今日は、3月4日(火)。
昨日 3日(月)は、エアロバイクでのごく軽めのインターバルを行ってみました。

乗り始めは、昨日と同様、LEDを60分行うつもりでした。
しかしウォームアップを行っている最中に、なぜかインターバルをやりたくなってしまい、この内容となりました。
ウォームアップを10分行ってから、
(1)高負荷 1分半
ケイデンス 100rpm/パワー 170w 程度
(2)低負荷 3分半
ケイデンス 60rpm/パワー 100w 程度
を3セット行い、最後はクールダウンを10分。
都合35分のライドでした。
本当であればもう2セット追加をして、都合5セット/45分の方が、インターバルとしては良かったかもしれません。
本音を言えばこの日は、久々にトレーニングをしているという ”雰囲気” を味わってみたかった…
というだけだったかもしれませんね。
インターバルといっても、ビンディングシューズでペダリングする訳ではないので、さすがに
「全力走はちょっとね」.
…ということで、少し抑えめのケイデンス 100rpm程度となっています。
ただし、ケイデンスが抑えめなのでパワーも低め。
このため各ゾーンの分布も、

…という感じ。
なので、本当にインターバルトレーニングの目的を果たしているかどうか、ちょっと怪しいところもあったりします。
それでも久々のインターバル。
「まずは、トレーニングの気分を味わうだけで十分」
という言い訳をして、”今日のところは、このぐらいにしておいてやる”…
ことにします。
さて、話は変わって…
実は先日、長男が、これまで貯めてきたお金を使ってエレキベースを購入しました。
彼が中学生の間は、妻や長女がピアノ、私がギターを弾いているところを見ても、楽器を演奏することなどには、まったく興味を示しませんでした。
しかし高校生になってバンドに目覚めたようで、1年生のころから金沢のライブハウスに足繁く通うようになりました。
どうやら好きな(推し?の)バンドがあるようで、去年は金沢を飛び出して、そのバンドのライブがある福井まで出かけていくほど。
まあ当然の流れとして、曲を聴く/ライブに行っているうちに、自分自身で演奏することにも興味を持ち始めたようです。
その思いが高じて、いよいよベースを買う決心をした…
そんなところなんでしょうね。
「でも、ギターじゃなくて、なんでベース?」
という疑問を私は感じます。
だって、ベースよりギターの方が目立ちますからね。
ただ、長男のまわりには、すでにエレキギターを持っている友人もいる模様。
ということは、もしかすると彼も本当はエレキギターをやりたかった可能性もある。
ただ、ギターのパートは埋まってしまっており、
「ギターっぽいから、ベースをチョイスしておくか」
と考えたのかも…
私は勝手に、そんな想像をしています。
まあ、バンドの中でギターは、カッコいいリフを弾いたりすることが多いので目立つパート。
なので、まずはギターに人気が集中しがちです。
これに対してベースはその名の通り土台/裏方で、あまり目立つパートではありません。
しかし実際には、ベースはバンド全体のリズム/グルーブの元になる、非常に大切なパートです。
話をしていると、彼もそれは理解しているようです。
まあ、彼の性格的を考えると、ギターよりもベースに向いているのかも…
そう思ったりもします。
ご存知の方も多いと思いますが、エレキベースは色々なものが売られています。
まず種類が多いし、値段もピンキリ。
たくさんある種類の中には、見た目が派手もの/奇抜なものなど、とくに若者に人気のバンドで使われていそうな ”目立つモデル”(いや、これは私の偏見か…)もいっぱいあります。
そんな中で彼が選んだのは、スタンダードと言える ”ジャズ・ベース” の落ち着いたカラーの、まあオーソドックスなモデル。

しかも、値段も安いものから高いものまで色々ある中で、彼が選んで購入したのは、本体のみで4万円ほどする、これまたオーソドックスなものでした。
上の写真は、私から長男に、
「ベースのカッコいい写真を送ってほしい」
と伝えて、彼自身が写真を撮って送ってきたものです。
私は、彼が自分がベースを持って弾いている(ような雰囲気の…)写真を送ってくると思っていたのですが、そうではなく、壁をバックにベースをスタンドに立てた状態の写真でした。
「そうか、ベースのカッコいい写真と伝えると、自分の姿は入れないのか」
うーん、なんか謙虚な感じ…ですかね。
実はよく探せば、アンプや周辺機器、それにソフトケースも一緒にして、初心者向けとして2万円ほどで購入できる、ド派手/激安なセットも売っていたりします。
そんな中で、”本体のみ” で4万円するオーソドックスなモデルを選んだ長男。
そんな彼の本気度は高い…
私はそう感じています。
その ”本気度が高そう”…な長男に、昨日の夕食の際、こんなお願いをしました。
私:
○○(長男の名前)、お前ベース買ったよな。
ちょっと相談なんだけど、今年町内会でバンドの演奏会/大会が開催されるかもしれないんだ。
そうなったら、キーボード/アコースティクギター/ベースのバンドを組んで、出場してみたいんだ。
お母さんがキーボード、お父さんがギターを担当するから、ベースをお願いできないか?
長男:
イヤだ。
私:
えー、どうして?
キーボードとギターだけじゃなくて、ベースが入るとバンドが良くなるんだけどなぁ…
長男:
それは分かる。
でも、ダメ。
私:
友達とバンドを組んで練習したりするんだろ?
だったら、バンドの掛け持ち/アルバイトって考えて、オーケーしてほしいなぁ…
長男:
友達と練習はするけど、お父さんのバンドはいや。
やりたくない。
私:
…(あっ、そう)
この時点でこれ以上問答を繰り返しても、ちょっと無理な感じ。
なので、このときはそこで引き下がりました。
ただ長男には、日をあらためて、もう一度頼んでみることにしよう。
それでもダメなら、そうですねぇ…
まだ彼が買っていない ”アンプ” をエサにして、長男を釣ってみるか。
ふっふっふっ。
大人を甘くみると、痛い目に遭うぜ。
「今日のところは、このぐらいにしておいてやる」…
そう思った夕食時の一コマでした。