ハナキン

今日は2月12日、もうハナキンの金曜日です。

ただし、まだ頭痛を引きずっていて、微熱もぶり返してきています。

日曜日は天気がいいので、近場のライドを考えていましたが、どうなるか分からなくなってきました…

 

ハナキンとはいえ、頭痛がして微熱っぽいので、何もできません。

妻は夕食にお刺身を用意してくれましたが、お酒を飲めないんですね。

私の代わりに、妻がプレモルを飲んでいます。

うーん、羨ましい…

 

ちょっと心配になったので、再びかかりつけの内科医院を受診しました。

でも、やっぱり「心配は要りません」とのこと。

頭痛がこんなに長引くのは、初めてです。

ちょっと心配なんですけど…

 

さて、夕食のときに、妻が「ハナキン」という言葉を使ったところ、長女(大学生)と長男(中学生)から、「それって何?」という質問。

そうか、「ハナキン」って、もう死語なんですね…

 

いちおう、「花の金曜日っていう意味。金曜日の翌日はお休みだから、金曜日の夜を楽しむぞ!…ってこと」と伝えました。

長男は、「ふーん。俺も明日は学校がない。俺もハナキン」と言って、キリンレモンをゴクリ。

 

うん、まあ、そういう使い方で間違いはないか…

間違った判断…

今日は、ゆっくりでいいからローラーに乗ろうかな…と思っていたのですが、クシャミをしたときに右脇腹に走る痛みが強いままで、なかなか良くなりません。
ここで判断を間違え、痛みが長引くことになっても上手くない…とも思います。

ということで、週明けまでトレーニングはお休みすることにしました。

週明け、ある程度痛みが治っているようなら、ゆっくりのローラーから再開したいと思います。

 

さて、実は土曜日の夜から右目の上瞼に違和感があり、「あれー、ゴミでも入ったかな」と思っていたら、月曜日の朝には立派な「ものもらい」になっていました。

妻からは「お医者さんに行った方がいいよ」と言われたのですが、メディカル/抗菌の目薬を点眼すれば治ると判断して、ドラッグストアで目薬を買ってせっせと目にさしました…
が、瞼の腫れはどんどん酷くなる一方です…

目を瞑ったときに瞼が引きつる感じも強くなってきたため、今日は朝一番で眼科医を受診し、きちんと処置をしていただきました。

これで安心です。
あー、良かった。

 

ただ朝食のとき、妻からは「月曜日にお医者さんに行っておけば、酷くならずに済んだよ、きっと」。

長男からは「お父さん、いつも判断間違ってるよ」。

 

朝からダメ出し2連発。
(息子よ、そこまで言わなくてもいいでしょう…)

とは言え、今回は私の判断が間違っていました。
反省します。

求不得苦(「義経」関連)その5

昨日もテンポ走40分です。

テンポ走 40分

一昨日はピナレロでしたが、昨日は通常通りチネリでローラーです。

というのも、一昨日はトレーニングの直前で、チネリのスピードセンサーが反応しないことに気がついたので、急遽ピナレロでのローラーに変更しています。
昨日は、スピードセンサーの電池を交換して、センサーもばっちり。
ということで、いつも通りのチネリに戻りました。

 

ピナレロ、チネリとバイクを変えたことで気がついたのですが、同じローラー負荷、同じタイヤの空気圧、同じギア、同じケイデンスにしているにもかかわらず、ピナレロ・デュラエースの4iiiiに比べて、チネリ・アルテグラの4iiiiの方が、若干、出力パワー値が低く表示されます。

 

ピナレロが210Wだとすると、同じ条件でも、チネリでは200Wです。

その差は5%未満なので、まあ誤差と考えていい範囲です。

しかし本音を言えば、ぴったり一致した数値であってほしい…ですね。

 

誤差の範囲ではありますが、ツーリング/プチ・ヒルクライム等の実走の際には、ピナレロとチネリには少し表示される数値に差があることを認識しておこうと思います。

 

さて、1月16日の投稿、「求不得苦(「義経」関連) その2」では、義経と建礼門院とのやりとりについて述べました。

中越典子さんが演じる建礼門院。
印象に残ったこのシーンをもう一度見たい…ということで、DVDを借りてきました。

少し記憶と違う箇所もありましたが、さすがクール・ビューティ、建礼門院。

今回、あらためて見直しても、やはり印象に残るシーンでした…

 

心に残る「義経」。

「勧進帳ツーリング」、いよいよ本気で検討したいと思います。

求不得苦(「義経」関連) その4

大河ドラマ「義経」には、私の住んでいる石川の地が関連した場面が出てきます。

みなさんご存知の「勧進帳」です。

この「勧進帳」のシーンについても述べておきたいと思います。

 

越前から加賀にたどり着いた義経主従。
そこには、安宅の関があった。
関守は富樫泰家(石橋蓮司)。
昼行灯と呼ばれているが、実はキレもの。

義経主従は、怪しい山伏一行と疑われる。
しかし弁慶が機転を利かせ、東大寺大仏殿修理の勧進をしている旨を言う。
弁慶は白紙の巻物を広げ、それを勧進帳として朗々と勧進の言葉を述べていく。

ようやく安宅の関を通ることができるか…と思われたが、富樫は、山伏の一人が義経に似ており、しかも笛を持っていることに気づく。
その山伏(義経)を呼び止め、「お前は義経ではないか?」と迫る。

弁慶は、とっさに義経の懐にある笛を取り出す。
それは、義経の恋人、静から受け取った大切な笛だった。
それを知りながら、「盗んだか!」と叫ぶ。

弁慶はその笛を踏み割り、金剛杖で義経を打ち据える。
涙を流しならが義経を折檻する弁慶。
その様子を見て、他の郎党も涙を流す。

関守の富樫は、その山伏が義経であると確信する。
しかし、弁慶やその他の郎党の義経を思う気持ちの深さを知る。
そして富樫は、義経主従が安宅の関を通ることを許す。

 

義経・弁慶ももちろんいいんですが、関守の富樫泰家がこれまたシビレます。

このシーンも、関守の富樫を演じている石橋蓮司さんの演技が、とても素晴らしいと感じていました。

昼行灯を装って、酒に酔って詮議の場に出てくる様子。
キレものであることが、だんだんと分かってくる詮議。
折檻している弁慶を見つめる目。
そして、義経主従の後ろ姿に深々と一礼をした際に、地面に落ちている「踏み割られた笛」を見つけたときの表情。

これらは、今でも私の記憶に残っています。

 

私の心も癒されて、少し上向きになってきました。

さあ、今日はローラー練習会。

頑張って走ります!

 

追伸:

昨年の11月27日、このブログで「判官びいき」という投稿をしていますが、その中で「義経・弁慶 勧進帳ツーリング」について述べています。

 

私が、なぜ、義経、弁慶、勧進帳にこだわるのか、その理由が分かりました。
私は、大河ドラマ「義経」が好きだったんですね。
今回、求不得苦に始まったブログを書きながら、自分でそれを認識しました。

 

今年のどこかで、「勧進帳ツーリング」、是非やりたいと思います。

求不得苦(「義経」関連) その3

今日は昼寝をして寝過ごしてしまい、トレーニングをサボってしまいました。

雪かきその他で疲れているのか、ちょっと生活のリズムが狂ってきて、トレーニングへ向かう気持ちも揺らいでいます…

 

このところ少々メンタルをやられ気味の私が、「求不得苦」にまつわる話として、大河ドラマ「義経」の印象的なシーンについて投稿してきました。

今日の内容も大河ドラマ「義経」のシーンに関するものですが、今回は「求不得苦」に関するものではなく、「絶望の淵にあっても」…という内容です。

 

元々は源氏である木曽義仲(小澤征悦)だが、宇治川の戦いで鎌倉方の義経に敗れ、その首は京都・獄門に晒される。

戦ったとはいえ、義仲には同じ源氏としての情を感じていた義経は、複雑な思いで獄門に晒された義仲の首を見つめる。
そこに、義仲の愛妾だった巴(小池栄子)が、落ちぶれた姿で現れる。

義経を見つけた巴は、恨みで目を血走らせる。
そして、自分も死ぬことを覚悟して義経に斬りかかろうとする。
しかし義経は、「憎しみが人を強くするともいう。生きるために、私を憎みなさい。」と言って巴の手を押さえ、静かに送り出す。

(これが伏線となります)

 

その後、一ノ谷、屋島、壇ノ浦と源平の戦いが続き、義経の大活躍で平家は滅亡。
源氏の大勝利。
鎌倉幕府、そして頼朝が権力を握る。

しかし、平家追討の大功労者である義経が、今度は、兄・頼朝から追われることになる。
そして、山伏に変装した義経主従の逃避行が始まる。
吉野、京都、伊勢、近江、越前、加賀…と逃げ延び、平泉を目指すが、その最中、季節は厳しい冬を迎える…

 

とある山の中、外は吹雪。
農家の離れ、粗末な納屋を借りた一夜の宿。
囲炉裏を囲んで暖をとる義経たち。
そこへ、赤ん坊を背負い夕食を運んでくる農家の若妻。
なんとそれは、獄門の前で義経を襲おうとした巴だった。

義経以外は巴の顔を知らない。
なので、誰も気に留めない。
しかし義経は、それが巴であると気付く。
巴も義経と目を合わせ、少し驚く。
しかし、今は穏やかに暮らしている様子の巴。
そのまま夕食を渡すと、静かに納屋を出て行く。
義経も納屋を出る。

 

義経は巴に言う。

母になったのですね。

 

巴は答える。

はい。
私は、あなたに生かされました。
生きてさえいれば、いつか静かな暮らしがやってきます。
あなたも諦めず、どうか生きてください。

 

このシーンも、とても印象に残っています。

大河ドラマはどれもそうですが、脇を固める俳優陣の演技が素晴らしいと思います。
このシーンも、小池栄子さんの演技が光る名シーンだと思います。

 

絶望の淵にあっても、生きることを諦めない。

そのときの想いは叶えられなくても、生きてさえいれば、必ず道はある。

 

うーん、心に響きます。

今の私には、なぜか大きなインパクトを与えます。

 

でも、私のメンタル、本当に大丈夫でしょうか…