今日は、3月29日(金)。
長女の県外(群馬県富岡市)就職に伴う引っ越し(「日程の調整…」)に関する投稿の第二弾です。
先週の23日(金)朝、長女が運転するパッソ、私が運転するレジアスエースの2台で、群馬県富岡市に向けて出発しました。
ただ、走行距離は370kmを超えます。
高速道路を運転した経験が「自動車学校での高速教習」しかなく、かつ、そもそも長い距離を運転したことがない長女は、車内に一人きりで運転することに不安を訴えます。
安心できるように
「お父さんが先頭で、しかも80km/h以下で走るから大丈夫」
と伝えました。
また、自分たちが走る高速のルート、および休憩予定のサービスエリア/パーキングエリアを印刷したメモも渡しました。
ルートは、
「金沢西I.C. → 北陸道 → 上越Jct. → 上信越道 → 更埴Jct. → 富岡I.C.」
です。
また、休憩は、
・荒磯海S.A.(金沢西I.C.から約90km)
・名立谷浜S.A.(同 約170km)
・小布施P.A.(同 約240km)
・横川S.A.(同 約340km)
の予定としました。
私だけであれば、休憩は名立谷浜/横川の2つにすると思いますが、長女のことを考えて少し多めの休憩としています。
しかし、それでも長女は不安な様子。
その不安解消のために、春休みで家に居る長男を召喚。
長男をパッソの助手席に座らせ、かつトランシーバーを持たせる作戦を実行することにしました。
レジアスエースを運転する私と、パッソの長男がトランシーバーで連絡を取り合います。
こうすれば、ジャンクションの分岐方向、および休憩するサービスエリア/パーキングエリア等を確認しながら走ることができます。
パッソにナビは装備されていますが、助手席の長男が、運転している長女を口頭でナビゲートする…
そんな作戦です。
長男のナビゲーション作戦で、長女も安心できた様子。
「よし、出発!」
ということで、予定通り、朝の7時過ぎに自宅を出発しました。
私:
「まず、国道8号線に出て、金沢西インターに向かいます」
長男:
「了解です」
私:
「国道8号線に出たら真ん中の車線を走りますから、そのつもりで」
長男:
「真ん中、了解です」
こんなやりとりをトランシーバーで行いながら、順調に金沢西I.C.から北陸道に乗り、まずは荒磯海S.A.に向うレジアスエースとパッソ。
ところが…
30kmほど走ったところで、
「トイレ休憩はいらないか?」
と、トランシーバーで長男を呼びますが、まったく返事がありません。
しばらくして、
「大丈夫」
との返事がありました…が、助手席の長男は居眠りをしていたに違いありません。
私:
「荒磯海サービスエリアに入って、1回目の休憩にします」
長男:
「…」
荒磯海S.A.に入って車を停めてからパッソの助手席を見ると、やはり長男は眠っていました…
長男を召喚してパッソの助手席に座らせましたが、春休みに入って不摂生(昼夜逆転)な生活を送っていた長男は、ナビゲーターとしてはほとんど役に立ちませんでした。
それでも、助手席に長男が居て、かつトランシーバーから私の声/連絡を聞けただけで、長女は安心できたようです。
せっかく召喚した長男でしたが、期待に反して「眠れるナビゲーター」となってしまったの巻…でした。
追伸
アパートに着いてから、長男に、
「ほとんど寝ていたな…」
と聞いてみました。
しかし、彼の言い分は違いました。
「いや、ほとんど起きていた」
「お父さんが声を掛けたときに、たまたま寝ていたときが重なっただけ」
あー、そう。
そういうことにしておきましょう…