母は強い…

昨日 12月16日(金)も妻は寝込んでおり、私は主夫の一日。

このため、トレーニングはお休みとなっています。

 

主夫といっても、妻がいつも作っている長女と次女のお弁当はさすがに作れない…

「ごめん、お父さんはお弁当は作れないので、外で何か買うか食べるかしてほしいんだけど」…

 

「わかった」

 

と、了解をもらいました。

 

 

昨日の投稿で述べたとおり、朝一番で妻をかかりつけ医に連れて行ったのですが、それで午前中は過ぎてしまいました(「主夫の日…」)。

 

妻のお昼の準備を少々行ってから事務所に出勤。

午後2番あたりまで仕事をしたら、今日は「午前半休&早退」…ということで、ダッシュで家に帰ります。

 

家に帰ったら、さっそく家事全般を実施。

ただその頃には妻の具合もだいぶ良くなったようで、洗濯物は取り込んで、畳んでくれてありました。

 

あー助かった、ありがとう。

 

ならば…と、

夕食の準備は何にするかな。

うーん、そうだなぁ…

寒い日には、やっぱり体が温まる鍋。

 

家族には、「また鍋なの?」…と言われそうですが、構わず鍋料理に決定。

買い物に行く時間がなさそうなので、冷蔵庫にあるものを使った鍋にします。

 

冷蔵庫からは、大根、にんじん、ネギ、豚肉、しいたけ、車麩、もやしをチョイス。

まずは鍋でダシをとってから、そこに酒・醤油を加えます。

その間に、大根とにんじんを薄切りにスライスしてボールに入れます。

スライスした大根とにんじんの間に豚肉を挟んで、それを鍋の外周に沿ってグルッと一周。

ぽっかり空いた真ん中には、車麩、しいたけ、もやしを入れ、最後に小口切りにしたネギを外周にバラバラっと…

これで煮込めばOKです。

 

本当は、真ん中には焼き豆腐を入れたかったのですが、残念ながら冷蔵庫にはありませんでした。

そこで、たまたま冷蔵庫にあった車麩を投入。

「出汁がしみて、いい味になるんじゃないか」…という期待もアリです。

 

ところで、妻の母親としての悩み(…のひとつ)は、「長男が、あまり野菜を食べてくれない」というもの。

それならということで、前述の通り、肉を野菜のミルフィーユ状態で挟み込み、鍋の外周に沿ってグルッと一周させることを考案。

こうすれば、肉だけを取るわけにもいかず、大根/にんじんも食べざるを得ないでしょう。

 

好き嫌い防止の臨戦体制を取って、いざ食事の時間。

長男を見つめて、勝ち誇った顔をする私。

 

「どうだ、参ったか、ハッハッハッ!」

…と思った私が浅はかだった。

 

敵もさるもの、自分の器に取った後で選り分けているではないですか。

えー、そこまでして、野菜を食べたくないんかい…

 

しかし、それを見て、体調万全ではないのですが、妻の(母の)雷が落ちます。

「野菜も食べなさい!」

  

「食べてるよ」

…そう言い返し、モソモソと大根を食べる長男。

 

さてお味の方は…

 

どうも、ボンヤリした印象。

血迷って、砂糖を小さじ一杯入れてみたのですが、これが逆効果。

魚介類ならその出汁でも美味しい鍋ができそうですが、大根等の野菜類の鍋は、やはりポン酢/ゴマだれがいいようです。

 

味はボンヤリして今ひとつの鍋でしたが、長男を含め残さず野菜を食べてくれて完食となりました。

 

 

鍋を囲んだ肉/野菜の攻防戦。

その臨戦体制を遥かに凌ぐ、母の一喝。

やっぱり、「母は強い」…ですね。

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