちょっと低めに出る印象だなぁ」…

それでも、

「ちゃんと再調整を行った」

という事実は大切。

もうこれ以上、計測された数値の正確性についてはシノゴノ言わないことにします。

 

 

ペダル軸角度の再調整を行って、あらためて動作テストをしました。

しかし、”自分の足の感覚に比べると、出力パワー値が低く出る” という印象は変わりませんでした。

だた、計測データの正確性という点には、もうケチはつけないことにしました。

(データ値に多少の誤差/高低があったとしても、それほど重要なことではない…と判断)

 

ただ、

・自分の足の感覚に比べ、パワー値が低い

逆に言うと、

・計測されたパワー値よりも、足では高パワーを出している感覚になる

という ”違和感がある” ことに変わりはありません。

 

なぜ違和感があるのか…

その理由を知りたいと思い、少し考えてみました。

すると、ちょっと気になるポイントを発見。

それは、クランク軸とサドルの、前後の相対的な位置関係。

 

まずは、ローラーで使っているフォーカス。

 

私は、サドルを精一杯前に出しているので、ちょっと前めには見えますが、まあ普通のロードバイクという感じです。

 

これに対して、エアロバイクはというと…

 

おっと、かなり後め。

これでも、サドル位置は目一杯前め。

それでも、かなり後に後退したサドル位置になっています。

 

「ペダルに掛かるパワーの割に、足の筋肉に力が必要になる」

どうやらその理由は、

・クランク軸が股関節からまっすぐ下の位置に無いため
・クランク角度の上死点〜下死点方向でペダルを踏んでしまうと
・ペダルを踏む力が斜め方向に逃げてしまっているから

ということのようです。

 

エアロバイクのサドル位置は、クランクの垂直方向(上死点/下死点)から見て、角度にして45°ほど後側にズレたところにあります。

ということは、エアロバイクで効率的にペダリングをしようと思えば、ペダルを踏む方向&角度範囲は、

・ロードバイクの場合
 方向 上死点/下死点=垂直軸の下向き
 範囲 0°〜180°

ですが、

・エアロバイクの場合
 方向 上死点/下死点の-45°=垂直軸 -45°の直線下方向
 範囲 -45°〜135°

という具合に変更する必要があります。

 

クランク軸とサドル位置の相対的な前後の関係から、

「ロードバイクのイメージでペダリングをしても、それはエアロバイクでの効率的なペダリングとは違う」…

それが違和感の原因のようです。

 

違和感の正体は理解できました。

ただ、エアロバイク用にアジャストしたペダリングのスキルを磨いても、その感覚/技術をロードバイクで活かすシーンは無いと感じます。

なので、違和感はありますが、ロードバイクで行っているペダリングの感覚のまま、現状を変更することなくエアロバイクに乗り続ければいい…そう思っています。

 

 

 

違和感はありますが、

「エアロバイクはそんなもんだ」

と理解して、今後はトレーニングを行うことにします。

 

ということで、昨日はエアロバイクでのLSDを行ってみました。

 

エアロバイクでは、ハードな内容を行うというよりも、長時間の有酸素運動(ベース/LSD)を行うと割り切って、トレーニングに使うことにします。

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