今日は、2月11日(火)。
今期最強/最大の寒波のピークが過ぎた金沢は、路面の圧雪が解け、黒いアスファルトが見えるようになってきました。


この先、もう少し雪がチラチラする日はあるようですが、今回ほどの積雪にはならないようです。


この先一週間の天気予報も、大雪を思わせる内容ではありません。

ひとまず、今回の寒波については、これで一段楽がついたようです。
ただ、積もった雪が緩んでくると気になるのが、雪崩れ。
そして水分を多く含んだ屋根雪などの重みによる建物の倒壊。
そういえば、私が小学生のころのこと。
自宅の屋根に積もった雪の重みで座敷の襖が開かなくなったことがありました。
このときは、父が屋根に登って屋根雪を降ろした記憶があります。
よく言われることですが、50年ほど前は、金沢でももっと雪が積もっていたように思います。
やはり、地球温暖化の影響はある…そう感じます。
寒波のピークは過ぎましたが、もう少し影響が続きます。
積雪が多かった地域の方々は、ぜひ注意していただきたいと思います。
さて、私が発端となって我が家に蔓延したノロウイルス(「パーティの代償…」)。
その脅威/影響もまだ続いています。
先々週に感染した私は、先週末でほぼ回復し、今週になり体調は完全復活。
そして、私に続いて感染した次女も、今朝の時点でになってほぼ復活。
ただし、最後に感染した妻は、まだ症状真っ只中。
熱こそ下がってきたのですが胃腸の不調はまだ続いており、布団に臥せっている状態です。
毎日の食事も、お粥、そして野菜スープなどの ”体にやさしい” 内容。
もちろん、それらの食事は私の手作りです。
妻が臥せっているため、私が(何度目かの…)主夫生活を送っているのですが、家族全員の三食の食事の内容については、妻が食べることができる野菜スープをベースにしたものをチョイス。
野菜スープは胃腸にも体にも優しい…とはいえ、毎回同じ内容では子供たちも飽きてきます。
そこで、
・昆布/カツオで出汁をとった野菜鍋風
・シャンタンを使った中華風野菜スープ
・チキンコンソメを使ったポトフ風スープ
などのバリエーションを考え、それを日替わりで作っています。
ただし、健康なときならしっかり出汁/調味料を使って美味しい味付けにすればいいのですが、今回は、出汁も調味料もかなり控えめ。
味付けも、非常に優しいものとしました。
非常に優しい味付け…
そう書くと、
「ただ薄いだけの、出汁・スープ料理」
だと思ってしまった方がいるかもしれません。
しかし、実際にそれを作ってみると、実は答えはその逆。
薄味の出汁/スープに野菜を入れ、”とろ火でじっくり煮込んでいく” と、これが想像以上に美味しいことを発見。
ただし、”とろ火でじっくり”…というところが、本当に大切。
そこをすっ飛ばしてしまうと、”ただ薄いだけ”…になってしまいます。
今回、ノロの影響が続いていることで、何度目かの主夫生活を送っています。
その ”楽しくはない毎日” の中にも、優しい味付けという新たな発見がありました。
「転んでも、ただでは起きない」…
声を張り上げて力説するほどのことではないですが、バタバタした毎日で、ちょっと嬉しい一コマでした。