自分を知る…

昨日 11月14日(月)も、徐々にペースを上げるテンポ走を60分のつもりでした。

しかし…

テンポ走 48分で嫌になった…

 

出だしは快調で、20分過ぎまではとくに問題はありません。

ところが30分を過ぎたあたりから、股ずれが発生して痛み出しました。

 

そして「あー、もう…痛いなぁ」と思っていた40分過ぎ。

心拍も呼吸も余裕はあったのですが、なぜか急に足がダルくなってきます。

しばらくは痛み/ダルさを我慢して走っていましたが、48分を過ぎた時点で嫌になってしまい、そのままクールダウンとなりました。

 

今日は根気が続かず「嫌になってしまった」ことで、目標の60分に対してはDNF。

それでも、トレーニング効果は「閾値(L4)」と表示されており、まあ、狙ったところには入っていたようです。

トレーニング効果「閾値(L4)」
まあ、よしとするか…

 

ちょっと反省すべきなんでしょうが、あまりナーバスにならず「まあ、こんな日もある」…と、少し軽めに考えることにします。

 

 

 

さて、「嫌になった」つながりで…

 

私は、打ち合わせ等で誰かの発言に「嫌になってしまう」ことがあると、それをすぐに顔や態度に出してしまうようです。

自分では冷静に、理性的に、先入観を持たず、誰に対しても、どんな状況でも、同じように対応しているつもりです。

 

しかし妻、あるいは周囲の人から、「嫌なことがあっても、公平/公正な姿勢を維持した方が良い」と言われることがあります。

 

「えー、そんなあからさまな態度だったかなぁ」…

 

言われるたびに反省をして、「今後は、顔や態度に出さないようにしよう」と思います。

しかし、どこかで「自分は態度に出していない」と思い込んでいるところがあるためか、やっぱり顔や態度に出てしまうことがあり、相手の方々に不快な思いをさせてしまうことも…

 

うーん、自分のことは良く分からないもんです。

 

 

そして、私の息子。

自分のことは棚に上げて私にダメ出しをするなど、やはり「自分のことが分かっていない」…と感じることもしばしば。

 

加えて彼は中学三年生。

受験を控えていますが、家ではスマホ/スイッチ等のゲーム三昧。

とても、彼が置かれている状況に真剣に向き合っているようには見えません。

 

まあ、それも彼の人生。

あとで苦労することがあっても、自分で切り開いていけよ…

そう思っていました。

 

そんな息子が、昨日の夜、「相談がある」と一人で私に声をかけてきます。

 

えっ、何の相談?

ちょっとビクビクしながら話を聞いてみると…

 

 

息子:

スマホがあると、それが気になってつい触ってしまう。

だから、気が散って何も手につかない。

スマホを手元に置くのはやめて、xxxに預けることにしたい。
(ちなみに、xxxは信頼できるところです)

 

私:

xxxじゃなくて、お父さんやお母さんが預かってもいいぞ。

 

息子:

いや、それはダメ。

甘えて、「スマホを返してくれ」ってねだることになる。

自分のことは自分で分かる。

 

私:

…そうか、分かった。

思ったようにしてみれば良い。

 

 

 

その決断は少々遅い気もしますが、彼も自分自身のことはある程度分かっているようです。

ちょっと大袈裟ですが、大人としての話をしたような気もしました。

 

 

 

息子は現在中学三年。

彼がこの先どのような人生を歩むのか、それは分かりません。

しかし、自分を知り、それに基づいて対応を検討/実践することは、それが上手くいかなかったとしても、この先の長い人生に向けた良い経験になるでしょう。

 

 

息子よ。

まあ色々やってみればいい。

父親としては見守ることしかできないけど、応援していますから。

「ギ・プ・ス」の罠…

昨日 11月13日(日)は、天気が良ければロングライドに行きたい…と思っていました。

しかし天気は無常にも、午前9時から雨の予報…

 

ということで、「ローラーでロングライドをやる」…ことにしました。

ローラー 100km(3時間51分)

 

ペースとしては「LSD(L2)、テンポ(L3)」を意識して、あまり負荷を高くせず気持ちよく走れることを重視しています。

 

途中、お昼を含めて3回の休憩を入れましたが、なんとかローラー100kmを完走。

消費済みカロリー 2,058kcal

 

基礎代謝を含めた消費カロリーは 2,058kcal。

トレーニング効果は「テンポ(L3)」。

まあ、こんなもんですかね。

 

実走でも、ローラーのように一定ペースで走れる…つまり「ほぼほぼフラット」で100kmオーバーのライドといえば…

うーん、東尋坊往復ですね。

 

ということで、去年の夏、kenshinさんと行った東尋坊ライド(「リタイヤ/DNF…」)の際の、ガーミンの統計情報を見てみます。

2021.8.22 東尋坊のデータ

 

東尋坊往復の方が距離が長いのですが、一定ペースで走るローラーの方が、やはりトレーニング効果/消費カロリーは高いようです。

 

東尋坊のコースは、「ほぼほぼフラット」。

早朝5時ごろであれば交通量が少なく、かつ交差点の信号が点滅になっている箇所も多いのでとても走りやすい道路です。

しかし、少しでも時間が遅くなると交差点の信号が動き出してしまい、巡行スピードを上げたとしても交差点ごとに止められてしまう…ということになり、あまり気持ちよく走れなくなります。

結局は少しスピードを落とし、信号を見ながら「ストップ&ゴー」の回数を減らすことになります。

 

実走での「ほぼほぼフラット」コース。

なかなかいいルートはないもんですよね。

 

 

ところで、ちょっと気になることを見つけました。

 

ガーミンの統計データでは、休憩時間を除いた「3時間51分」が移動時間として表示されます。

移動時間 3:50:32 経過時間 4:54:54

 

サイコンとしてガーミンを使っている皆さんも、きっとそうしていると思いますが、私は、

・休憩時はガーミンの記録を停止
・再スタート時に記録を再開

という操作をしています。

 

もちろんガーミンの記録を停止している時間は「経過時間」には含まれますが、「移動時間」には含まれません。

各種の平均値も、「移動時間」に基づいて計算/表示されます。

 

 

ところが、同じデータ(おそらくfitファイル)をアップロードしたストラバでは、移動時間が経過時間と同じ「4時間54分」として表示されています。

ストラバ 移動時間=経過時間 4:54:54

 

 

あれー?

そんなはずないよね…

 

そう思って、念のため、kenshinさんと行った東尋坊往復のストラバのデータをチェックしてみると…

ストラバ 移動時間 4:52:48 ≠ 経過時間 8:28:27

 

なんと、ちゃんと休憩時間が除外されて、「経過時間」が表示されます。

 

 

えー?

何だ、この違いは…

 

 

考えることしばし。

 

あっ…

ということで、原因を思いつきました。

 

 

これは、おそらくストラバの不具合。

 

(1)「室内(ローラー)」のログ(fitファイル)の場合、
(2)ログにGPSデータが無いため、
(3)記録を停止していた時間が正く計算できず、
(4)その結果、全体の時間が「移動時間」と評価されてしまう…

のではないか…

 

 

ストラバの方。

GPSデータの無いデータ(fitファイル)でも、移動時間と経過時間が正く計算できるよう、修正をお願いします。

 

 

GPS。

「ギ・プ・ス」の罠。

恐るべし…

 

 

追伸

このブログをご覧の方で、

・上記不具合の真の原因をご存知の方
・あるいは不具合の回避方法をご存知の方

が居られれば、是非ご一報ください。

日本一の高さ…

今日 11月12日(土)は朝から夕方まで地域の町会連合会/公民館合同の視察研修会があり、トレーニングはお休みしました。

 

しかし、昨日 11月11日(金)は、一昨日と同じ内容のローラーを行っています。

テンポ走 徐々にペースアップで60分

 

内容は、一昨日と同じ、ケイデンスを徐々に上げる「テンポ走もどき」です。

昨日もVO2 Max

 

やはり、まだ「テンポ走もどき」に体は慣れておらず、トレーニング効果については、狙っている「テンポ(L3)〜閾値(L4)」ではなく、一昨日と同じ「VO2 Max(L5)」となっています。

 

ただし、「無酸素領域」については、一昨日が「1.8」だったのですが、昨日は「0.0」となっています。

 

同じ負荷の運動を行っても、一昨日はあった無酸素領域が、昨日は無かった…つまり、「少しは体が負荷に耐えられるようになった」ということなのでしょう。

それを信じて来週も、このトレーニングに励みたいと思います。

 

 

さて、今日行った視察研修。

朝一番で視察/研修に行った先は、金沢市の中央消防署。

 

消火/防火のプロの方々のお話を伺い、中央司令室を視察する…はずでした。

しかし、「急な工事/調整が入ってしまい、中央司令室の視察はできません」…とのことでそこの視察は中止。

 

あー、残念…

 

と思っていたら、お話を伺ったあとで、「地震体験車を使った地震の体験にあわせて、希望者の方には、梯子車に乗っていただきます」との説明がありました。

すかさず、希望者として手をあげる私。

 

金沢市の中央消防署には4台の梯子車があるそうです。

今日はその中で一番高い(長い?)梯子車に乗せていただけるとのこと。

そしてその高さは、なんと「54.7m」!

 

同じ仕様の梯子車は日本に6台しか存在せず、そのうちの1台が金沢市に配備されているそうです。

しかも、6台ある梯子車の「54.7m」は、日本一の高さなのだそうな…

 

さっそく、日本一の高さの体験が開始されます。

頭にヘルメット、腰に命綱を装着し、一番乗りとしてカゴに乗り込みます。

 

消防隊員の方が「では、いいですか」と声をかけ、梯子が伸び始めます。

梯子車 伸び始め…

 

「ちょっと揺れますよ」…

グラグラ!

「ひゃー」

 

梯子車 日本一の54.7m!

 

梯子が伸び切って、高さは「54.7m」。

自分が、その高さに立っていることが、ちょっと信じられません。

 

遠くの山などの景色を見ている分には怖くありません。

しかし、伸び切った梯子の様子を写真に撮ろうと下を見ると…

足が竦みそうです…

 

 

この梯子車。

実際に火災の現場に出動したことはないとのこと。

それでも、毎朝必ず梯子を伸ばして、不具合がないことを確認しているそうです。

 

 

 

「能ある鷹は爪を隠す」

しかし、その爪を隠さず毎朝「日本一」を披露している梯子車。

その姿勢が、とっても好ましく感じました。

鍋の選択…

昨日 11月10日(木)は、ローラーでのテンポ走60分のつもりでした。

テンポ走 60分のつもりが…

 

昨日も、一昨日と同様に徐々にケイデンス/出力パワーを上げています。

 

一昨日は「楽しい/気持ちいい」ことを、優先し自然にペースを上げています。

しかし昨日は、「10分経過ごとに5rpm」のペースで上げています。

これは、トレーニングの負荷を一定に揃えることを目的に、以前からテンポ走で行っている内容で、昨日はそれを意識していました。

しかし…

 

スタートから40分までは概ね「10分経過ごとに5rpm」のペースを守り、ケイデンス85rpmまでは上げていけました。

ところが40分を過ぎ、「ケイデンス90rpm、出力パワー200wオーバー」に達した時点で、ちょっと苦しくなり始めます。

 

50分を過ぎ、本来はケイデンスを95rpmに上げるハズ…

しかしその時点では、60分までの残り10分間、90rpmを維持するだけで精一杯という状態。

途中、お尻が痛くなってきたこともあり、「もう止めようかな」…という考えが頭をよぎります。

中止しても誰も文句は言いませんが、それだと自分に負けるような気がする…

「負けたくない」ということで、ケイデンス90rpm近辺をフラフラしながら、何とか60分をコンプリート。

 

 

現時点、私が狙っているトレーニングは、有酸素運動能力の向上「テンポ走(L3)〜閾値(L4)」です。

しかし、昨日のトレーニングでは、それより上の最大酸素摂取量の増加「VO2 Max(L5)」となっていました。

トレーニング効果 → VO2 Max

 

やっぱりトレーニングをサボり、能力が落ちてしまったツケは大きい…

それを実感しました。

 

 

現在の私の能力では、昨日のトレーニング内容は、思ったよりも負荷が大きいようです。

とはいえ、足の痛みが悪化する様子がなく、疲れが抜けずに翌日に支障が出ることもありません。

当面、昨日のトレーニング内容を続けて、体が慣れてくるのを待つことにしたいと思います。

 

 

 

さて、少々キツかったトレーニングを終えて家に戻ると、妻から以下の質問。

 

「さて、今日の晩ご飯は何でしょう?」

 

うん?

いつもは、こっちから聞いても、「まだ考えていない」とか「要求してばっかり」…と、少々不機嫌になるのにどういう風の吹き回しか?

 

ちょっと考えていると…

 

「ヒント。リクエストにお答えして…」

 

 

ほー、こりゃ鍋だな…

 

先日、何かのタイミングで、私は妻に「鍋が食べたい」と伝えていました。

そのときは、「とり野菜味噌を使った鍋か、和風出汁を使った鍋か、おでん」と言っていたハズ。

 

 

なら、「とり野菜味噌」の鍋か?

 

でも、妻はとり野菜味噌の鍋があまり好きではない。

とはいえ、「リクエスト」って言ってるしなぁ…

 

 

ここで思い出しました。

私が鍋の話をしている横で、息子が「すき焼きが食べたい」と言っていたことを。

ははー、これだ…

 

 

「すき焼き」

 

 

「えー、なんで分かったの? 『とり野菜味噌の鍋』って言うと思ったのに…」

 

 

 

へっへっへっ…

 

鍋の選択。

私よりも息子のリクエストが優先されることぐらい、お見通しですよ…

 

 

追伸

せっかくの「すき焼き」。

「平日アルコール抜き」の禁を破り、昨日はビールと赤ワインを少々しっかり頂きました。

 

妻からのなぞなぞにも正解し、気分は上々。

ご褒美として、これも良しとしておきます。

楽しさがベース…

昨日 11月9日(水)は、10月30日以来10日ぶりのライドとして、ローラーでのテンポ走 60分を行いました。

テンポ走…のつもりで60分

 

ケイデンスは、70rpmから開始して90rpm まで徐々に上げていきます。

それに伴い出力パワーも、出だしは150w弱程度ですが、最後は200wを意識しています。

 

テンポ走は有酸素運動能力の向上を意図したトレーニングですが、ガーミンのデータを見る限り、昨日のトレーニングはその目的を達成できているようです。

一応「テンポ走」認定された…

 

 

ここしばらく、平日/休日を問わず、なんやかやと飲む機会が多い日々が続いていました。

このため、トレーニングだけではなく近場のライドも行っておらず、加えてブログの更新も滞っていた…という状況でした。

 

昨日は久しぶりに、その夜に何もイベントが無い日。

ローラーぐらいには乗らないと「ダメ」だよね…

ちょっと「やらされ感」も感じつつ、ローラーで走り出しました。

 

10日ぶりのライドだったので、最初は「LSD 40分」程度でお茶を濁そうと思っていましたが、走り出すと、なんとなく調子がいい感じがします。

 

「あー、もう少し走りたいかな…」

 

ということで、LSDとして走り出しから5分ほど経過した時点で、内容を「LSD 40分」から「テンポ走 60分」にスイッチ。

その途端、「やらされ感」が無くなって、段々と楽しくなってきます。

徐々にケイデンスを上げながら、気持ちよく「テンポ走 60分」をコンプリートできました。

 

 

60分のトレーニングを終えて家に戻ると、妻から以下の質問。

 

「足、痛かったんじゃないの?」

 

うーん、そうですね…

痛みは残っているし、まあ、これは治ることはないんでしょう。

でも、今日は楽しかった。

 

「うん、でも何となく楽しくて気持ちが良かった」

 

 

とある日本人のオリンピック・ゴールドメダリストが、インタビューで以下のようなことを言ったそうです。

 

 

トレーニングが楽しい/気持ちいい…

私の場合、そんなことはあり得ない。

一つの課題を克服するために苦しいトレーニングを行う。

それを成し遂げたとしても、その先にはつぎの課題がある。

新たな課題に取り組むには、また別の苦しいトレーニングが待っている。

だから、トレーニングが楽しい/気持ちいいということはあり得ない。

 

 

なるほど。

メダリストの言葉には重みがあります。

これは、まさにその通りだと感じます。

 

オリンピックを目標にしているアスリートの方々のモチベーションは、まさに「メダル」。

メダルと取ることに生活のすべてを注ぎ、一方で色々なものを犠牲にしている…

そう思います。

 

それに対して、私。

私はアスリートではなく一般の市民ですが、私が参加できるレース等にエントリーして、単なる記念参加ではなく、できれば良い成績を残したいと思っています。

しかし、生活のすべてをそれに捧げる…とまでは思っておらず、トレーニングの「モチベーション」を維持することに苦労をしています。

 

色々な誘惑に負けて、ついついトレーニングをサボってしまう私。

トレーニング中、苦しくなったり痛みが出るとペースを緩めて楽をしてしまう私。

計画したライドイベントが近づいても、煩悩に負けて暴飲暴食をしてしまう私。

 

そんな自分にガッカリすることも多いです。

 

ただ、それでもトレーニングを続けようと思うには、まず自分自身、自転車に乗ることが好きでなければできない…

そうも思います。

 

トレーニングであってもローラー等で走ることが「楽しい/気持ちいい」。

私の場合は、それがベースとなっている…昨日はそれが分かりました。

 

 

この冬に向けては、「ライド/レースに向けたトレーニング」を強く意識するのではなく、まずは楽しむことをベースに、ちょっと気楽に向き合うことにしたいと思います。