以前、「ペダルタイプのパワーメーター ファベーロ・アシオマは、ルック純正のクリートとの相性が悪く脱着しにくい。ただ、ネットでは、そんな評価は一つもない」…と書きました。
私のものだけハズレだったのか…などと考えならが、何気なくネットを検索していると、なんと、ファベーロのクリート「赤、黒」が販売されているのを発見。
さっそく「黒」をポチってしまいました。
「ふーん、ファベーロ製のクリートがあったのか」…と思いきや、中身はXpedo製。
「Xpedo」って、台湾のペダルメーカーですよね。
そこが出している、ルック互換のクリート。
さっそくシューズに付けてみました。
左のリンタマンは、いつもはルック純正のグレーのクリートをつけています。
それを外して、Xpedoの黒クリートを付けました。
(右は、比較対象としてのSIDI ルック純正・黒クリート。ちょっとすり減ってますけど…)
リンタマンは、左右の両方ともXpedoの黒クリートにします。
さて、Xpedoのリンタマンを履いて、まずファベーロ・アシオマのチネリに乗ってみます。
すると…なんの引っ掛かりもなく、スムーズに脱着ができます。
ルック純正のペダル/クリートの組み合わせのときの感触とは、(まあ当然ですけど…)若干異なっているものの、実用上は、まったく問題はありません。
今度はXpedoのリンタマンで、ルック純正のペダルが付いているピナレロに乗ってみます。
ところが、Xpedoの黒クリートは、ルック純正のペダルに対しては、そもそも先がキチンと入らないようで、しっかり踏み込んでも全然はまりませんでした。
なお、ウィリエールに付けているガーミンのペダル(パワーメーター)であれば、Xpedoのクリートでも脱着に問題はありませんでした。
あー、やっぱり、そんなものなんですね…
思い返してみれば、ファベーロに同梱されていた赤クリートは、確かXpedo製だったような気がします。
その赤クリートはkit1002さんに差し上げたのですが、kit1002さんのクリートがコルナゴのルック純正ペダルにはめにくい…のは、もしかしてそれが原因かもしれません。
kit1002さん、もしそうだったらごめんなさい…
SIDIのルック純正黒クリートで、もう一度、ファベーロのペダル(チネリ)、ルック純正のペダル(ピナレロ)、ガーミンのペダル(ウィリエール)を試してみると、ファベーロは「外しにくい」、ルックとガーミンは「問題なし」でした。
一覧でまとめると、以下のようになります。
ペダル\クリート Xpedo ルック
ファベーロ ○ △
ルック × ○
ガーミン ○ ○
なんとなく、残念な結果です。
世の中、上手く行きませんね…