「主夫の友 パート3」期間を振り返って…

今日は、10月17日(火)。

10月もいよいよ後半に突入です。

 

そんな先週の10月5日(木)から、妻は不在。

その間、私が家事全般を担当することになったのですが、現実的には、それで家の中が回るかがとても心配な状態。

なので、家事の一部を子供たちにも分担してもらうようにお願いをして、なんとかこの期間を乗り切りました(「主夫生活 パート3…」)。

 

その妻も、14日(土)のお昼に戻ってきました。

これに伴い私の主夫生活も終了。

今週からは私も、通常モードに戻っています。

 

 

前回私が主夫生活を送ったのは、家族全員が新型コロナに感染したとき(「主夫の友…」)。

そのときは、「妻がコロナに感染してから復帰するまで」の6日間が、私の主夫として送った日々でした(「「主夫の友」期間を振り返って…)。

 

それに対し今回は、10日間とやや長め。

期間は長くなったのですが、私が作れる料理はキャンプやバーベキューで作るようなものに限定されていて、レパートリーが多くありません。

しかも、前回の家族全員が新型コロナに感染した状況とは異なり、子供たちは学校/仕事に行く必要があります。

ということは、学校/仕事に行って食べる昼食として、子供たちの「お弁当」を作って渡す必要があります。

 

しかし残念なことに、私は世の主婦の方々(私の妻がそうなのですが…)が行っているように、「その場でお弁当のおかず/メニューを考えて作る」という ”アドリブ” での料理ができません。

なので前回同様、今回も10日分の「お弁当」を含めた三食の献立表をあらかじめ作っておき、それに従って毎日の買い物、仕込み作業等を行うことにしました。

 

しかし、献立をあらかじめ決めてあるとしても、やはり「お弁当を作る」というのは、私にとってハードルが高く感じられます。

なので、子供たちにはお詫びを言って、おかずが色々入っているような ”普通のお弁当” ではなく、

・お弁当はおにぎり/サンドイッチの日替わり
・具材は被らないように工夫する

という内容で許してもらいました。

 

そのお弁当を含めた実際の献立表は、こんな感じです。

・5日(木)
朝食までは妻が作ってくれました。
昼 カレーライス(レトルト)※
夜 ご飯、スーパーの惣菜(コロッケ、鶏の唐揚げ)、サラダ

・6日(金)
朝 ご飯、みそ汁(ネギ、油揚げ、しいたけ)、目玉焼き
昼 タコライス(レトルト)※
夜 ご飯、とり野菜みそ鍋(白菜、しいたけ、にんじん、豚肉、鶏もも肉、ネギ、大根)

注)5日と6日は長女/次女がリモート、長男がテスト期間中でした。
なので、平日だったのですが、昼食としての「お弁当」は不要でした。

・7日(土)
朝 ご飯、みそ汁(タマネギ、小松菜、しいたけ)、ウィンナー炒め
昼 切り餅の磯辺焼き(ホットプレート)
夜 ご飯、昆布だしの鍋(白菜、しいたけ、えのき、にんじん、大根、ネギ、豚肉、鶏もも肉)

・8日(日)秋祭りの日
朝 ご飯、みそ汁(小松菜、油揚げ、しいたけ)、オムレツ
昼 →子供たちは、秋祭りの屋台で好きなものを買って食べてもらいました
夜 ホットプレートでお好み焼き(豚玉、エビ玉)

・9日(月)スポーツの日
朝 トースト&クロワッサン、ニラ肉&エビの卵炒め、カップスープ
昼 切り餅のピザ風チーズ乗せ(ホットプレート)
夜 ご飯、スーパーの惣菜(刺身、トンカツ)、サラダ

・10日(火)
朝 ご飯、みそ汁(ネギ、油揚げ、しいたけ)、スクランブルエッグ
昼 お弁当:おにぎり(焼きジャケ、混ぜ込みワカメ)
夜 ご飯、ポトフ(じゃがいも、タマネギ、にんじん、豚肉)

・11日(水)
朝 ご飯、みそ汁(小松菜、タマネギ、しいたけ)、サラダ
昼 お弁当:サンドイッチ(タマゴ、ツナマヨ)
夜 ご飯、タラとシャケのホットプレート蒸し(キャベツ、タマネギ、ピーマン、しめじ、じゃがいも)

・12日(木)
朝 ご飯、みそ汁(ネギ、油揚げ、しめじ)、ウィンナー炒め
昼 お弁当:おにぎり(ツナマヨ和風味、山椒マグロ)
夜 カレーライス(レトルト)、スーパーの惣菜(トンカツ)、サラダ

・13日(金)
朝 ご飯、みそ汁(小松菜、油揚げ、しめじ)、オムレツ
昼 お弁当:サンドイッチ(ポテサラ、ハム&チーズ)
夜 ご飯、ミネストローネ(じゃがいも、にんじん、タマネギ、キャベツ、トマト)

・14日(土)
朝 トースト&クロワッサン、ミネストローネの残り、茹でウィンナー&じゃがいも
昼 妻が帰宅→家族で外食

 

こんな感じで10日間を凌いでいます。

 

手間はかかるのですが、私は「できるだけ手作りのものを食卓に出す/お弁当の具材にする」と考えていました。

ただし、元々予定が入っている/急な都合等で時間がない…などの場合は、スーパーの惣菜やレトルトのカレーなどを活用しています。

食品の安全性や健康面への影響に敏感な妻からは怒られそうですが、「その程度は許してください」…というところです。

 

世の主婦の方々は、「何よ、10日間ぐらい」…と思うかもしれません。

しかし私にとってみると、大学生になって一人暮らしを始めた頃でも、そんなに三食のすべてを自炊し続けたことはありません。

 

私が学生生活を送っていた40年以上前でも、平日であれば昼と夜を大学構内の食堂で食べることができましたし、休みの日でも近くの食堂/喫茶店、あるいはお弁当屋さんで便利に済ませていました。

 

 

また、10日間の ”人生で初体験” となった三食自炊生活は、(甘い!と言われそうですが…)私にとっては、それなりにハードでした。

 

朝は5時に起きて、まずはお弁当を作ります(お弁当が無い休日は6時起きでした)。

お弁当(おにぎり/サンドイッチ)を作り終えたら、それをそれぞれの弁当箱等に入れます。

 

ここでシンクに溜まったボウルや鍋の洗い物を一旦片付けます。

続いて洗濯物を洗濯機に入れてスタートボタンをポン。

洗濯機を起動したら朝食の準備に取り掛かります。

 

朝食の準備が整ったら、子供たちを起こして朝食。

自分の朝食はさっさと終わらせ、子供たちが食べ終わるのを待っている間に、献立表を見て必要な食材をチェック。

そして、冷蔵庫、食品庫、そして消耗品を確認して買ってくるものをリストアップ。

 

子供たちの朝食が終わったら、シンクの食器をすべて洗います。

その頃になると洗濯が終わっているので、洗濯機から洗濯物を取り出し、それを干します。

→前日の夜に、そのときに溜まっていた洗濯物を洗うことができたときは良いのですが、そうで無い場合は、二回戦に突入します…

 

洗濯物を干し終わったら、続いて洗い終わっている食器を拭いて棚に片付けます。

余裕があれば、リビングの掃除と洗濯物の取り込み作業等を実施。

 

そんなこんなをやりながら、9時半になったらスーパーへ買い物に。

買い物から帰ったら、買ってきたものを必要な場所に片付ける…

 

…と、こんな感じでした。

 

 

「なかなかハード」…と書きましたが、これはこれで、私にとっては興味深いことだったように思います。

 

家事というのは、「あれをやっておこう、これもやってしまおう」…と思えばいくらでもネタがあり、正直言ってキリが無いという感じです。

なので、どこか適切なところで線を引いて、「一度に張り切り過ぎない」ことが毎日続ける秘訣のように感じました。

 

また、整理整頓や、作業の効率化/負荷軽減を考えて、

・台所のどこに何を置けば都合がいいのか
・どの食器を良く使うのか/ほとんど使わないのか
 →それらをどこに仕舞えば良いのか
・買ってきたものはどこに在庫したら分かり易いか…

など考えながら、棚/引き出しあるいは食品庫の配置をいじっていました。

 

しかし、私の考える「整理整頓/作業効率」等と、妻のそれがちょっと違うことが判明。

私からみると、何のルールも無しにスペースを見つけて突っ込んでいるだけ…に見えた棚/引き出しも、妻ににとっては「お気に入り、使い易い/分かり易い位置」に片づけられていた模様。

このため、妻から、

「あれがない、これがない、それの位置が変わってる」…

との質問?クレーム?が、ちらほら。

 

これは、大変失礼しました…

まあ、それもご愛嬌と許してください。

 

 

興味深い思いにも浸ることができた10日間ではありましたが、その間仕事は停止状態。

止まっていた作業を前に進めるため、今週からは少し根を詰めていく必要がありそうです。

 

前回の新型コロナのときにもそうでしたが、ご迷惑をおかけした方々、申し訳ありませんでした。

 

 

作業だけではなく、休んでいたトレーニングも再開となります。

よし、いっちょう頑張るか!

2023年 収穫の秋…

今日は、10月16日(月)。

記録的な猛暑の余韻を引きずった9月が過ぎたのも束の間。

ようやく気温も落ち着いてきたと思ったら、10月も半分が過ぎてしまいました。

 

そんな昨日の10月15日(土)、有志により運営しているサツマイモ畑の2023年収穫作業を行いました。

 

5月14日に苗植えを行ったサツマイモ(「楽しい1日」)。

今年 2023年は異常気象と言っていいくらい例年とは異なる天候が続きました。

とくに今年の夏は記録的な暑さとなり、サツマイモの葉っぱが一部黄色く枯れている箇所が出たりしました。

そんな酷暑を耐えたサツマイモも収穫の秋を迎え、果たしてどのくらい育っているのか…

 

ちなみに…

2022年は17軒を数えたサツマイモ有志の会(「2022年 収穫の秋…」)ですが、今年 2023年は12軒。

その中でも、都合が合わず収穫作業に参加できないお宅が2軒あり、今回は少数精鋭でのサツマイモ掘りとなりました。

 

上の写真で見た通り、手作業でイモを掘ることを考えると、畑の広さ(畝の多さ/長さ)対して作業人数が少ない状況。

このためちょっと大変だったんですが、小さな子供たちも参加しての芋掘りは作業一辺倒ではない楽しさがあります。

 

この畑は完全無農薬で運営しています。

このため、ツルの生い茂っている中や、マルチシートの下には生き物がいっぱい。

ある子供がコオロギ/ゲジゲジ等の虫やカエルを見つけると、それらを手にとり周りの大人にそれを報告?自慢?します。

かと思えば、それを見てびっくりする子供も…

 

そのような光景を見ると、20年近く前、自分の子供たちと一緒に実家の裏庭でやはりサツマイモを育て収穫していたことを思い出します。

小さかった頃の子供たちの姿が重なって、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

 

 

収穫の結果は、1軒あたり土嚢袋で、

・紅あずま     1袋(満杯)
・安納芋      1袋(満杯)
・五郎島金時(大) 1袋(9分目)
・  同  (中) 1袋(満杯)
・  同  (小) 1袋(5分目)

となりました。

収穫量としては例年通りです。

 

ただ紅あずまは、イモが5つほど集まって固まってしまったような超巨大なものが多く、個数としては少なめ。

そんな ”超巨大” なものは、そのままでは焼き芋にはできません。

とはいえ適当に切り分けることで、天ぷら/煮物等には十分な量として使えます。

私としては十分満足な量でした。

 

 

一方この日は空模様が不安定で、お日様が顔を出したかと思えば、急に黒雲が湧いてパラパラと雨が振り出します。

しかも、最後には雷が鳴り出しての大雨というオマケ付き。

ただその雷/大雨も、すべてのサツマイモの分配/配布を終えた途端に止みました。

 

収穫したサツマイモの分配/配布を終えれば、あとは2023年の収穫の秋を祝っての慰労会です。

雨の中ではバーベキューはできないな…ということで、建物の中での慰労会となりましたが、皮肉にもその頃になって、再びお日様が顔を出すお天気になりました。

 

気まぐれなことを「女心と秋の空」と言ったりしますが、この日の天気は、まさにそんなイメージ。

降ってほしくないときに雨が降り出し、雨への対応をした途端に降り止む。

自然って、ちょっと意地悪ですよね…

 

 

なんだかんだで、楽しかった慰労会も夕方には解散。

雨があがった道をみんな笑顔で帰宅。

「終わり良ければすべて良し」のことわざ通り、「2023年 収穫の秋」は、とても良い1日となりました。

 

 

すでに10年を超える歴史を重ねてきたサツマイモの育成/収穫。

この先も、ずっと続けていきたいと思います。

主夫生活 パート3…

今日は、10月12日(木)。

足が非常に重く、今週は脹脛(ふくらはぎ)と太腿(ふともも)の張りが取れない感覚が続いていました(「昭和と平成の神通力…」)。

それに加えて腰の痛みも出てきており、体を後ろにそらすと、腰の痛みと共に両足の後ろ側の筋肉全体に「ビリビリ」と痺れが走るようにもなりました。

 

「これはちょっとまずいんじゃないか」…

 

ということで、しばらくトレーニングはお休みとしています。

 

少しでも症状の改善を試みるために、久々に筋膜リリースを行うためのコロコロ(「アフターケア…」)を使ってのストレッチ/マッサージを行っています。

また、つい先日まで、私はお風呂をシャワーのみで済ませていましたが、湯船にお湯をはって下半身を中心に体を温めることにしました(半身浴…なんですかね)。

 

それらの甲斐があったのか、昨日から少し症状が改善してきています。

今週一杯は、「コロコロ」でのストレッチ/マッサージそして半身浴で、脹脛と太ももの回復に努めたいと思います。

 

 

 

話は変わって…

 

とある理由で、10月5日(木)から妻が不在で、私が主夫となっています。

 

私が主夫として家事を切り盛りする生活は、これで三度目。

 

一度目は、2022年12月に、妻が新型コロナに感染したケース(「主夫の日…」)。

二度目は、2023年9月に、私を除く家族全員が新型コロナに感染したケース(「「主夫の友」期間を振り返って…」)。

そして今回三度目は、2023年10月のケース。

 

ただし今回は子供たちがいるので、私が家事全般を行うのではなく、子供たちにも分担をお願いしました。

これまでの主夫生活とは異なり、子供たちが家事を分担をしてくれたおかげで、ずいぶん助かっています。

 

ちなみにその分担は、子供たちが自分たちで相談して、

長女:洗濯物全般
次女:風呂掃除
長男:1階部分全般の掃除機がけ

と決まりました。

 

私はそれ以外のすべて、たとえば、

・朝食の準備
・子供たちのお弁当作り
・夕食の準備
・食材/日用品の買い物
・そして子供たちが忘れていたときには私が行う

…等が担当です。

色々やることはありますが、子供たちの助けがあるため、これまでの主夫生活よりもずいぶん助かっています。

また、気分的にも楽に感じています。

 

ただ、ほとんどの時間がとられるため、仕事関連のイベントについてはすべてスライドさせていただきました。

ご迷惑をおかけした方、大変申し訳ありません。 

 

「主夫生活 パート3」は13日(金)までで、14日(土)には妻が戻ってくる予定です。

来週からは、私も通常モードに復帰の予定であり、トレーニングもそこから再開したいと思います。

それまでには、脹脛と太腿の回復をしっかり図っておきたい…

そう思っています。

昭和と平成の神通力…

今日は、10月9日(月)。

「スポーツの日」という名の国民の祝日です。

 

元々は、10月10日の「体育の日」という祝日で、これは、1964年(昭和39年)実施された東京オリンピックの開会式が開催された日でした。

 

私が小学生の頃は、この「体育の日」に合わせて運動会が実施されていたように記憶しています。

その頃10月10日は「晴れの特異日」と言われていて、一年の中でも晴れの天気になることが多いと言われていました。

しかし最近では雨になることも多く、今となっては都市伝説のようなもの。

 

昭和オリンピックの神通力も、令和の世には通用しなくなった…という感じです。

 

 

「スポーツの日」ではないですが、昨日 8日(日)はローラーでのテンポ走を30分行いました。

 

本当はテンポ走を60分行うつもりでしたが、なぜか足が重くて動かない感じがあり、30分でクールダウンにしました。

また、心拍もいつもよりも上がってきませんでした。

 

「心拍が上がらないときは疲れが溜まっているとき…」

そんな内容の記事を読んだことがあります。

何もせずにリビングの椅子に座っているときにも、足のダルさを感じます。

今日はローラーはやめておくか、やるにしても回復走としてLSDを行う程度にします。

 

 

さて、昨日は、この地域の氏神様「住吉神社」の秋祭りでした。

私たちの町内会でも、賑やかに太鼓を打ち鳴らしながら、子供神輿が町内を練り歩きました。

 

ただ、今年はちょっとした事情で都合がつかず、妻と私は秋祭りには不参加。

毎年恒例だった押し寿司は作らず、赤飯も無しです。

子供たち(長女、次女は成人しており、長男は高校生ですけど…)は、町内会が公園で出している屋台でカレー(チャパティ)、牛串、チュロス、フライドポテト等を買ってきて、それをお昼に食べたようです。

 

子供たちが小学生の頃は、やはり子供神輿と一緒に町内を練り歩いていました。

公園に帰ったらお土産をもらって、そのまま屋台の出ている公園でお土産を食べたりしながら友達と遊ぶ…

そんな風に過ごしていたと思います。

 

 

大きくなりましたが、子供たちにはお祭りに関しての楽しい思い出がまだ残っているようです。

「昭和」オリンピックの神通力は消えてなくなりましたが、かつて子供たちが楽しんだ住吉神社 秋祭りの「平成」の神通力はまだまだ健在。

それを実感した1日となりました。

追いかけて 追いかけて…

今日は、10月7日(土)。

昨日の6日(金)はフォーカスでのローラートレーニングを、そして今日は朝5時(少し過ぎ…)から朝練を行いました。

6日(金)のローラー

 

そして 7日(土)の朝練

 

朝練の集合時間は、朝の5時。

実は私は、その時間に少々遅刻してしまいました。

遅れて集合場所に行っても誰もいない…

なので、朝練は私だけでの ”ボッチライド” だと思っていました。

 

ところが、kit1002さんが先行して走っていました!

それに気が付かなかった私。

 

いやー、kit1002さん、すみませんでした。

 

 

さて、早いもので、10月ももう一週間が過ぎました。

チームじゅげむとしてエントリーした、11月3日(金)開催の「スズカ8時間エンデューロ」まで、いよいよ一ヶ月を切りました(「エンデューロ エントリー完了!」)。

 

今回のエンデューロは、チームじゅげむとしての初参戦。

まずは「参加することに意義がある」のですが、自分としてはその時点の自分の力を「出し切る」ことが目標です。

ただ、(怪我や病気のリスクは慎重に判断する必要がありますが…)、苦しいとき/辛いときに、自分に負けずに「出し切る」ことは、自分にとってはなかなか難しいことです。

 

身体的あるいは精神的に追い込まれたときこそ、自分を奮い立たせてペダルを踏む…

そんな、映画やアニメのヒーローのような強いメンタルを持っていればいいのですが、私にはそれができません。

 

その私が、ロードバイクのレースで「出し切る」ことができるようになるためには、それ相応の練習/トレーニングが必要です。

→たとえば、ある程度追い込んだ後で、そこから更に全力走を行うような練習/トレーニングです。

事実、ローラーでインターバルのトレーニングを行うようになってから、ヒルクライムレースでも粘って走れるようになりました。

 

しかしその手の練習は、私にとっては、とても苦しい/辛いのが本音。

なので、なかなかやる気にならない…というのが正直なところです。

本当なら、そこから変えていかないと…ですよね。

 

 

「練習でできないことは、本番でもできない」。

これは、私がサッカーをしていたときに、顧問の先生が良く言っていた言葉です。

 

スポーツをしていると、本番にめっぽう強い人がいらっしゃいます。

才能があり、鋼のメンタルをお持ちの方なんでしょうね。

とても羨ましいと思います。

 

しかし過去を振り返ると、私は、サッカーの試合やオートバイでのサーキット走行、あるいは人前で何かの発表をするときなど、練習ではいい線行っていても本番になるとからっきしダメ…ということがほとんどでした。

 

サッカーの話で言えば、私のポジションは、今風に言えば、「3-3-4」の4人いるDFの右インサイドでした。

右インサイドDFの私は、他の3人に比べてやや引き気味で、たとえば

・オフサイドトラップのラインコントロール
・前にいる3人のDFのカバー
・最終のDFとして相手にシュートを打たせない

…等の役目を持っていました(当時は、そのポジションをスウィーパーと呼んでしました)。

 

その役目をきちんと果たすためには、守備や攻撃の連携に関する練習がとても大切です。

ただ、連携の練習なので、DFは相当に走り回らないといけないです。

しかもその練習中は、自分がボールにタッチするチャンスが必ずある…という訳でもありません。

加えて、シュート練習のように自分の技術を試してみたりできる ”ちょっとした遊び” の要素もありません。

このため、私はその練習に面白みを感じていませんでした。

とくに、FWにシュートを打たせないようにするために、相手を追いかけてしつこく守備をする練習を繰り返していると、(FWは、「部活の中で一番足が速い」ヤツだったりするので…)相手よりも自分の方が先に体が苦しくなってきます。

そうなると、集中力も途切れがちに…

 

疲れて足が止まりそうになったときこそ、もう一歩前に出る/足を出す。

そのためには、練習で同じ状況を経験しておくことが重要です。

しかし当時の私は、それが理解できず、サボってチンタラしたり、誤魔化すために笑ったり…

すると、すかさず先生から叱咤激励の声が飛んでくる…ということもしばしば。

 

ところが、生意気にも、そのとき私は心の中で、

「いや違う。本番になってアドレナリンが出れば、集中力が増して体は動く」…

と反発していました。

とはいえ現実は厳しく、試合は連戦連敗。

あと一歩が出ない私は、なかなか成長ができませんでした。

 

 

最上級生となって甘えられる先輩がいなくなり、かつ顧問の先生があまり部活動に来なくなって初めて、私は本気で「勝ちたい」と思い始め、練習の意味/内容の濃さを考えるようになりました。

 

「ちょっと遅かったな」…

 

当時を振り返って、今はそう感じます。

 

 

疲れて苦しい/辛いときこそ、粘って「力を出し切る」。

そのためには、面白くない、苦しくて辛い練習/トレーニングを地道に積み重ねていく必要がある。

それが、試合やレースの本番で活きる。

今、私はそう信じています。

 

 

追いかけて 追いかけて

すがりつきたいの

あの人が逃げてゆく スズカのコースを…

(毎度の感想ですが、これ、分かる人、いるかなぁ…)

 

 

スズカのエンデューロ本番まで1ヶ月弱。

この期間を有効に活用して、メンタルの強化を含めて頑張っていきたいと思います。