昨日は、11月5日(日)。
この日は、妻の両親をお招きして、我が家で食事会を開催しました。
午前中は食材の買い出し&お迎えがあり、お昼からは家族揃っての食事。
食事の際には、久々にお義父さんと一緒にお酒を飲みました。
食事が終わりゆっくりして、夕方前には妻の両親をお送りし(この際のドライバーはもちろん妻です)、この日のスケジュールは終了。
トレーニングもお休みとしました。
ところで、妻の両親を送り迎えする道中、車は金沢の中心街である片町・香林坊を通ります。
そしてこの日は三連休の最後の日曜日。
しかもお天気も良くて日差しは暑いほど…
そんなこともあり金沢の中心街は、どこもたくさんの人で賑わっていました。
その途中でのこと。
妻が運転する車の助手席に座り、片町のスクランブル交差点で赤信号で停まっているときです。
ふと左側を見ると、有名なワンショットバーがすでに店を開いており、店内は観光客と思しき人々で一杯。
(大学生の頃、私も背伸びをしてこのお店に行ったことがありますね…)
その隣にある、これまた有名なおでん屋さんの前にも人が並んでおり、しかもこの方々は外国の方のようでした。
さしてご馳走というほどのことではない ”おでん” が金沢名物として有名なことは不思議に思っていましたが、そこに県外の観光客の方だけでなく外国の方々も興味を持って食べに来る…ということに驚きました。
金沢を紹介するYouTubeの動画には、近江町市場/片町/香林坊で食べる ”ご馳走”、そして兼六園/金沢城公園/東茶屋街などの観光スポットがよく取り上げられています。
それらの動画は、地元に住んでいる私が見ても楽しめたりします。
しかし、(私が知らないだけかもしれませんが…)その手の動画では、あまり取り上げられることのないスポット/飲食店等にも、観光客の人たちが訪れている状況にはちょっと驚きました。
新型コロナ以前は、今よりもっと人出が多かったはずです。
それが、少しだけ戻ってきている…
そんな感じですかね。
そして金沢では、地元に住んでいる人が行く飲食店と、観光客の方々が行く飲食店の境が、だんだん無くなってきている…
いや、中心街の飲食店に限定し、時間を日中に限定すると、お客さんとして入っている方は、地元の人よりも観光客の方々の方が多い状況なのかもしれません。
ボーダーレス 金沢。
昨日は、それを感じた一日でした。
さて、”ボーダーレス” 繋がりで…
むぎーさんから、ピロンとLINEが来ました。
「これなら買ってみたい」
「おっと、どんなロードバイクかな?」
と思ってそのURLを開いてみると…
なんとそれは、バイクはバイクでも、ガソリンエンジン付きの「オートバイ」。
しかも、以前私たちが乗っていたような大型のスーパーバイク(当時は逆輸入でしか買えないモデルもあった…)ではなく、230ccのオフロードモデル。
「ほー、そうなんですね〜」
以前、むぎーさんと話したことがありますが、むぎーさんも私も、オートバイで峠のワインディングやサーキットをギンギンに走ることには、すでにあまり興味を感じなくなりました。
そこをあえてもう一度オートバイに乗るのであれば、125ccのオフロードモデルを買い「林道キャンプツーリングがしたい」…と、私は思っています。
軽くて取り回しが楽なオフロードモデルの乗って山奥の林道を走り、沢の脇でキャンプする。
そんなことを考えています。
そのときむぎーさんには、そんなことを言いました。
これに対し、むぎーさんは「オフロードはいいけど、125ccであることは心配。できれば250ccクラスがいい」と言っていました。
125ccのオートバイは、法律上は「第二種原動機付き自転車(甲種)」に分類されており、ナンバープレートは「ピンク」。
(51〜90ccのモデルは「第二種原動機付き自転車(乙種)」という分類で、ナンバープレートは「黄」)
実はこの「第二種原動機付き自転車」、法律上は「自動車」ではないんですねぇ。
なので、高速道路に代表される「自動車専用道路」を走ることができません。
オートバイのロングツーリングでは、高速道路を走って目的地までの距離/時間を稼ぐ…ということをよくやります。
しかし自動車専用道路を走れない「原動機付き自転車」ではその手段を選ぶことができず、自走で行くなら下道を走り続けるしかない…ということになります。
そのことをむぎーさんは嫌って、「250ccクラスのオフロードモデルなら買ってもいいなぁ…」と言っていました。
→ 250ccのオートバイは「二輪の軽自動車」という分類で「自動車」なんです…
むぎーさんと私が欲しい250ccクラス/125ccクラスのオフロードモデルのオートバイ。
10年ほど前までなら、どの国内4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)にもラインナップはありました。
しかし、オートバイに乗る人口が減ってきた近年の状況に合わせ、国内メーカーでは、どちらのクラスにおいても、公道を走れるモデルについてはオフロードモデルはすでに生産/販売を終了しています。
なので、むぎーさんも私も、すでに欲しいオフロードモデルは売られていない…という状況になっていました。
そんな中、むぎーさんが見つけた新情報は、
「生産/販売が終了していた230ccのオフロードモデルを、東南アジアの工場で生産し、新型として日本国内で2024年に新規販売する」…
というもの。
→ むぎーさん、それ新発売されたら買います?
私はやはり、「軽くて取り回しが楽ちん」な125ccのオフロードモデルが良いんですよね。
そうなると、国産4メーカーを諦めて、まだ125ccのオフロードモデルを生産/販売している国外のメーカーを候補として考えないといけません。
かつてMotoGPでは、国内メーカーであるホンダ、ヤマハのみが優勝を狙えるオートバイであり、世界中で日本のオートバイが大人気でした。
その当時からは考えられませんが、現在ではオートバイのメーカーも、国内/国外のメーカーを ”ボーダーレス” で考えないといけない時代になったようです。
追伸
国外メーカーの125ccのオフロードモデルの新車価格を調べてみました。
ところが、これがお高いんです。
最低でも45万円オーバーで、平均でいうと55万円ほど。
2サイクルエンジンの ”ほぼモトクロッサー” に保安部品を付けた…というモデルになると、なんと100万円。
うーん、これは ”無い” な…
そのお金があるなら、シクロクロスのバイクを買って、競技に出場したり林道ツーリングをする方が楽しいかも…
オフロードを走る楽しさも、オートバイと自転車との間は ”ボーダーレス”…なのかもしれません。