人生の扉…

昨日 1月26日(水)は、妻の母方の親戚でご不幸があり、夕方からバタバタしていたためトレーニングはお休みしました。

 

亡くなられた方は、享年91歳。

妻から見ると伯母(お母さんの兄の配偶者)に当たる方。 

朗らかで温かみがある中に、芯のしっかりした方だったとのこと。

 

心からご冥福をお祈りします。

 

 

竹内まりやさんの歌に、「人生の扉」があります。

50歳になったときに、私はこの歌を知りました。

 

少し話は逸れますが…

私が中学校に入学したのは、今から47年前。

47年前に、私と一緒に中学校に入学した同学年の仲間たちは、当時の先生方から「素朴な生徒が多く、学年全体として仲が良い」という印象を持たれていました。

仲が良いまま中学校の3年間を過ごし、私たちは卒業しました。

 

学年全体としての仲が良かった…ということもあるのでしょうか、その中学校を一緒に卒業した仲間たちとは、これまでにも何度か、学年全体での同窓会を開催しています。

私は、その学年全体の同窓会の実行委員になっており、開催した同窓会では、参加者全員の様子を映したビデオ撮影も行っています。

 

撮影したビデオは、ダイジェスト版としてDVDにまとめたりもします。

50歳を迎えて開催した何回目かの同窓会のビデオを編集している際、エンドロールで使うBGMを探しているときに、竹内まりやさんの「人生の扉」を初めて聞きました。

 

春がまた来るたび ひとつ歳を重ね

目に映る景色も 少しずつ変わるよ

陽気に はしゃいでいた幼い日は遠く

気がつけば 五十路を越えた 私がいる

 

素朴で純情な田舎者のまま、中学校を卒業した仲間たち。

しかし、私を含めてその誰もが、素朴で純情なまま大人になった訳ではなく、波乱万丈…と言うとオーバーかもしれませんが、「順風満帆なんてとんでもない、色々なことを経験せざるを得なかった」…そんな時を過ごした上での「今」があります。

 

辛いこともあったけど、今は笑って過ごせる日常がある。

 

歌詞にある「歳を重ねるたびに次々と扉が開き、それにつれて見える景色が変わっていく」…という例えの通り、私自身の考え方/感じ方も、どんどん変わっていくかもしれません。

また、これから先、どんなことが待ち受けているのかも分かりません。

 

しかし、それらを経て90歳を迎えても、「悪くはない」と感じることができる、そんな人生を送りたい…

 

そう思ったお参りでした。

 

合掌。

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