絆の再構築…

今日は、1月17日(金)。

昨日 16日(木)は、エアロバイクでのLSDを30分でした。

 

心拍&パワーの両方を ”ゾーン2” に入るべく、ケイデンスと出力パワーについては、それぞれ65rpm/110wを超えることを目処に、30分のLSDを行ってみました。

しかし、各ゾーンの分布をチェックしてみると、1/3(10分間)は、目処としていた値を下回っていました。

 

”ケイデンス 65rpm / パワー 110w” を維持できれば、エアロバイクでのライドでも狙っているゾーンには入るようです。

右足の違和感は、まだありますが、それであればできそうな気がします。

今後は、”ケイデンス 65rpm / パワー 110w” オーバーを目処に、60分のLSDを目標にエアロバイクに乗ることにしてみます。

 

 

さて、今日は1月17日。

朝からTVのニュースでもやっていますが、30年前の今日、阪神・淡路大震災が発生しました。

去年の今日も、私は阪神・淡路大震災について触れた投稿をしていました(「地域のつながり」)。

そのときに思ったこと(投稿に書いたこと)は2つありました。

それは、

・”想定外” という言い訳はせず災害に備える
・共に助け合えるように地域のつながりを密にする

という2つでした。

その思いは今も変わってはいません。

 

しかし、この目標/思いの実現に向けた案件の進捗に関しては、実は寂しい限りです。

 

上記の目標/思いの実現に関しては、

・雪害レベルの雪が降った際に各地域が行う除雪費用の補助
・各町会の会館等に太陽光発電/蓄電池および水タンク等の設備を導入する費用の補助
 (各町会の会館に電力/水のインフラ設備を導入し災害発生時に不足する避難所の補完施設とする)

という2つの点について、私たちの町会が中心となり金沢市へ要望書を提出しました。

 

しかし、要望書を提出したその年に能登半島地震を経験したにもかかわらず、現時点まったく進展がありません。

また、その要望書に関する検討の進捗を問い合わせても、はっきりした回答はもらえていません。

しかも担当した方が異動になってしまい、結果として要望書そのものが有耶無耶になってしまう…

そんな状況が見えています。

 

こんなことを言うと偉そうに聞こえますが、色々なクレームの対応や要望など、そこに住んでいる人たち(市民)が本当に困っていることをお願いしているにもかかわらず、それに対する役所の対応は、市民が期待しているものとは遠い…と感じてしまいます。

 

ほとんどの方がそうだと思いますが、私も一般企業に勤めていたサラリーマン経験が長いです。

一般企業では、お客様からの要望/クレームを受けた際は、役所のような対応は許されるはずもありません。

 

まずは、回答をお伝えするための期限が設けられます。

そして、受けた要望/クレームの内容を調査/検討した上で、設けられた期限(通常であれば、遅くても1週間後…)までに調査/検討した結果をお客様に回答します。

加えて、回答する内容についても、(要望/クレームに基づいて製品を修正/変更するにしても、それを断って修正/変更を行わないにしても…)そのように判断するに至った理由等を説明する責任が伴います。

なので、一般企業に勤めていた自分の感覚では、前述の ”役所の対応” で済ませることは、ちょっと考えられません。

 

 

目標の実現に向けた案件(災害に備えた設備導入、および金沢市への補助の要望)については、この1年ほぼ進捗がありませんでした。

これはこれで、非常に残念です。

 

しかしそれだけではなく、地域のつながりを密にする…大袈裟にいえば ”絆の再構築” という点については、町会や地域全体として色々な取り組みを行っているにもかかわらず、

「以前に比べて、ますます希薄になっている」

という印象を受けます。

これについては残念というよりも、正直に言って危機感を覚えます。

 

私が住んでいる町会には、400世帯を超える方々が暮らしています。

住んでいる方が400世帯を超える状況となると、同じ町会に居るとはいえ交流がある方は本当にごく一部…そうですねぇ、40世帯ほどでしょうか。

少し緩めに考えて、交流はなくても顔と名前が一致する方としても100世帯まではいかないと思います。

ということは残りの300世帯以上の方々は、顔を合わせても名前や顔は知らないし、話したこともない方々です。

 

どの地域/町会でも同じような傾向だと思いますが、地域や町会が主催する種々のイベント/集会等に積極的に参加する方は、概ね決まっています。

そして、その人々が中心となり、地域/町会の各種役員や世話係を担当しています(まあ、自分も含めてそうですね…)。

もし大規模な災害が発生した際には、そのような人々が中心となって、地域/町会での各種支援活動が行われることになるでしょう。

 

災害時の支援活動内容は、地域/町会における被災状況の確認、避難所の運営、支援物資の配布等になると思われますが、具体的な内容/方針については、前述の人々が中心となって検討/実施していくことになるはずです。

この中心となる人々と ”顔見知りで交流がある方” であれば、検討された内容/方針を理解して支援活動にも協力してくれるような気がします。

 

しかし災害発生当初は、マンパワーや支援物資が圧倒的に足りなくなります。

そのような状況で、中心となる人々を ”まったく知らない方”がいたとすると、その方にとって不利な活動方針/内容、たとえば救助に行く順序、支援物資を配布する優先順位が後回しになる等の状況になった場合に、果たしてその方に方針/内容を理解してもらい、かつ協力を得ることができるだろうか…

そんな不安を感じます。

 

 

上記、顔/名前を知らず話したことがない ”300世帯を超える方々” は、私の印象では、地域/町会が主催しているイベントや集会には、参加していないように感じます。

参加しない理由は色々考えられますが、これまで色々耳にしたことをまとめると、それは地域や町会の活動に反対/反発しているのではなく、それらの活動について

・煩わしいと感じているか、
・自分には関係ないと思っており無関心

…と思われます。

(とくに、子育て真っ最中/共働き世代の方々にその傾向が強いような印象です…)

 

種々の活動が

「煩わしい」

と感じるかどうかは人それぞれ。

それらの活動のメリットを説明し、決して煩わしいだけではないことを理解してもらうこともアリですが、

「そのメリットは、私には要らない」

と言われてしまう可能性もあります。

 

他方、上記のように種々の活動を知った上で煩わしいと思っているのとは異なり、

「関係ないと思って無関心」…

というのでは、そもそも話が始まりません。

まずは ”無関心の方々” にも、関心を持ってもらうところからスタートしないといけないんでしょうね。

 

 

関心のない方々にも、地域/町会の活動に対する関心を持ってもらう。

まずはそこをスタート地点にして、絆の再構築を図る。

これは分かりました。

 

しかし、無関心の方々に対し、どのようにアプローチすれば関心を持ってもらえるか。

これはこれで、なかなか難しい課題です…

 

阪神・淡路大震災から30年が経った今日の投稿は、結論の出ない/落ちのない話で終わりました。

とはいえ、この件については、引き続きちょっと考えてみたいと思います。

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