流行り病の対応…

この週末、私は自宅でひっそり過ごしました。

 

先一昨日 8月19日(金)は、むぎーさんと一緒に登山を行いました(「白山(室堂)登山」)。

登山から帰ったら慰労会として一杯飲むつもりでしたが、むぎーさんも私も調子がイマイチだったこともあり、それはキャンセルしています。

 

その夜から、私は少し喉に違和感があり、夜には軽く咳をしていました。

翌日 20日(土)の朝になると微熱が出てきたようで、熱を測ると37.0℃。

平熱が36.0℃程度の私にしてみると、これでも立派な発熱。

 

こりゃ、なんか来てるな…

 

妻は新型コロナ感染症を心配して、「お医者さんで診察してもらおう」と言います。

 

しかし、ニュースで流れる医療関係の方の意見は、

 

医療機関への負担が大きくなっています。

軽い発熱程度であれば、わざわざ医療機関で確定診断を受けることは避けてほしいと思います。

(自分で行った抗原検査の結果にしたがって行動すれば大丈夫?)

 

と伝えているような印象です。

 

そうなのか…

ということで、まずは自宅で自主隔離。

そして、妻に抗原検査キットの購入を依頼。

買ってきてもらったキットで、さっそく抗原検査を行った結果は…バッチリ陽性。

 

「反応まで、15分〜30分待ちます」と注意書きにあるにもかかわらず、私の場合は30秒も経たず、クッキリ、レッドが二本線。

体の中には、新型コロナのウィルス・マックス状態だったんでしょう。

 

そうか…

まあ、陽性だったら保健所に連絡して、発熱外来の受診など、保健所からの指示を受ける必要があるハズ…

 

ということで保健所に電話をかけますが、これがまったくつながりません。

 

しかも、流れるガイダンスが「簡潔ではない(長過ぎ)、何度も同じ説明がある(重複)、電話をかける人が必要としない説明がある(無駄な内容)」など、改善ポイント多数という印象です。

これ、民間企業の商品サポート窓口となっている電話のガイダンスだと、ありえないですね…

 

電話をしている間に午前中が過ぎ、近所にある医院等の診療時間が終了。

最後まで保健所の電話はつながらず、午後1時半になって保健所への連絡は断念。

 

そこで、妻から以下のアドバイス。

 

「ちゃんと医療機関で診断を受けて陽性が確定しないと、何の補助/補償もされないよ」

 

そのアドバイスに従い、少し離れた場所にある「午後まで診療している医院」に行って、結局、確定診断を受けました。

これで、新型コロナの陽性が確定。

保健所へは、この医院から連絡していただけるそうです。

 

 

しかし、保健所に「まったくつながらない」のは、ちょっとどうなんでしょう。

 

発生している事態の多さに対し、保健所の人員配置が少な過ぎるのでしょうか?

それとも、一般市民から直接保健所に問い合わせること自体に無理があるのでしょうか?

 

私は軽症(その中でも極めて軽症)で幸運でしたが、これが中等症、あるいは重症の方であれば、救急車を呼ぶ以外、手段がありません。

それでは、逆に医療機関への負担が増え、本末転倒となってしまう気がします。

 

 

自分が感染して初めて分かりましたが、「流行り病」の対応/対処。

個人経営の医療機関は頑張っているように感じましたが、公的機関/窓口があまり機能していないのではないか…

そう感じました。

 

評論家のように「批判だけ」をするのは本意ではありません。

しかし、公的機関でやるべきこと/やる必要のないことを再度判断し、かつ”やる”ことについても効率化/合理化という観点で改善を続けるなど、もう少し留意した方が良い点がある…と感じます。

 

ただ公的機関だと、正直言って、そのような柔軟な対応自体が難しいような気もします。

そこが問題の本質かもしれませんね…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です