今日 10月21日(木)は、久々にローラーでのトレーニングとしてLSD60分を行いました。
左足のアキレス腱には違和感はあります。
しかし痛みはありません。
しばらくは、テンポ走やインターバルではなく、LSDでゆっくり体をほぐしていく方がいいのかな…と考えています。
さて、今回のLSDで使っているバイクはウィリエールです。
しかも、パワー値が表示されています。
昨日の投稿「Exakt 今度もやっぱり not Exact…」で書いたように、不具合が発生したパワーメーター LOOK SRM Exakt は返品し、交換品が送られてきました。
送られてきた交換品をウィリエールに付けてみましたが、やっぱりパワー値はゼロ。
上記の経緯を説明し、きちんと対処してくれたのかどうかを、あらためてサポート窓口に問い合わせてみました。
その回答はつぎの通りでした。
「動作確認済みの新品を、交換品として送付しました。ただ、そちらで同じ不具合が発生しているなら返金の対応をします。すみませんが、交換品を再度返品してください」
えー、新品?
ペダルには新品に貼られているシールがあり、確かに新品に見えました。
しかし私は、本当に新品だったのかどうかを疑っています。
Exaktには、動作のチェックを行うスマホのアプリがあり、私もスマホにそのアプリを入れています。
アプリを起動すると、まずブルートゥースで Exakt と接続するのですが、アプリには、不具合が発生したもの(返品したもの)を動作チェックした際の「接続定義」が残っていました。
交換品が届いたときにスマホのアプリで動作確認をしてみましたが、そのとき、アプリに残っていた「接続定義」を選択し、交換品として届いたExaktが接続されるかを試しました。
そしてその結果は…実は接続できてしまったんですね。
このような経緯から、「交換品は新品では無く、返品したものと同じ」…だったと思っています。
ただ、「動作確認をした」とのことなので、先方の対応は、
・返品されたものの動作を確認
・異常はなかった
→クリーニング実施&新品シールを貼り付け
・梱包箱や同梱物を新品に変更
(これは 「新装整備済み品」と言われますね)
・新装整備済み品を交換品として送付
という処置だったのかもしれません…
さて、動作確認済みということなら、私の作業に問題があった可能性が出てきます。
ということで、もう一度、取り付け作業からやり直してみることにしました。
すると、私の行った作業に、一つ問題があることが分かりました。
実は、Exaktの説明書には「クランクに取り付ける際は、ペダルの角度に注意が必要」の旨の記載があります。
「はいはい、わかってますよ」と思って取り付け角度をチェックしてみると、なんと前側(上のマニュアルで言えば、②の方向)にズレているではないですか!
おっ、これはまずい…
ということで、正しい角度で取り付け直してみます。
そして、あらためて動作確認をしてみると…
なんと、ちゃんとパワー値が表示されました。
今回は、私のペダルを取り付け作業に問題があったようです。
また、交換品も新品ではなかった(…と思われる)点を考慮すると、そもそも、最初から Exakt には問題がなかったのかもしれません。
一番最初に Exakt を取り付けたときには、私もキチンと角度をチェックしました。
ただ、私はペダルのネジをそれほど強く締める方ではありません。
(外す際に固くなるのが怖いんです…)
このため、走っているときに、(締まる方向で…)徐々にペダルの角度がズレてしまい、それが原因でパワー値が表示されなくなったのかもしれません。
思い返してみれば、そもそもの不具合の症状も、急にパワー値がゼロになった訳ではありませんでした。
ざっくり言うと、当初は正しく表示されていたパワー値が、「乗るたびに徐々に小さい値になっていき、とうとうゼロになった」…という感じです。
これは、ペダルの取り付け角度が少しずつズレていったことで、徐々に数値がゼロに近づいていった…と考えれば、私の経験した症状をうまく説明できます。
LOOK SRM さん、疑ってごめんなさい。
Exakt は Exact で、問題ありませんでした。
ただ、ペダルの取り付け角度の影響が、こんなにシビアだとは思いませんでした。
今後、パワー値が小さくなる症状が再発した際は、まずペダルの取り付け角度をチェックしてみます。