昨日、伊吹山ドライブウェイのバーチャル・ヒルクライム動画(その2)をYouTubeにアップしたのですが、その動画で問題が発生していました。
ローラーでバーチャル・ヒルクライムを行なっている最中、私はFMラジオをつけていましたが、そのとき番組でかかった「ある曲」について、YouTubeから「著作権を侵害している」と判断され、アップした動画が日本国内では「ブロック」されてしまいました。
ブロックされると、動画が再生できなくなってしまいます。
えー、私が意図して入れたBGMではないのですが、そうなるんですか…
これまでも何度か、FMラジオをつけてローラー・トレーニングを撮影し、その動画をYouTubeにアップしたことはありますが、そのときには、ラジオから流れた曲について著作権の侵害等と判断されたことはありませんでした。
不思議に思ったのでトレーニング動画を見直してみましたが、なるほど、著作権侵害の有無が生じる違いが分かりました。
「三本ローラーはうるさい! 動画の音声では、放送内容が分からない…」
これに対し、
「固定ローラーはとても静か… 動画の音声でも、放送内容がすべて聞き取れる!」
このローラーを使っていた友人のむぎーさんは、アパートの隣の部屋の方から騒音のクレームを受けたそうです。
…が、いやいや、このローラーは十分静かです。
うーん、隣の部屋の方は、「音の大きさ」ではなく「振動」が気になったのかもしれません。
それとも、振動によって発生する「ゴーッ」という音が気になったんでしょうか。「音」そのものは小さくても…
ローラーの騒音についてはいろいろな方のブログでも報告されていますが、「FM放送で流れていた曲が、YouTubeの著作権制限に引っかかってしまう」…ほどに、この固定ローラーは静かであることが認識できました。
著作権侵害でブロックされた箇所の音声をミュートして、動画はようやく公開されました。
いやー、いろいろありますね。
追伸
YouTubeでは、著作権侵害と判断されたとしても、その動画での「収益化ができない」だけのケースがほとんどで、動画の再生までブロックされるというケースは多くはないようです。
また、動画に著作権の問題があった場合でも、アップした動画中の該当する曲の部分のみ音を消す(ミュートする)ことができる機能が、YouTube側にありました。
→それもすごいですね…
今回の動画では、著作権の問題がある箇所は11箇所(11曲)とのレーポートをYouTubeから受け取りました。
が、よくよくレポートの記載をチェックしてみると、「再生をブロックする」対処が行われるのは1曲だけでした。
→ソニー・ミュージック・エンターテイメントに所属しているアーティストの曲は、再生がブロックされるようです。
今回の私の動画では、松田聖子さんの「渚のバルコニー」でした…
私は、当初、「動画が、収益化ができないだけなのか、再生のブロックまでされるのか」というような、YouTube側の対処に違いがあることが理解できておらず、レポートされている11曲すべてをミュートしようとしていました。
ところが、YouTube上で1曲ミュートするには、短くない時間がかかります(だいたい1時間ほどかかります)。
このため、複数の曲の箇所をミュートするために、随分と無駄に時間を使ってしまいました…
世の中には、YouTuberの方々が多くいらっしゃいますが、こういうことも注意して動画をアップしないといけない…
あまり気にしていませんでしたが、動画で収益を得る際に配慮/留意していること、実はいっぱいあるんですね。
今回は、いい社会勉強になりました。