ペダリングのムラ(錯覚か…)

今日 4月16日(金)は、昨日と同様にピナレロでLSD→テンポ走を60分です。

ただ、昨日よりも、ペダリングが軽く感じました。

正確に言うと、「軽く」というよりも「ムラが少なくなった」という感じです。

LSD→テンポ 60分 ペダリングのムラが少ないか…
ただし、Z4は昨日とほぼ同じ…

 

実は昨日、久々にピナレロでローラーに乗ったときの印象として、一定のケイデンスを維持することが難しい…と感じていました。

今日は、昨日に比べると一定のケイデンスを維持することができたと感じており、ペダリングのムラが少なくなったという感触がありました。

このせいか、昨日よりもトレーニング中も、足が楽だと感じていました。

しかしガーミンのデータログを比較しても、昨日と今日はほとんど同じ値です。

しかも、グラフを見ても、両者の傾向には違いはな見当たりません。

 

この私が感じていた「ペダリングのムラが少なくなった、足が楽になった」という感覚は、錯覚だったのでしょうか…

うーん、何か確かめる方法を考えたいと思います。

日・伊・米の対決

今日 4月15日(木)も、LSD→テンポ走を60分です。

ただし、バイクはピナレロを使いました。

LSD→テンポを60分 with ピナレロ
やっぱり「楽で速い」ので、Z4が昨日の半分…

 

昨日は、カンパニョーロ(伊)とスラム(米)の「力」対決の結果として、カンパニョーロの方が、若干パワーロスが少ないのではないか…という結論を得ました。

そこで今日は、シマノ(日)のデータを得るために、ピナレロを使ってみました。

 

さっそくデータを比較してみます。

一昨日 ウィリエール
 平均速度    34.1km/h
 平均パワー   164W
 平均心拍    143bpm
 平均ケイデンス 82rpm

昨日 チネリ
 平均速度    33.5km/h
 平均パワー   179W
 平均心拍    149bpm
 平均ケイデンス 80rpm

今日 ピナレロ
 平均速度    33.8km/h
 平均パワー   165W
 平均心拍    143bpm
 平均ケイデンス 80rpm

 

平均速度/ケイデンスは、3つのデータとも、ほぼ同じです。
(トレーニングメニューが同じなので、まあ、当然ですか…)

 

あらためて、3つのデータにおけるコンポを以下に示してみます。

一昨日
 ウィリエール カンパニョーロ・ポテンザ
  クランク: 50-34T
  スプロケ: 11-29T
  (11-12-13-14-15-17-19-21-23-26-29)

昨日
 チネリ スラム・フォース
  クランク: 50-34T
  スプロケ: 11-28T
  (11-12-13-14-15-16-17-19-22-25-28)

今日
 ピナレロ シマノ・デュラエース
  クランク: 50-34T
  スプロケ: 11-30T
  (11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30)

ピナレロでのトレーニングでも、ウィリエールやチネリと同じで、クランクはアウター(50T)、スプロケは5段目(15T)です。

また、
  ローラー 負荷設定
  タイヤ 空気圧
についても、
  エリート e-Motion 「+1」
  GP5000 フロント 7.0bar
       リア  8.0bar
としており、同一条件です。

 

ピナレロ・シマノは、ウィリエール・カンパニョーロとほぼ同じ数値でした。
ということで、日(シマノ・デュラエース)は米(スラム・フォース)よりも、パワーロスが少ないと思われる…という結論になりました。

ただ、日(シマノ・デュラエース)と伊(カンパニョーロ・ポテンザ)については、データ的には、ほとんど差はありません。

つまり、コンポの対決に限定すれば、

 カンパニョーロ ≒ シマノ > スラム

ということになりそうです。

 

しかし、シマノはトップグレードの「デュラエース」。

対して、カンパニョーロはトップグレードの「レコード」ではなく、すでに絶版となっているサードグレードの「ポテンザ」。

また、スラムもトップグレードの「レッド」ではなく、セカンドグレードの「フォース」。

このグレードの違いも気になります。

 

実は、コンポ単体でのパワーロスという観点に絞って言えば、どのグレードを選んでも、メーカーごとの特徴は同じ傾向を示すのかもしれません。

どうも、スラムのクランクの取り付け方法が少し違っていて、元々、回転に対する抵抗を発生させがちな構造のようですね…

スポーツサイクル・イシノさんでも、プライベートで乗っているロードバイクは、回転の軽さ/抵抗の少なさから、すべてカンパニョーロを選んでいるそうです。

 

一方、各コンポが使われているフレームは、まったく異なります。

日(シマノ・デュラエース)がついているフレームは、ピナレロの最新設計のカーボン。

これに対し、伊(カンパニョーロ・ポテンザ)は、ウィリエールの古い設計(ほとんどヴィンテージ)のクロモリ。

また、米(スラム・フォース)は、チネリのクロモリですが、最新設計のピスト・レプリカ。

 

日・伊・米のコンポのみに着目した対決では、米のスラムはややロスが多い…との結論を得ました。

ただ、ツーリングやレースシーンでは、やはりバイクトータルとしての性能比較が重要になります。

ということは、プチ・ヒルクライムやタイムトライアル区間を設けたルートを実走してみて、データはもちろん、自分の感覚も含めて比較してみないと、本当のところは分からない…ですかね。

つぎはどこかルートを設定し、上記3台バイクに乗ったタイム/データの比較をしてみたいと思います。

 

この比較結果については、自分としても興味津々です…

伊・米の力対決

今日 4月14日(水)も、LSD→テンポを60分です。

ただし、バイクは、久々にチネリを使ってみました。

LSD→テンポ 60分
Z4が44% 昨日(ウィリエール)の倍…

ウィリエールからチネリに乗り換えてローラーで走ってみると、同じギア(クランクはアウター、スプロケは5段目)でも、チネリの方がペダルが重い(出力ワット数が高い)ような気がします。

 

さっそく、昨日と今日のガーミンのログデータを比較してみます。

昨日 ウィリエール
 平均速度    34.1km/h
 平均パワー   164W
 平均心拍    143bpm
 平均ケイデンス 82rpm

今日 チネリ
 平均速度    33.5km/h
 平均パワー   179W
 平均心拍    149bpm
 平均ケイデンス 80rpm

上記をみると、平均速度/ケイデンスの違いは5%未満であり、まあ、誤差の範囲だと思われます。

これに対し、平均パワーはチネリの方が8.4%高い数値です。
この違いは誤差の範囲を超えている/有意の差だと考えられます。

 

うーん、駆動系でウィリエールとチネリの違うところは…と考えてみると、まずコンポの違いが思い当たります。

そのコンポですが、ウィリエールとチネリではメーカーそのものが異なっていて、それぞれ以下のようになっています。

 

ウィリエール カンパニョーロ・ポテンザ
 クランク: 50-34T
 スプロケ: 11-29T
 (11-12-13-14-15-17-19-21-23-26-29)

 →残念ですがPOTENZAは既に生産終了です…

 

チネリ スラム・フォース
 クランク: 50-34T
 スプロケ: 11-28T
 (11-12-13-14-15-16-17-19-22-25-28)

 

 

トレーニングで使っているギアは、ウィリエール/チネリのいずれでも、クランクはアウター(50T)、スプロケは5段目(15T)で統一しています。
なので、ギア比としては変わりません。

コンポ以外では、ローラー/負荷設定は、同じエリート e-Motionの「+1」。
タイヤについても同じGP5000で、空気圧も「フロント7.0bar/リア8.0bar」で統一。

ということは…

 

クランク/プーリー/チェーンなど、駆動系の滑らかさ(回転抵抗の少なさ)でいうと、カンパニョーロ・ポテンザの方が「滑らかに回る(回転抵抗が少ない→パワーロスが少ない)」…のかもしれません。

 

「ポテンザ」は、イタリア語で「力(ちから)」を意味します。
「フォース」も、英語での意味は「力(ちから)」。 

伊(イタリア・カンパニヨーロ)と、米(アメリカ・スラム)の「力」対決は、どうやら伊の「力」が勝った…ようですね。

心臓 大丈夫?

今日 4月13日(火)は、LSD→テンポを60分です。

ただし、少しケイデンスを上げて行っており、少々負荷も上がっているはずです。

LSD→テンポを60分 45分過ぎから心拍ダウン…
なので、Z4が少ない…

「あー、いいトレーニングになっているなー」と思っていました。

 

そんな45分過ぎ、ふと心拍を見ると、なんとどんどん下がっていくではないですか。

「えっ、俺の心臓、大丈夫」…と思って、ローラーで走りながら心拍センサーのベルトをズリズリすると、少しずつ心拍が上がって(戻って)行きます。

「えー、こんなことってある?」

 

2021年になってセンサーの電池は交換したので、電池の容量が無くなってきたのではないと思われます。

おそらくベルトの経年劣化により、電極の接触が悪くなっているのだろうと思いますが、そうは思っても、自分の心臓に異常が発生したんじゃないか…なんて、つい悪いことを考えてしまいます。

 

5月には、生活習慣病の検診として、胃カメラ、肺のレントゲン、心電図、血圧、血液などの検査を受けます。

毎年のことなので、まあ、検査の結果について心配はしていません。

しかし、もしかすると心臓に異常があったら…という不安は感じてしまいます。

 

「俺の心臓、大丈夫か」…

そんな心配をするのも嫌なので、つぎに心拍センサーで異常が発生したら、ベルトごと心拍センサーを新品に交換することにします。

縁制動 & 炭車輪

今日 4月12日(月)は、久々に筋トレに行くことにしてローラーはお休みにしました。

 

さて、ナベちゃんも私も、購入したピナレロの神様(DOGMA F12)は、どちらもリム・ブレーキ(縁の制動)のフレームです。

このフレームに、ナベちゃんはVision Metron 55、私はカンパ BORA WTO 45と、二人ともカーボン・ホイール(炭の車輪)を履いています。

 

 

 

 

リム・ブレーキのカーボン・ホイールについては、ダウンヒルなどで強くブレーキをかけないといけないときなど、リム(縁)のカーボン(炭)が溶けてしまわないように、ブレーキをかけ続ける(握り続ける)のはダメ…と言われています。

しかし、YouTubeで公開している動画を見れば一目瞭然、私は「ヒュー!」という音がはっきり聞こえる通り、アルミのホイールを使用していたときと同じようにブレーキをかけていて、カーボン・ホイールに対する配慮はまったくしていません。

ツーリングのたびに、この点をナベちゃんから指摘されていて、「握り続けないようにしないといけませんよ!」と言われます。

「あー、そうなん」…

それでも私は軽く聞き流してしまい、やっぱり気にしていませんでした。

 

ところが、今日、スポーツサイクル・イシノさんに行ってびっくり、実際にリムが変形したカーボン・ホイールの現物が置いてありました。

赤い矢印部分が変形している…

赤い矢印の箇所(引きずっているようにリムにラインが入っている部分)を指で撫でて見ると、でこぼこしている状態がはっきり指先に伝わります。

 

このホイールを履いていた方は、コスパの良いx華のカーボン・ホイールを購入し、それを使っていたそうです。

ある日、ブレーキをかけ続けたのですが、それ以降、ブレーキをかけるとガタガタと振動するようになり、「あれー?」と思ってホイールを確認すると、写真の通りリムが変形してしまっていた…ということでした。

  

いやー、そんなこと、本当にあるんですね。

ブレーキシューにはカーボン用のものがあり、その方も、もちろんカーボン用のブレーキシューを使っていると思います。

それでも、ホイールのリムが変形することがあるんだ…

都市伝説だと思っていましたが、「事実である」ことを認識しました。

 

配慮した方がいいのかもしれませんが、それでも私は「ヒュー」…かもしれません。

ブレーキングの際のあの音、私は結構好きなんですよね…