輪行 事始め…その3

今日は、6月15日(土)。

昨日 14日(金)は夕方から来客があり、トレーニングはお休みしました。

 

こんな感じでトレーニングを休む日が続くと、だんだんとトレーニングが億劫になってきます。

50代のころはそんなことはなかったんですが、60代になると、やはり何事も億劫になってきてしまうんでしょうか。

 

「いや、そんなことはない」

…と、私の高校のときからの友人(同級生)であるむぎーさんからは叱られそうです。

ただ、私が行っている掃除、洗車、整理整頓など、ちょっと「面倒くさい、大変だ」と感じてしまう行動の頻度/精度は、60歳を超えるとともに落ちてきた…というのが現実です。

それを「やる気/モチベーション」で補うのかもしれませんが、だとすると、その「やる気/モチベーション」が落ちてきているんですかね。

 

先日、とある組織の会議に出席してきましたが、その組織の活性化や専門性を向上させる施策として、

「組織を再編する」

ということが議論されていました。

しかし私は、組織を再編しても、それだけで、活性度や専門性が上がるわけではないと思ったので、

「やる気/モチベーションを上げる工夫も必要だ」

との意見を述べました。

また、その方策として、

「各人の成果に対する報酬のあり方を、見直す/工夫することも必要ではないか」

とも述べてきました。

 

私ごときが偉そうに言ってしまいましたが、これ、私自身にも当てはまりますね。

トレーニングを行うことについて考えてみると、たとえば…

・具体的な数値目標を決めて
・それを達成した際などに、
・私がほしい物の中から、一つを選び
・それをご褒美/報酬として準備しておく

ようなことが考えられます。

これだと、60歳を超えていたとしても、煩悩/物欲にまみれた私ですから、俄然やる気が出てくるような気がします。

 

よし、現在「76kg」を超えている体重を、まずは「65kg」を目標に落としてみますか。

そして、それを達成したときのご褒美ですが…

以前考えていた、ピナレロの神様に履かせる「ボーラ WTO 60」にしますか(「2022年の初夢…」)。

 

 

億劫になってしまった自分を奮い立たせ、「やる気/モチベーション」を上げてトレーニングに励みたいと思います。

 

 

さて、「輪行 事始め」を話題として、ここ数日、ブログを投稿してきました。

そして、輪行で行うライドのイメージもだんだんと膨らんできました。

 

「よし、今年は輪行でのライドを行ってみよう!」

ということで、とうとう輪行袋をポチってしまいました。

 

そして届いたものがこれです↓

 

R250の縦型軽量輪行袋とエンド金具のセットです。

 

輪行袋には、そもそも縦型・横型があり、それだけでも、どちらを選んで良いのか分かりませんでした。

しかも、タイヤを入れるために中に仕切りがあるもの/そうでないもの等、さまざまなバリエーションがあり、ますます訳が分からなくなってしまいました。

 

ちょっと路頭に迷う状態だったのですが、そこで私が参考にしたのが、自称?「輪行マイスター」岩田康裕さんの動画。

輪行マイスターの彼が使っているのは、縦型で内部が仕切られていない巾着袋タイプの「R250」。

非常に手際よくロードバイクを輪行袋に収める手順が動画にまとめられていて、とても参考になりました。

 

そして、その岩田康裕さんが動画で使っている/説明している通りに、

「輪行袋、フレームカバー、スプロケカバー、エンド金具」

がセットで販売されている ”R250” を見つけたので、それをポチってしまいました。

 

 

これで、いつでも輪行でのライドができます。

岩田康裕さんの動画を参考に、ロードバイクを輪行袋に片付ける手順を事前に確認したうえで、輪行デビューをしたいと思います。

 

私が把握している範囲で言うと、すでに輪行袋を持っているのは、むぎーさんとkenshinさん(もしかするとkit1002さんも持っているのかな?)。

 

皆さん、私の輪行デビューも近いです。

その際は、ぜひお仲間にお加えください!

いずれまた…

今日は、6月2日(日)。

いよいよつぎの週末となる7日(金)〜9日(日)は、チームじゅげむでの「しまなみ街道」遠征です。

それに向けて、6台のロードバイクをトランポができるように、キャンピングカーで使うことを前提として、アメリカ製のサイクルキャリアを導入(そして改造…)したことをお伝えしました(「暖かさに誘われて…」)。

 

ところが参加メンバー6人の中で、2名の方から、

「遠征当日に、能登半島地震の復旧/復興の仕事が入ってしまった」

…との連絡。

昨日の投稿でお伝えした通り、ただでさえ遅れている能登半島地震の復旧/復興(「復興への道のり…」)。

非常に残念ではありますが、

「ぜひそちらを優先してください」

ということで、その2名の方は欠席。

結果、遠征は4名で行くことになりました。

 

4名/4台のトランポであれば、わざわざキャンピングカーを使う必要はありません。

なので今回の「しまなみ街道」遠征は、これまでのチームじゅげむの温泉ライドと同様、レジアスエースでトランポすることにしました。

新たに導入したサイクルキャリアは、また別の機会に活躍してもらうことにしたいと思います。

 

ツール・ド・フランスなどのロードレースでは、何台ものロードバイクを屋根に乗せたサポートカーが走っているのを目にします。

当初私は、

「6台が搭載できるキャリアなんて、いくらでもあるだろう」

…と考えてみました。

 

私が考えていたように、乗用車用のキャリアとしては、車の屋根に取り付ける形式のモデルが色々なメーカーから数多く発売されています。

しかし市販されているキャリアには、「屋根に取り付ける」形式で6台のロードバイクを搭載できるモデルを、私は見つけることができませんでした。

3台以上のロードバイクを搭載できるモデルとして私が見つけることができたのは、リアのヒッチメンバーに差し込んで使用する「マスト型」のキャリアでした。

しかも6台が搭載可能なのは、今回導入したアメリカ製のモデルのみでした。

 

私が導入したキャリアは、(改造は必要でしたが…)ロードバイク6台が搭載できるなかなかの優れものです。

今回は使いませんが、

「いずれどこかのタイミングで使うことがあるだろう」

…そう思っています。

 

 

6人/6台で行くトランポベースの温泉ライド。

すぐに行くことはなくても、

「いずれまた、行くこともあるだろう」

ということで、ちょっと考えてみますかね…

暖かさに誘われて…

今日は、5月4日(土)。

先日の投稿で、ロードバイク6台をトランポするためにサイクルキャリアを購入したことを報告しました(「しまなみ街道 再び…」)。

しかしこのサイクルキャリアを使うことに関連して、二つの罠がありました(「サクルクキャリアの罠…」)。

 

一つ目の罠は、ヒッチメンバーの穴の位置/大きさに関するもの。

それは、懇意にしている近所の自動車屋さんで対応してもらい解決。

 

残る罠は、実はロードバイクが隣のロードバイクに干渉し、カタログスペックの6台を搭載することはできない…という重大なもの。

この罠を解決するには、サイクルキャリアの上/下のポールを作り直す必要があります(「キャリア・アップ大作戦…」)。

 

ポールを作り直すには、金属加工/溶接等の技術が必要で、素人の私にはちょっと手出しできる内容ではありません。

さてどうするか…と考えていたのですが、私の幼馴染に金属加工の会社を経営している社長さんがいます。

この際、その会社にお願いして、新たに上/下のポールを作ってもらうことにしました。

 

件の幼馴染の社長さん。

大型連休の後半に間に合わせるように作業を急いでくれたようで、一昨日それが仕上がってきました。

 

それがこれです↓

 

遠近法で、遠くにある上ポールよりも、近くにある下ポールの方が長く見えますが、

「旧 上/下ポール 1800mm」

に対して

「新 上/下ポール 2200mm」

と、新ポールは旧ポールに対して400mm長くなっています。

 

また、旧上ポールの部品取り付け間隔が300mmであるのに対し、新上ポールの部品取り付け間隔は400mmと、搭載する各自転車の間隔を100mm広げました。

これで6台が干渉することなく搭載できるはず…です。

 

 

そんな今日、朝からお天気は快晴で気温も上昇。

その暖かさに誘われて、新たに作った上/下ポールで、ロードバイク6台を上手くトランポできるか、それをテストすることにしました。

 

まず、キャンピングカーのヒッチメンバーにサイクルキャリアのベースに設置し、そこに新たに作ってもらった上/下のポールを取り付けます。

新しい上/下ポールを取り付けると、こんな感じ↓

 

おー、いい感じですねー。

車体の幅から上/下ポールの両端が少しはみ出していますが、計算通り道路交通法の規制範囲内に収まっています。

 

そして、自転車6台を搭載してみると…

 

素晴らしい!

真ん中にロードバイク4台、両端にマウンテンバイクを2台、都合6台を問題なく搭載することができました。

これで、チームじゅげむとして計画している「しまなみ街道遠征」もバッチリです。

正直言って、ロードバイク6台のトランポに関してはちょっと心配していましたが、これで大丈夫。

今日の暖かなお天気と同様、しまなみ街道に向けた準備ができそうです。

 

 

さて、「みどりの日」の今日は、去年の11月末に亡くなった叔父(私の父の妹の旦那さん 「突然のこと…」)の納骨の法要が開催されます。

その法要には私と妻が参加し、お参りをします。

 

納骨は、四十九日を迎えたときに行うものなので、叔父の場合は今年の1月に行うのが通例となるでしょう。

しかし叔母が、

「寒い時期にお骨をお墓に入れたくない。暖かくなってからにしたい…」

との思いがあり、この日に納骨することになったそうです。

 

叔母の願いが通じたのか、今日は朝から快晴。

気温も上昇し最高気温は24℃の予報。

「暖かさに誘われて」ということではありませんが、納骨当日は暖かく明るいお日様の下で行うことができそうです。

 

 

良い法要となればいいな…

そう思います。

キャリア・アップ大作戦…

今日は、4月22日(月)。

先日の投稿でお伝えした通り、6台のロードバイクを一度にトランポができるように購入/導入したサイクルキャリア(「しまなみ街道 再び…」)。

しかし、実際にキャンピングカーに装着しようとすると、

・ヒッチメンバーの穴位置/サイズが合わずボルトで固定できない
・ロードバイクのハンドルが干渉し6台搭載できない

…という「罠」が仕掛けられていました(「サイクルキャリアの罠…」)。

 

このうち、「固定できない罠」については、ヒッチメンバーに新たな穴を開けることで解決できました。

残るは「干渉する罠」。

その解決方法を、ちょっと考えてみました。

 

まず、現状のサイクルキャリアの仕様を確認してみます。

このサイクルキャリアは全体の幅を抑えるために、ハンドルを切った状態で(ハンドルをまっすぐにした状態よりも少し詰めて…)搭載する仕様となっています。

また、自転車のハンドル部分を固定する部品は、センター to センターで300mm間隔で、上ポールにボルトで固定しています。

 

この「ハンドルを切った状態で搭載する」仕様は、ハンドルの形状が「バーハンドル」のMTBやクロスバイクであれば、ハンドルやフレームが隣の自転車や固定部品に干渉することなく、カタログスペック通り6台が搭載できます。

しかし、ハンドルの形状が「ドロップハンドル」のロードバイクでは、ハンドルを切ってしまうと、ハンドル幅よりもさらに外側に、左側のSTIレバーブラケットがはみ出してしまい、これが右隣の固定部品に干渉します。

この干渉により、右側の搭載用部品が使えない…つまり右側にロードバイクが搭載できなくなります。

 

上の写真はフォーカスを搭載した際の実際の状況です。

見事、STIレバーのブラケットが、右側の搭載用部品に干渉しています…

 

もしフォーカスを、隣の搭載用部品に干渉させないようにするとしたら、部品の固定間隔はどれだけ必要になるのか…

それを測定してみました。

 

フォーカスのハンドルを搭載時と同様に左に切った状態で、フレームのセンターから左側のブラケットの端までを測ってみると360mm。

つまり、隣の自転車のフレームのセンターまでの距離として、搭載用部品の固定間隔300mmに対して60mm不足している状況です。

ということは、二つ目の罠「隣のロードバイクと干渉する」ことを解決するには、そうです、部品の間隔を「60mm」広くすればいいことになります。

 

 

現状の部品固定間隔は300mm。

これを60mm広げて360mmとすれば、フォーカスでもギリギリ干渉せずに搭載できます。

ギリギリでは心配なので左右20mmずつ、都合40mmの余裕をみます。

ということで、部品の固定間隔を400mmにすれば、「二つ目の罠」の問題は解決できそうです。

ただしその場合、今度は、車の幅からポールや自転車が「はみ出してしまう」ことが心配になってきます。

 

ちなみに、現在のポールの長さ(キャリア全体の幅)は1800mm。

標準的な乗用車の幅に、概ね収まっています。

これを「300mm → 400mm」に間隔を広げると、必要となるポールの長さは「1800mm → 2300mm」となります。

ポールの長さを「2300mm」にすると、乗用車(たとえばレジアスエース)にそのサイクルキャリアを付けると、道路交通法上の荷物を乗せたときの幅の制限に引っかかってしまいます。

しかし、今回使うことにしている「キャンピングカー」であれば、イケそうです。

 

2022年以前の道路交通法では、車の幅を超えて荷物を積載することはできませんでした。

しかし2022年に行われた改正で、「車の幅の1.2倍まで=片側で車の幅の 0.1 ずつ、都合 0.2」であれば、車からはみ出して良いことになりました。

キャンピングカー(リエッセ)の車の幅は、確か2080mm。

なので、ロードバイクを搭載した状態で2496mm ≒ 2500mmに収まっていれば、道路交通法に適合していることになります。

 

よし、これですね…

 

 

サイクルキャリアの「干渉する罠」を解決し、ドロップハンドルのロードバイクでも6台を搭載できるようにするための「グレードアップ方法」については方針が見えました。

しかし、上記「キャリアアップ」の解決方針に基づいた、新たなポール(上側&下側)をどのようにして作るか…

それが問題です。

 

上ポールには、「サイクルキャリアのベースに取り付けるためのブラケット」を溶接する必要があります。

しかもポールやブラケットに、正確な位置/大きさで「取り付け用のボルトを通す穴」を開けなければいけません。

正確な位置/大きさの「穴開け」は、手持ちの電動ドリルでなんとかするにしても、「ブラケットの溶接」は、素人の私にはさすがにちょっと手が出ません。

 

うーん、どうしますかね…

サイクルキャリアの罠…

今日は、4月19日(金)。

先日投稿でお伝えした通り、ロードバイク6台をトランポするために、アメリカ製のサイクルキャリアを購入しました(「しまなみ街道 再び…」)。

 

これです。

 

このサイクルキャリアは、2インチのヒッチメンバー(受け側)に、サイクルキャリアのベースを差し込んで使うものです。

 

これが、サイクルキャリアのベース ↓

 

トランポに使用するキャンピングカーには、この2インチのヒッチメンバー(受け側)が装備されています。

ところが、キャンピングカーのヒッチメンバーに開いている穴が、標準的な位置/大きさとは異なることが判明。

 

キャンピングカー側のヒッチメンバー(受け側)の穴の位置

 

これに対して、サイクルキャリアのベース側の穴は…

 

キャンピングカー側(受け側)の穴の方が奥側(サイクルキャリア側の穴が手前側)で「位置ズレています。

しかもキャンピングカー側の穴径が小さいんです。

このため、ヒッチメンバーのサイズは「2インチ」で両方とも同じなので

・サイクルキャリアのベースをキャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に入れることはできますが
・穴の位置/径が合わないので、ボルトを差し込んでナットで固定することがでない…

という状態になってしまいます。

 

えー、どうしたらいいの…

 

 

とりあえず、いつもお世話になっているご近所の自動車屋さんに、キャンピングカーとサイクルキャリアを持ち込んで相談をしてみました。

すると、キャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に、新たに「標準的な位置/径」の穴を開けてくれるとのこと。

さっそく作業をしてもらいました。

 

その作業により開いた穴がこれ ↓。

 

標準的な2インチのヒッチメンバーの位置/径に合わせ、手前側に大きな「新しい穴」ができました。

この穴を使えば、サイクルキャリアベースをキャンピングカーのヒッチメンバー(受け側)に入れ、その状態で固定用のボルトを差し込んでナットで固定することができます。

 

ヒッチメンバー(受け側)にサイクルキャリアベースを入れて、ボルト/ナットで固定した状態がこれです。

 

サイクルキャリアのベースが固定できたので、一気にキャリアを組み立てます。

(と言っても、ここまで1時間以上の時間がかかりました…)

 

うーん、素晴らしい…

 

ただ、限られた幅の中で自転車6台を積む必要があるため、このサイクルキャリアでは、ハンドル幅よりも狭い間隔で、それぞれの自転車を搭載するようになっています。

間隔を詰めるために、自転車のハンドルは少し切った状態で搭載するのですが、これが微妙な位置。

ハンドル周りが、隣の自転車を搭載するときの邪魔にならないか、ちょっと心配になりました。

 

心配なら、やってみるしかありません。

手持ちの自転車は、MTB 1台、ミニベロ 1台、ロードバイク 3台ですが、それら5台すべてが搭載できるか実際に試してみることにしました。

すると… 

 

「あー、だめだ」…

心配した通り、手持ちの5台でさえ搭載することはできませんでした。

 

このサイクルキャリアは、ハンドルを搭載用の部品に引っ掛けることで自転車を固定するようになっています。

この際、「ドロップハンドル」のロードバイクでは、STIレバーやブラケットが隣の「搭載用の部品」に干渉してしまい、そこにロードバイクが乗せられなくなってしまいます。

(梱包箱の写真にある通り「バーハンドル」のクロスバイクやMTBであれば、干渉することなく搭載できるのでしょうね…)

 

言葉で説明しても分かりにくいですね。

では写真で。

こんな感じで、ハンドル、STIレバー/ブラケットが、隣にある「ハンドルを引っ掛けて搭載するための部品」に干渉してしまいます…

 

このサイクルキャリアはアメリカ製。

うーん…アメリカって、確かにMTBのイメージが強いです。

 

アメリカにも、スペシャライズド、トレック、キャノンデールなど、今をときめく有名メーカーがあります。

とはいえ、アメリカはヨーロッパと違って、ロードバイクはそれほどメジャーじゃないのかな…

 

 

このままではせっかく購入したサイクルキャリアが無駄になります。

うーん、どうする…

 

 

サイクルキャリアの罠。

一つ目の罠「ヒッチメンバーの穴の位置/径」については解決。

しかし新たな「ロードバイクのハンドル干渉」という罠が出現。

この二つ目の罠は、ちょっと解決が厄介そうです。

さて、どうしますかね…