取り付けに四苦八苦…

今日は、5月21日(土)。

天気は晴れ時々曇り。

日中の降水確率ゼロ、気温20℃以上、微風という絶好のライド日和です。

絶好のライド日和

 

このライド日和の中、町内会有志で育てているサツマイモも、毎朝6時から水やりのご協力をいただいたお陰で順調に育っています。

ただ、水やりはここまで。

ここから先は、草刈りがお世話の中心になります。

皆さん、またよろしく! 

 

しかし…

右の脹脛(ふくらはぎ)の状態は、杖を使わずに歩けるようになったとはいえ、まだまだロードバイクでライドに行ける状態ではない…

なので、今日も大人しく家に閉じこもっています。

 

閉じこもってはいるのですが、その間、「株式会社ケテル様から対応(改造)いただいたケーブルが届くのを待つだけ」というのも勿体無い…

ということで、手元にあるKTELのヘッドセットを、ヘルメットに装着してみました。

 

ちなみに株式会社ケテル様から連絡があり、「ケーブルへの対応(改造)に対し若干の技術料をいただきたい」とのこと。

もちろんユーザフレンドリーな対応に感謝し、技術料についても気持ちよく了解しました。

株式会社ケテル様、今回の対応については本当に感謝しています。

ありがとうございます。

 

 

さて、ヘッドセットとしてヘルメットに付けるのは、ケーブルで繋がれている「マイク、小型スピーカー、トランシーバー側に接続するカプラ」の3つの部分。

 

写真で示すと以下の部分です。

赤色の線で囲ったパーツ

 

この部分を、株式会社ケテル様に送付したケーブルを介して、トランシーバーに接続します。

 

 

何かいい材料はないかな…と手持ちのガラクタを探していると、ちょっと汚れていますが、ちょうどいいプラスチック(ポリカ…かな)の板を発見。

 

よーし、これこれ…

 

 

最初はノコギリで適当な四角形に切り出しました。

しかし、そこから先が問題…

 

糸鋸を使っていい感じの形状に仕上げることを試みましたが、これがうまくいかない…

 

あー、もう!

 

…ということで、強引にハサミで切って整形し、それをマイクの取り付けステーとして使うことにしました。

 

 

なお、「ハサミで切ったステー」は、ヘルメットに固定する必要があります。

ヘルメットの中をチェックすると、内装を止めているタッピングビスを発見。

 

ほほー、これだ。

 

ステー(プラスチックの板)に穴を空け、その穴を使って、ヘルメットの内装と一緒に、タッピングビスで共締めすることにしました。

 

出来上がりはこんな感じです。

ちょっと強引か…

 

 

ちょっと強引だったけど、まあ良しとするか…

 

と思ったのも束の間。

今度はスピーカーの装着に四苦八苦。

 

まず、ヘルメットの内部に付けようとしました。

しかし実際に付けてみると、取り付けたスピーカーに頭が当たって、ヘルメットが浮き上がってしまいます。

このため、メルメットをきちんとかぶることができません。

 

うーん、これは「無い」な…

 

ということで、スピーカーが頭に当たらないように、ヘルメットにある風抜きの隙間に埋める形で付けてみます。

これだと、メルメットはうまくかぶることができました。

しかし、今度はスピーカーが耳から遠すぎて音が聞こえない可能性アリ。

 

えー、どうする…

 

結局ヘルメット内部に取り付けることは諦めて、ヘルメットの顎紐に面ファスナー(マジックテープ)を貼り付けて、そこに付けることで妥協しました。

出来上がり状態

 

これなら、耳を塞ぐことはないので安全ですし、しかも、ちゃんと音声も聞こえると思います。

 

四苦八苦の挙句、とりあえずヘッドセットが使えるようになりました。

あとは、株式会社ケテル様に対応(改造)いただいたケーブルを待つだけです。

 

ただし、ステーの造作を含めて、やや強引さが目立ちましたね。

私としては、仕上がりに少々不満が残ります。

肉離れが治って、本格的にライドに出かけられるようになったら、一からやり直そうと思います。

 

 

楽しい楽しいライドシーンでの無線交信。

早く、トランシーバーとの接続ケーブルが届いてほしいです。

大きな一歩…

今日は5月20日(金)。

右脹脛(ふくらはぎ)に肉離れを起こしたのが5月1日(日)。

肉離れを起こしてから3週間が経ちました。

 

いつもお世話になっている整形外科の院長先生によれば、肉離れが治るために必要な期間は「早ければ一ヶ月、長くて三ヶ月」とのこと。

朝起きてから右脹脛の痛めた箇所をさすってみたところ、昨日よりも今日の方が腫れが引いている感触があります。

足を引きずってはいるものの、杖を使わずに歩いているのですが、歩くときに右足が後方に残る(前方に蹴り出す?)動作についても、昨日よりも今日は更に、痛み/違和感が少なくなったような気がします。

 

「月末には、ロードバイクに乗れるようになるか!?」

 

今から楽しみです。

 

 

さて、昨日の投稿「一歩進んで…」では、ケンウッドの簡易用業務無線機(登録局)とKTELのヘッドセットを接続した状態でPTTスイッチを押すと、「接続異常」と表示されて送信ができないことを報告しました。

 

さすがにこれはどうしようもない…

 

ということで、ヘッドセットの製造/発売を行っている株式会社ケテル様に症状を連絡し、「確認/注意すべき点などについて教えてお教えください」との依頼をしてみました。

 

そうしたところ、以下の回答が届きました。

 

 

ご連絡、ありがとうございます。

こちらでもテストを行い現象を確認しました。

 

トランシーバーとの接続ケーブル(以下参照)↓

を送っていただければ、対応(改造)して返送いたします。

なお、対応(改造)を行ったケーブルも、これまで通り、2ピン仕様のケンウッドトランシーバーに接続/使用していただいても問題ありません。

 

 

おー、神様!

 

ダッシュで近くの郵便局に行き、さっそくレターパックで送付しました。

 

 

 

今日は、大きな一歩を踏み出せました。

ユーザーフレンドリーで、かつ素早い回答をいただいた株式会社ケテル様に感謝して、ケーブルが返送されてくるのを待ちたいと思います。

一歩進んで…

右脹脛(ふくらはぎ)肉離れの状態ですが、ようやく足首より下の浮腫みが取れてきました。

浮腫みが取れ 腫れも引いてきた…

 

肉離れを起こした筋肉の腫れも、ここにきてやっと引いてきたようです。

内出血していた血が、足首より下に更に移動し、それが皮膚越しにハッキリ見えるようになってきました。

見た目としては少々グロい感じですね…

しかし本人としては、「治ってきている証拠。あー、よかった」と感じています。

 

ただ、筋肉の張り/痛みは残っていて、まだ普通に歩くことはできません。

しかしそれも、少しずつですが、和らいできたように思います。

 

今日 5月19日(木)からは、祖母の杖は使わずに歩いています。

本人としては、このまま調子良く治っていく…予定です。

 

 

さて、ロードバイクでのライド中にコミュニケーションを取る方法として、簡易業務用無線(登録局)を利用することを検討してきました。

そして、一昨日の投稿「トランシーバーの選択…」でお伝えした通り、使う無線機も、ハンディタイプのトランシーバーとして「八重洲無線 SR740、ケンウッド TPZ-D563BT」を選定しました。

 

選定はしたけれど、さて、どうする…

 

 

…ということで、トランシーバーを購入しました。

SR740 & TPZ-D563BT 購入

 

「さあ、ヘッドセット、ヘッドセット」

 

ということで「KTEL」を探すのですが、どこを探しても見つからない。

 

うーん

ヘルメットを捨てたときに、一緒に捨ててしまったか…

 

 

ということで、「KTEL」も購入しました!

  

 

いやー、凄い凄い。

素早い行動に我ながら驚愕…

 

これでもうバッチリ。

…と思っていたのですが、簡易業務用の無線機は、スピーカー・マイクのジャックが「1ピン」の仕様。

これに対しKTELのピンは、アマチュア無線や特定小型無線のハンディ機でポピュラーな「2ピン」の仕様。

このままでは使えない…

 

えーっ!

 

毒食わば皿まで。

ということで、急いで変換コードをポチッとな…

1ピン-2ピン 変換コード

  

 

やっと道具が揃った。

さあ、接続テストを行うぞ!

 

喜び勇んですべてのケーブル類を接続。

そして、おもむろにPTTスイッチを押して送信を行ってみると…

 

なんと、無線機の液晶に「接続異常」と表示され送信ができない!

送信で「接続異常」

「ブー」っとブザーまで鳴る始末…

 

ええーっ!

 

これはもうお手上げです。

 

 

一歩進んで二歩下がる。

さて、どうする…

トランシーバーの選択

昨日 5月15日(日)は、朝5時からソフトボールの練習会( の応援…)でした。

 

実は来週の22日(日)、地域の「町内会対抗ソフトボール大会」が開催されます。

私たちの町内会では、本番前の肩慣らしとして、大会の前週に練習会が開催されることが恒例となっています。

 

新型コロナ感染症の影響をモロに受け、町内会対抗のソフトボール大会はずっと中止になっていたのですが、今年は3年ぶりに開催されます。

私も選手として出場する気マンマンだったのですが、右脹脛(ふくらはぎ)の肉離れがあり、残念ながら今年は応援のみです。

 

参加していただく選手の皆さんは、そのほとんどが町内会の青壮年部の方々。

その中には、我らがチームじゅげむメンバーのなべちゃん、1722YSEさん、ツイテル ツイテルさんもいます。

 

昨日 私は選手の方々の練習を見ていましたが、見ているよりも自分でプレイする方が楽しいのがホントのところ。

肉離れを早く治し、普通に歩くことはもちろん、早く色々なスポーツをやりたい…と思ってしまいました。

 

よーし、早く治すぞ!

 

 

さて、一昨日の投稿「迷子の迷子の…」では、ライド中のコミュニケーション方法として、簡易業務用無線(登録局)の利用を検討してみる…と書きました。

 

ところで、そもそも「簡易業務用無線」とはどんなものなのか?

ちょっと説明してみると…

 

ビジネスのために無線通信を利用する場合、その無線を「業務用無線」と呼んでいます。
業務用無線は、「一般業務用無線」「簡易無線(免許局/登録局)」「MCA無線」「航空無線」「防災無線」などに分類されていて、分類ごとに用途が決められていたりします。

 

その中でも用途を問わずに使用できる無線としては、「簡易無線(登録局)」があります。

これは、ビジネスでも使用できますが、「用途を問わず…」なので、レジャーや個人的な趣味でも使用できます。

 

一方、すでに私が持っている「アマチュア無線」(バッテリーがお亡くなりになっていますが…)は、用途がレジャーを含めた「個人的な趣味/研究」に限定されています。

つまり、ビジネス(業務用)には使用することができません。

それに、アマチュア無線は個人に免許が交付されるので、使用する人全員が、個別に免許を取得しなければなりません。

 

 

話は変わりますが、最近見た「北海道の遊覧船沈没事故」のニュースについて。

報道によると、会社と船の連絡に「衛星電話とアマチュア無線を利用していた」とのこと。

ただ、衛星電話は故障していて船から降ろされてされたままで、加えてアマチュア無線は本社側のアンテナが壊れていたそうで、どちらも使えない状態だったそうです。

(しかも、故障した衛生電話/壊れたアンテナを、修理せずに放置していたという報道も…)

結局、このとき船長は、遊覧船に乗船していたお客さんの携帯を借りて海上保安庁に連絡をしたようです。

 

「故障した衛星電話/壊れたアンテナ」をそのまま放置していたことが事実であれば、ちょっと信じられません。

確かに携帯(スマホ)は便利ですが、それだけに頼るのは、緊急時にはちょっと心配…というのが私の実感です。

海上に限りませんが、オートバイやロードバイクのツーリング、あるいは登山で行く山中は、携帯の電波が届かない/弱いところが多いのが実態です。

そのため、山岳警備隊も、必ず無線を使っています。

 

さらに言えば、この遊覧船の運行会社の場合、アンテナが壊れていなかったとしても、アマチュア無線をビジネス(業務用)として利用していたのであれば、それは法律に違反しています。

そもそも、安全管理者や船長など「無線を使う人」たちは、きちんと無線の免許取得/開局等の手続きを行っていたんですかね。

「そこも怪しい」と思ってしまいました…

 

 

話を戻して…

簡易無線には、「免許局」と「登録局」の二種類があります。

「免許局」とは、法人/団体/個人に対して無線機ごと(1台ごと)に免許が発行されます。

また法人/団体の無線機に免許が発行された場合、同じ法人/団体に所属する人でなければその無線機は使えません。

ただし、使用できるチャンネル数が最大「100」と多くなっており、無線を利用する他の法人/団体が多い状況でも、混信を避けてコミュニケーション(通信)ができるようになっています。

 

これに対し「登録局」は、法人/団体/個人に対して、一つだけ免許が発行されます。

つまり、免許さえ受けていれば無線機は何台あってもよく、またその無線機は誰が使っても構いません。

(レンタル業者が貸し出している簡易業務用無線は、その業者が「登録局」として免許を取得しています)

誰が使ってもいいのですが、そのかわり使用できるチャンネル数は「30」と、「免許局」に比べて少なくなっています。

チャンネル数が少ないため、「無線を利用する他の法人/団体が少なく、混信が起きにくい環境で利用する」ことが前提になりますが、誰でも手軽に利用することができることが特徴で、その点が大きなメリットです。

 

チームじゅげむでの利用は、後者の「登録局」として検討しています。

 

では、「簡易業務無線(登録局)」にするとして、無線機としてはどの機種を選べば良いか。

 

ということで、選択の条件についても検討してみると…

 

 

まずは、風切り音がカットできる高性能ヘッドセット「KTEL」が利用できること。

これについては、昔、オートバイでツーリングする際に利用していたアマチュア無線機のメーカーが重要になります。

 

無線機は、電源やスピーカー/マイクについて、メーカーごとにピン/ジャックの形状、あるいは内部での接続仕様が異なっていることがあったりして、メーカー間の互換性がなかったりします。

細かく調べていけば互換性を持っている(あるいは変換のコネクタがある…)ということもありますが、同じメーカーにしておけば間違いはありません。

 

具体的には、むぎーさんは八重洲無線(スタンダード)用、私はケンウッド用の「KTEL」のヘッドセットを持っています(いや、持っているハズ…)。

 

実は「KTEL」のヘッドセットは、高性能な分、無線機と同じくらいのお値段。

あらためて買うとなると、ちょっと痛いんです…

 

ということで、メーカーは、まずは八重洲無線とケンウッド。

 

 

つぎは…コンパクトさ。

これはもう、ハンディータイプのトランシーバーで決定。

 

 

そして、将来の拡張性。

「KTEL」のヘッドセットは、素晴らしい音質でのコミュニケーションが特徴です。

しかし、オートバイのヘルメットではなく、ロードバイク用のヘルメットに装着するには、少々大き過ぎる。

加えて、トランシーバーで話す(送信)ときに押すスイッチ(PTTスイッチ:Push To Talk Switch)も、別途、ハンドル、あるいはヘルメットに取り付けなければいけません。

 

現時点、音質を重視すれば、ヘッドセットとしては「KTEL」以外の選択肢はないと思います。

しかし近い将来、「KTEL」と同等、あるいはそれ以上の高性能なヘッドセットが、「小型化&コードレス化」されてトランシーバーに接続できるようになる可能性もあります。

そのことを考えて、「ブルートゥース対応」を条件に加えてみます。

 

 

「簡易業務用無線(登録局)」のトランシーバーであること。

メーカーは「八重洲無線/ケンウッド」であること。

ハンディータイプ/小型のものであること。

そして「ブルートゥース対応」であること。

 

この条件で探してみたところ、現在販売されているものでは、以下の2機種に絞られることが分かりました。

 

八重洲無線 SR740

  

ケンウッド TPZ-D563BT

  

 

さて、どうするか…

 

 

そうそう、「KTEL」のヘッドセットも、どこに片付けてあるか探さないといけませんね…

迷子の迷子の…

ここ暫くは、右脹脛(ふくらはぎ)の肉離れの治療を優先することとして、トレーニングを控えています。

 

その右脹脛の状態ですが、ここに来て、ようやく筋肉の腫れが引き始めました。

ようやく腫れが引き始めた

 

腫れが引き始めた…とはいえ、脹脛を伸ばすと痛むことには変わりはなく、まだ普通に歩くことはできません。

また、内出血した血が足首より下に溜まっているようで、足首の違和感や足首あたりから下のむくみも取れていません。

 

それでも、脹脛そのものの腫れは引いてきており、この調子でいけば来週末には普通に歩くことができるようになるかもしれない…と、ちょっと希望が持てるようになってきました。

 

腫れが引いてくれれば、スイミングなど足に負荷のかからないものに限定して…とはなりますが、まずは心肺機能の回復を目的としたトレーニングから再開したと思います。

 

 

 

さて、話は変わって。

 

先日、チームじゅげむでの山中温泉方面ライドでは、私はサポートカーとしてレジアスエースで参加しました。

 

しかしこのとき、メンバー間で、行き先/走行ルート等の認識合わせがしっかりできていなかったことから、私のサポートカーを含め、途中で3つのグループに分かれてしまうことになりました。

 

「はぐれてしまったとしても、スマホがあれば連絡を取ることができる」…

そう思われがちですが、実際のところ、ライド中にバックポケットにスマホを入れていると、コールされていることになかなか気づきません。

 

 

迷子の迷子の子猫ちゃん。

その「迷子の子猫ちゃん」を救う方法はニャいか…

 

 

ということで、ロードバイクでのライド中に、はぐれてしまったメンバーとコミュニケーションを取る方法を考えてみました。

 

 

かつてオートバイでツーリングをしているとき、私たちはアマチュア無線を使ってコミュニケーションを取り合っていました。

 

むぎーさんも私も、アマチュア無線の免許は取得しており、コールサインも持っています。

 

私は一番レベルの低い「4級」ですが、なんでも凝り性のむぎーさんは、なんと「2級」です。

「3級」からはモールス信号の聞き取りテストがあり、「2級」では、そのスピードが速くなります。

なので、むぎーさんはモールスの勉強もしていましたね。

 

でも、モールスなんて、今更使うことある!?

 

それぞれが使っていた無線機(ハンディー・トランシーバー)。

むぎーさんは八重洲無線(スタンダード)のC470(430MHz)。

私はケンウッドのTH-G71(144/430MHz)。

 

「あー、それ、確かまだ保管してあったはず」。

 

我が家は数年前に引っ越しましたが、その際に、私の荷物は、かなり処分しました。

ただ、無線関係のものは処分せず、どこかに補完したような記憶があります。

 

ということで、棚の奥を探してみると…

はい、ありました。

物置の棚、その一番下の収納ケースに入れてあるのを発見。

 

さっそくそのトランシーバーを引っ張り出し、10数年ぶりに充電してみます。

しかし…

 

付属のバッテリーは、古いNi-Cd(ニッカド)のもの。

すでに寿命がきているらしく、どれだけ充電しても電気を溜めることはできませんでした。

ケンウッド TH-71G 使用不能だった…

 

それに、たとえこのトランシーバーが使える状態だったとしても、チームメンバー全員に「アマチュア無線の免許を取り、トランシーバーを購入してね」…というのも、申し訳ない気がします。

 

免許取得&トランシーバー購入…

そういう負担が無い方法として、以前、kit1002さんが見つけてくれた「BONX GRIP」というものがあります。

 

これは、スマホのアプリ(パケット通信を利用)、それとブルートゥースで接続する耳掛けタイプのヘッドセットだけで運用できるもので、非常に手軽に始められることが魅了です。

ただしネット上のレポートを見ていると、風切り音については課題があるようです。

 

どうやら、走行速度が20km/h程度なら、風切り音も気にならないようです。

しかしそれ以上のスピードを出すと、だんだんと風切り音が酷くなり、音声が聞き取りにくくなるとのこと。

それと、時々、相手に声が聞こえるまで5秒程度のタイムラグが発生する…とも書かれていました。

 

 

うーん、そうなると…

 

今もそうだと思いますが、その頃からオートバイのツーリングで無線を利用しているほとんどの人たちは、「KTEK(ケーテル)」というメーカーのヘッドセット(マイク/スピーカー)をヘルメットに仕込んで、それを使っていました。

 
このヘッドセット、マイク自体に風切り音対策の回路が仕込まれていて、それが「非常に高性能である」と評判のものです。

私たちが使ってみた実感としても、高速道路を走っているようなスピードではない限り風切り音が入ることはなく、クリアーな音声でコミュニケーションを取ることができました。

 

白バイ隊が使っている無線用ヘッドセットはKTELである…というのは、知る人ぞ知る、とても有名な話です。

 

 

やはり実用面を重視すれば、「KTELのヘッドセットを利用したトランシーバー」の一択でしょうか…

 

 

とはいえ、アマチュア無線では免許を取得等の負担がメンバーにかかってしまうため、不都合です。

  

何かいい方法はないか…

と考えていましたが、いいものがありました。

 

そう、「簡易業務用無線」です。

 

 

簡易業務用無線には「免許局」と「登録局」があります。

前者の「免許局」は、法人(団体)としての申請しかできず、その団体に所属している人だけ、かつその団体の本来の「業務」用途でしか使えません。

しかし後者の「登録局」であれば個人でも申請できレンタルもOKです。

しかも、レジャー等の用途で使っても問題ありません。

 

つまり、ロードバイクでのライドはもちろん、キャンプやドライブ、あるいは町内会でのお祭り等、さまざまなイベントで利用できることになります。

 

うーん、これですね…

 

 

 

前述の通り、かつて私が使っていたアマチュア無線のトランシーバーは、棚の奥に保管してありました。

ただ、残念ながらバッテリーの寿命がきていたため、既に使用不可になっていました。

 

「もしかして」…

 

ということで、ついでにそれ以外の場所、たとえば納屋の奥の方を探してみました。

そうすると、やっぱり上記のトランシーバー以外にも、車載用の無線機/アンテナ/マイク/ケーブル類など、無線関係の道具が、その他にもいっぱい保管してありました。

ただ、使っていた「KTEL」のヘッドセットだけは、それらの場所からは見つかりませんでした。

 

ヘルメットは確かに捨てたけど、「KTEL」のヘッドセットは捨てずに取っておいたんじゃないかなぁ…

 

 

「KTEL」、もうちょっと探してみようと思います。