やっぱり中止…

先月の7月16日(金)の投稿『「南風」と「刃」の葛藤』には、トレーニングを休む理由として、以下のことを書いています。

 

妻の両親が新型コロナのワクチン接種をする。
副反応のことを考えて、今日から三日間は、妻が付き添う。
妻が不在の間、私が主夫となり、炊事洗濯をする必要がある。
このため、トレーニングはお休みする。

 

実は、今日 8月6日(金)は、そのワクチンの第二弾。

この週末は妻が不在となり、私が主夫をする必要があります。

という訳で、前回同様、トレーニングはお休みしています。

(理論武装としては、完璧か?!)

 

ところで、8月9日に開催される予定だった「第五回 みやじぃ杯」ですが、やはりこの新型コロナ感染症の収束が見通せない状況でレースを実施することは難しかったようで、実行委員会名で正式な中止(2022年への延期)の連絡がありました。

 

レースへの参加の可否については妻とも相談していましたが、「レースが中止となった」と聞いて、妻も安心したようです。

 

地方の小規模なレースとはいえ、参加者に加え、実行委員会の方々や応援/観戦に来ている方々を含めれば、集まる人は、やはり100人を超えるでしょう。

そして、現在の石川県の状況に基づいて考えると、以下は、大袈裟ではなく、現実的でリアルなリスクとして感じられます。

・無症状の新型コロナに感染した方がいた
・そのウイルスは「デルタ株」だった
・強力な感染力でクラスターが発生した…

現在の感染者の増加や医療機関の状況で、このようなリスクが想定されると、やっぱり開催の決断はできないですよね…

 

 

しかし、このような状況がいつまで続くんでしょうか。

   

仮にウイルスが体に入ってきたとしても、感染から身を守る方法の一つとして、ワクチン接種(事前に抗体を獲得しておく)があります。

その新型コロナのワクチン接種ですが、我が家は以下の状況です。

  私:  8月15日に第一回を接種予定
      (金沢市の大規模接種会場)
  妻:  優先接種として既に二回接種済み
  長女: 大学で第一回を接種済み
       → 再来週に第二回を接種予定
  次女: 8月17日に第一回を接種予定
      (石川県の大規模接種会場)
  長男: まだ接種券が届いていない

次女がようやくワクチン接種に向き合ってくれたので、我が家については、長男以外であれば9月上旬で二回の接種を終えることができる見通しです。
(ただ、中学生の長男にいつ接種券が届くのかは、現時点では分からない…)

 

我が家の状況が、他と比べて特別進んでいるとは思わないので、日本全体の一般的な家庭も同じような状況なのではないか…と思っています。

仮にそうなら、10月になればワクチンを接種した人が日本全体の8割に迫ることになります。

そこまでの割合ではないにしても、ワクチン接種率の増加に伴って、感染者の増加/重症化による医療機関への負荷増大等にも歯止めがかかることは、大いに期待できるような気がします。

 

 

現在のように、大規模なスポーツだけではなく、地域のお祭り等も含めたすべてのイベントが、ことごとく中止/自粛とならざるを得ない状況は、早く終わりにしたいと本当に思います。

そのための切り札はいくつかあるでしょうが、その大きな一つがワクチンである…と、私は期待をしています。
(ワクチンだけではなく、新型コロナの治療薬も大きな一つかもしれません)

 

我が家の次女もそうだったのですが、とくに若い世代の方々には、ネットに流されているワクチンに関するデマ/都市伝説等に惑わされず、「自分だけではなく、家族や親しい友人を守ることになる」ということに心を留め、積極的にワクチン接種を行ってほしい…そう願います。

日頃の行いは…

今日 7月8日(木)は、午後に業者さんとの打ち合わせがあったのと、妻の買い物の「タクシーサービス」を行ったため、トレーニングはお休みとしました。

 

さて、今週末、むぎーさんは単身赴任をしている浜松から帰ってきます。

そこで今週末は、久々にチームじゅげむオールスターキャストによるツーリングを予定していました。

 

ところが、日本中に大雨をもたらしている梅雨前線の影響を受け、北陸の各県とも雨の予報のオンパレード。

うーん、土曜日の早朝走行会も含め、週末のライドは、ちょっと難しいですね。

(チームじゅげむメンバー全員、日頃の行いが良くないんですかね…)

 

ただ、月曜日からであれば、なんと、晴れ間もあるそうな。

そして、むぎーさんは週明けも連続して休みをとっているらしい…

 

「このチャンスを逃すな。土日のバイクがダメなら、月曜日に山に登ろう!」ということになりました。

 

むぎーさんは、元々、登山が大好き。

前の単身赴任先の四日市、そして今の浜松でも、周辺の山には、ずいぶん登ってきたようです。

さて、今回はどこの山に登るか…ですが、候補として上がったのは白山と立山。

 

白山と立山は、両方とも、とても有名な山です。

このところの登山ブームもあって、シーズン開始直後は、白山も立山も大変な人出になります。

それに加えて立山は、「立山駅から美女平までのケーブルカー」、および「美女平から室堂までのバス」の、両方のチケットを手配する必要があります。

チケットが事前に手配できなかったときは、ケーブルカーの始発時間の1時間以上前から大変な人数の行列に並び、まず。それらのチケットを買う必要があります。
が、まあ、そうなってしまうと、日帰りの立山登山は、ほぼ絶望です。

立山の山頂「雄山」に登山に行くのではなく、サンダルやスニーカーを履いて、バスで立山黒部アルペンルートの終点「室堂」だけに行く観光客の方々も多いんですよね…

 

天気の急変等で、急遽、登山を中止する可能性も考えないといけない、時間的な余裕が少ない…ということで、今回は、比較的計画変更に対する自由度が高い白山を選択することにしました。

 

さて、月曜日の天気/登山指数は…

白山 御前峰 てんきとxxx

今のところの予報では、白山の月曜日の登山指数は「A」。

 

ただ、この登山指数は、直前で変わることもしばしば。

もし、天気が悪くなってきたときは、躊躇なく下山の判断をします。

 

むぎーさんとの登山であれば、体調や気象条件が悪くなり出したときなどに、躊躇/遠慮なく下山の相談・判断ができることが大きな安心となっています。

相手に遠慮して無理をしてしまう、自分が先に行きたいので相手に無理をさせてしまう…そんなことを考える必要が無いことが、とても大きいです。

 

 

白山に登れるかどうか、これは、むぎーさんと私の日頃の行い如何です。

むぎーさん、最近、奥さん含め、家族孝行してますか?

私は、もちろん、してま…

極楽浄土

今日 6月19日(土)は、111歳の天寿を全うした祖母の四十九日の法要でした。

 

今日は、金沢は夜明け前からの強い雨。

ごく近しい親族の方々に集まってもらい、自宅の小さな仏壇(伝統的な仏壇ではなく家具調の仏壇)と、お骨を置いている小テーブルの前で、お坊さんにお経をあげてもらいました。

ただ、強い雨が降っていることもあり、その時点での親族全員での納骨は諦めました。

雨が上がってから、息子と二人でお墓に行き、納骨を済ませました。

 

さて、法要のお経が終わりお坊さんが帰ってから、姪(姉の次女)の次女である小学2年生のKちゃんから、つぎの質問がありました。

 

「おじちゃん、どうして四十九日って、お参りするの?」

 

うーん、それは…

「さっきまでいた、お坊さんに聞いてほしかった」…とも言えないので、つぎのような話をしてみました。

 

私: 人が死ぬと、死んだ日から始めて、7日ごとにお参りをします。

Kちゃん: えー、私はお参りに来てないよ。

私: そうだね。その7日ごとのお参りは、おじちゃんの家族だけでやった。

Kちゃん: そうなんだ。

私: それは、7週間続くんだよ。

Kちゃん: けっこう長いね。

Kちゃん: そして、最後の7週間目はみんなでお参りして、お骨をお墓に入れます。

Kちゃん: ふーん。

私: Kちゃん、九九って習った?

Kちゃん: うん、習った。

私: 7日ごとに7週間。九九で「しち・しち」は?

Kちゃん: しじゅうく!

私: そう。だから「四十九日」はお骨をお墓に入れるお参りなんだ。

Kちゃん: そうか、分かった!

 

仏教的な意味はともかく、日数の意味は分かってもらえたようです。

 

亡くなって四十九日目。

その日には裁きを受けて、許された人のみが極楽浄土に行くそうです。

 

111歳の天寿を全うした祖母には、約束された極楽浄土。

一方の私といえば、煩悩全開。

迷ってばかりで、悟りを開いて明鏡止水…といった心境には程遠い毎日です。

ただ私自身は、煩悩/迷いの真っ只中で、格好悪いかもしれませんが「精一杯もがく」ことにも意味があると思っています。

 

悟った自分を周囲に見せたい…そんなときもあります。

しかし、悟ってもいないのに、変に格好をつけて悟った「ふり」をしてしまっては、「迷う/悩むという経験を通し、自分を成長させるチャンスを失うかもしれない」と感じます。

ただ、自分でも「みっともない、格好悪い、心が狭いなぁ」…と思うときがありますね、正直に言えば。

 

今、格好悪く「もがいている」私を見ている子供たち。

子供たちが大人になったときに、格好悪かった私を思い出してどう思うか。

私自身の成長ではなく、「子供たちがどう思うか」の方が重要…なのかもしれないですね。

 

ロードバイクに乗っていても、かつて、オートバイに乗っていたときも、なぜか他の人との競い合いに強い興味を持ってしまう。

そんな風に、悟りの境地には遠い私。

極楽浄土というよりも、もうしばらくは修羅の道を行くしかないようです。

親指から小指…

今日 5月18日(火)は、生活習慣病検診を受診しました。

この検診には胃カメラの内視鏡検査があり、朝食抜きの腹ペコで向かいます…

 

この胃カメラによる内視鏡検査、皆さんもご存知だと思いますが、検査中は、口から入れたカメラ(…のチューブですね)が、喉を通って胃のなかまで入っていきます。

カメラの先端を飲み込むとき、あるいはチューブを押し込んでカメラを奥に運ぶときなどに、思わず「オエッ…」となったりして、ちょっと苦しい状況もあったりします。

このため、鎮静剤を注射してもらい、その苦しさを味あわなくて済む…そんな方法もあります。

 

苦しさを分からなくできる鎮静剤ではありますが、いいことばかりではありません。

たとえば、検査が終わっても、目が覚めるまでしばらく別室で寝ることになるため、家に帰る時間が遅くなります。

また、これが一番困るのですが、鎮静剤を注射してしまうと、その日は車を運転することはできない…という制約があります。

ということで、実は私は、胃カメラによる内視鏡検査で、今まで鎮静剤を注射してもらったことは一度もないんですね。

 

私の妻は胃カメラの検査は苦手らしく、鎮静剤なしでの検査は「信じられない」と言います。

いやいや、確かに苦しいですけど、そんな、我慢できないほどではないと思うんですけど。

世の中には、苦しいこと/逃げ出したいことって、もっといっぱいありますよね…

 

その内視鏡検査を受けながら、今日、ちょっと感じたことがありました。

なんだか、数年前に比べると、検査がずいぶん楽になったような気がします。

そんな気がしたので、あらためてカメラのチューブを見てみると…

 

かつて30年以上前、私が初めて胃カメラの検査を受けた20代の頃は、チューブは親指ほどの太さだったような気がします。

それが、今日、マジマジとチューブを見てみると、小指ほどの細さに変わっているようです。

ほー、ちょっと感動しました。

 

ちょっと見ただけでは差があるようには感じませんが、喉を通る感触でいえば大違い。

チューブの径が、親指の太さから、小指の細さに変わる。

これが技術の進歩ということなんですね。

 

ロードバイクでも、ダブルレバーの変速から、ブレーキと一体になったレバーでの変速に変わり、さらにワイヤーでの変速からサーボモーターによる電動での変速に変わっています(私はまだ導入していませんが…)。

加えて、ワイヤーや配線がフレームの中を通ることで、空気抵抗も大幅に低減されました。

これらの技術の進歩も、考えてみればすごいことですよね…

 

ロードバイクについては、パーツの軽量化/エアロ効果、構造/素材の工夫など、それらの進歩/革新も凄まじい限りです。

しかし、進歩や革新はあっても、最後は「人間が、自分の足で、ペダルを漕ぐ」ということに変わりはありません。

ロードバイクにおける各種の進歩/革新は、人間の生身のパワーを、如何にロス無く推進力として地面に伝えるか…という点に尽きます。

それがなぜか、潔くて、清々しく感じる…

私が自転車に惹かれる理由も、その辺りにあるのかもしれません。

 

追伸

「人間の生身のパワー」…と書きましたが、これは電動アシストバイクを否定するものではありません。

私も、歳をとってナベちゃんやkit1002さんに付いていけなくなったら、スイスイ走る電動アシストのスポーツサイクルに乗って、みんなと一緒にツーリングに出かけたい…そう思っています。

ただ、ヒルクライムレースにエントリーするつもりでトレーニングを続けている間は、「生身のパワー」にこだわっていきたい…そうも思っています。

 

ということで、もうしばらくは「生身のパワー」を向上させ、かつそれを最大限生かすべく、トレーニングに励みながら、進歩/革新を続けている各種パーツにも心ときめかせることになりそうです。

今年もサツマイモ…

今日 5月16日(日)は、昨年同様、私が住んでいる町内会の有志で運営されている、サツマイモ畑での苗植えがありました。

サツマイモ 苗植え実施

今にも雨が降りそうな雲行きの午前中に苗植えを終え、植え終わった午後からはまとまった雨が降る。

サツマイモの苗植えを行うことから考えれば、上々のお天気でした。

 

ただ、苗植えが終わったら、どこか、近場でいいからライドに行きたいな…と思っていた私にとってみると、少々恨めしい空模様です…

 

昨年 2020年5月18日の投稿「トレーニングはお休み ニンジン/飴チャンの再考」で述べていますが、町内会の有志で運営されているサツマイモ畑は、家庭菜園の規模を超えています。

今年もJAさんに4種類のサツマイモの苗をそれぞれ220苗、都合880苗をお願いしていました。

しかし、なんと五郎島金時以外の苗については、入荷の予定がまったく立たないとのこと。

なので、今年は作付け面積、植える苗の種類/数を減らして、五郎島金時のみ、400苗を植えました。

 

新型コロナ感染症があり、苗植えはごく少数の方々で行いました。

また、恒例だった作業後のバーベキュー大会(慰労・親睦会)もできず、締まりがない…という感じを受けています。

 

そろそろ65歳以上の方々へのワクチン接種が始まる頃だと思います。

日本全体にワクチンが行き渡り、これまでの日常を取り戻せる日が早く来てほしいです。