白山一周…しました!

昨日 10月9日(土)は、検討した結果、白山一周(反時計回り)に行く….ことにしました。

 

ルートは以下の通りです。

4:10、野々市・横宮交差点をスタート。

R157で鶴来→白峰→勝山→大野と走り、そこからは県道170号に抜けてR158に合流。

白鳥からはR156で五箇山→平村と進み、平村からはR304で城端→福光と走り繋ぎます。

最後は、県道27号で金沢へ。

18:40、横宮交差点にゴール。

 

私としては、初めての250kmオーバー(267km)という超ロングラド。

かつ、獲得標高は3,022m by Googleマップ(実走行では 3,072mでした)。

 

どれくらいの時間が必要なのか、果たして自分の体力が持つのか、トラブル無く完走できるのか。

「ちょっと、展開が読めないぞ」…

 

ある程度ゆっくりペースで走っても日没前には帰れるように…と、スタートは3:00のつもりでした。

しかし、そんなときに限って寝過ごしてしまい、想定よりも1時間以上遅れてのスタートとなりました。

 

(もし、ピックアップをお願いしなければならなくなった場合も想定して…)チームじゅげむのグループLINEに写真をアップして、自分がどこまで進んでいるのかを知らせます。

しかし、R157、R158、R156と、今回走る山岳の国道は、どこを撮っても同じような景色ばかり。

なので、今回は、「ルート上にあるダム」、あるいは「一眼見てそれと分かる特徴のあるもの」だけを撮ることにしました。

5:51 R157/R360 道の駅 瀬女

 

6:18 R157 手取川ダム

 

7:08 R157 谷トンネル

 

9:49 R158 九頭龍ダム

 

11:12 R156・白鳥 道の駅のそば

 

13:52 R156 御母衣ダム

 

15:40 R156・五箇山 合掌造り

 

17:30 県道27号 医王ダム

 

石川県と福井県の県境にある谷峠(谷トンネル)まではいいペースで走れていたのですが、そのあとの勝山あたりから両足の付け根が痛み始め、そこからはあまりペースをあげられませんでした。

 

昼食を食べてからの後半は、「下っては、上る」を繰り返す区間が多く、地味に足が削られていきます。

最後の二つのハードル、「平村からR304のつづら折れ」、「福光から県道27号のアップダウン」では、極端にペースが落ちてしまいました。

 

また、R156の白鳥の道の駅では、昼食として「月見そば&とろろ単品」を食べましたが、それ以外にもたくさんの補給食を食べています。

おにぎり    3個
細巻      1本
サンドイッチ  1個(3切れ)
カロリーメイト 1箱(4本)
ソイジョイ   2本
ねり羊羹    4本

昼食のそば以外にも、ざっと1,800〜2,000kcalを摂取している計算になります。

ロングライドに出かける方は皆さんもそうだと思いますが、これぐらい補給食を取らないと疲れて力が出なくなる、いわゆる「ハンガーノック」になるような気がします。

 

今回のライドでは、五箇山を過ぎたところで手持ちの補給食を食べ尽く、しかもお店などがない状況が続いたため、買い足すこともできず走り続けています。

案の定、「R304のつづら折れ」区間は、ハンガーノックまではいきませんが、体がダルくて力が出ない…と感じ、心が折れて走ることを止める寸前になっています。

福光の手前、城端でようやくスーパーを見つけ、そこでおにぎりとねり羊羹を買って、おにぎりはそこで食べました。

このお陰で、最後のハードル「県道27号のアップダウン」を走り切ることができました。

 

白山一周(半時計回り)のライドは、「走行距離 267km、獲得標高 3,072m、走行時間 11時間(休憩を含めると14時間半)」でした。

このチャレンジ/冒険は無事に終えることができましたが、体力的に考えると、「アウト」では無かったですが、かなり際どい「ギリギリ・セーフ」だった…というのが正直なところです。

 

今回のライドを経験し、長い距離を走るブルベもヘッチャラの、絶景のんびり浜松支部 takaさん・fuuさんの凄さがよく分かりました。

このお二人は、SR(シュペール・ランドヌール = スーパー・ランドナー)を目指しているそうな。

いやー、とてもじゃないですが、私はかないません…

 

 

今回は、月に一回のお坊さんがお参りにくる日だったのですが、それをブッチしての白山一周でした。

どこまで行ってくる…と、細かいことは妻に伝えていなかったので、帰ってからも元気に振る舞っていましたが、今回はさすがにヘロヘロ。

家に帰ってシャワーを浴び、夕食を食べながら祝杯を上げると、アッというまに睡魔に襲われ、そのまま8:00p.m.には就寝となりました。

その様子を見ていれば、妻にも「ヘロヘロだ、こいつ…」と、分かってしまいます。

 

 

それでも文句も言わずロングライドに行かせてくれ、帰った私を迎えてくれる妻。

口には出しませんが、心から感謝しています。

 

 

追伸

お坊さんのお参りが終わり、お茶を差し上げているときの、お坊さんと妻との会話。

 

お坊さん:
 今日、旦那さんは自転車ですか?

妻:
 はい。 
 さっき九頭竜ダムとかなんとか…
 そんな写真がLINEに来てました。

お坊さん:
 ほー、九頭竜。
 福井県、それもずいぶん山の方ですね。

妻:
 えっ、そうなんですか?
 福井県まで行ったら、すぐに帰ってくる…
 そう思っていたんですけど。

お坊さん:
 九頭竜ダムまで行ったんですよね。
 それなら岐阜県側に行くと思いますよ。
 ↑ いらんこと言うな(私の心の声)

妻:
 ….(無言)

お坊さん:
 いやいや、健康的でいいじゃないですか。
 ↑ いまさらフォローしても遅い…

 

妻へ。

私は打たれ弱く、褒められると伸びるタイプです。

どうか、暖かく長い目で見てください。

白山一周…する?!

今日10月6日(水)は、久々のトレーニングで軽めのテンポ走60分を行いました。

軽めのテンポ走60分
インターバルより負荷は軽い…

 

ケイデンス80rpmを目処にした軽めのテンポ走なので、インターバルトレーニングに比べると、負荷は明らかに軽くなっています。

ただし、今日はリアのスプロケのギアを1段重くして3段(13T)で行ってみました。

 

ローラーの負荷設定は、「ゼロ、1、2」の「1」。

クランクはアウター(50T)、スプロケは3段(13T)。

この条件でケイデンス80rpmで走ると、パワーメーターは190W程度の出力ワット数を表示示します。

これまでも同じ条件でトレーニングをしてきたましたが、スプロケだけ4段(14T)にしていた点が異なり、そのときの出力ワット数は180W弱でした。

 

トレーニングの負荷を10W程度上げてみて、今年の納めのツーリングまでに走りが変わるかどうか…

今後は、それを確認したいと思います。

 

 

さて、先週の早朝走行会は、白峰-勝山ライド・パート2として、勝山を抜けてから「R364で山中温泉方面に登り返す」ルートをテスト走行する予定でした。

しかし主夫として活躍する必要があったことから、先週のテスト走行は中止としています。

 

「それなら今週こそ…」とも思ったのですが、突然、白山一周のチャレンジを思い付きました。

白山一周(反時計周り)

 

鶴来-白峰-勝山-大野-九頭竜-白鳥-五箇山-平村-福光-森本と、反時計回りで走り繋ぐ白山一周。

走行距離 266.4km。

獲得標高 3022m(By Googleマップ)。

私にしてみると、これはチャレンジ/冒険です。

 

実は3年ほど前から白山一周をしてみたいと思っていたのですが、もう一つ踏ん切りがついていませんでした…

 

当初白山一周は、日照時間の長い夏に行うことを考えていました。

夏であれば、「多少トラブっても、明るいうちに走り切れる可能性がある」と考えたからなのですが、8月になると日中の気温が35℃に迫るときもあり、暑さ対策/水分補給に神経を使います。

それに比べると、秋は日照時間が短いため暗い時間にも走る必要はありますが、その一方で、気温に関しては「暑くもなく、寒くもなく」と、走り易い条件が整っているように思います。

また日が昇っていない/落ちてからの時間も、ウインドブレーカー等の軽めの防寒着さえ持っていれば、おそらく走りに影響するほどの寒さは感じないでしょう。

 

うーん、今週末がベスト・チャンスかも。

さて、どうしようかな…

 

ルートをもう少し吟味し、スタートする時間/持っていくものをあらためて検討して、(ついでに天気予報もチェックしながら…)今週末、冒険するかしないかを考えてみたいと思います。

夕霧峠ライドの動画公開

昨日 10月5日(火)は、公民館で地域の町内会が集まっての会合があったため、トレーニングはお休みとしました。

やはり「その代わり…」なのですが、たまっていた最後の動画の編集を行い、それを公開しました。

 

公開した動画は、kenshinさんが初めて夕霧峠に挑んだライドの様子を撮影したものです。

 

2021 09 25 チームじゅげむ 夕霧峠ライド(kenshinさん編)3D & データ付き

 

夕霧峠のチャレンジなので、もりの里 V・drugからの登りは、ほぼノーカットです。

しかしバッテリーが持たなかったので、夕霧峠展望台のゴールシーンは録画できませんでした。

 

手持ちの純正の内臓バッテリーは、充電容量が減っているため、本来なら80分程度は持つはずが、現在では1時間持たなくなっています。

あー、残念!

 

しかし、カメラを固定するケースを純正品に変えた(戻した?)ため、「カチャカチャ、ガチャガチャ」という騒音が無くなり、クリアーに録音されるようになりました。

このため、ノーカットとしている登りでは、走りながらの雑談もそのまま聞くことができます。

 

kenshinさんと私が何を話しながら夕霧峠を登っているのか…

それもお楽しみに。

白峰-勝山-吉崎-美川ライドの動画公開

このところトレーニングはお休みしており、この週末も主夫として家事を行っていたため、トレーニングは行いませんでした。

その代わり…と言ってはなんですが、たまっていた動画の編集を行うことができています。

 

昨日も、新しいライドコースの下見として行った「白峰-勝山-吉崎-美川ライド」の動画を公開することができました。

 

2021 09 23 白峰 勝山 吉崎 美川ライド 3D & データ付き

 

このライドは、チームじゅげむでの新ライドルコースのテスト走行として、白峰から勝山に抜けて帰ってくるコースを一人で走ってみたときのものです。

コースの概略ですが、鶴来→白峰→勝山の後は、福井県の県道17号→県道5号と走り繋いで吉崎に抜け、そこから寺井→片山津→美川と海岸線を通って帰っています。

また動画の内容ですが、「鶴来・コンビニ→白峰→谷峠(谷トンネル)→勝山・休憩」までのライドシーンをほぼノーカットとした一方、その前後の「スタートから鶴来まで」と「勝山・休憩からゴールまで」の移動メインのシーンは大幅にカットしています。

 

鶴来から県道44号で木滑、R157・R360で道の駅 瀬女、さらにR157で手取川ダム、白峰、谷峠、勝山へと至る道路の状況、およびトンネルの具合等を確認したい方は、どうど参考にしてください。

 

追伸

このライドは、途中、私が誤ってガーミンの保存ボタンをタッチしてしまったため、アクティビティが二つに分かれてしまいました。

 

しかし、ありがたいことに、複数のアクティビティ(「*.fit」ファイル)を結合してくれるサイトがあるんですね。

FIT file Tools

 

今回は、このサイトの「File Combiner」機能を利用しました。

 

また、動画冒頭の3Dアニメ風のReliveでは、「*.gpx」ファイルをテキストエディター(私のiMacでは「テキストエディット」)で編集・連結し、新たに作成した「*.gpx」ファイルを読み込ませています。

 

同じことで困った経験のある方が、ネットに、自分が行った解決方法をアップしてくれています。

素晴らしいです。

 

私も、GoProで撮影した動画にガーミンのログを重ねて表示させるためのアプリ「VIRB Edit」の使い方/工夫が分からず、ずいぶん試行錯誤を繰り返しました。

 

GoProの録画データは、一定のファイルサイズで細切れになります。

まずそれを一つの動画データにまとめる必要があります。

しかし、ロングライド等で途中で休憩を挟む場合は、動画もガーミンも休憩時には停止させることが多いと思います。

このような「途中にガーミンとGoProを止める」ケースで、うまく動画とデータの時系列/タイミングを合わせる方法・工夫が分からず、それを見つけるまでは本当に苦労しました。

 

いずれ、私が行っている方法/工夫についても、みなさんの参考になるようにまとめて公開したいと思います。

クローンの攻撃…

今日 10月4日(月)は、まん延防止が明けいしかわ総合スポーツセンターが再開されたことで、久々になべちゃんとスイミングに行く予定を立てていました。

しかし、妻の具合がまだスッキリしないため、「家を空けるのは、まだ止めておこう」と考え、今日もトレーニング/スイミングはお休みです。

 

妻は仕事を休み、午前中にかかりつけの内科医で診察をしてもらいました。

その結果は「ただの風邪」。

しかし、体温が平熱よりも微妙に高く、日中は体がダルい様子でした。

夕方になりずいぶん楽になったとのこと。

明日からは、通常の生活に戻れそうです。

 

季節の変わり目。

新型コロナも心配ですが、いつもの風邪/インフルエンザにも気をつけないといけませんね。

 

 

さて、私は昨年末に、ピナレロ DOGMA F12 2020-TEAM INEOS を購入しました。

DOGMA F12 2020-TEAM INEOS

 

しかしその頃の私は、スペシャライズド TARMAC S-WORKS SL7にも興味津々で、暇さえあれば、ネットで「DOGMA F12 vs TARMAC S-WORKS SL7」と題した比較レポートを見つけては、それを読み漁っていました。

 

私が見つけた比較レポートは、

「SL7はVENGEよりも疲れずにしかも速い。それに比べるとDOGMA F12は硬すぎて疲れがきてしまう」

という内容が大半で、SL7推し(DOGMA F12をディスる?…)が多かった気がします。

 

SL7に後ろ髪がひかれていましたが、結局私は、スポーツサイクル・イシノさんの「2020モデル リムブレーキ 大幅ディスカウントセール」に心を動かされて、DOGMA F12を選びました。

 

DOGMA F12の印象ですが、私が実際に乗ってみた感覚としては、(以前にも報告しましたが)フラット/ヒルクライム/ダウンヒル等のコースを選ばず、これまで乗ったどのロードバイクよりも「楽で速い」と感じています。

この点、ネットのレポートとはまったく異なる印象です。

「やっぱりDOGMA F12を選んで間違いはなかった」というのが、私の正直な思いです。

 

しかし、DOGMA F12を手にしても、やっぱりSL7は気になります。

春になってツーリングにも頻繁に出かけるようになったころに読んだレポートでは、「SL7は下りが圧倒的に速い。ペダリングしていなくてもどんどん進む」…という、エアロ効果、あるいはROVALのホイール性能に関する内容が多くなっていたように思います。

 

「いやー、DOGMA F12もエアロ効果は追求しているはず。それに、私が履いているホイール BORA WTO 45 だって、性能は勝るとも劣らないと思うんだけど」

 

そう思って、スペックをよくよく確認してみると…

「TARMAC S-WORKS SL7のホイールは、前後ホイールともROVALの設定だけど、前後のハイトは異なっている」

ことが分かりました。

公式サイトで確認すると、TARMAC S-WORKS SL7の完成車では、ROVALのフロントホイールのハイトが51mmなのに対しリアは60mmと、リアホイールはよりディープなホイールとなっています。

 

「そうか、フロントホイールは、風による外乱/ハンドリングへの影響を考慮してハイトを控え目にしているけど、リアホイールはエアロ効果を最大限に得る目的で、よりディープなハイトにしている。それが高評価を得ている秘密なのか!?」

 

なるほど。

その考え方をDOGMA F12にも「コピー/クローン」してみたい!

ただしカンパニョーロのホイールはセット売りオンリーで、前後ホイールのバラ売りはしていません。

うー、残念。

 

それをイシノさんに話してみると、

「手持ちの45mmのリアホイールをバラし、ハイト60mm用の”リムとスポーク”を取り寄せ、それらを使って組み直せば可能です。それなら価格も、前後セットの半分強ほどで済みますね」…

えー、グラっと来る!

 

でもそれだと、もし60mmが気に入らなかったとき、または敢えて45mmを履きたいときがあっても、簡単には45mmには戻せなくなるんですよね…

 

SL7の考え方の「コピー/クローン」の攻撃。

私のDOGMAへ導入する決断は、なかなか難しいです。