今日は、8月15日(火)。
日本が太平洋戦争に負けて78年目の日。
78回目の終戦記念日の今日は、日本中で戦没者追悼式典が行われ、平和の大切さを確認/共有する催しものが開催されると思います。
昨年の終戦記念日は、祖母/祖父のこと思い出したことをブログに書いていました(「リアル”小さな世界”」)。
加えて、届いたばかりでまだ改造をしていないイデオム2で天狗橋まで走りに行ったことも書いています。
さて、今年は…
実は、終戦記念日の夜から、子供たちも含め家族揃っての旅行に出かける予定をしています。
その準備があることに加え、私は夜通し車を運転することになるため、体の疲れを少しでも少なくしたい…とのことから、今日のトレーニングはお休みにしました。
その代わり…ではありませんが、前日の14日(月)は、久々にローラーで、やや負荷の高いトレーニングを行う計画を立てていました。
ところが…
ローラーの負荷は、3段階「ゼロ、1、2」のうちのマックス「2」の設定です。
ところが久々のローラーだったためそれを忘れていて、ウォームアップから「なんだか苦しいなぁ」…と思うことしきり。
「あっ、そうだ」….ということで、負荷が「2」の設定であることに気付き、すぐにローラーを降りて「1」に変更。
しかし今度は「軽すぎる」と感じ、また「2」に戻したり…
そんな感じで、久々のローラーはドタバタ感たっぷりでした。
ウォームアップを行ってからは、出力パワー200wを目処に60分走る予定をしていました。
しかし、ドタバタで落ち着かないスタートだったためなのか、20分手前ですでに苦しくなってきてしまいます。
20分を過ぎてからは、少し負荷を落として10分走り、そこでクールダウンとなりました。
今回のローラーは、「体が…」というよりも、久々に単調なローラーでのトレーニングを行ったためか、メンタルがついていきませんでした。
早朝の朝練など実走でのトレーニングは、風景が変わっていくことが大きく、同じ負荷のトレーニングでも苦痛に感じることは少ないイメージです。
しかし、メンタルが弱い私の場合は、心をを鍛えるという意味で「ローラーでの単調なトレーニング」も必要なのかもしれません。
何もせず、遊びに出かける終戦記念日。
戦争のことを少しは聞いていた私としては、やはり少々気が引けます。
ただ、家族全員の予定を調整した結果、日程的には「ここしか無い」状況。
このため、戦争でご苦労をされたご先祖さまにもお詫びをして、この日に決定しました。
私の周囲では、すでに戦争をリアルタイムで経験した方が圧倒的に少なくなっています。
私が子供の頃は、(「戦争を知らない子供たち」という歌ではありませんが…)戦後生まれ、つまり1945年/昭和20年以降に生まれた子供たちだけが戦争を経験しておらず、人口構成から言うと圧倒的に少数派でした。
しかし現在、親戚やご近所の方々を見渡しても、戦争を経験されている方は圧倒的に少数派になっています。
日本全体で見ても、現役で働いている方の中には、おそらく戦争を経験している方はおられず、全人口で見ても戦争経験者は圧倒的少数派になっているようです。
私は戦争を経験していませんが、かろうじて戦争を経験した父/母の話を、直接聞く機会がありました。
戦時中に子供だった父/母は、やはりそれぞれの家族の中でも苦しい生活を送っていたようです。
その話を聞く中で、私も「戦争は良くない」と感じたことを思い出します。
しかしその父/母でも昭和11年/13年生まれ。
ということは、私より10歳ほど若い50歳代の方となると、そのご両親は70歳代でおそらく戦後生まれ。
つまり、50歳代より若い方は、両親から戦争の話を聞いたことは無いのだろう…と思います。
平和が保たれているのはいいことです。
なので、以前私は、「戦争経験者の話を直接聞く機会が減ったとしても、それは平和が維持されているということで、悪いことではない」と思っていたことがありました。
しかし、歴史は繰り返す…と言います。
つまり、「人間は、歴史から学ぶことがなく、同じ過ちを繰り返すことが多い」ものであり、それを避けるには、過去の戦争の話を聞く機会を持ち、子供たちも自分なりの考えを持つことは悪いことではない…
そう考え直しました。
2021年8月15日の投稿(「平和について…」)でも、同じような内容を書いていました。
先人の苦労の上に、今の平和がある。
子供たちにもそれを伝え、彼らなりに平和について考える機会を持ってもらう。
そんな終戦記念日にしたいと思います。